男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

ガンバレ★プロレスvsWRESTLE-1!ガンバレ★プロレス1・12板橋グリーンホール大会みどころまとめ

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明日はガンバレ★プロレス板橋大会。ガンバレ★プロレスvsWRESTLE-1の対抗戦、インディJr次期挑戦者決定バトルロイヤル、バッファロー参戦など見所のある大会となっております。そして前回同様、酔った勢いで煽りV作ったんでご査収ください。

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そして大会情報はこちらとなっております。ただ、趙雲子龍選手が体調不良で11日のガトームーブを欠場しているので、これに関してはカード変更の可能性が大きいかと思います。

大会名:さらば青春の光2020
日時:2020年1月12日(日) 開場17:30 開始18:00
会場:東京・板橋グリーンホール

〇新春スペシャルタッグマッチ

石井慧介&岩崎孝樹 vs 羆嵐&児玉裕輔

〇次期インディペンデントワールド世界Jr.ヘビー級選手権挑戦者決定バトルロイヤル

出場者:大家健、勝村周一朗、今成夢人、岩崎孝樹、翔太、冨永真一郎、鷲田周平、春日萌花、HARUKAZE、鈴木心
※このバトルロイヤルで優勝した選手が2月24日成城ホール大会で同王座に挑戦します。

〇朗&郎vsハッとしてGood"β"

勝村周一朗&冨永真一郎 vs 翔太&バッファロー

〇何となく欠場者が出そうなスペシャル3WAYマッチ

趙雲子龍 vs 春日萌花 vs HARUKAZE

〇ケンとシンが板橋で激突!出るか北斗百裂拳vs南斗獄屠拳!

大家健 vs 鈴木心

〇鷲田周平試練のシングルマッチ第五弾

今成夢人 vs 鷲田周平

 

まず注目は石井慧介&岩崎孝樹 vs 羆嵐&児玉裕輔のガンバレ★プロレスvsWRESTLE-1対抗戦。この対抗戦については、三富政行の団体「PPP」で行なわれていた抗争がガンプロに持ち込まれたもの。現在、芦野祥太郎と組んでWrestle-1タッグチャンピオンの児玉、稲葉大樹のWrestle-1チャンピオンシップに挑み、惜しくも敗れたものの健闘を見せた羆嵐。対戦経験もあるだけに激しい戦いに期待。石井も楽しみにしているようで。

ただ、羆嵐は明日昼のWrestle-1後楽園大会で初遭遇のヨシタツと絡むのに夢中な模様。終わったらガンプロにも目を向けてあげて・・・。

そして、インディJr次期挑戦者決定バトルロイヤルは、大家健、勝村周一朗、今成夢人、岩崎孝樹、翔太、冨永真一郎、鷲田周平、春日萌花、HARUKAZE、鈴木心。所属選手総さらえ、というメンツですが、この中で期待したいのはここで一気に上に上がりたい岩崎、欠場を経て存在感を見せたい冨永あたりでしょうか。鷲田もあわよくば、というところを見せて欲しいところです。

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そしてこれが個人的本題なんですが、明日出場の勝村周一朗選手のグッズをデザインさせて頂きました。勝村選手が忘れたりとかしなければ売店で売ってると思いますので、ぜひお手にとって頂けると幸いです。 

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詳細についてはこちらのエントリをご参照ください。

otokoman.hatenablog.com

というわけで明日に迫ったガンバレ★プロレス板橋大会。前回の石井慧介vs平田一喜の熱戦など、DDT本体とは違った切り口の闘いを見せてくれる団体になってます。外に魅力を伝えるのが下手な、不器用な団体ですが見たらハマること請け合い。まだチケットもあると思うんで、各選手にお問い合わせor当日券も出るはずなのでフラっと行ってみてはどうでしょうか?面白いはず!以上です! 

週刊プロレス 2020年 01/22号 No.2047 [雑誌]

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3万人の大ブーイング!新日本プロレス2日連続ドーム大会のエンディングはKENTAが強奪!

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いや~面白かった!新日本プロレス東京ドーム大会1・4&1・5、2DAYS!2日で7万人導入、獣神サンダーライガー引退試合、内藤哲也・悲願の(?)二冠王!と色んなトピックがありましたが、なんと言っても最後のKENTAの乱入でしょう!

正直、それまでのインパクトが一気に吹き飛び、ぐるっとバッドエンドに観客を叩き落としたKENTAの乱入劇!その乱入の様子はこちら。

www.youtube.com

内藤哲也勝利!大歓声に包まれる3万人の観客!煽りVで「勝ってドームのお客様と大合唱」を悲願にしていた内藤哲也。ハッピーエンドの空気の中、マイクを持ち、その大合唱をしようとしたその瞬間!しかもおきまりの、メンバー一人ひとりを合唱して最後に「ロス・インゴベ~ルナブレ~ス...」ってくらいのところで疾風のように走り込んでKENTA乱入!内藤をラリアット気味に倒し、PKからのGO2SLEEPを見舞ってこの動画のサムネのようにベルトを2本持ってドヤ!

ドームに渦巻くブーイング!近年の新日本プロレスの東京ドーム、ちゃんと団体の描いたストーリーでこれだけブーイングを起こさせたのは史上初なんじゃないか?というくらいのブーイングでした。凄い!

 

そして↑の動画の一番最後、オカダのコメントの後に入ってるKENTAのバックステージコメントもぜひ見ていただきたい。激怒して机を叩きながら以下のコメント。

おまたせ!おまたせ!最高だったなおい!俺言ったろ!

こんなんで、あんなNEVER落としたくらいで終わるオレじゃないってさっき言っただろ!!

見たかよ?あ?自分の人生生きてるよ!めちゃくちゃ楽しいよ!あ?大合唱したかったんだろあいつら。

させてやっただろブーって!ありがたく思えよお前ら!なあ!

何が二冠だよ!史上初?やらせるかよそんなもん!

このままじゃ終わんねえからな、まだまだ行くぞ!2020年、オレの年だよオレの年!目え離すんじゃねえぞお前ら!

このコメントで「さっき言った」というのは、後藤洋央紀とのNEVER選手権で敗北後のコメントのこと。そしてKENTAはこの乱入を示唆するようなコメントをしています。

www.youtube.com

この動画の最初の部分でKENTAは「NEVERを失って、ここからオレの真価が問われる。ただオレがNEVERを失った、これで終わる人間だと思われたら困る。どんどん次の仕掛けしていくから。来た意味ないよ。一年前じゃ誰も思わなかった仕掛け、してやるよ」と発言。そして、今後藤のコメント聞くとすべてが間抜けに響くというか...。

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そしてKENTAのTwitterを見てみると、1月4日にこの乱入を予言していたようなツイートも。

 喜びから悲しみに叩き落された内藤ファンの怒り。それをまんま予言しているようなKENTAのツイート。後からツイートを追ってみて、事前にこっそりこういうのを忍ばせてあるところとか本当にたまらないものがあります。

そしてこのツイートについてるコメント量も凄い。とにかく興行終了後、一気に呪詛、怒りのコメントがつきまくってるあたりがまたたまらない。リアルタイムで怒りが叩きつけられていくさまは見ていて痛快というか。そして本人それを後押しするようなツイート連発。

 自分の写真を貼り付けてファンを挑発。そしてさらに

「素人評論家」、「新日本ファン代表気取り」と刺激的なワードを散りばめてくるセンス。 この性格の悪いツイート群も素晴らしい。現代的ヒールの鏡!後藤をコメントとtwitterでイジってるときからますます使い方に磨きがかかっているように思います。 

otokoman.hatenablog.com

そしてこの行動自体、去年のG1クライマックスのラストで柴田を裏切ったときに重なります。あのときはBALLET CLUB全員で奇襲、柴田を痛めつけてその上にあぐらをかくという暴挙。そのときのエントリはこちら。

otokoman.hatenablog.com

 それもなかなか批判されましたが、それはあくまでもサブストーリーというか、G1クライマックス決勝戦というメインがあったためにそこそこですんだとも言える、しかし今回は全くのメインストーリー。しかも新日本プロレス史上初の東京ドーム2DAYSの締めくくり。それがKENTAの高笑いで終わったわけで。そりゃ我らが元井さんも怒りますよ! 

この意味でも、この乱入はあのタイミングじゃないといけなかった。観客全員がハッピーエンドに向かっているところを阻止してひっくり返すにはあのタイミングしかなかった。一回内藤の悲願をかなえてしまって明日乱入ではインパクトは10分の1くらいになっていたでしょう。つまり

KENTAの乱入は計算しつくされた「神タイミング」だった

ということです!

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まあ色々書いてきて何が言いたいかと言うと

KENTA最高!もっとやれ~!

ってことなわけですが。一気に3万人から憎まれたヒールなんてなかなかいない。今までBALLETCLUBとかが色々と悪いことしてたわけですが、やっぱり本当に憎める日本人ヒールの破壊力は凄い、ってことが今回証明されてしまったというか。

しかも他団体からいきなりやってきて悪行三昧。柴田を裏切り、石井、後藤をおちょくりまくり、なぜかYOSHI-HASHIも「ブス」と悪口三昧。 そしてついに今回の乱入劇。いや、完璧な巨大ヒールとなったKENTA。これから何を見せてくれるのか。ワクワクが止まりません。KENTAとBULLETCLUB、新日本プロレスを見ざるを得ない。とりあえず今日となった1・6大田区大会で何が起こるか。注目します!

年の瀬に、テキーラ沙弥引退試合を見てきました。やりきったプロレス!やりきった38人掛けマッチ!

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もう去年になってしまいますが、2019年12月31日、アイスリボン後楽園大会でテキーラ沙弥引退試合を観戦してきました。

そもそもこのテキーラ沙弥引退試合、10月の後楽園大会で行われるはずでした。しかし、未曾有の台風のせいで大会中止、そしてそのタイミングでいろいろあったせいで延期に。そして改めてこの年末に行われることになったのです。「いろいろ」については下記エントリ参照してください。 よく知らないけど全部ロッシーが悪いはず...。

otokoman.hatenablog.com

 毎年恒例となっているアイスリボンの年末後楽園大会。「RIBBON MANIA2019」と銘打たれたこの大会は、テキーラ沙弥引退試合の効果もあり北側開放で1384人満員。大盛況となりました。

年末恒例の大会だけあってテキーラ沙弥引退試合以外にも豪華カード揃い。朱里と世羅りさのシングルマッチ、藤本つかさ&つくしに10代コンビ、星いぶき&鈴季すずが挑むインターナショナルリボンタッグ選手権、そしてダブルメインイベントの一試合目として王者、雪妃真矢に尾崎妹加が挑むICE×∞選手権など、気合の入った闘いが繰り広げられました。

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朱雀で締め上げ、そのままギブアップを奪った朱里。試合後、世羅は肩を痛めたほどの絞り上げ!

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鈴季すずをジャパニーズオーシャンスープレックスホールドで降した藤本つかさ!

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ベルトを防衛し、引退試合前の休憩時間アナウンスをしてくれる親切なチャンピオン雪妃真矢!

 

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 otokoman.hatenablog.com

 そして休憩も終わり試合開始。テキーラ沙弥入場と同時にこのテープ量! このあと38人と(それぞれ一分一本勝負ではありますが)闘うテキーラ。果たしてどうなるか...。

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一番手に出てきたのはいきなりトトロさつき。圧殺されるテキーラ。先が思いやられます。さつきのドヤ顔も凄い!そして重い!

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OGも参戦!8人目に登場したのは235!コスチューム姿で締め上げられるハメに。

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なぜか元LLPW、紅夜叉ルックで登場の斎藤一二三レフェリー。しかしあえなくスクールボーイで敗退!

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普通の人出てきた~、と思ったら真琴がインフルエンザで欠場のため、代わりに出てきたマネージャーの松澤さん。挨拶だけかと思いきや、持参のネギで殴りかかるなど果敢なファイト!大歓声!

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そして13人目に登場したのはスーパーヒール雪妃真矢こと雪妃魔矢。花束持参で登場、しかし当然...。

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殴打!この後ムチで殴るなどやりたい放題して去っていきました。さすがスーパーヒール。

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そして14人目に登場の大家健。ウォッカ持参で「ウォッカ健」として登場!アイスリボン会場に響き渡るバッコミ!陽気に踊りまくる大家健!

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予想通り時間切れでした。茶番感。

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15人目、16人目に登場してきた雷神矢口、ラム会長とともにポーズ!ちゃんと四方に向かってポーズする謎の時間!

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20人目には占いレスラーとして絶賛活躍中のおチェリーさん登場。ちゃんと「私のほうがかわいい」アピールしてブーイングを受けるとキレてテキーラの髪を抜きまくる暴挙。きっちりゲスさをアピールして去っていきました。

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23人目に登場の青木いつ希、この肉弾プレス!そして笑顔!だんだんグロッキーになっていくテキーラ沙弥...。

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29人目に登場したのはアイスリボン佐藤社長。テキーラ沙弥のいいところを10個あげることが出来たので勝利。勝利?

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31人目に登場したのは朱里。普通にテキーラを痛めつける朱里。さすがに限界が近いテキーラ。ほぼ立っているだけでもフラフラ状態に。

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32人目は山下りな。テキーラ持参でショットを一気飲み!疲労困憊の中での強い酒はキツい!山下に抱え上げられたテキーラ、叩きつけられる前にゴング!危機一髪!

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右腕を吊って出てきた34人目の世羅りさ。「一分間回し続けるぞ~!」と宣言して本当にジャイアントスイングで一分間回し続ける!両者フラフラで一分間終了!

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 36人目のつくし。ひたすら容赦ない攻撃を繰り広げ、タイガースープレックスで3カウント!無慈悲!笑顔で無慈悲!

