男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

8・20DDT両国国技館大会観戦記そのいち。DDTエンタメの集大成、高木三四郎VS男色ディーノ!

当日はコミティアに参加していたので、初めから観戦することができず途中から担ってしまいました残念。

 

~スペシャル4WAYタッグマッチ~ノータッチルール~

 鈴木鼓太郎&◯高尾蒼馬
(10分30秒 公認エンドレスワルツ)
マイク・ベイリー&✕MAO
※残りの二組はカズ・ハヤシ&石井慧介、木高イサミ&宮本裕向

入場したら始まってたこの試合。結局最後のエンドレスワルツ二連発からのフォールまでしか見れませんでしたが、高尾が勝ってテーマ曲が流れたんで満足満足。あの曲好きなんです。しかし鼓太郎とのタッグ、ふたりともイメージカラー赤だし、両方共全日本の世界Jr元チャンピオンだし、これからタッグ継続もアリじゃないでしょうか。正直高尾のスマスカってあまりピンと来てないので、クールっぽいタイプの鼓太郎と組むのが合ってるんじゃないかと思います。

そもそも大舞台で丸藤にタッグパートナーの座を奪われてるわけで、高尾は高尾なりの行動を起こしたら面白いな、と。まあ、あまりそういうタイプっぽくないですが。世界Jr陥落してからあんまりインパクト残せてないので、そろそろ一発カマして欲しい。

 

 KO-D6人タッグ選手権試合

【王者】◯KUDO&坂口征夫&高梨将弘
(13分52秒 ダイビング・ダブルニードロップ→片エビ固め)
【挑戦者】ディック東郷&ヤス・ウラノ&✕アントーニオ本多
※第30代王者組が初防衛に成功

酒呑童子の6人タッグ王者はいかにも収まるべき所に収まっている、という印象で、この他に6人タッグ王者として相応しかったのはチームドリフくらいだったと思ってます(ダムネーションはちょっと6人タッグとは違う気がするんです)

でも今回の挑戦者東郷、ウラノ、アントン組はかなり「しっくりくる」師弟タッグ。東郷のプロレス教室「スーパークルー」のコーチをしつつ東郷からプロレスを学んだウラノ、イタリアン・フォー・ホースメンなどで東郷の部下として動き、プロレスを学んだアントン。そして復帰して身体の厚みがましたように思える東郷。

試合でも、アントンが「ごんぎつね」で撹乱し、東郷が坂口とバチバチやりあい、ウラノが二人をサポートするという見事なチームワークを発揮。二人のサポートを受けたアントンがKUDOにダイビング・フィストドロップを決め、バイオニック・エルボー、そして驚きの!ドラゴン・スープレックスを決めた時は「あわや!」と思ったんですがそれを返されて坂口のヒザ、高梨のタカタニック、KUDOのダブルニーと畳み込まれて3カウント。酒呑童子が防衛を果たしました。

しかし、東郷組もチーム感あって機能していたので、まだどこかで組んで欲しいところ。K-DOJO行って凶月とやるとか、大日本の横浜ショッピングストリート6人タッグベルトに挑戦するとかして頂きたい。面白かったです。 

週刊プロレス 2017年 9/6 号 [雑誌]

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~DDT20周年記念ウェポンランブル~全権・コントラ・結婚~

◯男色ディーノ
(17分16秒 ゴッチ式男色ドライバー→漢固め)
✕高木三四郎
※ディーノがDDTのリング上の全権を獲得

この日の心のメイン。高木、ディーノふたりとも入場がかっこいい。特にディーノはあれだけやるだけやってるくせにコーナーに登って腕を上げるところがズルいくらい絵になるんですよね。

試合はウエポンランブルということでそこにかこつけたネタ満載の試合。高木が有刺鉄線バットを出せばディーノが有刺鉄線電マを投入。高木が婚姻届ボードを投入してディーノに名前を書かせれば、ディーノは(高木の)高級時計を持ってきて(持ってきたのはササダンゴ)有刺鉄線バットで破壊。

そしてここで唐突に、というかツイッターでさんざん引っ張ってきたカシンVS百田光雄(with力withお母さん)が開始。やるだけやったカシンですが結局カシンVS百田は無効試合、カシンがマイクで「27日、全日本の両国で決着だ!」と前代未聞の団体の枠を越えた続編を予告して帰っていきました。さすが。

そしてディーノが投入したオカマ軍団は三四郎が投入したマッチョ軍団に食いついてともにリングを去り、ついに三四郎はディーノ母、八重子を投入。両国いっぱいの八重子コールの中、ディーノにキス!会場爆発!しかし負けじとディーノが三四郎の妻、加代子を投入。披露宴でも見せた加代子のムーンサルトプレスからディーノがゴッチ式男色ドライバーで三四郎に勝利。ディーノがDDTの全権を持つプロデューサーに就任しました。

 

しかしさすがのこの二人の試合、テンポよくアイテムが登場し、それをフル活用する攻撃で盛り上がって八重子、加代子でドカン!これがDDTのエンタメだ!という象徴のような試合でした。正直セミ、下手したらメインでやっても納得の内容でした。素晴らしかった。このネタの嵐のなかでも三四郎のシットダウンひまわりボムをディーノが返したり、ディーノがレインメーカー式リップロックを出すなどの攻防もあり、見所の詰まった試合でした。

そして母が見ている前でいつものゲイ殺法を繰り出すディーノにぐっと来たり、三四郎も妻の前でケツを出して試合する。本当にDDT的な「痛み」を感じさせる試合でした。

 

そしてプロデューサー就任のディーノ、社長の三四朗二人してGMの鶴見亜門を「ファイヤー」してめでたしめでたし。最後にはディーノが「今のDDTに足りないのは攻めの姿勢。私は攻める、多分面白くなるから、面白いと思ったらまた来なさい」とディーノらしい言い回しの就任挨拶。これは期待。多分今までもある程度プロデューサーに近いところにいたとは思いますが、正式に覚悟を持って仕切ることを決めたディーノ。とりあえず私はついていきます!

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