男マンの日記

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7・23 新日本プロレス静岡ツインメッセ大会。オカダVSエルガン、中邑VSアンダーソンなど。中邑黒星発進=本命か?

7・23 新日本プロレス静岡ツインメッセ大会を、新日本プロレスワールドで観戦しました。今回はノーTVなのか、固定カメラ&会場音声のみの放送。会社帰りにスマホで見てたんですが普通に見れました。ただ見始めたのがちょうど小島VS石井戦からだったのでG1公式戦しか見てませんが、なんでライトな感想のみで。

 

第5試合 G1クライマックスBブロック公式戦

◯石井 智宏(1勝0敗=2点)
[12分20秒]垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
✕小島 聡(0勝1敗=0点)

 割と普通に石井が勝利。こういう平場(G1ではありますが)の試合で石井が小島に番狂わせ感もなく勝っている現実を見ると、ああ、番付上がったんだなぁ、と思わせられます。最近はNEVER絡みの試合での印象が強かった石井ですが、こういうリーグ戦を見ると少しづつステージを上げていることが分かります。

 

第6試合 G1クライマックスBブロック公式戦

◯後藤 洋央紀(1勝0敗=2点)
[11分48秒]昇天・改→片エビ固め
✕高橋 裕二郎(0勝1敗=0点)

 ずっと裕二郎がペースを握り、後藤がひたすら攻めこまれたまま後藤が勝ったという不思議な感じの試合でした。後藤が悠然と受け、強さを示した、というわけでもない。ちょっと不甲斐なさを感じてしまいました。

実際受けて受けて逆転、得意技で勝利!という展開ではあるんですが、その逆転のくだりでの説得力と試合リズムの転換が上手くいかなかったのではないか。後藤が後手にまわってから攻めに転じるところでの説得力のもたせ方が足りなかったように思います。

実際裕二郎は悠々とふてぶてしく試合してたんで、何かのきっかけで上に行く可能性はあるんじゃないかと思います。負けたけど良かった。

 

第7試合 G1クライマックスBブロック公式戦

 ◯永田 裕志(1勝0敗=2点)
[12分49秒]バックドロップホールド
 ✕本間 朋晃(0勝1敗=0点)

結構盛り上がったいい試合でした。本間はもう永田に勝っていい位のところにいることを示しましたが最後はバックドロップホールドで敗北。惜しい試合と言っていいのではないかと。

それにしても「こけし」への観客のリアクションが大きい。「本間~、こけしいけー!」「本間~、早く早く!」みたいな。「志村~うしろ」的なワードになっている。ここでは完全に永田の白目を本間のこけしが越えたといっていいでしょう。完全に売れかけてる状態!

   

 第8試合 G1クライマックスBブロック公式戦

◯オカダ・カズチカ(1勝0敗=2点)
[11分48秒]レインメーカー→片エビ固め
✕マイケル・エルガン(0勝1敗=0点)

マイケル・エルガンはROH所属のレスラー。多分初来日のはず。タイプとしてはマサ斉藤っぽいというか、背はそれほど高くはないけどマッチョで固太りタイプ。日本マットで手探りっぽい部分も多かったですが、色んな技を持っているのと、ロープ際のオカダをコーナーに登った状態からブレーンバスターで持ち上げて雪崩式で叩きつけたシーンがあったようにパワーもあるファイターです。

最後はレインメーカーに沈みましたが慣れて来れば色々見せてくれそうな選手ではあります。ただ圧倒的な圧力みたいなものに欠けている印象があるので、大きいインパクトを残すのは難しいかも。

オカダは無難に勝利。こういう相手に門番的な役割をしっかりこなすあたり、安定感が出てきたという感じです。

 

第9試合 G1クライマックスBブロック公式戦

◯“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン(1勝0敗=2点)
[17分41秒]ガンスタン→片エビ固め
✕中邑 真輔(0勝1敗=0点)

 17分の熱戦の末、アンダーソンが勝利。雪崩式含め、ガンスタンを3度炸裂させた粘りが勝ちを産みました。外人選手のトップがAJとして揺るぎない雰囲気がある中で存在感を示したと言っていいのではないでしょうか。中邑もしっかりと受け、メインにふさわしい熱戦を展開していました。さすがに棚橋VS飯伏ほどの爆発には至らなかったにせよ、アンダーソンの魅力を引き出した中邑。さすがのメインイベンターっぷりを発揮していました。

そして黒星発進の中邑。このブロックはオカダ、後藤、アンダーソン、中邑のマッチレースになると思いますが、その中で唯一黒星発進の中邑。ただG1は前半不調なレスラーが後半まくっていくことも多いので、今後に期待したいところ。

別冊カドカワ 総力特集 新日本プロレス (カドカワムック 597)

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 今年のG1はブロック別日替わりで公式戦があることもあり、メインが結構珍しい組み合わせになっています。24日は棚橋VS天山、25日はオカダVS本間、8月5日は飯伏VS内藤など。新日としては人員が飽和する中、2リーグ制も視野に入れつつメインを努められる組み合わせ、レスラーを査定しているという面もあるのではないか。であれば、ここで結果(勝敗のみならず)を残したレスラーが今後大きくステップアップする可能性があるのではないかと思います。

個人的には高橋裕二郎、そろそろ時期が来ているんじゃないかと感じますが、近いうちのブレイクはあるのか。今後に期待しています。

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