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37.5人目(!!)で登場のランジェリー武藤。当然のようにヒザのダメージからTKO負け。久々にランジェリー武藤見れて満足しました。

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37.6人目(!!!)に登場のバイク川崎バイク!B!K!B!ヒーィァ!!とやってるうちに一分経過。

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37.7人目に登場のスーパーバイザー豊田真奈美。テキーラ速呑み対決はテキーラ沙弥勝利。優しく激励する豊田の優しさが印象的でした。あとやっぱりあの時代の女子レスラーは背が高い。

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37.8人目で登場の雪妃真矢。いきなり激しい攻防を繰り広げ、一分間ながらも白熱の試合に。さすがに一分なので引き分けにはなりましたが、互いに力をぶつけ合った時間でした。

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COLOR OF SNOW 雪妃真矢写真集 (Virgin Nude)

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 37.9人目はアイスリボン代表の「つっか」こと藤本つかさ。いきなりミサイルキックで攻め込みますが、かわしたテキーラがオリジナルホールドの「グランマエストロ・デ・テキーラ」で丸め込んで勝利!

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そしていよいよ38人目。ラストに登場してきたのが鈴季すず。テキーラ沙弥から継承した必殺技「テキーラ・ショット」でカウント3。こうして、38人掛けの引退試合は終了しました。

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試合結果はこちらから。

女子プロレス−アイスリボン−official site

◆Wメインイベント テキーラ沙弥引退試合 38人掛け(1人1分)

テキーラ沙弥 vs
1人目)トトロさつき(時間切れ引き分け)
2人目)〇テキーラ沙弥(0分57秒 グラン・マエストロ・デ・テキーラ)バニー及川×
3人目)向後桃(時間切れ引き分け)
4人目)朝陽(時間切れ引き分け)
5人目)青野未来(時間切れ引き分け)
6人目)Yappy(時間切れ引き分け)
7人目)弓李(時間切れ引き分け)
8人目)アイスリボンOG235(時間切れ引き分け)
9人目)Maria(時間切れ引き分け)
10人目)マリ卍(時間切れ引き分け)
11人目)〇テキーラ沙弥(0分33秒 スクールボーイ)アイスリボンレフェリー斉藤一二三×
12人目)真琴のマネージャー松澤さん(時間切れ引き分け)
13人目)雪妃魔矢(時間切れ引き分け)
14人目)大家健(時間切れ引き分け)
15人目)雷神矢口(時間切れ引き分け)
16人目)ラム会長(時間切れ引き分け)
17人目)松本都(時間切れ引き分け)
18人目)〇星ハム子(0分58秒 ギブアップ)テキーラ沙弥×
※セクシーポーズ
19人目)〇星いぶき(0分32秒 いぶロール)テキーラ沙弥×
20人目)チェリー(時間切れ引き分け)
21人目)本間多恵(時間切れ引き分け)
22人目)尾﨑妹加(時間切れ引き分け)
23人目)青木いつ希(時間切れ引き分け)
24人目)HIRO'e(時間切れ引き分け)
25人目)進垣リナ(時間切れ引き分け)
26人目)米山香織(時間切れ引き分け)
7人目)宮城もち(時間切れ引き分け)
28人目)アイスリボンリングアナウンサー千春(時間切れ引き分け)
29人目)〇アイスリボン社長佐藤肇(0分51秒 テキーラ沙弥の良い所を10個挙げる)テキーラ沙弥×
30人目)マスク・ド・テキーラ(時間切れ引き分け)
31人目)朱里(時間切れ引き分け)
32人目)山下りな(時間切れ引き分け)
33人目)藤田あかね(時間切れ引き分け)
34人目)世羅りさ(時間切れ引き分け)
35人目)〇柊くるみ(0分7秒 体固め)テキーラ沙弥×
※ダイビングボディプレス
36人目)〇つくし(0分22秒 タイガースープレックス・ホールド)
37人目)練習生石川&ホワイト(時間切れ引き分け)
37.5人目)〇テキーラ沙弥(0分57秒 TKO)ランジェリー武藤×
※ブラジャー投入
37.6人目)バイク川崎バイク(時間切れ引き分け)
37.7人目)〇テキーラ沙弥(0分40秒 テキーラ3杯早飲み対決)アイスリボンスーパーバイザー豊田真奈美×
37.8人目)雪妃真矢(時間切れ引き分け)
37.9人目)松屋うの(時間切れ引き分け)
37.95人目)〇テキーラ沙弥(0分47秒 グラン・マエストロ・デ・テキーラ)藤本つかさ×
38人目)〇鈴季すず(0分46秒 テキーラ・ショット)テキーラ沙弥×
※38人掛け完走 

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こうして引退試合が終わり、引退セレモニーに。まず色んな関係者、レスラー達による花束贈呈。

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 花束贈呈が終わった後、リング上に立ったテキーラ沙弥は団体、関係者、ファンへの謝辞を涙ながらに述べ、頭を深く下げます。2016年3月デビューのテキーラ沙弥。3年9ヶ月の現役生活。それでも「やりたいことはやりきった」という、太く短い現役生活を終えました。

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そしてこの紙テープの量!リングを埋め尽くし、本人も見えないくらいの紙テープ。この日の会場の暖かさ。ファンの熱量がわかります。ただただ凄い。神々しい空間でした

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最後は選手全員でリングに上がり、アイスリボン定番のシメ

「プロレスでハッピー!アイスリボン!」

で締め。爽やかかつ感動的な引退興行となりました。

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そして最後は主力選手の騎馬に乗ってリングサイドを一周。最後までファンに手を振りながらテキーラ沙弥は退場していきました。こうして本当に、テキーラ沙弥引退興行「RIBBONMANIA2019」は幕を閉じました。

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こうして、テキーラ沙弥引退興行「RIBBONMANIA2019」が終了しました。激しくも楽しい、テキーラ沙弥ゆかりの選手が思いを伝える引退試合。無事に試合を終え、そして最後に鈴季すずへの技の継承。過酷な中にもストーリーを感じる引退試合となりました。これからもアイスリボンを手伝っていくというテキーラ沙弥。3年9ヶ月のプロレスラー生活。お疲れさまでした!濃厚な時間を味あわせて頂きました! 

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あけましておめでとうございます。ご挨拶と今年の目標について。

年が明けた、ということで。あけましておめでとうございます。

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12月31日は、アイスリボン後楽園大会、テキーラ沙弥選手の引退試合でほっこりして、夜は友人宅におしかけて呑みながらのRIZIN観戦。全部は見れませんでしたが、浜崎朱加の敗北、朝倉海の敗北に頭真っ白になっていたところで年明けを迎えました。なんというか、去年を象徴したような一日だったように思います。

今年は色々とやるべきこと、やりたいこともありますが、去年は本当に人間関係であったり、そこからの出会いであったりの大切さを痛感した一年でもありました。

 

今年も人のつながりを大切にしつつ、当ブログを読んで頂ける方々のことも考えつつ、楽しく活動していけたらな、と思っていますので、改めてよろしくお願い致します。

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とりあえず、今日のところはご挨拶だけで、でもいいんですがそれでもなんなんで、今年の目標を10個書き連ねてこのエントリを終わりにしたいと思います。

  • ブログ一年200エントリ(去年は119エントリ)
  • 今まで生観戦したことなかった団体を見に行く
  • 女子プロレス同人誌第二弾作成
  • LINEスタンプ作成
  • VTUBERデビュー
  • Tシャツ作成
  • ジムナスティ・ボーイズに会う
  • 海外プロレス生観戦
  • マンガ描く
  • 大晦日に結婚発表

というわけで、叶いそうにないものもそうでないものもありますが、色々と目指しつつやっていきたいと思いますので、なにとぞ今年もよろしくお願い致します。みなさまにとっていい年となりますよう願っております。それではまた!

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攻めた物販に驚く!渋谷東急「全日本プロレスオールスター展」開催中!

年の瀬差し迫る12月30日、渋谷Bunkamura、東急百貨店本店で行われている「全日本プロレスオールスター展」に行ってきました。ドヤ!この看板!ジャイアント馬場、ザ・デストロイヤー、スタン・ハンセン、ファンクス、往年のスターに混じってジェイク・リー、野村直矢らも入ったカオス感ある組み合わせ。

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展覧会が開催されるのは1月7日まで。1月3日には川田利明と野村直矢のトークショーが行われるそうですので、全日本プロレス後楽園大会帰りにぜひ。という感じです。

展示会が行われているのは三階の催事場。細いゲートを通ると・・・。

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馬場さんのガウンとシューズがお出迎え。ただただデカい!

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そして中に入ると様々な歴史的展示物がズラリ。一本にまとまる前の旧三冠ベルトだったり、アジアタッグ、ジュニアヘビーのベルトまで。適当に補修されてたり、ベルトに埋まってる石がなくなってたりするのに歴史を感じます。

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他にも歴代選手のガウン展示、歴代ジャージの展示など、オールドファン歓喜の展示がいろいろとされてます。デストロイヤーのマスク&ガウン!

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ジャンボ鶴田展示コーナーも!

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それに加えて物販スペースも今回なかなかおもしろかった。まずは何故か大プッシュされてた阿修羅・原Tシャツと川田利明Tシャツ。なぜこのチョイス?

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そして正直どこで着るかはアレですが、デザイン自体は超カッコいいスーパーヒール・ジャイアント馬場Tシャツ。この表情がたまらない。

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在庫処分なのかなんなのか?武藤全日本時代のグッズも置いてありました。武藤ファンも必見!

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そしてこれが凄い!正直誰がどこで着るのか全くわからない!男塾×全日本プロレスのコラボTシャツがこちら!江田島平八とジャイアント馬場のツーショット!凄え!

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正直この逸品を見るだけでも価値がある全日本プロレスオールスター展。ジャイアント馬場ファン、阿修羅・原ファン、男塾ファンは必見のイベント。1月7日までなんで未見の方はぜひ!無料です!まあ正直無料の物販イベントなので、このために渋谷に行くほどでもないかと思います。どうせなら何かのついでに行くことをオススメします。以上!

プロレスリングBASARA後楽園大会。高梨将弘VS木高イサミ。自分の家を守るということ。

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12月28日、プロレスリングBASARA後楽園大会を見てきました。今年いっぱいでDDTグループを離れるBASARA、その最後の後楽園大会を見たかったというのもあるし、高梨将弘がメインとして、木高イサミとタイトルマッチを行うというところに惹かれたのもありました。

他にも阿部史典と野村卓矢のアストロノーツ、藤田ミノル、関根龍一、下村大樹(&小高イサミ)の戦闘民族、好きなレスラーが揃ってるけどなかなか見る機会がなかったので今回エイヤ!と行ってきました。平日の新木場でやる飲み放題興行「宴」も行きたいんですが、なかなか有給使えないし・・・。というわけでいきなりメインの感想を書いていきます。その他の試合は他エントリで取り上げる予定です。

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この試合の直前ですが、高梨将弘がプロレスリング我闘雲舞の現場監督に就任することが26日新木場大会のリング上で発表されました。AEWにレギュラー参戦しているさくらえみが多忙のため、一人で業務をこなしきれないための人事発表。その中でDDTプロレスリング所属の高梨将弘は「高木社長にも話をした、これからはDDTより我闘雲舞を優先することもある」とその本気度を表明していました。

 そして、高梨将弘はブログで「isamiと小高イサミ」というエントリを連載。そこには小高イサミという破天荒で派手なレスラーを遠くで、近くで見てきた高梨の愛憎入り交じった気持ち、そして今はなくなってしまったユニオンという団体を惜しむ気持ち、そこに入れ込みきれなかったことを悔やむ気持ちが綴られていました。

ameblo.jp

若い頃から早々に頭角を現し、団体を起こして独立していく小高イサミ。我闘雲舞という団体で現場監督を引き受けて背負おうとしている高梨将弘。「団体がなくなる」という体験をしている二人がそれぞれの形で自分の家を作り上げ、守ろうとしている。煽りVでもその心境が綴られ、いよいよメインイベント。

ユニオンMAX選手権試合、チャンピオン・高梨将弘vs挑戦者・小高イサミ。

会場の空気も今までより一段階濃さが上がったというか。集中力がぐっと高まったような雰囲気でした。

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まず最初に入場したのは小高イサミ。戦闘民族の藤田ミノル、関根龍一、下村大樹をセコンドに。そしてコール時のテープは流石に凄い!リング上が真っ白に染まるくらいのテープ量。カリスマ性を感じます。

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一方の高梨にもこのテープの量!イサミに負けてない!。そしてセコンドには酒呑童子のKUDO、坂口征二に加え、CDKの同僚クリス・ブルックス。我闘雲舞の面々も応援に駆けつけていました。ほんとうに高梨の「家族」の後押しを受けてのタイトルマッチとなっていました。これは負けられない。

そして、イサミ、高梨それぞれに応援ツアーのお客さんが掲げるプラカードが。南側客席の奥にそれぞれ「イサミさん頑張って!」とYMZイサミ応援ツアーのお客さんから、「夢を追い続けてほしい!!ベルトを胸にがんばれ高梨」と我闘雲舞応援ツアーのお客さんから。熱い!絆を感じます。

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そしてゴング。ゴングが鳴ると同時に静けさに包まれる中、手四つから腕を取り合う二人。バックを取り合い、一度離れてから高梨の腕攻め。イサミも切り返してヘッドロックに捉えますが高梨も腕をたぐってヘッドロックで返す。腕を巻いて投げたところにイサミも足を頭ではさんで切り返す。そこから高梨が立ち上がってレッグロックに。イサミもサソリ固めで返そうとするも回転して高梨も防いで互いにアキレス腱固めの体勢に。イサミがそこからクロスヒールホールドで高梨エスケープ。静かに互いを確かめ合うような攻防が続きます。

しかしそこから流れが一転、イサミがドラゴンスクリューニ連発から試合は激しさを増してパンチ合戦に。試合が一気に動いていきます

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イサミが高梨の足を責めていけば、高梨はロープを利用したアームブリーカーでイサミの左腕を集中攻撃。いろんな形のアームロックで攻め立てていく高梨。懐の深さを見せつけていきます、さすがの試合巧者っぷり。

しかしイサミも反撃してパンチ&エルボー合戦に。イサミの「ボディーはお留守!」が飛び出し、コーナーへのランニングニーとたたみかけますが、雪崩式を狙ったところで高梨が反撃、腕を掴んでダイブして、腕へのダイビングニードロップ!!エグい!

