男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

2・9 ダブルIWGP戦内藤哲也勝利!KENTA名言連発!コメント応酬振り返り!

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先日の大阪城ホール大会で内藤哲也がKENTA相手にIWGP、ICの二冠防衛を果たしました。今回は試合には全く触れず、KENTA、内藤のコメント、SNS合戦についてだけ記していこうと思います。

それは、前回の後藤とのNEVERタイトルマッチ、1・5の乱入と、試合と同時にSNSをフル活用してきたKENTAの「コメント芸」にすっかりハマった私がいたから。今回もひたすらコメントを追いかけていこうと思います。 

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まず今回のシリーズ開始前に軽いジャブ。そして1・5大田区後の内藤のコメントについてチクリ。さすがトバしていきます。 

  

 そしていよいよシリーズ開始! 

1・25 新日本プロレス茨城大会

まずは内藤。「なんでドームで後藤に負けたKENTAが挑戦なんだよ」っていう不満をこぼしつつ、「世界を経験した男が一体どんなものなのか俺が遊んでやるぜ」と挑発し、KENTAのバックステージとSNSの使い方を称賛。ここでも再三「世界を経験した男は違うねぇ」とイジってくる内藤。ザ・王者の態度、という感じのコメント。 

 そして「久しぶりだな、座ろうか」とカメラマンと話し出すKENTA。前シリーズから内藤について考えたというKENTA。

「顔がいいわけでもない、髪型ヘン、なのにあれだけの人気を誇っている理由」を分析し「あいつの言葉にファンが引き寄せられている」として、内藤の「一歩踏み出す勇気」をイジりはじめる。

一歩踏み出す勇気?知ってる?最高に面白い言葉だなと思って。ずっと、新日本という大きな会社に守られてるアイツが「一歩踏み出す勇気」、ムチャクチャおもしれえじゃん。それにファンが「内藤さん!勇気もらえました」、「一歩踏み出す勇気が出ました」www

そんな綺麗事で渡っていけるほど世の中甘くねえから。

一歩踏み出して、上手くいかないこと、ダメだったやつ、たくさんいるよ。むしろそっちのほうが多いかもしれない。ダメになったとき、世間は一歩踏み出した勇気なんか誰も評価しないから。世間が評価するのは結果だよ。結果だけ。

そんな気休めの言葉で「勇気が出ました」そんな甘ったれたこと言ってんじゃねえよ。肝心なのは、そこから自分で這い上がること。

だから俺もここに来てんだよ。

大阪まで、ゆっくり楽しもうじゃねえか。

お前の言う「ちっちゃい」一歩踏み出す勇気、見せてくれよ。アホなロスインゴファンに、見せてくれよ。まだまだ、始まったばっかだぞ。

 

とりあえず、何が言いたいかって言うと・・・。

今年の主役は、オレだってこと

いやいきなりアツい。聞いたときもう「これこれこれ!」待ってた!と思いましたよKENTA。もうちょっとKENTAコメントロスみたいになってたかもしれない私。これから2・9までこれが味わえると思うとテンション上がりました。 

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2・1 新日本プロレス札幌大会 1日目

そして内藤。「世界を経験した男」はバカにしてる気持ちはない。確かにあの団体(WWE)に行ったこと無いし、メキシコにしか行ったこと無いけどメキシコも世界だと。また、KENTAの二冠挑戦のプランを要求。内藤は基本的にKENTAのコメントを受けることに終始。コメントも「切り返し」をしていく姿勢か。 

 

そしてKENTA。まず青森と秋田大会で新日本プロレスワールドのコメント撮りがなかったことをイジってから始まる。「テツヤ~!バカチンが~テツヤ~!」と始まり、内藤の前回のコメントに編集が入ったことにクレーム。そしてツイッターで内藤のコメントに答えを出したと。そのツイートはこちら。

この日の内藤のコメントで反論してたのはこのツイッターに貼られてたことについて。ちなみに画像にはられてたのはこの文章です。 

会社に守られてたよお前は。潰れかけてたなら尚更大切にされてたはずだ。

そしてお前が出した一歩は勇気ある一歩でもなんでもない。単にショボかった自分に気付いて、とっくの昔に出すべきだった一歩をやっと踏み出しただけだ。

勇気なんて言葉をたががお前の一歩に使うな。お前のはただの”気付き”だ。お前に逆風が吹いてたのも単にお前がショボかったからだ。

 

それを跳ね除けた?カッコよく言うな。単にやっと使える戦力になっただけだ。そんな鉄也に夢を乗せてるバカチン達も愚かだ。お似合いだよ。滑稽で笑えるよ。

 

そして「世界を経験した男」ってイジリは世界を経験した人以外はするな。世界相手に何も残せなかった俺をバカに出来るのは世界で結果を残した人だけにしてくれ。行った事もないやつは黙ってろ。

このメッセージが届く事を願ってるよ。バカチンが。

 この文章の画像をインタビュー中に乗っけるなど、新日本プロレスワールドの遊び心が伺えるコメント。そして締めは

とにかく俺が何が言いたいかって言うと

手洗いとうがいだけはちゃんとやりなさいよってこと!

