男マンの日記

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6月11日「アメトーーク!」第四回芸人ドラフト会議。バカリズム・有吉・東野・小杉理想のキャスティングとは?

 6月11日「アメトーーク!」で、第五回芸人ドラフト会議が放送されました。この企画は、プロ野球のドラフト会議よろしく、4人の芸人が自分の理想の番組をつくるべく必要な芸人を順番に挙げていく。重複したらくじ引きで決定、というルールでそれぞれが8人の芸人を決定し、ひな段での位置も含めて決定していくというものです。今回で4回目のこの企画、それぞれの指名をざっと振り返っていきます。

 
  •  バカリズム指名芸人

番組名:「バカリズーーム」

1位 日村 勇紀(バナナマン)
2位 小藪 千豊
3位 山里 亮太(南海キャンディーズ)
4位 いとうせいこう
5位 中川 翔子
6位 飯尾 一樹(ずん)
7位 狩野 英孝
8位 山田 五郎

 バカリズムの番組コンセプトは、「それぞれがしっかりと話すトーク番組」。東野、有吉、小杉よりアメトーーク出演回数が少ないためか、ストレートに自分の志向、キャラクターを反映させた指名になっている印象です。関係性も深く、一時期一緒に住んでいたバナナマン日村を1位に。恩人と語っていたいとうせいこう、LINE友達の中川翔子、事務所の後輩である狩野など。冷静にトークを積み重ねていくという本人のスタイルを反映させているという印象。

横に有吉、東野が居るということで、ドラフト初登場のバカリズム自身はストレートにこのゲームに臨むことで基準となる役割を担っていたように見えました。そこには他出演者との信頼関係もあったのではないかと。

大喜利猿----小林賢太郎×升野英知

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  •  有吉弘行指名芸人

番組名:「有吉のさわやかサンデー」

1位 蛭子 能収
2位 渡部 建(アンジャッシュ)
3位 とにかく明るい安村
4位 ベッキー
5位 オカリナ(おかずクラブ)
6位 レイザーラモンHG(レイザーラモン)
7位 佐々木 希
8位 蛍原 徹(雨上がり決死隊)

 この企画の発案者である有吉は、今の好みと番組構成上の仕掛けが混ざり合った指名に。蛭子能収は以前から共演も多く、高く評価している印象。とにかく明るい安村、オカリナなどはネタ番組の司会で見つけた素材。渡部も信頼関係があり、また佐々木希という仕掛けへの布石、ベッキーはゲスト出演しており、蛍原は以前からのネタ枠。

こうして見ると、明らかに番組を組み立てようとしている指名になっています。1位、4位、7位に大きな驚きを持ってきて、最後は定番で締める。ドラフト会議という企画としてもそうですが、この回のアメトーーク!を回していくという意志を感じます。

現代用語のクソ知識

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  •  東野幸治指名芸人

番組名:「東野幸治の月に向かって吠えろ」

1位 吉田 敬(ブラックマヨネーズ)
2位 博多 大吉(博多華丸・大吉)
3位 鈴木 奈々
4位 小宮 浩信(三四郎)
5位 向 清太郎(天津)
6位 大谷 ノブ彦(ダイノジ)
7位 西山 茉希
8位 吉 幾三

 東野の指名テーマは「負のオーラ」ブラマヨ吉田、博多大吉と毒舌芸人を並べ、鈴木奈々をはさんで三四郎小宮、天津向、ダイノジ大谷とボンクラを並べ、ラストは吉幾三。はからずも東野自身の闇の深さを表に出した指名となっています。

東野の志向はかなりブラックな部分を含んでいるため、番組冒頭で「今の仕事内容はほぼフリーアナウンサー」と自虐的に話したところからのギャップを感じさせる並びに。そしてそこをいちいち有吉にいじられてキレ、小杉に止められるという流れを繰り返していました。ツッコミ所を指名でつくり、それを番組のやりとりに反映させていく、という流れ。

泥の家族 (幻冬舎よしもと文庫)

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  • 小杉竜一(ブラックマヨネーズ)指名芸人

番組名:「コスちゃんのドンとやってみよう!」

1位 有吉弘行
2位 ケンドーコバヤシ
3位 伊集院 光
4位 ベッキー(有吉と重複)⇒ 関根 麻里
5位 梅沢 富美男
6位 おたけ(ジャングルポケット)
7位 太田(ジャングルポケット)
8位 DAIGO

そしてブラックマヨネーズ小杉はいわゆる「かきまわし枠」1位に参加している有吉を指名し、2位ケンコバの次は伊集院。関根麻里⇒梅沢富美男ときてまさかのジャングルポケット2人指名。ラストはDAIGOとかなりバラバラ感のある人選。

番組名からしても、比較的当座の受けを意識した指名になっている印象です。真面目なバカリズム、悪意あるやりとりをするであろう有吉、東野がいる中、大喜利的に面白い人選を意識したということかと思います。

人生は、パチンコで教わった。

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  •  はたして第五回はあるのか?そのための課題

第四回を迎えたこの企画、面白い部分もありましたが、肩すかしな部分もありました。それは、互いの指名があまり重複しなかったこと。それぞれの番組コンセプトがはっきりした上でバラバラだったので、必然的に欲しい人材もかぶらないことになっていくということなのでしょう。

また、見ている側にあまり意外性がなかったということ。これは、第一回の企画時から時間が立っていて、ある程度見る側にもタレントの特性が伝わっているのと、裏方から見るようなTVの見方が浸透しているところもあるかと思います。

また、特番や2時間番組以外だと、この企画で前提にしているようなバラエティの形が減り、少人数でトークする形のものが増えているということ。ちょっと時代遅れになりつつあるなと感じました。

 

まあ、麒麟川島、博多大吉、バカリズム等、バイプレイヤー的にとらえられていた人が評価され、売れたことでこの企画の役割はある程度終えたところもありますが、次にやるのであれば、例えば番組ジャンルをもう少し縛って最後にプロデューサー、広告代理店が審査する等してゲーム性を高める。指名する芸人の芸歴を縛って若手発掘企画にするなどの工夫が必要かと思います。試みは画期的だったけど時代に追いつかれている感のあるこの企画。また新しい視点を期待してます。

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