男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

10月4日 「VTJ 6th」行ってきた。格闘技興行の現状についての感想。

行ってきましたFight Fes。とか言いつつ案の定寝坊しましてVTJ 6thの途中からしか見れませんでしたが簡単にレポートおば。大田区体育館はこんな感じになってました。

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まあそこそこの入りというか、正直意外に入ってたというか。大会後半には六割くらいの入りにはなっていたので大健闘ではないでしょうか。正直宣伝も大規模ではなく、大田区体育館という場所もなかなかのハードルなので、これはまだ日本に総合の灯は灯っている、と前向きにとらえたいところ。ただ、やはり選手の関係者、ジム生が多いので、お目当ての試合が終わったらあっさり帰ってしまう人が多かったのが残念。貧乏性の自分には真似できないアレです、はい。

 

なんだかんだで4:00くらいから入場。フェスを名乗るだけあって、結構売店は充実してました。まあ、試合見ないけど売店目当てに大田区体育館に来るか,と言ったら微妙ですが。他の大会もこれくらい充実してくれてたら有難い。自分は山本KIDカレーと七面鳥の足をつまみにハイボール、テキーラをぐびぐびやっておりました。佐藤ルミナもおすすめKIDカレー。リンク先イイ写真!旨い、辛い、酒がすすむ!

試合結果はこちらとか参照に。試合はおおむね面白かったです。宇野も立ち技では苦戦したけどしっかり決めてくれたし、高谷のラッシュも見れたし楽しめました。メインの扇久保選手も良かった。


バウトレビュー - REPORTS [VTJ] 扇久保、フライ級トーナメント優勝。ISAO、高谷、宇野が白星:10.4 大田

私が見てて気になったところをざっくりと。

・最後のほうの試合はそうでもないですが、前半戦の選手のテーマ曲、日本語ラップ率がハンパないです。確かに格闘技と親和性高いとは思いますがさすがに多い。outsider効果なのか・・・。あとメインで勝った扇久保選手のテーマが天城越え(しかもサビだけ歌詞入り)のやつだった。悪いけどダサかった。

・結構選手が自分のジム生とかに席を固めて売ってるらしく、選手が勝った時にテンションの高い集団が分かるのが面白かった。特に弘中選手応援団が結構多く(少なくとも50人くらいはいたと思われ)勝った後の歓声がひときわ大きかったです。

・後半の試合の勝者には必ずマイクが渡されてましたが、正直喋ることのなさそうな選手も何人かいたんである程度絞ったほうがよいと思いました。ちょっとテンポを損ねていたような。

・メインの試合、パンフには5分3ラウンドと表記してましたが、実際は5分5ラウンドでした。4ラウンド突入したあと「へ?」と間抜けに声を出してしまった。

 

とこんなとこでした。試合のレベルも高く、基本的には楽しめました。ただ、やはり選手の身内が多い客席だったので、観客が一体となって盛り上がる空気が薄かったのが残念。やはりライト層である程度埋めないとUFCで見たような空気は出来ないんだな、と思いました。しかし興行はやっていかないといけない。これからどれだけ固定客をキープしつつ、ライト層を取り込めるかが勝負かと。修斗にはこの大会、地道に続けていって欲しいものです。出来るだけ行きますよ!

そして、見る側の総合格闘技の入り口としてもいい大会だと思います。いろんな団体の選手が見れるし、選手のレベル、試合のレベルも高い。UFCは年一回日本に来るくらいなので、格闘技を生で見たければVTJは丁度いいのではないでしょうか。

   

UFCも凄いですが、やはりアメリカのものなので日本人枠はある程度限られてくる、そんな中国内で定期的に自前の興行を打てる団体は今修斗、パンクラス、DEEPくらい。すぐにPRIDE的なスケールになるのは難しいですが、一つ一つ積み重ねて大きくなって欲しい。それが日本の格闘技界繁栄につながるんじゃないでしょうか。頑張れVTJ!

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