そこからロープに振り、左腕を足でロックして右腕を腕で絞り上げるダブルのアームロックに。一度脱出したイサミですが、違う入り方でもう一度この技に。思いっきり反り返る高梨のこの表情!!

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しかし、そこから卍固めに入り、タカタニックにつなげようとした高梨ですがこれは返されてイサミのSTFに。これがガッチリとリングの真ん中で決まり、悶絶する高梨。会場からも手拍子で応援。しかしなんとか這って脱出しようとする高梨のこの表情!執念のロープエスケープで脱出!

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しかしさすがのイサミ。こういう機会は逃さない。すかさず雪崩式フランケンシュタイナーで追い打ちし、高梨をコーナーに固定してのドラゴンスクリューからアンクルホールドに。リング中央でガッチリと決まり、高梨も暴れてエスケープを試みますがなかなか逃げれない。セコンド陣も懸命にリングを叩いて声をかけるこの絆!

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高梨はなんとかイサミの首に足を引っ掛けて脱出。そしてなんとスピアー!そしてタカタニック決まった!しかしカウント2!ここで15分経過!互いに足、腕をかばいつつ立ち上がり、イサミをコーナーに乗せた高梨。雪崩式タカタニックを狙うもこれはイサミガ踏ん張って阻止。フランケンシュタイナーで返し、高梨の足をとって再びアンクルホールドに。高梨をそのまま蹴り上げ、倒れたところにダイビングニー!カウント2!

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再び蹴りで倒した高梨に再びダイビングニーを狙うイサミ、すかさあずここで三角締めで締め上げる高梨!この形相!イサミも立ち上がって逃れようとするも中々逃げれない。しかし高梨の顔を叩いてなんとか脱出。

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ここからイサミがかんぬきスープレックスでカウント2、座り込んだ高梨の首を締め上げてからのかかと落とし、ランニングニーから勇脚狙いも高梨がトラースキックで反撃。タカタニックを狙うもイサミ逆に尻もちをついて高梨をボム系の技のように叩きつけ、しかし高梨も次を狙うイサミの腕をたぐってスクールボーイ、しかしここで抑え込まずに再び腕をたぐってタカタニック!これが決まって渾身の抑え込みでカウント3!高梨将弘、木高イサミを破ってユニオンMAXのタイトルを防衛しました!

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ユニオンMAX選手権試合

<王者>高梨将弘
(20分32秒 タカタニック→エビ固め)
<挑戦者>木髙イサミ
※第13代王者が初防衛に成功。

場外でしばし勝利を味わった後、セコンド陣と抱き合って喜びを噛み締めた高梨。ベルトを巻いてマイクアピールをするか、と思いきやマイクを捨て、

「ありがとうございました!」

と一言。四方に深々と頭を下げ、仲間とともに去っていきました。

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それも高梨「らしい」アピール。高梨が手を挙げられているときのクリスの表情も印象的でした。憧れと見守りが半々くらいというか。高梨、イサミのテクニックがぶつかりあい、白熱したタイトルマッチ。序盤からフォールする技がほぼ出ない、そこに至るまでの固め技、関節技での主導権の奪い合いが激しく、まさに「手に汗を握るような」試合になりました。

そんなタイトルマッチに酒呑童子、クリス・ブルックス、我闘雲舞勢、そしてファンの後押しを受けて挑み、イサミに勝ってみせた高梨。「持たざるもの」としてイサミを見上げ、追いかけ、イサミとは違う形で自分の「家」を持った高梨が、タイトルマッチという舞台でしっかりとイサミ超えを果たした。心揺さぶるタイトルマッチでした。

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高梨が去った後にマイクを持ったイサミ。

「ああ、やられちゃったよ。見てたか、バサラのみんな。選手たち、所属の選手たちみんな見てたか?あれが高梨将弘だよオメエ...。」

 「わたくしもね、昨今は老化の一途をたどっておりますが、高梨将弘は、出会うたびに進化を続けている人間だと思います。もう一度勝つためには、僕も進化するしかないでしょう。」

そしてここで立ち上がり 

「ただ、みんな、聞いてくれ。まずは、まずは今日、ご来場いただいて、まことに、まことに有難うございました。」

「DDTグループとはここでお別れとなりますが、俺達は、いくらでも、ケンカを売りに行こうと思ってます。そして、ユニオンMAX、あのベルトは、ユニオンプロレス時代に。つまり、DDTのおかげで作ったベルトです。」

「まことに言いにくいですが、あのベルトは、DDTにお返ししようと思っています・・・そんなわけねえだろ!お前ら!全員で取り返しに行くぞ!」

 と叫んだイサミ、入場ゲートに向かって走り去り、所属選手たちも追いかけて走り去る。それはまるで、これからDDTグループからの独立、全員でプロレス界を走り抜けるという決意表明のようにも見えました。そこでZARDの「マイフレンド」が流れ、エンディングVが流れ、興行は終了しました。 

ZARD Forever Best~25th Anniversary~

ZARD Forever Best~25th Anniversary~

  • アーティスト:ZARD
  • 出版社/メーカー: ビーグラムレコーズ
  • 発売日: 2016/02/10
  • メディア: CD
 

 こうして幕を閉じたDDTグループ最後のBASARA後楽園大会。DDT所属の高梨がチャンピオンのまま独立するBASARA。今後誰が高梨に挑み、高梨からベルトを奪うのか。それとも高梨が長期政権を築いていくのか。先も気になりますが、しかしこの日は、このタイトルマッチが行われたこと、高梨将弘の勝利を噛み締めていたい。そんな気持ちにさせられたメインイベントでした。いや、堪能しました!「守るべき物がある人間の強さ」、「持たざるものの闘い方」、考えさせられたユニオンMAXタイトルマッチでした。

勝村周一朗選手の新グッズイラスト、デザインを担当させて頂きました。

先日、12月24日に勝村周一朗選手がツイートした新商品「お守り」のデザイン、イラストを今回担当させて頂きました。光栄! 

 「お守り」とは何か?については現状秘密にしておきますが、勝村選手のツイートにヒントがある、とだけ言っておきます。ちなみに左が表面、右が裏面になっております。

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こちら、勝村選手が参加する興行、イベントで販売予定、ということなので、今後のガンバレ☆プロレス等の興行予定、勝村選手のtwitter(@ganbarethe_shu)などをチェックして頂ければと思います。

 

直近のイベントとしては明日!12月26日にARENA下北沢(@arena_1111)にて。2月2日勝村軍vs翔太軍ワンマッチ興行のメンバー発表会が行われます。20:00から!

 そして明けて1月12日にはガンバレ☆プロレス板橋大会。インディーJr時期挑戦者決定戦などが行われる予定。

そしてガンプロではないですが、勝村選手出場予定のプロレスリングディスカスは1月17日蕨で19時から!

そして19日には埼玉・オレンジタウンでのマットプロレス!

 さらに一週間後の1月26日には、ARENA下北沢で「勝村周一朗vs春日萌花vs鷲田周平、敗者改名3WAY&バーベキューイベント」 一月は毎週ガンプロがあります。なんということでしょう!

 というわけで、いずれかにお越しの方々に関しましては、ぜひ一度見て手にとって、ご購入頂けると幸いです。実際のグッズが「何」なのかは、そのときご確認ください。なんというか、「まあ”お守り”だねえ」っていう気分になること請け合いです。

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と、これだけだとなんなんで、現在YOUTUBEで見ることの出来る勝村周一朗ガンバレ☆プロレス試合集を張っておきます。詳細とかは今日の夜追記予定なのでご了承ください。※2020/01/15ようやく追記しました 

www.youtube.com

 2019年4月14日、石井慧介プロデュース興行メインイベントで行なわれた豪華タッグマッチ。以前ガンバレ☆ザ☆グレート&ガンバレ☆ザ☆シューター組として組んでいたこともある藤田&勝村久々のタッグ。木曽レフェリーとのやり取りも楽しみつつ、とにかくエスカレートしていく4人の攻防が凄い。勝村、岩崎の蹴り合い、藤田の雪崩式ツームストン、終盤には石井の珍しいムーンサルトプレスも飛び出す熱戦。シンプルにアツく、面白かったです。

www.youtube.com

 2018年10月26日、アイスリボンが常用している市ヶ谷チョコレート工場こと市ヶ谷南海記念診療所での翔太とのシングルマッチ。たがいにプロレスを味わうような切り返しの攻防が唸らせます。格闘技というよりあえて「純プロレス」の寝技で翔太と渡り合う勝村。 楽しみつつ徐々に白熱してくる攻防を楽しめる一戦です。

www.youtube.com

2019年1月6日に行われた石井慧介とのインディペンデントワールド世界ジュニアヘビー選手権試合。試合はエプロンでのフィッシャーマンバスターを放つなどいつにも増して石井の人でなしっぷりが炸裂。一方勝村は得意のサブミッションを軸に対抗。格闘家からプロレスラーとして闘ってきた勝村の集大成的一戦といえるでしょう。そして衝撃の結末!必見!

 

というわけで紹介したこの3戦。これを見てぐっと来た方はぜひガンバレ★プロレス会場で観戦することをオススメします。王子、板橋など小会場メインですが、それでこそ伝わる熱もあるし、前半のマジメにふざけた試合も見所です。

そして、その際には勝村周一朗選手の「お守り」をぜひお買い上げ頂けると文字数。いや、そういうの抜きにも楽しめると思います。以上!

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12・22 ガンバレ☆プロレス北千住大会・蘇る若手通信!石井慧介vs平田一喜!

あと一週間に迫ったガンバレ☆プロレス北千住大会。今年最後のガンバレ☆プロレスの大会で組まれているのは2つのタイトルマッチ。インディペンデント・ワールド世界ジュニアの石井慧介vs平田一喜、GWC6人タッグの新井健一郎&マスクドミステリー&翔太vs大家健&今成夢人&ミス・モンゴル。もう定番の組み合わせとなったGWC6人タッグに比べ、石井慧介vs平田一喜というレアな対戦。この試合は、11月9日、ガンバレ☆プロレス新橋大会で組まれた石井慧介&入江茂弘&平田一喜vs今成夢人&富永慎一郎&三富政行の試合、平田が富永を降したあとの石井のマイクがきっかけで組まれたカード。

ただ、なかなかそれが伝わってないような気がしたので思い余ってというか、酔った勢いで動画にしました。怒られたら消します。動画はこちら。

 

DDTではダンス中心、前半戦で試合が組まれることの多い平田、22日はおそらくセミ、メインでの試合となるでしょう。

2010年デビューの平田、2008年デビューの石井、DDTが一時期行っていた若手による興行「月刊若手通信」でしのぎを削っていた「若手通信世代」と言われ、本人も自称する二人。その二人がガンバレ☆プロレスでシングルのタイトルマッチ。ちなみにこの「若手通信」には新日本プロレスの高橋広夢、三上恭佑も参加しています。

www.njpw.co.jp

ガンバレ☆プロレスのメインを飾ったあと、石井に「ダンスの平田も好きだけど、自分、ちょっとだけ今日の石井のほうが好きかもしれない」と言う言葉を胸に、平田がどういう試合を見せてくれるのか。私がこの日一番楽しみなカードです。

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というわけで12月22日の全試合はこちら。どこかスタイリッシュだったりポップな雰囲気のあるDDTグループでありながら、ゴツゴツとした闘い、濃い感情がぶつかりあう試合を楽しめるガンバレ☆プロレス。それぞれ見所を紹介していきます。


インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級選手権試合
~遅れてきたヤングドラマ杯決勝戦~

<王者>石井慧介vs平田一喜<挑戦者>

 というわけでこの日イチ楽しみなカード。どこまで平田が石井に迫れるか。ベルトを獲ることがあればガンプロの地図がまたガラっと変わることになるでしょう。それはそれで見てみたい。

GWC認定6人タッグ選手権試合

<王者組>新井健一郎&マスクドミステリー&翔太
vs
大家健&今成夢人&ミス・モンゴル<挑戦者組>

 とにかく挑戦し続けるガンプロ軍、とにかく今成夢人にアレルギー反応とも言うべき嫌いっぷりを示しているアラケンをどうガンプロ軍が引きずり込むか。そしてハっとしてGood!コンビの「ズルしていただき』殺法が今回も炸裂するか。安定の6人によるタイトルマッチです。

 

ガンプロvs真GUTS軍全面対抗戦
~鷲田周平試練のシングルマッチ第四弾~

鷲田周平vsガッツ石島

先日、真ガッツ興行で新団体「TTT」旗揚げを発表したガッツ石島に挑戦するのは鷲田。腕の骨折から回復しきっていないガッツをどこまで攻めきれるか。ここは非常さを見せて勝利を掴んで欲しいところです。そろそろちゃんとした勝利を!

まさかの三度目の緊急参戦!見せろ代打男の意地!

勝村周一朗&岩崎孝樹vs鈴木心&河原成幸

河原成幸は北都プロレスの若手レスラー。鈴木心とともに勝村&岩崎は大きな壁ですが、若さで一点突破を目指して欲しいところ。勝村&岩崎がこの位置、というのも少々勿体ないところもありますが、二人のテクニック、特に常に新しい技でフィニッシュを狙ってくる勝村に期待です。

ガンプロスペシャルミックストタッグマッチ
~美男と美女と変態と~

新納刃&春日萌花vs冨永真一郎&HARUKAZE

毎大会いろんな選手と闘っているガンジョコンビですが今回はミックスドマッチで対決。シリアスでハンサムでモテるに違いない新納刃に対抗して冨永がどこまで変態っぷりを発揮してセクハラするのか。そしてそれを春日がしっかり成敗してくれるのか。思わずミックスドマッチのベタを期待してしまうこの試合。ズバリ言って、肩の力を抜いて見る予定です!