 時事ネタ!優しいかよ!

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2・2 新日本プロレス札幌大会 2日目 

 そして会話が成立したことに驚き、「俺とKENTA選手、気が合うのかな?」

そして、去年の札幌二連戦、俺はお客様の前でこう言ったよ。インターコンチのベルトを持ちながらIWGPのベルトを狙うと。だからこうして戻って来れたことが嬉しい。また、夏の北海道シリーズにはベルトを持ったまま戻ってくると名言して最後は

さあ、KENTA選手、お互い楽しもうぜ、カブロン!

で締め。基本KENTA待ちの姿勢を崩さず。 

そして笑顔で始まったコメント。そして一つ一つ内藤のコメントに反論していくKENTA。

改めて「世界を経験した男」ってイジってる、と言ってから

オレ一言も世界でやってきたって言ってないから。お前が言い出したんだよ?それで「メキシコだって立派な世界なんですけど」って言ってるけど「世界を経験した男」って言い出したのお前だから。 自分で話ゴチャゴチャにして、しっかりしてくれよ!

と反論。そして二冠撮ったあとのプランについては「こんなシステムあった?私なになにしたいですってそんな選挙みたいなシステムあった?」とボヤきつつ

「1・5乱入したら挑戦できるのかよって言ってたやつが乱入してくるよ、そうじゃなかったら口だけ。」と釘を差しつつ

IWGP(ヘビー)は返上しちゃおうかな。KENTAなんて挑戦の資格ないって言われるし、資格のある4人で回してけばいいよ。新しい刺激を入れずに、ずっと回してけばいい

インターコンチは・・・ それはオレ色に染めちゃおうかな。まずベルトをBULLET CLUB仕様に替えたいな。それで・・・。今日本に帰ってきて思うのは、地方が元気ないな。オレのIWGPインターコンチは地方で防衛戦やりたいな。どんどん地方で発信したい。

そしてオレは、ず~っと防衛しながら、アイツの帰りを待とうかな。いつか交わる日まで

アイツ、とは誰か。ネットでもいろんな予想が飛び交いました。柴田?中邑?高山?まあKENTAが負けた今わかんないわけですが、「アイツって誰・・・?」っていう疑問を巻き起こしただけで思うつぼでしょう。そして締めは 

で、結局俺が何を言いたいかって言うと

札幌、もうすぐオリンピックなんだから使えるクレジットカードのブランドとWi-Fi増やしたほうがいいよってこと!

 アメリカ住んでたKENTA的には気になるんだろうな~。 

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2・4 新日本プロレス 後楽園ホール大会 1日目  

今回の内藤はKENTAを「頭いい」と褒め、ベルトのプランもしっかり出来ていると絶賛。そして何度も言ってる、として

俺は大阪城ホールの防衛戦のあと、あの男とのシングルマッチを見据えている、と。そして改めてベルトについては一つずつタイトルマッチを行っていきたい、と「前から言ってるけど」と主張。しかし、その後会社批判に。

でもさぁ、この会社は特定の選手の意見しか聞いてくれないから。俺も何度意見してもほぼ通ったこと無いからね

と批判した後に

バックステージコメントもいいけどさ、リング上でもっとお互い楽しもうぜ

と締め。リング状での闘いを志向しました。

今日は鉄也のターン、と相手にバトンを渡したことを強調したKENTA。 そしてSNSで色々言ってくるファンについて毒づいた後に怒涛のコメント。 

勝ちゃいいんだよ、勝てば

お前らの望むものは、オレの望むものじゃないから。

お前らの望まないもの、それがオレの望むもの。

お前らにオレの人生、プロレス人生コントロールされてたまるかよ

いい試合しろ?凄え試合してみろ?余計なお世話だよ

オレのプロレス人生にはお前何も関係ねえんだよ

黙って見とけよ、なあ。

まあ、そんな奴ら含めて、オレが何を言いたいかって言うと

なんだかんだ言ったって東京だってオリンピックの前にWi-Fiの問題とかゴミ箱公共で使える充電のプラグとかこれから設備充実させていかないと外人来て大変なことになるよってこと!

 社会問題!しかしKENTAは本質的なことをズバッと言うなぁ。凄い。 

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2・5 新日本プロレス 後楽園ホール大会 2日目  

まず内藤が長尺のコメントを噛まずに言えたことを褒めて拍手するKENTA。しかし

やっぱ訂正するとめっちゃ噛んでた!噛みすぎ!

