男マンの日記

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6・14スターダム後楽園大会で世Ⅳ虎引退とロッシー小川が発表!どうしてこうなった?

一部報道にも出ているように、本日のスターダム新木場1st RING大会終了後に記者会見を開き、世Ⅳ虎が引退することを代表取締役社長、ロッシー小川氏が発表しました。

 正直私のなかでは「どうしてこうなった」という残念な気持ちと、「そりゃそうか」という諦めの気持ちと、「まあ、他団体でやればいいじゃん」という気持ちの3つが同居した気分ですが、とにかく6月14日で本人が挨拶するということなのでそれを待ちましょう。

あくまで現状はロッシー小川が世Ⅳ虎の引退発表をした、というだけなので、当日までに本人からのアクションがあるのか、何かしらの情報が漏れてくるのか、当日のコメントで何かが明かされるのか、まだ予断を許さない部分があります。

  •  世Ⅳ虎、引退の経緯、周囲の問題点について。

そもそも何故こうなったか、ということを振り返ると、これは明らかに今年の2・22後楽園大会で行われたワールド・オブ・スターダム選手権試合、王者・世Ⅳ虎VS挑戦者・安川惡斗の試合がきっかけだと思われます。

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この試合で安川が鼻骨骨折等の負傷を負い、その写真が週刊プロレスの表紙になるなどして話題になり、後の記者会見で世Ⅳ虎の無期限謹慎処分が下されることになります。

 しかし、この試合をしっかりと見れば、明らかに仕掛けているのは安川。世Ⅳ虎も反撃はしたものの途中からプロレスにしようとしていた動きは明らかに見られるので、どちらが悪いとも言い辛い。単純に見たまま判断すれば、試合前のマイク合戦にも対応出来ず、ケンカマッチを仕掛けてプロレスにも応じない。レフェリーストップになってから大声で「プロレスやれ!このクソチャンピオン!」と大声で喚いていた安川にも大きな問題はあると思いますが、あくまで処分を受けたのは世Ⅳ虎のみでした。

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その後も安川は風香に「世Ⅳ虎さんも悪かったけど自分も悪かった」等、自分は被害者というスタンスが透けて見える発言をしていますがそこにはちょっと首を傾げる部分があります。

また、フロントに関しても疑問は拭えません。和田京平が危険だと判断して問いかけてもストップを決断しない。試合前の調印のくだりも結局木村響子が乱闘をしかけて試合を動かしたけどそれまで何も出来ない。これらに関するロッシー小川、風香の責任も重い。そもそもこのマッチメイクで良かったのか、このマッチメイクにするのならもっと繊細なストーリー運びが必要じゃなかったのかという疑問もあります。

このように、一言で世Ⅳ虎が悪いとも言えない。というか、世Ⅳ虎以外の関係者に多大な責任があるんじゃないかと思われるこの件をきっかけに世Ⅳ虎が引退してしまうという残念な結果になりました。

  • 女子プロレス界の逸材、世Ⅳ虎

 現状私が生で見た世Ⅳ虎の試合は愛川ゆず季戦一試合だけですが、プロレスラーとしての技量、キャラクター、表現力、5年後には確実にプロレス界のトップを張れるレスラーです。しかもまだ21歳。本当に惜しい。もちろん本人の人生ですが。

   

とにかくまだわからないことが多いこの引退発表。6・14に何があるのか、それまでに誰が何を言うのか。しっかりと見守りつつ、やっぱり辞めるのやめてDDTとか東京女子とかに行かないかな~とか思いつつ6・14当日を待つことにします。