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と、紹介してきましたガンプロ12・22北千住大会。17:30開場、18:00開始です。DDT UNIVERSE会員は先行入場で選手たちのトークとかを楽しめたり、会員じゃなくても試合後に大家&今成の集会も見れたりとなんというかDDTとはだいぶ違う興行なので、DDTの平田が好きなファンの方も一度足を運んでみてはいかがでしょうか。石井慧介と平田一喜の熱いぶつかり合いを、大家健と今成夢人の暑苦しさを、勝村周一朗&岩崎孝樹のキック、関節技を、新井健一郎&翔太&マスクド・ミステリーのプロレス的テクニックを、そして春日萌花、HARUKAZEの女子らしい闘いを、いろんな楽しみ方ができるガンバレ☆プロレス。今週の日曜日開催です!

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本日決勝戦!冬の風物詩・全日本プロレス世界最強タッグ決定リーグ戦2019ダイジェスト!

本日12月9日、全日本プロレス後楽園ホール大会で全日本プロレス世界最強タッグ決定リーグ戦が行われます。正直私自身色々と多忙だったこともあり、全日本プロレスTVに加入してなければほとんど見れてない始末。しかしせめて決勝戦は(会場行けないけど)生中継で見たい。そしてそのためにはあるていど復習しなければ!と思って今色々と書いてます。というわけでネットとYOUTUBEを駆使して、これまでの全日本プロレス、世界最強タッグの復習をしていこうと思います。

参加チーム

今年の参加チームは以下10チーム。

  • ジョー・ドーリング&秋山準
  • ゼウス&崔領二(現世界タッグ王者組)
  • 宮原健斗&青柳優馬
  • 諏訪魔&石川修司(2017 世界最強タッグ優勝)
  • ジェイク・リー&野村直矢
  • TAJIRI&KAI
  • 関本大介&ボディガー (現BJW認定タッグ王者組)
  • ヨシタツ&ジョエル・レッドマン
  • 吉田隆司&ギアニー・ヴァレッタ
  • パロウ&オディンソン

ジョー・ドーリングは去年最強タッグ優勝時のパートナー、ディラン・ジェイムスと組んで出場予定でしたが怪我で欠場のため秋山準が緊急出場。宮原健斗とヨシタツは今回別れての出場となりました。また、ジェイクと野村がユニットを超えて合体。そして個人的注目タッグはTAJIRI&KAIの師弟タッグとパロウ&オディンソンの超大型パワー型タッグチーム「The End」必殺技は互いが互いの敵をパワーボムで担ぎ上げて空中でぶつけあうやつ。インパクト大!要注目です。

星取表(12月8日時点)

そして現時点での星取表はこちら

http://www.all-japan.co.jp/wp-new/wp-content/uploads/2019/12/2019%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%82%BF%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%99%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%99%E8%A1%A8_1208.jpg

優勝争いはほぼ現時点で10点で一試合残している3組に絞られています。諏訪魔&石川修司組、ジェイク・リー&野村直矢組、そしてTAJIRI&KAI組。今日の後楽園ホールでは諏訪魔&石川組VSTAJIRI&KAI組、ジェイク&野村組vs宮原&青柳組が優勝争いに絡む試合となります。

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試合ダイジェスト

全日本プロレスのYOUTUBEチャンネルで、世界最強タッグ決定リーグ戦2019の大会ダイジェスト動画がアップされています。後楽園ホール大会などでサムライTV、GAORA中継のある大会はアップされていません(コメントのみのアップされている大会もあります)

今まで9大会分の動画がアップされているので、それを見つつ今日のための予習をしていきたいと思います。

www.youtube.com

ダイジェスト収録されているのは公式戦2試合と、この大会特別参戦の桜井"マッハ”速人が参加している岩本&丸山&ブラックめんそーれvs岡田&光留&マッハ組の6人タッグ。関本VS諏訪魔の迫力満点のぶつかりあい、大日本タッグチャンピオンの関本&ボディガーの連携をカットしてから暴走大巨人の連携でボディガーを追い込んでのファイアーサンダー。パワー対決を暴走大巨人が制した試合でした。

そしてパロウ&オディンソンに立ち向かったTAJIRI&KAI、TAJIRIの毒霧がオディンソンのケツに炸裂。錯乱して(?)レフェリーに突っ込むオディンソンを尻目にパロウを丸め込もうとするTAJIRI、パワーで回転エビ固めをこらえられたところに毒霧!しかしオディンソンがパロウの手を引っ張って尻もちをつかせると潰されたTAJIRIがそのまま3カウントを喫してTAJIRI&KAI組が敗北。

第5試合  2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦

◯パロウ&オディンソン[1勝=2点]
(9分06秒 回転エビ固めを潰して体固め)
✕TAJIRI&KAI[1勝1敗=2点]

メインイベント  2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦

諏訪魔&◯石川修司[2勝=4点]
(18分08秒 ファイアーサンダー→片エビ固め)
関本大介&✕ボディガー[2敗=0点]

www.youtube.com

ダイジェストからもTAJIRI&KAIのねちっこさが伺える反則の腕責め、ワキ固めとドラスク→足4の時の共演などで追い込むTAJIRI&KAI。しかし野村もKAIのサンダーファイヤーをクリアして反撃。TAJIRIが毒霧から丸め込み→バズソーの鉄板連携もカット、ジェイクにも毒霧を食らわせますが、そのジェイクがTAJIRIを捕まえているところにスピアー、そのままマキシマムで叩きつけてカウント3!ジェイク&野村がパワーで押し切った試合でした。

そして関本&ボディガー&パロウ&オディンソン組はとにかく互いのパワーが激突する展開。パロウ&オディンソンがパワーボム&バッククラッカーの複合技「ブラットイーグル」で勝利。パワフル!そして強い!

2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦

関本大介&✕ボディガー[3敗=0点]
(8分29秒 ブラッドイーグル→片エビ固め)
パロウ&◯オディンソン[2勝=4点]

メインイベント  2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦

ジェイク・リー◯野村直矢[1勝=2点]
(17分26秒 マキシマム→片エビ固め)
✕TAJIRI&KAI[1勝2敗=2点]  

www.youtube.com

今回の公式戦は一試合。メインの宮原&青柳VSパロウ&オディンソン。パワーのThe Endに宮原&青柳がスピードと連携で立ち向かう展開に。しかしThe Endもかなり連携が達者なので苦戦を強いられる宮原&青柳。しかしブラッドイーグル狙いを潰し、ダブルのドロップキック&ブラックアウトの合体技から宮原がシャットダウン・スープレックスでカウント3。スキをついた、という感じですがしっかりと勝利を収めました。

そしてインタビューで「青ちゃん」、「健ちゃん」と呼び合う二人。これはこれで楽しそうなので頑張って欲しい気持ちになりました。若干テンション的に青柳がムリしてるような気もしましたが、どこまで宮原に試合でもテンションでもついていけるか。それがこのタッグチームのポイントになる気がします。

メインイベント  2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦

◯宮原健斗&青柳優馬[1勝1敗=2点]
(14分56秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド)
パロウ&✕オディンソン[3勝2敗=6点]

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この日は異色の世界タッグ王者のゼウス&崔と、ドラゴンゲートの吉田隆司&ギアニー・ヴァレッタの対戦から。世界タッグ王者を連携&ヴァレッタの鎖でうまく分担してから吉田のパイナップルボンバーでカウント3。世界タッグ王者から勝利をもぎ取って見せました。番狂わせ!

そしてジョー&秋山組とレッドマン&ヨシタツ組の対戦は、ラリアットからのレボリューションボムでジョーがあっさり勝利。さすがの強さ。

試合後インタビューでは世界タッグ挑戦に色気を見せていた秋山。まだまだ元気!

ちなみに後半はジェイク&野村&岩本の試合とインタビュー。これで尺半分くらい使ってました。インタビュー長くない?もうちょっと世界最強タッグ公式戦ダイジェストに尺を使ってほしかった。

第5試合  2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦

◯ジョー・ドーリング&秋山準[3勝1敗=6点]
(9分22秒 レボリューションボム→エビ固め)
×ヨシタツ&ジョエル・レッドマン[3敗=0点]

メインイベント  2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦

ゼウス&×崔領二[2勝2敗=4点]
(15分23秒 パイナップルボンバー→片エビ固め)
◯吉田隆司&ギアニー・ヴァレッタ[2勝=4点]

 www.youtube.com

動画冒頭のジョー・ドーリングとゼウスの力比べはさすがの迫力。そして普通にジョーをブレーンバスターで投げる崔はなにげに凄い。ジョーのラリアット→秋山のエクスプロイダーなど連携も徐々に出てきた秋山&ジョー組が、ジョーのレボリューションボムで勝利。前の動画に続いて世界タッグ挑戦への意欲を深める秋山。こうなったらとことんやってほしい。

そして吉田&ヴァレッタVSジェイク&野村はジェイクの必殺バックドロップでヴァレッタをフォールして勝利。しかし吉田は試合中ずっと喋ってる印象。連携もだいぶこなれてきたらいいチームになりそうですが。試合後コメントがテンション高すぎて面白い。

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第5試合  2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦

◯ジェイク・リー&野村直矢[3勝1敗=6点]
(12分04秒 バックドロップ→片エビ固め)
吉田隆司&✕ギアニー・ヴァレッタ[2勝1敗=4点]

メインイベント  2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦

◯ジョー・ドーリング&秋山準[4勝1敗=8点]
(15分37秒 レボリューションボム→エビ固め)
ゼウス&✕崔領二[2勝3敗=4点]

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第5試合 2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦

✕ジェイク・リー&野村直矢[3勝2敗=6点]
(10分53秒 横入り式エビ固め)
ヨシタツ&◯ジョエル・レッドマン[1勝3敗=2点]

メインイベント 2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦

✕ゼウス&崔領二[2勝4敗=4点]
(23分31秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド)
◯宮原健斗&青柳優馬[2勝2敗=4点]

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第6試合 2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦

✕宮原健斗&青柳優馬[2勝4敗=4点]
(13分26秒 旋回式スクラップバスター→体固め)
吉田隆司&◯ギアニー・ヴァレッタ[4勝2敗=8点]

メインイベント 2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦

ゼウス&△崔領二[2勝4敗1分=5点]
(30分00秒 時間切れ引き分け)
関本大介&△ボディガー[1勝3敗1分=3点]

www.youtube.com

第6試合 2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦

ジョー・ドーリング&▲秋山準[4勝2敗1無1不戦勝=10点]
(9分41秒 両者リングアウト)
吉田隆司&▲ギアニー・ヴァレッタ[4勝3敗1無=8点]

メインイベント 2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦

✕諏訪魔&石川修司[5勝2敗=10点]
(20分49秒 ヨシタツ幻想→レフェリーストップ)
◯ヨシタツ&ジョエル・レッドマン[2勝4敗1不戦勝=6点]

www.youtube.com

メインイベント  2019 世界最強タッグ決定リーグ戦 公式戦

◯ジェイク・リー&野村直矢[4勝3敗1不戦勝=10点]
(13分56秒 バックドロップ→片エビ固め)
パロウ&✕オディンソン[4勝4敗=8点] 

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全部見て感想書いて、と思ったんですが時間無くて断念。残りは昼間見ようと思います。感想書くかは未定。できれば今の全日本プロレスのネット戦略についても書こうかと思ったんですが後日。とりあえず今までの試合ダイジェストを見ておいて今日の後楽園見るとより楽しめるはず。泣いても笑っても今日優勝者決定!個人的本命はこの二人です!

どうするYOSHI-HASHI!後藤洋央紀!最近のKENTAの試合後コメントが面白すぎて刺さる件!

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 11月16日から始まり、今週末の12月8日で最終戦を迎える新日本プロレスのワールドタッグリーグ2019が絶賛開催中。現在勝ち点トップのSANADA&EVIL組が24点、その他にジュース&フィンレー組が22点、タマ&タンガ組も22点で追っています。

と、かほどに熱戦が繰り広げられているわけですが、今回取り上げるのは試合ではなく試合後のバックステージコメント。新日本プロレスワールドのアカウント(@njpwworld)がtwitterで日々配信しているわけですが、その中でもKENTAのコメントがいちいち面白いので紹介させていただきます。まあ、半分以上は自分がツイートいちいち追うのが面倒なのでまとめておきたい、という理由からですが。

現在KENTAはNEVER無差別級王座。前シリーズで石井智宏の挑戦を退け、次回は後藤洋央紀の挑戦を受ける予定になっています。ワールドタッグリーグは裕二郎とタッグを組み、優勝の可能性はありませんがその代わり(?)充実したコメントを残してファン(私とか)を楽しませてくれています。というわけでツイートを紹介していきましょう。

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 初日から乙女ゲー風(?)、イメージビデオ風(?)にカメラに向かって話しかけるKENTA。カメラマンもカメラを振って頷くなど阿吽の呼吸をみせてくれます。中西を「マナブくん」、永田を「ユウジくん」と呼び、「地元の先輩の呼び方かよ!」とセルフツッコミ。これからのコメントに期待をもたせてくれます。

「ってイメージビデオかよ!」ってツッコミが気に入ったらしい。 

 試合に負け、疲労困憊のKENTAがまさかのノーコメント。う~ん残念。 

 うってかわって今回は立ちトークならぬ座りトーク。石井智宏をTOMOと呼んだのにならって後藤洋央紀もHIRO呼ばわり。そして天然嫌い、ということでYOSHI~HASHIにも矛先が。「コメント聞けば聞くほど何言ってっかわからない」そしてついに「#HIRO」が発動の予感。そして締めは

「まあオレが何が言いたいかって言うと、YOSHI-HASHIはブスで天然なくせにシリーズ前に髪整えてきて結構美意識高いってこと!」 

 今回は例のイメージビデオ風、乙女ゲー風からスタート。そして先日の後藤のコメントをうけ、思い通りのエサに食いついてしてやってり風なところが天然、とこきおろし、いつでもやってやる、と上から目線を批判。そして「天然は真面目に語っても説得力もなにもないんだから今のままでいい」と失礼極まりないアドバイス。

そしてこの日の締めは

「で、オレが一体何を言いたいかというと、新日本のファンにはおなじみかもしれないけど、YOSHI-HASHIが持ってる棒って一体なんなのってこと!」 

 今回はカメラを手で隠しての「だーれだ」と昭和感溢れるスタート。そして後藤がコメントで自分に触れなかったことに残念がるという可愛げを見せるKENTA、そして

「ベテランと当たったときに、ベテランの底力が・・・って一番言っちゃいけないコメントだから」とガチアドバイス。

そして今回の締めは

「で、結局何を言いたいかというと、あのヘンな棒持ってかっこつけた顔できるYOSHI-HASHIのメンタルってどうなってるの?ってこと!」 

 そして今回は後藤のツイッターでの発言をうけて真摯に反省・・・。するわけもなく、その発言に対して痛烈な批判コメント!

