男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

4月15日TBS「水曜日のダウンタウン」で、松本人志が謎のマスクマンとしてドラゴンゲートに登場!松本マッチョすぎ、そしてCIMAのマイクが上手かった!

4月15日のTBS「水曜日のダウンタウン2時間スペシャル」の中で、松本人志が「エル・チキンライス」に扮してドラゴンゲートの会場に登場、リングにも上がってパフォーマンスを披露していました。

  •  プロレスネタの多い「水曜日のダウンタウン」

毎回芸能人プレゼンターが登場し、様々な「説」を披露するこの番組、今までにも

  • 「一番痛い凶器何だかんだでパイプ椅子説」(プロレスラー100人が選ぶ痛かった凶器ランキングを発表、画鋲、有刺鉄線バット、火炎放射などが登場)
  • 「天龍源一郎以上のハスキーいない説」(天龍源一郎、本間朋晃が登場)
  • 「出産の痛み、未だに芯食った例え出てない説」(最後に北斗晶が「人生の中で一番痛かった瞬間ベスト10」を披露。あの首を骨折した雪崩式パイルドライバーが一位でした。ちなみに出産が二位)

など、プロレス絡みの説を次々と発表してきましたが、今回ついにダウンタウンとプロレスを絡めてきました。ちなみに「痛かった凶器ランキング」はこちらからどうぞ。

otokoman.hatenablog.com

今回のプレゼンターは通常一人のところを何と2人、番組の気合を感じます。

一人目は、大阪の難問クイズ番組「バレベルの塔」で全問正解、「新日本プロレス賢者」の称号を手に入れ、獣神サンダーライガーと福岡で番組を持つほどのプロレス通

博多華丸大吉・博多大吉

そしてもう一人は、ファイティングTVサムライでレギュラー番組を持ち、ミス・モンゴルこと上林愛貴との婚約が発表された

東京03・豊本明長

どちらもプロレス知識の深さには定評のある2人。この2人のプレゼンテーションで提示される説は

  • 「松本人志がメキシコからきた謎のマスクマンとしてプロレス会場に登場してもバレない説」

 そしてこの説を立証するため、プロレス団体ドラゴンゲートの興業にマスクマンとして松本が潜入し、一試合分のセコンド業務をこなしている中で観客に正体がバレるかどうか。バレたら失敗、隠し通せたら成功、というロケが行われていました。

「ディファ有明で格闘技を見る予定だったのにまさか自分がやるハメになるとは・・・」とボヤきながらロケに登場した松本。ちなみにロケが行われたのはおそらくドラゴンゲート3・15川越市えすぽわーる伊佐沼大会。(ちなみに松本が見に行こうとしてたのはおそらく同日のパンクラス・ディファ有明大会でしょう)

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ロケから参加のケンドーコバヤシ(言わずと知れたアメトーーク「越中詩郎芸人」をプレゼンするなど濃い目のプロレスファン)と大吉、豊本が松本に幾つかマスクを提示、ベイダー風マスク(ほぼ顔丸見え)や、ダイナマイト四国のマスク(メキシコ人設定なのに四国)などのボケをはさみつつ結局「エル・チキンライス」というキャラに決定。(これはもちろん、2004年に「浜田雅功と槇原敬之」により歌われた松本人志作詞の「チキンライス」から取ったもの、スペイン語と英語のチャンポンなのはご愛嬌)

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セコンド業務について3人から教わり、セコンドにつくMAD BLANKEYのCIMA、ドン・フジイ、サイバーコングの3人の激励も受けて、準備運動でプッシュアップ・バーを使用した腕立て50回をこなしてからいざ会場入りした松本(めちゃイケで三中さんが受けたみちのくプロレスの入団テスト、松本なら楽勝で受かるんじゃないかと思わせるポテンシャルでした、51歳でこれは凄い)

 

試合開始し、事前に教わったセコンド業務

・選手のケア(水分補給、ガウン、コスチュームの片付け)

・試合を盛り上げる(応援コールの煽り、相手チーム応援への否定リアクション)

・客の安全を確保する(飛び技、乱闘時に客からガード)

