男マンの日記

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獣神サンダーライガー引退発表。引退前にやってほしいシングルマッチ5選

3・6 新日本プロレス旗揚げ記念日大田区体育館大会が行われ、獣神サンダーライガーはIWGP.Jrヘビー級チャンピオンの石森太二に挑戦して敗れました。そして翌日の一夜明け会見で引退発表。2020年の1・4,1・5東京ドーム大会で引退することを発表しました。

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あくまで陽気に引退発表した獣神サンダーライガー。いつも元気な印象のライガーですが、改めて映像で見ると目尻に刻まれた深い皺などにさすがに年齢を感じます。実年齢はアレですが、山田恵一の年齢は54歳。先日引退した飯塚高史が52歳だったことを考えると、新日本プロレス的には定年というか、そろそろ引退してもおかしくないタイミングだったのは確か。先日タイトル挑戦は行いましたが、最近では解説席での姿、バラエティ出演のほうが目立つ状況になってきていました。 

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特に「正解は一年後」、「オールスター後夜祭」、「水曜日のダウンタウン」などでの罰ゲーム要員として活躍。「相席食堂」に出演した際は、あのロケ職人千鳥にロケの腕前を絶賛されたほど。その喋りのスキルはレスラー離れしたものを持っていました。

一方、新日本プロレスJrの祭典、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアには2018年は不参加。大きな大会でも前半戦出場が多く、一線から退いた状態でした。

 

 個人的な印象としては、ライガーの全盛期は1990年台だったと思います。保永、ペガサス、サムライ、ブラックタイガーらと激闘を展開し、1994年にはスーパーJカップも開催。そしてその後はJrヘビーのトップ&若手の壁として、大谷晋二郎、高岩竜一、ケンドー・カシンらを闘いながら育て上げていったライガーは、あのころの「新日本Jrヘビー」の象徴だったといってもいいでしょう。

しかしそこから2000年台、2010年台も生き抜いてきたライガー。9ヶ月後の引退を今発表した、ということは色々とそれまでにやりたいことがある、ということでもあるかと思います。そこで、個人的にやってほしいことをつらつら書いていこうと思います。

 

   

ライガーにやってほしいシングルマッチ5選

なんだかんだで現役として試合をするのは今年限りなわけですから、ここはいろんな選手と試合して欲しいところ。特に他団体選手からも慕われているライガー。この一年は団体の垣根を飛び越えて色んな試合を実現して欲しいところです。本人も「試合したければどんどん言ってくれ」と言っているわけで。ここでは私が「最後に是非絡んで欲しい」という選手を上げて行こうと思います。ちなみに新日本の選手とは、さじ加減ですが実現可能だと思うので省きます。

・小川良成

いきなりハードル高そうなところを挙げてしまいましたが、プロレスリング・ノアの同じく「レジェンド」的な立場の小川良成との対戦はぜひ見てみたい。

二人はほぼ同期で、1984年デビュー(山田が)のライガー、1985年デビューの小川。年齢はライガーが二歳年上ですが、同じ時代を生きてきた、と言えるでしょう。

ほぼ同期のこの二人ですが、おそらくシングル対戦は一度もないはず。スタイル的にも真逆をいくこの二人ですが、最後に一度対戦するところを見てみたい。タッグで組んだり闘ったりしてはいますが、それではどうしても小川の超絶グラウンド・テクニックは発揮しづらいシチュエーションでした。

現在、新日本プロレスとプロレスリング・ノアが断絶状態のため、実現が難しいシングルマッチではありますが、この絡みはぜひ実現していただきたい。

・TAJIRI

そして、「ジャパニーズ・バズソー」ことTAJIRI。元WWE、現在全日本プロレスを主軸に闘っているTAJIRIですが、元々は田尻義博として大日本プロレスでのデビューでした。1994年デビューで、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアにも参戦していますが、ライガーとは別ブロックだったためにおそらくシングルでの対戦は無いんじゃないでしょうか。(どこかでしれっとやっているかもしれませんが)

大日本からWWEと、ある種ライガーがやってきたジュニアヘビーとの闘いと真逆の闘いをしてきたTAJIRIと最後に交錯することで、プロレスの歴史、深みを魅せる。それが出来る二人だと思います。

・大谷晋二郎

現在プロレスリングZERO1の取締役会長を務める大谷晋二郎ですが、新日本プロレス時代はライガーと果てしない激闘を繰り広げていました。潰されては立ち上がり、潰されては立ち上がり・・・。そこでめげずに頑張ってきたのが今につながっている。大谷を語ろうとするとライガーはかけがえのない存在だし、ライガーも大谷と闘うことによって輝くことが出来、ジュニアヘビーの黄金時代を築くことができました。

現在ヘビー級で闘っている大谷ですが、「あの大谷晋二郎」から遠くに来て、「プロレスの教科書」を持つ大谷。最後の最後で、ライガーに向けて「プロレスの教科書」を贈ってほしい。試合というよりそこが見たい、というところもありますが、やっぱりライガーの黄金期を一瞬で思い出させてくれるカードだと思います。

・CIMA

2000年に行われた第三回のスーパーJカップにおいて、デビュー3年めのCIMAはライガーに敗れて準優勝。それでも、まだ無名の若者が準優勝したということで一躍注目を浴びることになりました。それから20年。ストロングハーツのトップとして活躍し、噂の新団体AEWへの参戦も決定したCIMA。その輝かしい第一歩を踏み出したのはライガーとの闘いでした。

10年くらい前に少し絡みはありましたが、正式なシングルマッチはしばらくないはずなので、ここでライガーも自分が尽力してつくりあげた「スーパーJカップ」というイベントの果実を感じることが出来るのではないか。「スーパーJカップ・メモリアルマッチ」として実現して欲しい一戦です。

・鈴木みのる

鈴木みのるがパンクラスのリングで総合格闘技ルールの試合をしたのは2002年の11月、獣神サンダーライガー戦が今の所最後になります。スラムダンクの作者、井上雄彦との対談でも、「この試合を最後に現役を辞めるつもりだった」と語るみのる。ただ、ここでライガーと対戦したことが鈴木みのるプロレス復帰のきっかけとなり、現在に至っています。

ライガーが引退する、というこのタイミング。あれからプロレスラーとして輝かしい実績を残した鈴木みのる。あの頃MMAで鈴木みのるに立ち向かったライガーですが、最後に自分の土俵であるプロレスで鈴木みのると再戦する、という姿をまた見てみたい。鈴木みのるとしても、最高の餞別になるのではないでしょうか。

 

このように、ライガーにやってほしいシングルマッチを5つあげてみました。なかなか実現不可能なものもあると思いますが、どれも実現したら生観戦したいもの。自分もライガーが引退するまでにどこかで生観戦したいと思っています。泣いても笑ってもあと9ヶ月。悔いのない現役生活を送ってほしい。ラストイヤーの獣神サンダー・ライガーに改めて期待しています。以上です!

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