男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

3・17 めちゃイケ「奇跡の復活女子プロレス!46歳光浦vsAKB選抜」まさかの光浦靖子大フィーチャー!v

3・17のめちゃイケ「奇跡の復活女子プロレス!46歳光浦VSAKB選抜」見ました。そもそもめちゃ女ファンの私。昔は小池栄子とか安めぐみとかが出てて、岡村が公開セクハラしてたな~、とか色々懐かしい。

今考えたら芸能人に練習させてプロレスするという早すぎた豆腐プロレスというか、頓挫しましたが昔のFMW(ディレクTV時代)やファンタジーファイト時代のW-1みたいなコンテンツだったんだな~、と。2000~2002年くらいまでは年に2~3回ずつ開催されていたので、たとえば既存のプロレス団体と組んで、ビッグイベントとしてめちゃ女をやる、みたいなことも上手く転がれば可能だったのでは・・・そしたら女子プロレスの歴史も変わっていたのでは・・・とか妄想してしまいます。

 

それだけ面白いコンテンツだっためちゃ女。基本フォーマットとしては一番組内で二試合行います。

一試合目はグラビアアイドルVSお笑い芸人軍団(光浦靖子、森三中など)の試合でレフェリーが岡村隆史。岡村が全日本女子プロレスの悪役レフェリー、阿部四郎モチーフの悪役レフェリーとして、グラビア側のカウントを遅くとる、ボディチェックでセクハラする、しまいにはカウント中に寝るとか、ボケがエスカレートしていって最後はグラビアアイドルにボコボコにされてお笑い芸人軍団が負けるという展開。

そしてニ試合目は極楽とんぼ扮する極楽同盟VSプロレスラーの試合。「男と女のガチンコ」という謳い文句で、豊田&堀田組やZAP-I&ZAP-T、W井上などが対戦相手となり、喘息持ちの加藤がバテ、山本がボコられてこれも負ける、というのが定番でした。

 

そして番組最後に岡村扮するちびタイガーが出現、ひょっこりと出てきてボコられて全裸になってブレイクダンス踊って終わる、みたいなオチが最後についていました。 

そしてそんな思い出に浸りながら今回のめちゃ女復活編を見ました。

基本的に不安だったのが、番組枠が一時間ということ。一時間だと二試合やっていろいろ盛り込むにはちょっと短いかな~、と思ってたら冒頭に光浦靖子が「めちゃイケ最終回なんだったらプロレスやりたい」と発言、 そのためにジムで体を鍛えて練習するドキュメントタッチのVTRが流れます。意外なシリアスタッチ。いや、最近のめちゃイケ見てないんであれですが、こういう感じが普通なのか・・・。

そして、対戦相手になったのがAKB48の横山由依。「前回の出演は納得行かない。今回は決着つける」と意気込みますがスタッフに「でも前回のパートナーは卒業してしまい・・・。」と振られると、「今回は込山榛香と小田えりなを連れていきます」とキッパリ。しかしスタッフはその名を知らず「え?」と聞き、横山が「え?」と聞き返す下りに続いてました。

ちなみに込山榛香は「豆腐プロレス」に「シャーク込山」として参加し、このあいだの愛知大会では松井珠理奈と組んでメインに出場。記者会見で「他団体とも闘う」みたいなことを言ってしまったばかりに東京女子プロレス参戦中の伊藤麻希に噛みつかれる、という貰い事故的なことになってしまったことでお馴染みです。

そして小田えりなは「豆腐プロレス」に「ディーヴァおだえり」として参加。サブミッションを駆使して健闘してました。

二人共(というか三人共)今回は本名で、揃いのコスチュームで「豆腐プロレス」感ゼロで参加。ここらへんちょっとでもこれまでの流れを紹介してくれても良かったのにな~と思うのですが。まあゴチャつくのはわかるんでしょうがないかと。

いよいよカメラはスタジオに。めちゃ女子プロレスのセットに解説席にはやべっちとよゐこの二人。そして佐野アナ。佐野アナか~とおもったら横に志生野さん!以前心臓の病気で倒れた、という話もあったので心配でしたが、元気な姿を見せて頂きなによりです。良かった。さすがにフルで実況はキツい、という判断でしょうが、解説席に座ってるだけでホっとしました。

