男マンの日記

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3月20日 今田耕司、瀧本美織司会「アナザースカイ」に武藤敬司が出演。ドリー・ファンク・Jrを久々に見た!

武藤敬司が日本テレビ「アナザースカイ」に出演していました。

プロレスラー武藤敬司が米フロリダ・タンパへ。全米で人気を博したグレート・ムタ誕生秘話が明らかに。

30年前にプロレス修行で滞在していた当時の部屋は まだ残っているのか?よく通ったレストランやトレーニングジムは!?時間を超えた街歩き。レスラーはリングで人生を語る…。50歳を超え今なお毎日のト レーニングを欠かさない武藤が、現地の試合に緊急参戦!膝のケガをテーピングで固め、どんな試合を見せてくれるのか?

 ゲストがそれぞれの思い出の地を巡って歴史を振り返っていく、というこの番組。武藤は海外遠征に行ったアメリカ、フロリダ州のタンパに行っていました。

 

 

前半は思い出をめぐる旅。海外遠征時住んでいた家、使用していたジムをめぐり、そしてなんとあのドリー・ファンク・Jrを尋ねていました。

全日来日時からおじいちゃん感が醸し出ていたドリーでしたが、完全におじいちゃんになっていました、タキシードでキメたドリーのかっこよさ!「何故タンパに住んでるの?」と武藤に聞かれると「かわいい女の子が住んでいるからさ!」と切り返し、武藤のムーンサルトプレスを絶賛、終始ゴキゲンなドリーを見れて良かった。引退したレスラーが幸せそうに暮らしているのを見るとやはりほっこりします。

そして当時試合していたスティーブ・カーン、ブライアン・ブレアーを訪ね談笑。アメリカでの顔の広さ、「ムタ」の名前の大きさも伺えるエピソードを話していました。ただ、バッドニュース・アレンらの死に触れてしみじみとする場面もあり、キャリアの長さゆえの哀しみも滲み出ていました。

 

そして後半は「今」の武藤を追っていきます。アメリカでも中之上を連れてジムに通う武藤。番組上では中之上より重いウエイトを上げる武藤の凄さをクローズアップしていましたが、見ていて気になったのは下半身の細さ。ヒザの状態の悪さから下半身トレーニングが出来ないんだとは思いますが、中之上の肉体と比べると余計にそのアンバランスさが際立ちます。

そもそも番組前半からひょこひょこと足を引きずって歩いていた武藤。これが日常だとしても、そこにはやはり痛々しさがつきまといます。

そして「ヒザに負担をかけないため」車椅子で移動する武藤。これは結構ショッキングというか、インパクトのある映像でした。「肢体不自由(下肢)7級」と診断され、障害者手帳交付寸前の状態にある武藤。飛び続けたムーンサルト・プレスの後遺症を映像で残酷に映し出されるとただぼんやり見ていた視聴者としては結構くるものがあります。レスラー魂、と呑気に言い切るにはかなりシビアな現実がそこにはありました。

そしてTNAでの試合シーン。PPVのTVマッチで相手は元Mr・ケネディことMr・アンダーソン。毒霧を吐き、フラッシュリングエルボー、シャイニングウィザードからフォールを奪っていました。やはり動きの重さは隠しきれませんが、それでもムタとしてのファイトを貫いた姿。さきほどの車椅子姿を見てからだと余計にぐっとくるものがあります。

   

 

番組の最後のコメントもよかった。

今田「武藤さんにとってタンパとは?」

武藤「プロレスを教えてくれた所っすね。

武藤「新日本プロレスではリング上での事、極めたり技だったりとかを教わったけど、アメリカに行って初めてプロレス全体、プロレスとはなんぞや、というくくりで教えてくれた気がしますね」

 

タンパ映像の他にもドームの高田戦、太陽ケアと組んだ三沢、小川戦、WCWでの金網戦 テリー、ムタ組VSスティング、フレアー組の試合映像なども流され、今田のプロレス知識も深いことからプロレスラー武藤敬司の過去、現在をしっかりと映し出したいい番組になっていました。

闘魂三銃士30年―今だから明かす武藤敬司、蝶野正洋、橋本真也、それぞれの生きざま

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 Wrestle-1ではチャンピオンをKAIに奪われ、結果一歩引いたところにいる武藤ですが、これからはもう自分の納得いく時点まで闘ってくれればいい、そういう事を考えさせられました。プロレスLOVE!

 

そして瀧本美織の出てた意味は・・・。まあそういう日もあるさ、と言ってあげたい感じでした。

 

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