 そして「何度も言ってる」という内藤に「届いてない、俺がもう一回聞いたことで世間に届いただろう」といなし「ありがとうは?」と聞いて勝手にうなずく仕草。

そしてもう一つ

違うよ鉄也。

お前の意見が通らない。その中でもがいてるお前を見て、ファンはお前に夢を乗せて、お前の背中を押したんだよ。

勘違いしちゃいけないよ鉄也。

むしろ会社にありがたいと思え。お前の言うことを全部会社が聞いてて、お前の言いなりになってて、思い通りにことが進んでて、誰がお前のことなんか応援するか

た・・・確かに・・・。ザッツ正論。

そして「バックステージコメントもいいけどさ、リング上でもっとお互い楽しもうぜ」っていう内藤発言に、「それは(コメントでは)負けを認めたってことかな?」と問い詰め、自分が「バカチンがー」って言ってることには触れてくれない、と不満も。「バックステージだって楽しませてくれよ鉄也」と続け、

俺が結局何が言いたいかって言うと

BUSHIの入場のときのあの水吹くやつ、今の状況の中でなんかエチケット的になんかヤだってこと!

 ま、ウイルスとか怖いしね。 

2・6 新日本プロレス 後楽園ホール大会 3日目  

そしていよいよ2・8大阪城前最後の試合。

 内藤は「コメントはもういいって言ったんじゃなくて、リング上でも楽しもうぜって言っただけなんだけどな」と内藤発言を訂正。

世界でいろいろなことを経験してきただけあって、コメント一つでこれだけ注目を浴びる、これは凄いことだと思いますよ。だけど、さんざん煽るだけ煽っておいて試合にすんなり負けてしまう、この間の東京ドームのようにならないことをオレは祈ってますよ。 

そして、前回のKENTA発言を「思い出せない」と溜めたあとで、それはKENTA自身のことを言っている、として

たいした勢いにも乗れず、今ブーイングという名の大歓声を浴びて全国で応援されてそして応援されてるんだよ。思うようにいけなかったんだろ?帰ってから思うように行けず、今こうして声援を受けて喜んでるんだろ?大阪城ホールでもKENTA選手を応援してくれるお客様がたくさん来てくれることでしょう。

大阪城ホールで、彼の言う伝説をぜひ作ってくださいよ、楽しみだねぇ。  

と皮肉で終わり。一方のKENTA。

まず昨日、ライブ中継のカメラを新日本ワールドのカメラマンが教えてくれたことに感謝し、しかしライブ中継のカメラマンがいつものように頷いてくれなかったことに不満。カメラマンとの絆を確認、そして「イメージビデオかよ!」久々!

今日の内藤のコメントはどうでもいい、として、口の闘いは終わり、オレの勝ちだし、と勝利宣言。そしてすべての面で完封宣言。そして大阪は新日本の構図が変わる日、と宣言。 関西弁で「大阪人キライやねん」とクサしつつ

とにかくオレが何が言いたいかって言うと

何度も言うけど2020年、今年はオレの年だよ。誰にも邪魔させねえ、オレの前に出てくるやつはみんな蹴散らしてやるよ

今年は、オレの年! 

で、コメントはこれで締めましたがその後Twitterで内藤コメントにしっかり反論。 

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2・7 新日本プロレス大阪城ホール大会前日会見

そして前日記者会見。 

 

2・8 新日本プロレス大阪城ホール大会

そして試合。結果は内藤防衛! 

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そして試合後コメント。

 さすがに敗戦後だけあって言葉少なだったKENTA。しかし、はっきりと最後に言い放った一言がさすが。

まあこのシリーズ通して、まあ鉄也にはまた一つ、自分の中の何かをまたこじあけてくれたような気がするな、今回の試合を通じて。

笑われたっていいよ。笑われるのわかってもう一回だけ言うよ

今年は、オレの年! 

 こうして2・8大阪城ホール大会での防衛戦までのコメントを振り返りました。こうしてみるとあくまで内藤はKENTAに対して受け身のスタンス。まあ王者なんでそれでいいとも言えますが、積極的に絡んでいって名言を連発していったのはKENTAの方だったように思います。

内藤の「一歩踏み出す勇気」に対して「一歩踏み出して、上手くいかないこと、ダメだったやつ、たくさんいるよ。むしろそっちのほうが多いかもしれない。ダメになったとき、世間は一歩踏み出した勇気なんか誰も評価しないから。世間が評価するのは結果だよ。結果だけ。」

とブッタ斬ったり、自分の意見が通らない、とひとりごちた内藤に対して

「お前の意見が通らない。その中でもがいてるお前を見て、ファンはお前に夢を乗せて、お前の背中を押したんだよ。」

とズバリ。内藤だけでなく、内藤を見ているファン、自分のアンチに向けても言葉を発しているからこそこのような「刺さる」言葉がでてくるように思います。KENTAへの「対症療法」に終止した内藤と、この構想を見守るファンを「刺しにいった」KENTA。試合には負けましたが、コメントの強さ、記憶に残る度合いで言ったらKENTAの圧勝、と私は感じました。 

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 二冠戦に敗北したため、次はどこに目標を定めるのか見えないKENTAですが、気になるのが「今年はオレの年」という言葉。あと10ヶ月ある2020年。来年の1・4を迎えるときに「2020年はKENTAの年だった」といえるような何かを残すのか。正直「KENTAコメントロス」に陥りそうで不安な自分ですが、これからのKENTAの活躍を楽しみにしてます!

2020年はKENTAの年!