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中邑真輔壮行試合!1・30新日本プロレス後楽園大会観戦記(セミまで)。穴を埋めるのは誰?

 いよいよ来ました中邑新日本プロレスラストマッチ。朝から当日券を求める長蛇の列ができていたとか。結構寒かったし雨模様だったのに大変だ・・・と思いながら新日本プロレスワールドで観戦しました。

個人的興味があったのは中邑の空いた席に誰が座るのか。今一番近いのは内藤、その次柴田あたりかと思ってたんですが、これを機に誰かがジャンプアップしてくるのかどうか。そこに思いを馳せつつ全試合感想を書きました。

 

第一試合

◯デビッド・フィンレー
 [04分38秒]  逆エビ固め
✕川人 拓来

 さて今年の1月3日デビュー川人。もちろん初見ですが後楽園でフィンレーと対戦。正直フィンレーをヤングライオン扱いはちょっと反則じゃないかと思うんですが、案の定フィンレーが川人を手玉に取って最後は逆エビでフィニッシュ。元気ではありましたがまだ色がつくのは先かという感じ。フィンレーはこの位置で新日にいるより他にやることがあるんじゃないかという気がしますが、まあ本人がいいならいいかと。

第二試合

◯YOSHI-HASHI
 [06分20秒] パワーボム→ジャックナイフ式エビ固め
✕ジェイ・ホワイト

 そして第二試合はケイオスVSヤングライオンの試合。しかしジェイ・ホワイトが良かった。YOSHI-HASHIに向かって勢い良く攻め込み、回転エビ固めからのボストンクラブ、キャトル・ミューティレーションからのクリップラー・フェースロックを回転しての羽根折り固めと流れるような技のつなぎが素晴らしかった。

ほんとにフィニッシュ前のラリアット、フィニッシュのパワーボムからのジャックナイフ以外はジェイ・ホワイトの試合。YOSHI-HASHIはもっと頑張ってください。下から突き上げられてる場合じゃなかろうに。後楽園で新人相手の第二試合。その現実を噛みしめて欲しいところです。

第三試合

◯小島 聡&天山 広吉&獣神サンダー・ライガー
[10分34秒] ラリアット→体固め
✕中西 学&永田 裕志&タイガーマスク

 小島組が総出で中西を怒らせて中西が爆発とか、ライガーとタイガーのマッチアップとかまあいろいろやってましたが最後は小島がラリアットで勝利。まあまああんまり興味をそそられない試合でした。この世代同士で闘ってる場合でもないと思うんですが・・・。

 第四試合

◯バッドラック・ファレ&高橋 裕二郎
[06分55秒] グラネード→片エビ固め
✕矢野 通&桜庭 和志

一方こちらはNEVER6人タッグ前哨戦。矢野がわちゃわちゃやったあとに最後はファレがあっさり勝利。以上!桜庭がプロレスの打撃をマスターしたらもっといけるのになー。 ゴリゴリと自分の世界を押し出してもいい頃だと思います。もっと自分勝手に!もっと主張を!プロレスラー桜庭を表現してください! 

ゴング(10) (タウンムック)

ゴング(10) (タウンムック)

 

 第五試合

◯EVIL&BUSHI&内藤 哲也
[08分57秒] EVIL→体固め
✕キャプテン・ニュージャパン&田口 隆祐&KUSHIDA

今ノリに乗ってるロスインゴ・ハポン。こうなってくるとあのゆっくりとした入場を待望するようになってるから不思議です。試合自体もコンビネーションがかなりこなれてきて、放送席を煽ったりと余裕の構え。IWGPジュニアの前哨戦も含んだ試合でしたが、BUSHIがイキイキと持ち味を発揮していた印象。

フィニッシュを獲ったのはEVILでしたが、正直フィニッシュ以外あんまり存在感無かった気がします。意外とタンパクな印象。内藤、BUSHIはイキイキとしているので、EVILも何かしら突出していかないとキャプテンみたいなことに・・・。内藤はシングルでは結構負けている印象がありますが、にもかかわらず番付はあまり下がらない。しっかりと存在感を持っていると思います。 あとはいつIWGPに挑戦するのか。いつ挑戦してもおかしくない位置にいるんじゃないかと。いい位置をキープし続けている内藤。今後に注目です。

   

第六試合

◯ケニー・オメガ&コーディ・ホール&ドク・ギャローズ&カール・アンダーソン
[11分43秒]ランニングニー→片エビ固め
✕ジュース・ロビンソン&マイケル・エルガン&本間 朋晃&真壁 刀義

 AJが抜け、ケニー・オメガがリーダーとなったバレットクラブ。アンダーソン、ギャローズもWWEに行くという話があるので、構成員としてはコーディー・ホール、バッドラック・ファレ、タマ・トンガ、高橋裕二郎、そしてヤングバックスという組み合わせになっていくんじゃないかと。バランスとしては丁度いい気がします。ただヤングバックスは常に来るわけではないのでそうなるとちょっと物足りなさが出てきそう。ただこの試合を見ている限りコンビネーションも良く、ケニー中心に上手く回っているように見えました。 

新日本プロレスブックス 中邑真輔自伝 KING OF STRONG STYLE 2005-2014

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新日本プロレスブックス 中邑真輔自伝 KING OF STRONG STYLE 1980-2004

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 さてメインは次回に。セミまでの傾向としてはやはり内藤の元気さ、そしてケニー&バレットクラブが目立ちました。しかしYOSHI-HASHIや矢野、桜庭に目立った部分が見られなかったのは残念。ケイオス勢はこの興行で奮起して欲しかった。

メインに出ている「もう出来上がったレスラーたち」よりも、セミ前のレスラーが奮起して中邑の穴を梅にかかるのが新日本プロレスらしさだろうと思うので、これからの活躍を期待してます。地盤沈下を食い止めろ!

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