オレは、この新日本に別に友達を作りに来たわけじゃないんだよ、自分のプロレス人生かけてここに来てんの。

それでお前のことをイジって、っていうか意識してやってんだよ。お前が来ない。お前だよプロ意識に欠けてんの。お前が甘ったれて現状に甘んじてるだけじゃねえかよ。違う?それだけのことだよ。

 と痛烈な批判。そして的を射ている。本来チャレンジャーの立場である後藤がKENTAをあの手この手で揺さぶってその気にさせないといけないのに、現状はKENTAが全部お膳立てをしてる形になってしまっている。そのことを的確に言い当てているコメント。そしていつもはYOSHI-HASHIをイジって終わる締めの言葉も

「で、結局何が言いたいかというと、あいつはプロ意識語ってるようで、自分のプロ意識の未熟さを露呈してるだけだってこと!」

と後藤へのコメントに終始。いつになくシリアスモードのKENTAでした。

 後藤の発言はたぶんこれ。ハッシュタグで語るスタイルで皮肉をきかせてる感を出してるのがなんというか後藤っぽい。

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そして一夜明けてまた後藤のツイッターについて、喋るの苦手だからってtwitterで強気な後藤に「そういうのメッチャ好きなんですけど!」とツンデレっぷりを発揮するKENTA。「ゴトヒロ、楽しもうじゃん!」と宣戦布告。そして何故か「twitter」をイチイチ言い直すムーブが開始。元ネタあるのかしら。

そしてこの日の締めは

 「で、オレが何が言いたいかって言うと、初めてYOSHI-HASHIの曲聞いたけどなんか似合わねえなってこと!」 

 この日は後藤との乱闘に終始。盛り上がってまいりました! 

そしてこの日は久々の乙女ゲーパートが。今回は裕二郎を絡めた三角関係を演出しはじめたKENTA。どこまでいくのかKENTA劇場。面白いけど。

そしてこの日は石井&YOSHI-HASHI組と対戦したKENTA、敗れはしたものの充実というか満足感を表明しましたがYOSHI-HASHIに対しては「遠くで見ても近くで見てもブス」と一蹴。そして抗争に乗ってきた後藤にも満足げ。なんというか色々レールに乗ってきた、という実感を感じました。

この日の締めは

「で結局、オレが何が言いたかったかって言うと、YOSHI-HASHIの棒を近くで見たけど謎は深まるばかりってこと!」 

 そしてこの日は乙女ゲーモード全開のKENTA。KENTAファンの女性がこういうのを求めてるのかはちょっとわかりませんが・・・。今回はカメラマンと指切りするサービス(?)っぷり。「指切りげんまん嘘ついたら入場のときにYOSHI-HASHIの棒持ーたす!」とここでもYOSHI-HASHIイジリ。そして後藤のパートナー、カール・フレドリックス批判と言いたい放題状態に。(まあ、KENTA組は後藤組に負けてますが...。)

そしてこの日のシメは

「結局オレが何が言いたかったかって言うと、YOSHI-HASHIがコメントするときにイチイチ前髪直すしぐさにイラっとするのオレだけ?ってこと!」 

 冒頭KENTAを「ケンさん」と呼んで「同じイケメンだから気が合う」と称える裕二郎。そしてKENTAが登場し、裕二郎と話していたカメラマンを乙女ゲーモードで責めるという図式。何を構成に凝ってるんだよ!そして三角関係を強めに演出していくKENTAが。その中の架空の会話でも「オレがあげたYOSHI-HASHIのTシャツは一回も着ないでぞうきんにしてたくせに」とYOSHI-HASHIディスは忘れないKENTAの悪口の繊細さ。

そして後藤が、自分が仕掛けない限り何もしてこないことにイラつくKENTA。まあそりゃそうだ。ついでに後藤ファンも批判。「もっと来いよ!待ってんだから!」

そして今回のシメは

「オレが結局何が言いたいかって言うと、YOSHI-HASHIがコメントするときに眼の瞳孔開いちゃうの、別の意味で怖さ感じるのオレだけ?ってこと!」

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と、今回はここまで。最終戦までにあったら追記していきます。

しかし、今の新日本でここまで喋れるのはKENTAとザック・セイバーJrくらいと言っても過言ではない。あとタイチ。全員外様ですが。「試合してればいい」っていっても、試合で違いを見せられるのはよっぽどの選手しかいないので、こういうコメント力含めてのプロレス。これからもKENTAのコメントは楽しみでしかないし、できれば対等に言い返せる選手が生え抜きの新日本レスラーから出てきてほしいもの。

コメントではキレキレ、twitterではクソリプおじさんの過去ログを遡って晒し、レスラーのコラまで作ってアップするなどやりたい放題のKENTA。とりあえず毎日twitterでのKENTA検索を欠かせない私でした。これからも楽しみにしてます! 

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プロレスラー選手名鑑2020 (週刊プロレス2019年12月15日号増刊)

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百戦錬磨 :セルリアンブルーのプロ経営者

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 ※2019/12/8追記

新日本プロレスのWTLもいよいよ最終日。とりあえずKENTA&裕二郎組には優勝の可能性はないわけですが、そんなことも関係なくKENTAのコメントを拾っていきたいと思います。

 このコメント動画の時間は3分15秒。順調にKENTAのコメントだけが長くなっていくわけですが、今回も乙女ゲー風の寸劇からスタート。KANTAの彼女(?)が裕二郎に乗り換えると言われて戸惑いながら復縁を迫るストーリー。「誰も気になんねえわこのストーリー」と言いつつこの日もノリノリです。

この日は試合で対戦したTMDKのマイキー・ニコルズについて「自分も同じ環境でやっってたから思い入れがある」と同じWWE退団組ならではの気持ちを吐露。そして返す刀で前回と同じくゴトヒロ批判。ファンももっと言ってやれって!面白くなるんだからと。この煽りが次の日の伏線となっていました。

この日のシメは

「結局オレが何が言いたいかって言うと、天山・小島とやった時のYOSHI-HASHIのインタビューマジで意味わかんないからみんな聞いてみてってこと!」

そして次の日試合中に後藤を襲撃したKENTA!なかなか「来ない」後藤にしびれを切らして行動で試合は後藤組の反則勝ちで観客は大ブーイング。そしてその日のコメントは 

 今回のコメント尺は4分!長い!後藤を襲撃した後にも関わらず長めの「乙女ゲーパート」YOSHI-HASHIディスを含め、「彼女」の家に勝手に上がり込んでしまったていになっていて軽くホラー風味も加えてみました。

と思ってたらまさかの裕二郎も参加。KENTAから裕二郎を救うストーリーでまさかの本人登場。なんなんやこれ。

「行ったよオレ仕掛けたよ!?あとはあいつの返答を待つだけ、なんか面白いことしてくれるのかな?」と改めて宣戦布告。

そしてYOSHI-HASHIにとことんブス呼ばわりしてディスしたあげくにシメのコメント

「ま、結局オレが何が言いたいかって言うと、YOSHI-HASHIって結局ああは言われてるけどオレ結構イケてるしって思ってるタイプの人間だってこと!これ間違いない」

 乙女ゲーパートが最終回を迎え、12・8タッグリーグで何をKENTAが言うのか?乞うご期待!

※2019/12/13追記

 見事なオチ!

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そして抗争の舞台はネット空間に。KENTAが東スポで後藤を挑発!

www.tokyo-sports.co.jp

そこから仁義なきtwitter抗争へ発展!

 

 

 

 

 

 

 

 

 面白い。ただただ感想書く後藤に比べ、きっちりと画像引用、引用RTを駆使して一見さんにもわかりやすく書いているKENTA。そのままSNS講座にも使えそうな感じですが、新日本がフリーのKENTAに後藤の教育を任せてるようにも見えるこの抗争。面白いのでまだしばらくNEVERのタイトルマッチは延期でいいです!ちなみに本番のNEVER戦は1・5東京ドームです。試合とそれまでの煽りあいに乞うご期待。

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 2020/1/8追記

その後、歴史的乱入によりドーム中からブーイングを受けたKENTA 

otokoman.hatenablog.com

 その翌日1月6日、新日本プロレス大田区大会「NEW YEAR DASH」のバックステージコメントが今までの流れをふまえたものだったので貼っておきます。

 まず久々の「乙女ゲーパート」で終電を気にしてからのまずは内藤イジり。テツヤつながりで武田鉄矢のモノマネしながら「バカチンが~」、そしてこの日のブーイング量に不満を表明してから最近話題のクソリプ晒しに話題転換。

「SNSで直接選手に文句を言えるなんていい時代に生まれたな!でも見てみたらオッサン多い!あのなぁ。子持ちも居たぞプロフィール見たら。自分の親がそんなんだったら恥ずかしいわ。二度と送ってくるなよ!」と念押し。はっきり正論なのがまたニクい。ただ「二度と送ってくるなよ」を三回繰り返すあたり押すな押すなパターンか?という感じもあり。

そしてゴトヒロ問題に。「オレはプロレス人生をかけるとは言ったけど命をかけるとは言ってない!」

確かに11月24日のコメントで「プロレス人生をかけてここに来てる」とは言ってます。そしてコメント内でも「命をかける」とは言っていない。そこにこだわりがある、ということは、どうしても三沢のことがあるのか、と思ってしまいます。

そして最後の締めは

「結局俺が何を言いたいかって言うと、毎回毎回言いたいことなんて無いってこと!」

おあとがよろしいようで。

 内藤との二冠戦も決まったKENTA。2月9日まで一ヶ月、色々とSNSでもコメントでも楽しませてもらえそうで楽しみです!

貫禄の白いベルト、情念の青いベルト。伊藤麻希vs乃蒼ヒカリ、感情ぶつけあうタイトルマッチ前哨戦。

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 11月30日に行われた東京女子プロレスの横浜ラジアントホール大会。夏以来の生観戦をしてきました。客入りはほぼ満席だったこともあり、盛り上がった大会となりました。東女初見のフォロワーさん連れて見に行ったんですが満足してもらえたようでホッとしました。全7試合、それぞれのカードにテーマが生まれた興行。1・4後楽園ホールに向けて色々と動き出した横浜大会でした。

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そんな中、1・4後楽園ホールで決定しているタイトルマッチは3つ。シングルの頂点、プリンセス・オブ・プリンセス選手権(以下POP選手権)は王者・坂崎ユカにエース・山下実優が挑みます。もうひとつのシングルベルト、インターナショナル・プリンセス選手権(以下IP選手権)は王者・伊藤麻希に前回大会で乃蒼ヒカリが挑戦の名乗りを上げて決定。そしてこの日の横浜大会でプリンセスタッグ選手権、王者・辰巳リカ&渡辺未詩の白昼夢と天満のどか&愛野ユキの爆れつシスターズの対戦が決定しました。

 

安定した人気を誇り、最近はAEW参戦もしている坂崎ユカと、「東女のエース」の地位を築きつつある山下実優のPOP選手権がおそらくメインイベント。東京女子プロレス最強を決める、という意味でこの二人の対戦に異論を挟むファンはあまりいないでしょう。

互いに互いを認めていることもあり、前哨戦も「菓子折りもってこい」などの週プロvsDDTネタを織り込むなどの余裕を見せ、今回の横浜大会も山下が持ってきたどらやきからこしあん派vsつぶあん派の争いに発展していました。これも「東女ワールド」のひとつでしょう。

 

そして一方、波乱の運命をたどっているのがIP選手権のベルト。8月の後楽園大会で万喜なつみが初代チャンピオンとなりますが、まなせゆうなとの初防衛戦で膝を負傷。試合続行不可能となった万喜をまなせがフォールしてベルトを奪うも号泣しながらリングを降りるというなんともいえない試合に。

そしてそのまなせゆうなを丸め込んでベルトを奪った伊藤麻希。その伊藤に万喜のパートナー、乃蒼ヒカリが挑戦表明したのが前回の新木場大会でした。

 

 

「インターナショナル」といいつつ日本人同士のタイトルマッチとなった1・4後楽園ホール。東京女子に2つのシングルベルトがある時点で比較されるのは必定。IWGPヘビーとインターコンチのようなものでしょう。新日本プロレスでのインターコンチは一時「中邑真輔ベルト」と言われるほど個性を放ちましたが、来年の東京ドームでは統一戦が行われることになり、それほど2つのシングルベルトの差別化は難しい。では今回、IP選手権はPOP選手権に対して何で差別化するのか。今回の横浜大会で見えたのは

「情念」の二文字でした。

 その情念の二文字が見えた東京女子プロレス、11・30横浜ラジアントホール大会の第五試合、伊藤麻希&原宿ぽむ組vs乃蒼ヒカリ&桐生真弥組を振り返っていきます。

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休憩開けに行われたこの試合、トイレが混んでたんでギリギリ入場になりましたが、いつも通り伊藤麻希は歌いながら入場。いつも通り握手を拒否した伊藤組ですが、原宿ぽむが伊藤をおしのけて先発を元気よく志願。しかしそこで乃蒼ヒカリが先発、そして伊藤を指名。張り切ってたぽむは思わずこの表情。伊藤と顔を見合わせます。 

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試合開始後も伊藤を狙っていくヒカリ。腕を取るときの表情にも気合を感じます。腕の取り合い、ヘッドロックからコーナーに振って「世界一かわいいパンチ」を狙う伊藤をスカすヒカリ。やらせね~よ、という意地を感じます。

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そして試合は桐生VSぽむのマッチアップになり、ぽむ得意のゴリラパンチを伊藤もやってみて「楽しい~」と喜んだり、クイックタッチでボディスラムを連発して桐生を攻め込むなどペースを掴む伊藤組。ようやく桐生がヒカリにタッチします。

 

ぽむをドロップキック連発で攻め込み、裏投げを狙うぽむ。三角跳びアームホイップで伊藤にタッチし、二度目の伊藤VSヒカリのマッチアップとなります。

そしてさっそく「世界一かわいいパンチ」を成功させる伊藤、しかしヒカリも得意のドロップキックからコブラツイスト。そこからグラウンドコブラで締め上げてからのマウント取ってのエルボーと挑戦者としての意地を見せていきます。

 

しかし伊藤も頭突き、こけしで反撃、得意の逆エビ固めに捉えます。ロープに逃げようとするヒカリですが、リング中央に引き戻して片逆エビに捉え直す伊藤、ここでヒカリが決意を見せます。決意の中指立て! 

