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男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

クラウドファンディング目的達成!こうの史代「この世界の片隅に」アニメ化プロジェクトに出資しました。

漫画 映画

2日続けてクラウドファウンディング話になりますが、アニメ監督の片渕須直氏が行っているこうの史代原作漫画「この世界の片隅に」の映画化プロジェクトに投資しました。

■ このクラウドファンディングの主旨
劇場用アニメ映画『この世界の片隅に』の公開実現に向けて応援してくださる「制作支援メンバー」を募集しています。この映画は、準備作業に4年を費やし、シナリオ・絵コンテが完成したところまで辿り着きました。集まった資金は、作品をこの先のステップに進めていくためのスタッフの確保や、パイロットフィルムの制作に使わせてください。片渕須直監督が、こうの史代の愛した主人公すずさんに命を吹き込みます。
すずさんの生きた世界を一緒にスクリーンで体験しましょう。

  原作の舞台は第二次世界大戦中の広島・呉。漁師町から嫁いできた主人公、浦野すずは、戦時中で貧しいとはいえ、たくましく明るい人々に囲まれて楽しい夫婦生活を送っていました。しかし戦火は本格的にすずの周りに迫ってきて・・・。

 

日常生活の細かい描写もあり、戦争中の「普通の生活」を悲劇的に彩ることもせずにしっかりと描いている作品です。もともとはほのぼのとした短編を得意とする作者の持ち味を活かし、大きなストーリーとともに小さいあるある要素やほのぼの要素がアクセントとなっていて、上から教訓めいた主張をすることが無いからこそ、戦争の悲惨さを浮き彫りにする、でも人々は生きていく、というテーマをしっかりと浮かび上がらせています。凄い漫画です。

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)

 
この世界の片隅に 中 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 中 (アクションコミックス)

 
この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

 

 こうの史代は広島県出身の漫画家で、原爆をテーマとした作品としてこの作品の他にも「夕凪の街、桜の国」を残しています。こちらは田中麗奈主演の映画にもなっており、知名度はこちらのほうが上かもしれません。原爆をめぐる3世代にわたる家族のお話。

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

 
夕凪の街 桜の国 [DVD]

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 ただ、個人的にはこうの史代の原爆以外の漫画も好きだし、これらがあったからこそ一連の戦争ものにもつながっていると思います。

こっこさん

こっこさん

 
ぴっぴら帳 : 1 (アクションコミックス)

ぴっぴら帳 : 1 (アクションコミックス)

 

 目標額として設定されていた2000万円を達成はしましたが、クラウドファンディング自体はまだ継続中です。投資額は2000円から100万円まで。期限は6月末に設定されているので、制作支援者HPなども参考にしつつ検討してみるのもいいのではないでしょうか。

片淵監督はアリーテ姫、マイマイ新子と千年の魔法などを手がけたこだわりの監督。今回のクラウドファンディングページを見ていても、詳細な調査を行っているのがわかります。WEBアニメスタイル内の連載「1300日の記録」には、詳細なロケハン、資料集めを行う監督の姿が描かれています。

   

一般的に言う「面白い映画」になるかはわからないところもありますが、これだけの思い入れを見せられると応援したくなります。映画公開予定は2016年予定、感覚としては寄付に近い気もしますが、この映画の動画が一枚でも多くなるように、公開館数が一館でも多くなるように、少しでも多い金額が集まるように願っています。

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