男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

10・15 RIZIN福岡大会と修斗舞浜大会の感想。高田泥酔?

10・15は昼間DDTの大森大会(大森UTAN祭りの無料イベント)を観戦し、帰宅してからGYAO!でRIZINのPPVを購入、Abemaで修斗を放映していたので両方見ました。ツイートしながら見たのでざっくり感想を。

 

前から思ってはいたんですが、今回特に高田のヒドさが際立ってた気がします。ゴキゲンで関係ないことを喋りまくる。高阪を「TK,TK」と呼び、どうでもいいことを質問して困らせる等・・・。なんというか、余計な使命感を帯びずに適度な温度感でいていただけないだろうか、と切に願います。普通にしてればいいから!普通に!

 

KINGレイナは身体も絞れてなかったし、総合初挑戦の相手にバックマウント取られてパンチ食らうという失態。マイクも長かったし(そもそも2週間前にオファーするRIZINも、それをネタにするレイナもどうかと思うが・・・。)

 

そしてここで修斗に。舞浜アンフィシアター大会は地の利の悪さに比べたら客も入っていて盛り上がってました。特に佐藤将光(坂口道場)と石橋佳大(DURO GYM)のバンタム級選手権が凄かった。

1,2Rは佐藤がスタンドで主導権を握るも、3R,石橋のパンチで佐藤がフラついたところを石橋がテイクダウン!しかし佐藤が下からのヒジで石橋の顔面から大流血。なんとか闘う石橋ですが闘志は衰えないものの、コツコツ打撃を当てていった佐藤が判定勝ちするんですが、最後までダレない打撃の応酬が凄かった。

もちろん内容は進化してはいるし、所々いい試合もあったRIZINなんですが、全体的な空気感といかんせんジェロム・レ・バンナや山本実優、山本アーセン、アンディ・サワーらの試合がかなりのオールドスタイルのため、なんというか見ていて急にタイムスリップしたような気分に。もういいかげんケージにしてくれても、とか判定の時ジャッジが点数発表しないとか、今回に関してはRENAの相手が減量失敗していたことをアナウンスしないなど、総合格闘技の大会としてはかなり遅れているとしかいいようがないRIZIN。胸張って「総合格闘技面白いからRIZIN見てよ!」と言えないのが辛い所。

一方の修斗は今回熱戦が多かったし、青木真也の解説によって選手が何をしようとしているか、どっちがどうしたら有利になるかがかなり分かりやすく伝わってきたのでかなり見やすいイベントになっていました。

しかしこの後のこの後の那須川天心VS藤田大和がわりと面白かった。二人共スタンドのコンビネーションが凄く、藤田がテイクダウンを奪って上になる場面なども見せたので(その後膠着してしまっていたので、グラウンドレベルがあまり高くなかったのが残念ですが)なにしろスタンドが凄いので面白く見れました。天心については慎重に対戦相手が選ばれているので正直RIZINではどう見ていいかわからないところもありますが、この日一番盛り上がった試合でした。

メインのRENAも一本勝ちし、正直この二人に救われたRIZIN。結局本職が総合ではない二人が全てを持っていってしまったわけで、まあそれはいいとしてもRIZINというイベントに漂う格闘技への不誠実さ、イベントありきの運営がわりとあからさまになってしまった今回の福岡大会でした。この「愛せない感じ」がなかなかキツい。

   

一方、修斗の舞浜大会、今回のAbema中継はかなり面白く見れました。Abemaの格闘チャンネルはUFC日本大会も中継していたし、ベラトールの放送も再開するし、K-1のビッグイベントも中継。新日本プロレスのG1もずーっと流れてるし、DDTプロレス中継も開始。かなり充実したチャンネルになっているので、格闘技、プロレスファンは要チェックだと思います。

abema.tv

フジテレビとAbemaの、RIZINと修斗の格闘技ソフトとしての闘いだった今回。(私はフジの地上波は見てないですが・・・。)今回私の中では修斗に軍配、真っ当にいいカードを並べ、きっちりと技術解説をする。誠実なつくりの番組でした。RIZINはところどころは華のある番組なんですが、いつまでも寄せ集め感が漂うのと番組として格闘技を伝えていこう、という発想があまり見られないところが辛かった。というかまあ高田がいないだけで大分見やすくなると思うんですけどね・・・。

f:id:otokoman:20171019014726j:plain

ただ、RIZINクラスのイベントが日本にないと修斗、パンクラス、DEEPに出てる選手のモチベーションが大分変わってくると思うので、RIZINには頑張って欲しいんです。ただ今とても応援しづらい感じになっているのが残念。今後もあまり期待はできそうにないのも辛い。Abemaが視聴者数をぐんぐん増やして総合がそこからメジャーになっていくのが格闘技ファンも幸せになれそうですが、どれくらいかかる話なのか・・・。とりあえず今のところAbema寄りですが両方応援してます。格闘技好きだから! 

泣き虫

泣き虫

 

  

GONG(ゴング)格闘技 2017年6月号 [雑誌] ゴング格闘技

GONG(ゴング)格闘技 2017年6月号 [雑誌] ゴング格闘技

 

 関連記事 

otokoman.hatenablog.com

otokoman.hatenablog.com

otokoman.hatenablog.com