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会場もどよめきますが、これにブチ切れた伊藤、ヒカリを踏みつけ、足蹴にし、中指を掴んでひねり上げていきます。そして怒号

「おい!来いよオラ!何の指立てだオラ!てめえチャンピオンになるってどういうことかわかるかオラ!」

 ここで発奮したヒカリ、踏みつけられた足を掴んで倒し、エルボー、掟破りの頭突きで反撃。ドロップキックで伊藤を蹴散らす。感情込もった攻撃で爪痕を残していきます。 

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 その後、桐生との連携でミサイルキックをヒカリが伊藤に叩き込む場面もありましたが、伊藤が桐生を伊藤スペシャル(変形テキサス・クローバー・ホールド)に捉えてギブアップを

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 第五試合

◯伊藤麻希&原宿ぽむ
(11分30秒 伊藤スペシャル)
乃蒼ヒカリ&✕桐生真弥

 試合後、去っていくヒカリに対し、コーナーに登ってベルトをアピールする伊藤。チャンピオンとしての矜持を見せつけた結果となりました。f:id:otokoman:20191130132907j:plain

 

1・4後楽園ホール大会、注目されるのはPOP選手権を闘う坂崎ユカVS山下実優のほうでしょうし、試合内容、技術的にもこの試合のほうが伊藤麻希VS乃蒼ヒカリよりもレベルが高いものになると思います。しかしそれはIP選手権を闘う伊藤とヒカリにもわかっていること。技術、経験で劣る者たちがどうすればいいか。それは互いの感情をぶつけ合うこと。このタッグマッチで、乃蒼ヒカリはその領域に踏み込むことを宣言した、その宣言があの「中指立て」なんじゃないでしょうか。

爽やかな試合を超えた執念、情念を持って試合に挑むという覚悟。アイドル離れした耳ピアスの量から「何か」を発散してたヒカリですが、この伊藤戦でその「何か」を開放するのか。伊藤がその情念を受け止めて自らもステージを上げ、坂崎VS山下戦を上回るインパクトを残せるのか。1・4後楽園ホール大会の2つのタイトルマッチ、互いに尊敬し合う坂崎VS山下、情念をぶつけあう伊藤VSヒカリ、この2試合の対決として注目したいと思います。

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そしてこの日の試合を軽く振り返り。第1試合は上福ゆきvs猫はるなvs天満のどかの3WAY。この身長差!この絵を作りたいだけで組まれたに違いない試合。5分くらいで終わったので3人の持ち味を発揮しきったかと言われるとう~ん、という感じですが、ドタバタと楽しい試合でした。

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そして見ていて一番誤算だったのがこの沙希様vsらくのシングルマッチ。はっきり沙希が圧倒して終わるかと思ってましたがいきなりらくの奇襲攻撃でスタート、執拗なスリーパー、意地で決めたおやすみエキスプレスなどで大健闘。負けはしましたが、今まで自分が見た中ではらくのベストバウトでした。らくがトップロープからチョップを放つ時思わず「セイバー!」と言ってしまったのはご愛嬌。

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そしてセミファイナルのエニウエア・フォールマッチを制した辰巳リカが操とグータッチ。今週末の原宿大会で沙希様vs操のシングルマッチが決定しました。ということは1・4ではミサヲ復活?

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そして最後はメイン後、マイクがグダグダになった山下実優を微笑ましく見守るまなせゆうなの笑顔で締め。なんというか保護者感漂うまなせ選手でした。

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今回本当に全試合楽しめた東京女子プロレス。今年は12・7原宿大会と12・22北千住大会。そして来年1・4の後楽園ホール大会。今アツくなってる東京女子プロレス、今から来年が楽しみです。というわけで今日はここまで。最後までご覧いただき、ありがとうございました!

中島翔子メキシコ遠征終了!147cmの大怪獣、アレナ・メヒコに立つ!

東京女子プロレスの中島翔子が11月初め~中旬までの二週間ほどメキシコ遠征に行っていました。昔の「海外遠征」というと、本当にアメリカやメキシコ、ヨーロッパなどに暮らし、一年~半年姿を消してまったく新しく生まれ変わってくる、というもので、その間「日本の観客から姿を消す」ことで新人感を消し、新しいキャラクターとして登場するという「新人からの脱却」がメインとなるイベントでした。

しかし最近は海外のプロレス団体は特に、無料でYOUTUBEに動画をガンガン上げてるため海外遠征中の選手を普通に見ることが可能。この中島の海外遠征も、CMLLがアレナ・メヒコ定期戦をYOUTUBEでライブ中継しているため、日本で試合を見ることができました。一部見れない試合もありましたが、YOUTUBE動画を貼っていき、中島翔子の海外遠征をまとめてみました。 

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11・8 CMLL アレナ・メヒコ 金曜定期戦

ダリス&アマポーラ&レイナ・イシス
(2-1)
ハロチータ&中島翔子&サネリィ

 

そして、この試合に限らずCMLLレディースリングのツイッターアカウントが詳細を報じているので貼っておきます。  

そして、試合後にはCMLLのインタビューにも応じた中島。謙虚に豊富を語っています。やはり初めてのルチャには戸惑いがあった様子。 

www.youtube.com

 そしてツイッターでも抱負を。

 

11・9 CMLL・アレナ・コリセオ 土曜定期戦

アマポーラ&ティアニー&ラ・コマンダンテ
(2-1)
中島翔子&プリンセサスヘイ&ラ・マグニフィカ

 連日の試合となった中島。この試合は動画が上がってないのでCMLLレディースリングのツイートを貼っておきます。 

 

11・11 CMLL・アレナ・グアダラハラ

中島翔子&ジュビア&ハロチータ
(2-1)
ラ・コマンダンテ&メタリカ&レイナ・イシス

 この試合も動画がないのでLADY'Sリング頼り。

 そして試合の様子の一部。コマンダンテでっかい! 

そしてルチャドーラたちとの交流も。着々とプロレス外交を進める中島翔子!

 

 11・12 CMLL・アレナ・グアダラハラ

ダリス&アマポーラ&ラ・インフェルナル
(2-1)
中島翔子&シルエタ&ラ・マグニフィカ

  この試合も動画がないのでLADY'Sリング頼り。

 そして残るは最終戦。改めて本人の決意のコメントが。

  そして、最終戦の前にはルチャの合同練習に参加した中島。ブカネロに太鼓判を押された模様。長かったメキシコ遠征もいよいよあと一試合のみ。ルーチャ!

 ブカネロジムでの練習。なかなかに新鮮だった模様。

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11・15 CMLL アレナ・メヒコ 金曜定期戦

ダリス&ティファニー&レイナ・イシス
(2-1)
中島翔子&プリンセサ・スヘイ&ハロチータ 

これが試合動画です。この日はタイガー服部のメキシコ引退試合もあり、新日本から遠征中の川人も参戦。日本人にとってはちょっとした特別興行となりました。

 最終戦は勝利で今回のメキシコ遠征は終了。2週間ちょっと、全5試合と短い間ではありましたが、本人的にも実りが多かった模様。試合でも最終戦ではだいぶ認知され、歓声も上がっていました。 

そして本人からも感謝のツイートが。シングルのベルトを失った中島ではありますが、だからこそメキシコ遠征が出来たという面もあるはず。今年はAEWにも参戦しましたし、これからも積極的に世界に出ていってほしいところです。 

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そして、中島翔子の写真集&DVDも発売決定。1・4後楽園からの発売だそうで、メキシコでの試合の模様、オフショットも収録されているとのこと。ファン必須アイテム!

 

と、中島翔子メキシコ遠征を振り返りました。試合を見た感想としては、ルチャ独特のスローペースに最初は戸惑いを見せていた中島でしたが、最終戦ではだいぶ馴染んでいたように思います。得意のムーブに加えてアームホイップのバリエーションを見せたり、トペを見せて会場を沸かしていました。

今日の新木場から再び東京女子プロレスに戻った中島。またシングルのベルトを狙うのか、それとも誰かとタッグを組んでいくのか。本人も「ベルトを持っていないからこそできることをやりたい」と言っていたので、何かしら考えがあるのでしょう。 

LADYRIN12月号

LADYRIN12月号

 

 東京女子プロレスは山下実優と坂崎ユカのタイトルマッチが1・4に決定済。チャンピオンを経験した中島が今後どう動いていくのか。キャリアも重ね、これからのプロレス人生を考える時期なのかもしれません。いろんな選手がデビューしていく東京女子プロレスですが、やっぱり山下、坂崎、中島が東京女子プロレス、という意識が自分にはあります。充実したメキシコ遠征を過ごしたことが伺える中島。今後の動きに注目したいと思います!

プロレスリング・ノアのIT革命!拳王のマイクから衝撃のフットスタンプ動画まで。プロレス団体YOUTUBE活用法!

今日は小ネタというか気付いたことを。ちょっと前から思ってたんですが、経営母体がリデット・エンタテイメント社に移ってからのプロレスリング・ノアは積極的にYOUTUBEチャンネルを利用し、かなりリアルタイムでいろいろな事件、試合をアップするようになりました。

www.youtube.com

実際、チャンネル登録数も増加傾向で、現在3万人を突破。これは国内団体では新日本プロレス(34.5万人)、DDTプロレスリング(4.5万人)に次ぐ数字。ちなみに全日本プロレス(1.1万人)、Wrestle-1(1.8万人)と、全日本系団体の中ではトップの数字。公式ツイッターでもチャンネル登録を促進するメッセージを発し続け、積極的に動画を貼り付けています。

 現在、日テレG+での中継枠はあるものの、独自の動画サービスはやっていないノア。それを逆手に取って、興行のLIVE配信、試合をフルでアップするなど積極的にアピールを続けています。

このような活動を続けているYOUTUBEのプロレスリング・ノアチャンネルに、実際どのような動画があるのか、ジャンル分けしつつ貼っていきます。

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事件・マイクアピール系

11・2の両国大会前後からどんどんリアルタイムで動画をアップするようになったノア。最近話題になった事柄をすぐに動画にしてアップするというフットワークの軽さ。まずは最近危険技として話題になった拳王のフットスタンプがタイガー・スープレックスホールドでブリッジしている清宮に炸裂。欠場に追い込んだシーン。

www.youtube.com

こういう試合中のアクシデントが公式動画としてアップされるのは珍しいのでは。思わず顔を背けたくなるシーンですが、しっかり11・2両国には出場した清宮。その頑丈さを周囲に示しました。でも何回見てもちょと怖い。

 

さらに、これはちょっと事件とは違いますが、原田大輔が小峠篤志に放った戦慄の雪崩式片山ジャーマン!雪崩式ジャーマンやスパイダー・ジャーマンはたまに見ますがだいたいが投げっぱなし式。雪崩式でさらにブリッジする、というのは凄い。叩きつけたときの衝撃が下手したら全部首と顔面にかかってしまう危険な技。

www.youtube.com

まさに「鍛えているから」できる技。話題になるやいなやこのフィニッシュだけの動画を切り出してアップするところに今のプロレスリング・ノアCHのフットワークの軽さを感じます。

 

そして、最近週刊プロレスで拳王に苦言を呈したリデット社の社外取締役、田村潔司に噛み付いた拳王のマイクもさっそくアップされてます。

www.youtube.com

きっちりと長州力と橋本真也の「コラコラ問答」を元ネタにしながら、田村潔司がUWFインターナショナル時代に高田延彦に発した「真剣勝負してください」に繋げるあたりさすがのマイクの上手さ。

まあ、一時期熱狂的田村ファンだった私も、拳王VS田村戦がほんとに見たいかと問われたら「今更そこまで・・・。」と答えますが、でも実現したら見ちゃうよなぁ・・・。

 

そして、なんと齋藤彰俊が反選手会同盟を結成することを宣言!この令和の時代にあの平成維震軍の前身となった反選手会同盟が新日本プロレスではなくプロレスリング・ノアで!しかもパートナーは井上雅央!どこまで本気で捉えていいかアレではありますが、仕掛けていく姿勢はよし!彰俊、まだ老け込むのは早い!

www.youtube.com

と、コラコラ問答、UWFから反選手会同盟と、これからのプロレスリング・ノアの行く末がある意味心配にもなりますが、どんどん外にアピールしていく積極的な姿勢は感じられます。とにかくやったれ!という勢いが大切。いい意味での節操の無さが伝わってきます。

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試合動画

そして目玉はなんといっても試合動画。最近のノアは試合動画をフルでアップすることが増えています。

2019・10・20 丸藤正道vsマイケル・エルガン

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アメリカのインパクト・レスリングで実現した両者のシングル。20分超えの熱戦となったこの試合。同じ試合が2回入ってますが、動画のトラブルがあったためか。25分過ぎくらいから見始める事をおすすめします。

 

2019・3・17 丸藤正道VS小川良成

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ノア、最後の博多スターレーン興行で行われた丸藤VS小川。小川のシングルマッチはなかなか貴重。そのテクニックを存分に発揮するこの試合は見るファンにも「プロレスの教科書」的な試合。現在53歳の小川良成。しっかりと記憶しておきたい試合になりました。

 

その他にも大会告知、興行生配信、丸藤と博多大吉の対談など、いろんな仕掛けを続けているプロレスリング・ノアYOUTUBEチャンネル。まだまだ挑戦は始まったばかりですが、元々「エス・ピー広告株式会社」が社名変更したリデット・・・、いや、親会社のリデット・エンターテインメント(拳王風)。これからも積極的な配信をしてくれることを期待してます。選手層も暑く、試合内容も充実しているノア。あとは世間への発信とアピールがあればメジャー団体として君臨することも可能なはず。どのようにプロレス界、世間にアピールし、NO.2、いや、NO.1を目指していくのか。これからもちょいちょいチャンネル覗いていこうと思います。チャンネル登録はこちらから!