 に加えて

・凶器の調達(リング下に置いてある凶器を選手に渡す、使い終わった凶器片付け)

・試合のスムーズな進行(紙テープ片付け、使い終わった凶器の片付け)

 もそつなく行い(受け取った凶器で相手チームを攻撃するというアドリブかましてましたが)このまま何事も無く試合が終わろうとしている中、物足りなくなったケンドー・コバヤシが新たなミッションを松本に伝えます、それは「エプロンに上がってレフェリーにクレームを入れる」というもの。なんだかんだでこれもそつなくこなし、試合は斎藤了がドン・フジイを丸め込んで終了。何事もないままミッション成功で終了かと思われました。

  • 意外な展開を見せる企画

しかしここで松本も聞いてなかった展開に。セコンドについていた他2人の練習生とともにリングに上げられて観客に紹介される、という展開に。CIMAにインタビューされ、それぞれがリングネームを紹介され、得意技を発表する展開に。

一人目が「場外に三回転してのビクトル膝十字固め」と大きくボケ、二人目が「ドロップキック」と逆に普通のことを言う展開からのエル・チキンライスの答えが「ドロップキック」、すかさずCIMAが「被せてきたでオイ、メキシコで被せってなかなかできひんぞ」、「天丼やろこれ」と畳み掛けて観客大爆笑。何か言えと言われ、豊本から教わったスペイン語「カブローン(バカヤロー)」と叫び「声でバレるんじゃないか」とスタジオをハラハラさせます。

続いてはそれぞれ3人がパフォーマンスをする流れに。ルチャの基本的な動きを披露して観客を沸かせる2人に対し、チキンライスはジタバタと動く→頭を抱えるという自虐。ここもCIMAが笑いに変えて紹介は終了。今度こそリングを降り、会場から帰ります。

そしてスタジオに戻り、松本の正体がバレてないか観客へのインタビューを放送。結果はバレていず、第二試合に出ていたパンチ富永の話をする客が何人か。エル・チキンライスは「肉体的にはいちばん出来ていた」、「以前に何か(スポーツを)やっていたに違いない」などレスラーとして好評価を受ける一方、「話にオチがあったほうがよかった」などお笑い的なダメ出しを受ける始末。完全に「レスラー」として認識されていた、という結論でこの説は立証されて終了しました。

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まとめ

そもそもが最近の松本のマッチョ化をイジる、という目的で設定されたこのロケだとは思いますが、結果的にはプロレスの裏側をしっかり描くロケにもなっていたと思います。セコンド業務についての詳細な説明はなかなか専門誌でもされない部分だし、リング下から凶器を取り出す映像がしっかり写っているのは今回がTV初に近いんじゃないでしょうか。(なんかハリセンとかメガホンとかもあって大喜利みたいになってましたが)そしてなんといってもCIMAのマイクの上手さが光りました。プロレス絡みなら30分くらい余裕で回せるんじゃないか、というくらいのトークスキル。ぜひプロレス関係の「説」のプレゼンターとして登場して欲しいもの。それくらいの上手さを発揮してました。

その他にも博多大吉のそつない進行、豊本明長のマニアックなプロレス知識の披露など、プロレス的見どころの多い回でした。またこの説の他にも「大食いボウリング」の劇的な幕切れなど、しばらく休んだためか面白さが爆発していた「水曜日のダウンタウン」、一時期は謝罪続きで「終わるのか?」と思わせましたがこれからも続きそう。プロレス絡みの説にも期待しつつ、これからもチェックしていきます!

 ※9/19追記

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水曜日のダウンタウンがDVD化され、9/16に発売になっていました。

 【収録内容(予定)】
・松本人志、メキシコからきた謎のマスクマンとしてプロレス会場に登場してもバレない“説"
・ビートたけし、本気で弟子を売る気ない“説"
・タレント本出すと危険“説"
・FBI透視捜査官だったら、アメリカ横断ウルトラクイズの○×にダイブするヤツ、
問題が分からなくても泥まみれにならない“説"

めでたくエル・チキンライスの回も入ってるようなのでこれは必見。
興味ある方はぜひ!