見切り品の缶詰買って食べたら身体の上から下から大洪水、これなーんだ?
「食あたり~」
というわけでしばらく体調崩して臥せってましたがようやく復活したので、早速「プロレスキャノンボール2014」の感想を描きたいと思います。
「プロレスキャノンボール2014」とは、「テレクラキャノンボール」をモチーフとしたプロレス映画です。DDTプロレスリングが制作し、監督はDDTプロレスリングのマッスル坂井。プロレス団体が制作したプロレス映画ということで一部注目の作品です。
劇場版プロレスキャノンボール2014 予告編第1弾 - YouTube
話は色々聞いてた「プロレスキャノンボール2014」、いつか見ないとと思いつつ不規則な上映期間、少ない上映回数などもありなかなか見れませんでしたが、先日ようやく見れそうなところを見つけたので
シネ・リーブル池袋の上映スケジュールを見ていたら、来週からプロレスキャノンボールの上映が1日2回ずつになってましたよ!小ヒット上映中!
http://t.co/HVfp51ZPGo #pwcb2014 #ddtpro
— プロレスキャノンボール2014 (@pwcb2014) March 26, 2015
そして急遽池袋に向かい
見ました!
ちなみに煽り文句はこんな感じ。
プロレスラーは強くて、楽しくて、ちょっぴりさみしい!!
DDTを中心に集められたプロレスラー13名が、4チームに分かれ、自慢のマイカーでゴール(東北)をめざしながら、RUNステージと WRESTLEステージで得点を競っていく様子を自由に伝えるドキュメンタリー。スマホ片手にSNSを駆使し、プロレスラーのみならず、アイドルや一般人 までをも巻き込みながら、迫ってもこない敵を無理やり引きずり出し、次々と戦いに挑んでいく。
総監督を務めるのは選手としても活躍していたマッスル坂井。かつて、カンパニー松尾監督の作品「劇場版テレクラキャノンボール」に感銘を受け、その オマージュとしてDVD「プロレスキャノンボール2009」を制作している。あれから5年の時を経て、遂に実現することとなった映画製作となる本作品で は、身近なようで身近じゃない「プロレス」を生業とするものたちが、全力で戦い、悩み、そして遊ぶ様子を描き出す。
出場チーム
【世界一性格の悪いクレージー大社長チーム】 高木三四郎、鈴木みのる、葛西純、マッスル坂井、ディレクター:福田亮平
【DDTスペシャルチーム】 HARASHIMA、飯伏幸太、男色ディーノ、中澤マイケル、ディレクター:佐古俊介
【酒呑童子チーム】 KUDO、坂口征夫、マサ高梨、ディレクター:尾崎孔一
【ガンバレ☆プロレスチーム】 大家健、ディレクター兼任:今成夢人
感想としてはやはり面白かったです。普段DDTを見ている自分としては、飯伏の黒い一面やディーノの廻し役としてのふるまい、話の長い鈴木みのる、悪意を振りまくいつものマッスル坂井、酒を呑んで毒を吐くHARASHIMAなど。
各レスラーの意外な一面、予想どうりの一面、お祭り感溢れる道中はまさに「大人の遠足」感もあり、点数争いのゲーム的な一面もありました。
なによりいつでもどこでもリングが無くてもプロレスの試合をしてゴールを目指す彼ら。言い換えると、いつでもどこでもリングに変える事のできる彼らが、プロレスをしながらひたすら旅をする姿を見ると、段々とプロレスと日常の境がおかしくなってくる。
実際、「プロレスはリングでやるもの」と社会は思っていますが、プロレスラーがいざ対峙すれば、こんなにしっかりとプロレス的空間を作り出すことが出来、それは街のケンカとは確実に違う闘いでした。
色んな所に言って、色んな(元)レスラーと戦っているうちに、その彼らとの関係性、それぞれの人生がしっかりと浮かび上がってくる。ああ、これがプロレスなんだなと。
楽しく染みる部分もある、まさに「いいプロレス興業を見た」というような映画でした。
なかなか上映館も少なく、ゲリラ的な上映が続いてますが、少しでもプロレス好きだったり、好きなことがあったりした人は見て欲しい。プロレスの良さが詰まった、楽しい映画でした。
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