男マンの日記

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情熱大陸登場!日本柔術女子第一人者、湯浅麗歌子の凄さについて。

6月9日に放送された情熱大陸で、柔術家、世界選手権(ムンジアル)4連覇を誇る湯浅麗歌子が特集されていました。6月16日まで見れるので、見逃した方はTVerでどうぞ。

tver.jp

湯浅麗歌子は、日本のブラジリアン柔術家、世界柔術選手権(通称ムンジアル)で、黒帯部門2015年~2018年4年連続優勝をなしとげています。そして今年もムンジアルに挑んでいく湯浅にカメラが密着しています。

 

普段から一日10Kmは走り、柔術のインストラクターで生計をたてつつ練習に励んでいる湯浅。そんなストイック生活を送っているからでしょうが、筋トレなしでこの体は凄い。腹筋もだけど腕から肩周りの逞しさ! 

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そして、柔術ではないですが、先日行われたQUINTETでの試合映像も。山本美憂との試合シーンが流れました。お茶の間的にはこの試合と、その前の試合で元UFCファイターサラ・マクマンを倒した試合を流してほしかったな、と。いっても山本美憂を寝技限定の大会とはいえ倒している、というのはインパクト強いですが。

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そして、ムンジアルに向けての過酷な合宿&減量生活。専任トレーナーなしですべて一人でやっているのが湯浅の凄いところ。減量中は一日1000Kcalに抑える過酷な生活。「我慢できなかった時用に」とようかんを用意してるあたりに乙女っぷりが。そして友人とのカラオケで励まされて泣いてしまうところとかも乙女。今日本で一番強い乙女ではないでしょうか。

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そして舞台はアメリカ、ムンジアル本番に。結果は残念ながら準優勝に終わりましたが、日本のお茶の間のTVに柔術の試合がわずかながら流れたのは画期的なんではないでしょうか。銀メダルに終わり「悔しい~、金が良かった!」と悔しがる湯浅のキュートさ、そしてボソっと「練習しよ」と呟く狂気が垣間見える「情熱大陸」でした。

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情熱大陸では試合シーンがあまり流れなかったので、試合動画を貼っていきます。こちらは2017年のムンジアル決勝戦。2分40秒頃に湯浅のバックからの送襟絞めが決まって見事に一本勝ち。湯浅が優勝を飾った試合です。

 

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こちらが山本美憂にも勝利したQUINTETでの10th planet、グレース・ガンドラムとの試合。ドローに終わりますが、両者の目まぐるしい攻防に目を奪われます。

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そしてこれが湯浅の一人での打ち込み動画。何が凄いってこの動画1時間超えの1時間7分!この、ひたすら打ち込みを続けられるのが彼女の凄さなのかも。いや、柔術やる人はみんなこれくらいやってるんだろうか。

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情熱大陸で湯浅に興味を持った方は、KAMINOGE 87号の購入をオススメします。湯浅のロングインタビューが載っているこの号。バトラーツジムでの格闘技の出会い、学生時代、過剰な練習・・・。「毎日起きて、走って練習に行って、二時間同じ動作をして、走って家に帰って又練習、それでまた走って帰って練習に行ってっていうのを毎日」という練習量だけで狂気を感じるこのインタビュー。シンプルに「凄い」としか言いようがない。

KAMINOGE 87

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練習量の凄さもありますが、やっぱりそこまで打ち込める本人の性格は自ら「完璧主義」と言い切るくらいで、ときに涙も見せながら柔術に打ち込む湯浅麗歌子。携帯の待ち受けは初音ミクでした。風邪引く高低差!そんなところも魅力な湯浅。 とにかくKAMINOGEインタビューは面白かったので必読。そして試合観に行きたくなりました。

 

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