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otokoman.hatenablog.com

otokoman.hatenablog.com

※11・23追記

そして、この企画もう終わるのかな、と思ってたんで書かなかったんですが、ちょっと前から丸藤正道VS博多大吉の対談動画がアップされています。今まで上がっているのは11・2両国大会への煽り対談2回と、その後の振り返り動画。古い付き合いの丸藤と話していることもあり、リラックスしてる大吉先生。長めの動画でふんわりと話してるところが楽しめます。今後もビッグマッチごとにやってくれると嬉しいところです。

両国直前対談動画。#1,#2でワンセットになってます。

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そしてここから振り返り動画。西村修のデカさに注目するのが大吉先生っぽい

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10・28ガンバレ☆プロレス板橋大会観戦記。まさかのユニオン同窓会!?

10月28日、ガンバレ☆プロレス板橋大会を観戦してきました。DDTの大一番、11・3両国大会目前ということもあり、プロレスリングBASARA総帥小高イサミ参戦、そしてなぜかヤス・ウラノの挑発に乗っての大家健vsBASARA中野の試合も決定。そして両国関係ないですが、今をときめく入江茂弘も参戦。

インディJr王者元王者が集まったタッグマッチをメインに据えた10・28ガンバレ☆プロレス板橋大会。ヌルっと振り返っていきます。

 

火花が散ったのは入場式から。メインと中野戦の「一日二試合」を勝手に決めた大家健にメインで対戦する勝村、石井がチクリ。勝村が「秒殺する」、石井が「じっくりと痛めつける」と正反対の抱負を表明するとそこで大家が逆ギレ「プロレスラーは超人なんだよ!」と吠えまくったところで入場式終了。色々不穏な空気を感じさせてくれます。

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吠える大家健!大家健には逆ギレが似合う!?

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第1試合
やられたらやり返せ! 鷲田周平試練のシングルマッチ
鷲田周平vs入江茂弘

 

DDT本隊には出てないですが、ガンプロには継続参戦している入江。今回は鷲田戦ということで、鷲田に胸を貸す立場としての参戦。メインどころと絡んで欲しい、というところもありますが、結果としては入江が鷲田をきっちり引き出す展開になりました。

序盤からエルボーの打ち合いで圧倒されるも、そこから意地を見せ、蹴りを中心に攻め込んでいく鷲田。しかしその強烈な蹴りをしっかりと受け止めてゴツン、ゴツンと凄い音のするエルボーで返していく入江。「新人にはこういう試合、こういう相手が必要だよな~」と思わせる向き合い方をしていきます。結局、力いっぱい走り込んだラリアットからコーナーからのスプラッシュ、フライングボディプレスで勝利した入江。

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立ち上がる鷲田を見据える入江の眼光。イイ眼をしてる!

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鷲田の蹴りもよかった。何回も入江に苦悶の表情を浮かべさせていました。これから!

◯入江茂弘
(9分43秒 ビーストスプラッシュ→片エビ固め)
✕鷲田周平 

入江もどこか手応えを感じたのか鷲田に握手を求めるも張り手で返す鷲田。結局入江が鷲田をボコボコにしてリングから落として勝ち名乗り。しっかりとした、見ごたえのあるチャレンジマッチでした 

 

第2試合
ハロウィンコスプレ3WAYマッチ
チェリーvsHARUKAZEvs春日萌花

 

ハロウィンコスプレマッチと謳われたこの試合。HARUKAZEがキョンシーで入場した後にチェリーが春日のコスで入場。そして悪意あるブリッコっぷりを披露するとそこを怒りの赤ずきん春日が奇襲!春日さん怖い!

その後も基本2vs1の構図で試合は進みますが、とにかくのびのびと闘うチェリー。木曽レフェリーが巻き添えの腕ひしぎを食らう場面もあり、散々チェリーがかき回したこの試合。最後は合体攻撃を狙って春日がコーナーに登ったところでチェリーが丸め込んでHARUKAZEからピン。コーナー上で呆然の春日。終始爆笑!

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チェリーの悪意あるモノマネ!絶妙なウザさを発揮してました

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チェリーの腕ひしぎを食らう木曽レフェリー!受けが似合う!

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この姿のまま終了のゴングを迎えた春日萌花。呆然・・・。

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さすがに不満そうな春日。しっかりと観客に挨拶して帰ったのはさすが!

◯チェリー
(5分18秒 春夜恋)
✕HARUKAZE
※もう一人は春日萌花。

第1試合と打って変わって、肩の力を抜きまくって楽しめる試合。コメディマッチでのチェリーの凄さを見せつけられました。面白かった~!

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第3試合
スペシャルシングルマッチ

大家健vs中野貴人

BASARA中野がガンプロ初登場。自分もBASARA後楽園で見たっきりだったので、どんな試合するかな~と思って見てたら大家健いきなり急襲!大人げない!団体のトップがホームで初参戦の新人を奇襲する暴挙!さっそく場外戦に持ち込んで短期決着を狙う大家ですが、中野も飛び技で反撃、鉄柱にぶつけ、ただでは負けないと意地を見せます。

そして、この試合には自己主張の強いセコンド(木高イサミ)の存在が。メインで組む大家に的確なヤジを飛ばしまくるイサミ。延髄斬りからの武者返しなどで健闘を見せる中野でしたが、なんとか大家が頭突き、ハリケーンドライバーのコンボから炎のスピアーを炸裂させて3カウント。勝ち名乗りを受ける大家でしたが、控室にさっさとイサミが連れ帰ってました。嵐のように去っていく大家・・・。

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中野貴人ガンプロ初登場!いい面構えしてました!

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丸め込みであわやの場面を作った中野。さすがに差はありましたが健闘してました

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さっさと大家を連れ帰るイサミ。この試合にいいスパイスを加えてました

◯大家健
(8分46秒 炎のスピア→片エビ固め)
✕中野貴人

ありふれたチャレンジマッチになるかと思いきや、大家が一日2試合だったために早期決着を狙った(失敗)ことと、セコンドで終始しゃべりまくるイサミの存在がこの試合を面白くしていました。

 

第4試合
岩崎家vs百田家全面対抗戦

岩崎孝樹vs力

力の試合には百田両親が応援するのが恒例なので百田家はわかりますが、なんで岩崎家?と思いつつ試合開始。しかし結果、今まででベストバウトじゃないか、というくらい力の気持ちがこもったファイトが見れました。

初っ端からチョップ、キックを打ち合い、気持ちをぶつけ合うファイト。岩崎がバチバチいくんですが、力もそれに負けずにしっかりと返していく。いつの間にか自分の席の後ろには百田家のお母さんが応援(一瞬「岩崎頑張れー」と叫んでてえっ!?となりましたが)に参加。それもあってか、不器用ながらも打撃をボコボコに受けながらも立ち向かっていく力の姿に観客もヒートアップ。

いきなり「パワー」と叫んだところにツッコミよろしく岩崎が強烈な前蹴りを顔面にブチこんだところではおもわず爆笑しちゃいましたが、力が「百田家の技~!!」と叫んでからのバックドロップからのセイバーチョップを狙ったところでは「あわや」の雰囲気が漂いましたが、岩崎がキックで迎撃。バックドロップを食らうもカウント1で返した力でしたが、PKからの垂直落下式ブレーンバスターを食らって3カウントを許してしまいました。熱かった!

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とにかく強い打撃をバチバチ入れていく岩崎。力の顔がブレる!

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力の健闘を称える岩崎。普通にイイ試合でした。

◯岩崎孝樹
(12分1秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)
✕力

これからの力に期待できる試合内容。不器用ながらも突貫していく力に好感が持てました。岩崎もしっかりと力を引き出した印象。そろそろ岩崎もトップに絡んでいってほしいです。いい試合だー!

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セミファイナル
GWC6人タッグ選手権試合
~ハッとしてGoodなアルプス工業vsガクセイプロレスラー~
(C)新井健一郎&マスクドミステリー&翔太
vs
今成夢人&大谷譲二&鈴木心

なんと参戦予定だった富永がインフルエンザで欠場となったこの試合。代打はいたばしプロレスを最近退団したベッシンこと鈴木心。いきなりスクラム組んでリング上を走り出すテンションの高さを見せていくガクセイプロレスラータッグ、というか今成夢人。

一方いつも通りのチャンピオンチーム。しかし、今回キモになったのはとにかくアラケンが今成を苦手にしていること。その異常なテンションにアレルギー的なものがあるらしく、とにかく今成と絡みたがらないアラケン。普通に試合が進行しつつアラケンが今成から逃げる、という複雑な試合となりました。

試合のペースを握っていったのはそれでもチャンピオンチーム。鈴木心にターゲットを絞り、短めのタッチを繰り返して攻撃を加えていきます。このへんは流石の上手さ。

しかし、そこからガンプロ初参戦の大谷譲二が活躍。翔太を捉えるとガクセイプロレスラー軍も連携で対抗。太鼓の乱れ打ちからこちらもチームワークを見せていく。一進一退の攻防が続いていきます。

各々が入り乱れ、持ち味を発揮していったこの試合。今成と翔太のマッチアップで終盤を迎え、雁之助クラッチで丸め込む翔太、ぽっちゃりへの膝蹴りで反撃する今成。しかしここに絶妙に介入してきたのがアラケン。今成を挑発してペースを乱し、エプロンからロープへのスタンガン、すかさずそこを翔太が回転足折り固めで丸め込んでカウント3!今回も「ズルしていただき」でチャンピオンチームが勝利を飾りました。

◯翔太&新井健一郎&マスクドミステリー
(15分46秒 レッグロールクラッチホールド)
✕今成夢人&大谷譲二&鈴木心
※第21代王者組が2度目の防衛に成功。

今成からの「逃げ」で見せ、最後の連携で見せたアラケンが持っていった印象のこの試合。ガクセイプロレスラーズのテンションの高さもあり、しゅうし白熱して見れました。富永復帰の暁にはまた再戦を!何度でも見れそうな好勝負でした。

 

メインイベント
両国直前スペシャルタッグマッチ
~インディージュニア王者勢揃い!防衛回数合計11回全面対抗戦~
大家健&木髙イサミ
vs
石井慧介&勝村周一朗

いよいよメイン。さっそくこの日二試合目の大家健が入場。そしてイサミ。コーナーに登って待っているイサミに風格を感じます。石井&勝村も入場し、全員が石井のベルトをまじまじと見る展開に。敵味方あまり関係なく、マウントの取り合いがいきなり始まっている感じです。

先発は大家と石井でしたが、今回注目だったのはイサミと勝村の初遭遇。両者最初にタッチを受けると互いに向かい合う二人。緊張感漂う中、まずは握手から寝技の攻防に。下から足を絡ませる勝村、対応して返していくイサミ。互いに手の内を探るような攻防が続きます。勝村がヒザ十字でロープブレイクを奪ってまずは優勢のまま互いにタッチ。う~ん。痺れる攻防。

この静かな緊張感とは裏腹に、石井と大家がゴツゴツやりあっていく・・・。と思いきやすかさずイサミに「連携だ!」ともちかける大家。とまどうイサミ。やはり二試合目の大家、スタミナに不安があるのか、「疲れてるのか?」と突っ込まれる始末。さすがわれらの大家健!ここから疲れる大家、叱咤するイサミという漫才コンビのようなやりとりとともに場外で4者ともガンガンやり合う展開に。

石井がステージで大家をネックブリーカー!そこから大家が捕まりスリーパー、首4の字で攻めこまれますがなんとか脱出。

ここで再びイサミと勝村のマッチアップに。スリーパーでイサミを捉える勝村、投げられても離さず座らせてのミドルから石井との連携で攻め込む展開に。そこから再び4者入り乱れ、勝村をイサミが絶槍で場外に叩き出してからのトペ炸裂!石井と大家も乱闘を繰り広げ、4者ともなんとかカウント19で戻る!おおお!新日みたい!

20分経過から、大家と勝村、石井とイサミのエルボー合戦がリング上で繰り広げられますが、途中からヘロヘロになる大家。ケツを蹴って気合を入れるイサミ。イサミと勝村からエルボー食らい、蹴られる大家。ボコボコにされるのが似合う!勝村に三角締めに捉えられるもなんとか逃れる大家。しかし石井と勝村の合体攻撃はスピアーで阻止。ここでチャンスと見たイサミが石井をエプロンでブレーンバスター。すかさず炎のスピアーを勝村に決める大家!しかしカウント2!大家勝てるか!最近「負けたけどがんばります」メールが来がちの大家(以前チケット予約したのでそのアドレスにメールをもらえるのです。さすがのマメさ!)ですが、今回は勝ちましたメールになるのか!と思ったところですがカウント2。すかさず勝村にニンジャチョークに捉えられ、何度もブレーンバスターで投げるも勝村離さず、カットに入るイサミも石井にタイガースープレックスで投げすてられ、しかし残り1分・・・・。引き分けか!といったところで大家ギブアップ!残り10秒!

◯勝村周一朗&石井慧介
29分50秒 ニンジャチョーク
✕大家健&木髙イサミ

惜しかった!もうすこしで引き分けなのに・・・。しかし大家健敗北!ただ、イサミのツッコミや勝村、石井に容赦なくボコられる、しかし返す、という見ごたえのある試合でした。勝村とイサミのこれからも気になる展開になりましたし、面白いメインイベントでした。いや満足!

