漫画家・吾妻ひでおがアル中で入院してた頃の闘病記、というより
病院体験エッセイ漫画。
おぎやはぎがラジオでこんなこと言ってた
「別に俺達は必ずしも性格がいい人を好きっていうわけじゃない」
「仲良くなる人っていうのは、どこか強烈に好きっていうところがあるから、
性格が良すぎて友達になれない、っていうこともある」
この本に出てくるのはアル中で入院している患者たち。
たかり屋で詐欺師の浅野さん
夜の女王、御木本さん
人生捨ててる篠田さん
それぞれクセの塊、人生踏み外した人達ばかり。
そんな人々を見つめる吾妻ひでおの「オレも同類なのか・・・」
という諦め8割、親しみ1割、興味1割くらいのまなざしが好きです。
見てる分には面白い。
でも
実際付き合ったら好きになれそうもない。
そんな人達の観察記です。
お題『秋の夜長は読書とブログ』