そしてお笑いタッグvsAKBタッグの試合がはじまります。光浦組はパートナーにおかずクラブゆいP、鈴木奈々の二人。鈴木奈々は以前、テレ朝の企画でアナウンサーの脊山麻理子と一緒にスターダムのリングでプロレスの試合をしてます。なにげに経験者。なので結果的にわりとプロレスに親しみのある6人タッグとなりました。もちろんレフェリーは岡村四郎、リングに上がります。

f:id:otokoman:20180318085610j:plain

f:id:otokoman:20180318085630j:plain

ここできちんと佐野アナが岡村四郎のモチーフは阿部四郎で、去年なくなったという話を挟み込みます。そして志生野さんが亡くなった阿部四郎の写真を取り出し、やべっちに「志生野さん、写真はちょっとやりすぎ・・・。」とたしなめられるという一幕。最後笑いにしてましたが、ちゃんと阿部四郎の説明を入れ、偲んでくれためちゃイケに全女ファンとしては感謝です。

   

そしてちょっとだけしんみりしてからゴング。VTRからのシリアスタッチ初月、AKBチームはミラノコレクションATのコーチを受けているだけあって機敏な動きを見せます。

しかし岡村四郎は例によっての極悪レフェリング。スロ~なカウント、AKBメンバーの身体をジロジロ見る、挙句の果ては試合中にカレーを注文、とやりたい放題。見ながら「いや~これこれ。めちゃ女だよな~」と懐かし面白い感じに。そして関節技欠けられた鈴木奈々が暴れて足が岡村に激突とか、岡村とばっちり系が多かったのも面白かった。セクハラする側がきっちりと制裁されるというところもちゃんとしてました。

真剣なVTRからの岡村レフェリング、という丁寧なフリの利いた展開で会場も爆笑していましたが、実際光浦靖子がプロレスファン、というのは本当のこと。深夜ラジオで女子プロレスについて熱く語っていたくらいです。 

otokoman.hatenablog.com

 試合はなんとアンドレザ・ジャイアントパンダが登場!地上波にハルク豊満がちょっと映るという奇跡が起きたり、狼藉し放題の岡村を全盛期の2倍くらいの体重になった伊藤薫がブレーンバスター食らわせたりといろいろあって岡村退場。

f:id:otokoman:20180318085143j:plain

その後、光浦がえんえんと横山由依のトラースキックを喰らい続ける展開に。キックボクシング習ってて豆腐プロレスにも出ているだけ合って、トラースキックのフォームもきれいでした。そして食らっても食らっても立ち上がる光浦靖子。その姿は、リングから離れたくないという気持ち、プロレス愛を感じるシーンでした。

そしてJr新大久保(大久保さんのマスク姿)が乱入。そこから極楽とんぼのパロディをオアシズが行って段々と今までのめちゃイケ的な展開に。コンビ愛について語り、大団円っぽい雰囲気になってから清水ミチコ、光浦の母が登場して最後は大団円で終わりました。

いや~、良かったね~、と思ってふと気付いたらなんと!極楽同盟が無い!ショック!というところに最終回の登場人物が表示されました。 

f:id:otokoman:20180318001844j:plain

 井上京子!紫雷イオ!

 ということは、極楽同盟VS京子&イオ組!これは楽しみ!てっきりSareeeと組むのかと思ってましたが、男相手には厳しいという判断か。極楽同盟の試合も収録はした、という噂なので、最終回五時間スペシャルに放送されることを楽しみにしてます。

そして、地上波で、めちゃイケで光浦靖子のプロレス好きっぷりが放送され、思いっきりプロレス出来たのにはほんとによかったね・・・と思わせてくれました。オアシズのコンビ愛のくだりは「今さらどっちがネタ作るとかきにするんだ~」とか思ってしまったのも確かですが、光浦靖子メインでめちゃ女やってくれためちゃイケには感謝。そして次回は最終回。気合い入れて見ようと思います。五時間・・・。

f:id:otokoman:20180317232031j:plain

追記:2018/3/19

民放TV見逃し配信サイト「TVer」で、めちゃ日本女子プロレスの過去放送分のダイジェストが無料公開されています。無料公開期間は4月8日までなので、今回の放送で興味を持った方、以前見ていた、という方はぜひご覧になるのをオススメします。

tver.jp

総集編では光浦に加え、堀越のり、矢沢心、水野裕子、MEGUMIらの懐かしグラビアアイドル、そしてセコンドについてるキッスの世界などが見れるのが味わい深い。やべっちの股間を手でまさぐる大久保さんをガン見する高橋奈苗などもいい絵。

そして極楽同盟。今やもう見ることの出来ないクラッシュ2000が蘇る。今、全く交流のない二人の関係を思うとなんというか複雑な気分になります。

また、なんといってもレフェリーを務める阿部四郎もしっかりと見れますし、クラッシュとの絡みもたまらない。期間限定配信なので、期間終了までに御覧ください。女子プロレスファン必見!