 

試合後マイクを持ったイサミは「何で10秒ガマンできないかな~」とぼやきつつ、「またガンプロ出たい、舞台を用意しといてくれ」と再出陣を匂わせるコメント。そして石井には、(11・3両国で対戦する)阿部は強いぞ、と挑発。それにこたえて石井も「この4人、歴代王者は最高のメンツなのでまたタイトルかけてやりたい。両国では阿部を倒してきます」と決意表明。勝村も「ガンプロがなめられるのが許せない。イサミどこかでやろう」と未来を予感させるマイク。

そして大家がマイクでがなりはじめるところでイサミに加えてチェリーも参加してユニオン同窓会状態に。ひとしきり語り合ったところでバッコミで締め!最後ちょっとしんみりした、素敵な興行になりました。

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こうして幕を閉じたガンバレ☆プロレス板橋大会。どの試合も見どころがあり、ガンプロの充実っぷりを感じさせてくれました。この次の日は勝村が坂口征夫と初遭遇し、111・3両国では石井がインディジュニア戦、勝村、岩崎、大家、今成も参戦し、ガンプロを見せつけてくれることも期待。とにかく充実していた今回の板橋大会。こういうのを続けてくれれば後楽園への道が見えてこようというもの。いや~、面白かったです。満腹!

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10・13 新根室プロレス新木場大会観戦記前編。台風に負けるな!アンドレザ・ジャイアントパンダ、新木場に立つ!

もう半月過ぎてしまいましたが

新根室プロレスの新木場大会を観戦してきました。

 

初めての新根室プロレス観戦になりましたが、新根室プロレス自体は今年での解散を発表済。その理由についてはサムソン宮本の難病からなんですが、そのいきさつについてはこの堀江ガンツ氏の記事に詳しく書かれています。

number.bunshun.jp

 「平滑筋肉腫」という難病にかかり、自らが立ち上げた社会人プロレス団体である新根室プロレスの解散を発表。『無理しない、ケガしない、明日も仕事』がモットーの新根室プロレスの代表が無理しすぎて難病にかかってしまう、という皮肉な顛末。そしてその前に東京興行をやりたいという夢を託したのが10・13新木場大会でした。その経緯、新根室プロレス立ち上げからの歴史、プロレスについての想いが語られたサムソン宮本インタビューが掲載されていたKAMINOGEがこちら。私はこれを読んで速攻で立ち見席を確保。いざ意気揚々と新木場に向かったのでした。

KAMINOGE 94

KAMINOGE 94

 

 しかし、この日は皆さんの記憶に新しいかと思いますが台風19号が関東地方を直撃した次の日。前日の12日は関東のJRがほぼほぼ運休、13日も午前中は運休予定だったこともあり、新根室プロレスは12時予定だったスタート時間を15時に変更。その甲斐あってか台風一過のこの晴れ間!そして新木場に集う観客たち。

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ドヤ!広場にこの観客数!ほぼ前売り売り切れだけあって早くもこの熱気。

そして案の定観客席は満杯に。立見券を確保していた私は早めに会場入りして場所を確保。その間にも次々と埋まっていく客席。ただ満員なだけではなく、観客の中に期待感が渦巻いているのがわかります。恐るべし新根室プロレス!

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とにかく文字通りの「満員御礼」の観客席。この日は北海道からの取材陣も訪れていました。

会場内には解説席が設けられ、台風だったこともあり急遽ニコプロ生中継が入った関係から鈴木健.txt氏とリングアナのM.C.マーシー氏の実況、解説が会場内にも放送されることに。これは正直自分のような新根室ビギナーには有り難い。正直第一部はこの二人のかけあいがあったことで笑いも生まれ、だいぶ助けられたように思います。

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豪華解説席!左端には東京ダイナマイトのハチミツ二郎も!(写ってません)

まず、リングアナのM.C.マーシー氏の前説から。普段はお祭りの無料興行などで活動している新根室プロレス。今回は13年目にして集大成となる自主興行ということで感慨深げ&緊張が伝わる前説!そしていわゆるアマチュアの社会人プロレスなのでハードルを下げて見て欲しい、保育園のお遊戯会を見るような、という説明を非常に丁寧に行った後、選手がのメンタルが傷つくヤジはやめてください、肩の力を抜いて、観客のみなさんも一緒に盛り上げてくださいと締め。温かいムードに観客が包まれる中で新根室プロレス、新木場大会はスタートしました。

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リングアナのM.C.マーシー!解説もレフェリーもなんでもやるスゴい人!

というわけで早速試合開始。ちなみに基本新根室プロレスのレスラーは有名プロレスラーモチーフのパクリオマージュレスラーなので、テーマ曲は毎回やたらと豪華です。

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第1試合 10分一本勝負

“白目の使者”永田ゆうじろう
vs
“1人変態大社長”下着三四郎

 

現在ほぼ交流のない新日本プロレスとDDTですが、新根室プロレスでは対戦可能、というわけで白ブリーフの大社長と人形を黒子が操る形式のいわゆる「ヨシヒコ状態」の永田ゆうじろうとの対決。3・2・1・ファイヤー!

とはいえまあ相手は人形なので基本下着三四郎のやりたい放題。シットダウンひまわりボムまで繰り出しますが、永田は場外戦で反撃。お客さんが永田を操ってビンタ、マネージャーの黒子がリング内に永田を投げ入れてボディプレスと他力本願殺法を繰り出していった永田。最後は本家も真っ青の白目式腕固めがガッチリと決まって三四郎ギブアップ!

新根室プロレス内で繰り広げられた新日本プロレスとDDTの対抗戦は新日本プロレスに凱歌が上がりました。まあ、永田ゆうじろうもヨシヒコみたいなもんなんで痛み分け、というところでしょうか。何がだ。

 

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ガッチリと決まった白目式腕固め!この身体の反り方!

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怒りの三四郎、最後は永田を雑に場外に放り投げて終了。最後に人形丸出しの扱い!今までは何だったのか!

◯“白目の使者”永田ゆうじろう
(6分52秒 白目式腕固め→ギブアップ)
✕“1人変態大社長”下着三四郎

第2試合 20分一本勝負

“リアルドンキーコング”〝brother〟GAKKEY
vs
“LPGスタイル”マイマッハ隼人

続く第二試合には早速台風の影響が。試合する予定だったキャッシー中島が飛行機が欠便のため来れず。代わりにこの試合でレフェリー予定だったマイマッハ隼人が試合をすることに。そしてレフェリーにはさっそく解説席を立ち上がったM.C.マーシーが。多忙!

 

入場時にマネージャーの奥さんを伴って入場し、コーナーに上ってパイナップルを砕いてジュースにするパフォーマンス。なんというか、第1試合と打って変わってちゃんとレスラーっぽい人が出てきたので困惑する私。

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〝brother〟GAKKEY入場パフォーマンス!音速でセコンドがぞうきんでリングを拭いてました

一方ハワイアン楽団を引き連れて入場したマイマッハ。彼らが演奏すると元気を取り戻す、というシステムらしいんですがなにせ初見。とりあえず踊ってる陽気なおじさんやな~、と思ってるうちに試合開始のゴング。

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試合中でも踊りだすマイマッハ!ただの陽気なおじさんなのでは疑惑が浮上・・・。

GAKKEYの本気チョップがいきなり炸裂すると、レフェリーが「無理してる、新根室プロレスの精神に反してる」と反則カウントを取られるいきなりの新根室ワールド。ハワイアン楽団が演奏するとダメージ回復してヘッドバット連打で攻め込むマイマッハ。それぞれが我が道を行くシングルマッチはなんというかガチさの違いが浮き彫りに。

結局、GAKKEYが牛殺し、ランセルセ、パイナップルボンバーと普通にガッチリ畳み掛けて普通に勝利。勝ったGAKKEYはマネージャーの奥さんと仲良く帰り、破れたマイマッハはハワイアン楽団の演奏で元気に踊りだして元気に帰る。結局新根室プロレスらしい結末となりました。めでたしめでたし。

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負けたけど元気に踊りだすマイマッハ!観客席も陽気なムードに包まれました。

◯“リアルドンキーコング”〝brother〟GAKKEY
(9分27秒 パイナップルボンバー→体固め)
✕“LPGスタイル”マイマッハ隼人

第3試合 20分一本勝負

“メガネのプリンス”TOMOYA&“小さな大人”オッサンタイガー
vs
“独身発電所”ドンレオ嬢サンwithはるか嬢&“ミルクメーカー”ブラッドオコーナー 

 この試合でも台風の影響が。マネージャーに付くはずだったはるか嬢が新木場までたどり着けずに欠席。しかし、ツイートで試合後に東京に来ていたはるか嬢。プロレスの絆を感じるエピソード。ぐっと来てしまいました。

 

 

そして試合はまずメガネを会場にばらまいて入場し、自らもメガネをかけたまま試合するアイドルオタ(ラブライバーらしい)TOMOYAに、見た目から超わかりやすい悪役レスラーのドンレオ嬢サンが「眼鏡をかけたまま試合をしたら危ないだろう、外せ!」と超正論の説教をブチかます展開に。会場大爆笑!

しかし頑なに外さないTOMOYA。そのTOMOYAとメガネに二人がかりで悪役タッグが攻撃を加えていきます。TOMOYAピンチ!

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嬢サン「メガネ踏んだり、レンズが割れて目に入ったら危ないだろ!」そのとおり! 

しかしそこで颯爽と助けに入るのがオッサンタイガー。いきなり空中殺法を爆発させ、デジャヴからのスイングDDT、フランケンシュタイナーで二人を場外に叩き出すとコーナーからのフライングボディアタック!凄い!プロのプロレスみたい!(ややこしい)

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コーナーから飛ぶオッサンタイガー。 思わず「おお!」と言っちゃいました。

その後、メガネを奪われ苦戦のTOMOYA。嬢サンにメガネをへし折られるも、観客からバラまいたメガネが投げ込まれて事なきを得たTOMOYA。というか途中からメガネ外して闘ってましたが。

嬢サンのパワースラム、みちドラを耐えきったTOMOYA、カウンターのドロップキックからいきなりサイリウムを取り出してオタ芸を打ち、トップロープからの二段階スプラッシュで3カウントを奪いました。連続写真でどうぞ

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勝利したTOMOYA、「ボクは新根室の選手としてここで闘えたことを誇りに思って生きていきます!」と真面目なマイクアピール。好青年!

◯“メガネのプリンス”TOMOYA&“小さな大人”オッサンタイガー
(18分9秒 二段階式スプラッシュ→体固め)
✕“独身発電所”ドンレオ嬢サンwithはるか嬢&“ミルクメーカー”ブラッドオコーナー 

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第四試合 メインイベント 20分一本勝負

アンドレザ・ジャイアントパンダ
vs
ジャイアントZOZOマシン

そしていよいよメインはアンドレザ登場!しかしその前にジャイアントZOZOマシン登場。そしてマネージャーはこの人。将軍KYワカマツ!

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久々に見たKYワカマツ。お元気そうでした。 

そしてZOZOマシン登場。かわいい。

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しかしZOZOスーツ・・・。ちなみに10月31日で通常注文終了だそうです

そして入場は当然こう。

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雑に扱われる瞬間

続いてアンドレザ登場。なんと!衝撃のタイガーマスク姿!息子のラジャを伴って入場!やっぱりデカい!

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マスクとガウンのムリヤリ着せた感がスゴい。虎の仮面のパンダってのもよくわからない

当然入場はこうなる

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ZOZOよりデカいだけに苦戦してました。起き上がったらマスクがズレてた

アンドレザがガウンを脱ぎ、向かい合う両者。以外なくらいの体格差!アンドレザデカい!そして試合開始!

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二人(?)ともデカかったです。さすが! 

試合早々いきなりアンドレザがドロップキック!(撮り逃した)これにはビックリ!そしてそのままジャイアントプレスでフォール!カウント3!速い! 

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渾身のジャイアントプレスでフォール!超あっさりカウント3!

◯アンドレザ・ジャイアントパンダ
(1分41秒 ジャイアントプレス)
✕ジャイアントZOZOマシン

アンドレザ勝利、しかしいきなりの決着に戸惑う観客たち。その戸惑いを察知したか(多分してない)KYワカマツががなりたて「新しい相手を用意した!」と衝撃発言!そして呼び込んだのが「ビッグマン・ベイダー」!!

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ここにきて普通にベイダー!デカい!

というわけで試合開始です。 

特別試合

アンドレザ・ジャイアントパンダ
vs
ビッグマン・ベイダー

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やっぱりデカい!

元気にガナるKYワカマツ、アンドレザと並んでもデカさは歴然。両者組み合って(?)もみあう展開に。しかしここでアクシデントが!一旦離れた両者ですが、みるみるうちにしぼんでいくアンドレザ!これはピンチ!早速セコンド陣、スタッフが工具箱を持って「物理的手術」を敢行!

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タオルで覆われたジャイアントパンダ。観客も緊急事態を固唾を呑んで見守ります

そしてしばらく手術(?)が続いた後、しばらくしてなんとか復活したアンドレザ・ジャイアントパンダがゆっくりと立ち上がります。観客拍手。と思いきやなんと!!

まさかの逆立ち!

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一瞬何が起こったかわからないくらいの衝撃!西村修の逆立ちより100倍驚きが!

 史上初の珍事に会場どよめき、そこからのかかと落とし(?)からのフォールでアンドレザ・ジャイアントパンダが快勝!会場満条の拍手に包まれました!

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ただ倒れてるだけじゃないんです!

◯アンドレザ・ジャイアントパンダ
(7分53秒 逆立ちからのダブルニードロップ→体固め)
✕ビッグマン・ベイダー

 ハプニングなどいろいろありましたが、なんとか勝利を収めたアンドレザ・ジャイアントパンダ。奥さんのティンティン、息子のラジャもリングにあがり、アンドレザ家族が勢揃い。幸せな姿に観客も大満足。

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三人(?)のあたたかい抱擁。家族の絆を感じます

何人かの選手が飛行機が飛ばず興行に来れないなど、不測の事態はありましたがなんとかそれでも普段の新根室プロレスを見せてくれた新木場大会。ここで「第一部」が終了、休憩を挟んで第二部に突入しますが今回はここまで。観客も暖かく見守る、手作り風味溢れる大会となりました。そう、これまでは・・・。ここからがこの日の本番というか、サムソン宮本を見せつけられる結果となるのです。近いうち書きますので、しばしお待ち下さい!それではまた!

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