11月16日から始まり、今週末の12月8日で最終戦を迎える新日本プロレスのワールドタッグリーグ2019が絶賛開催中。現在勝ち点トップのSANADA&EVIL組が24点、その他にジュース&フィンレー組が22点、タマ&タンガ組も22点で追っています。
と、かほどに熱戦が繰り広げられているわけですが、今回取り上げるのは試合ではなく試合後のバックステージコメント。新日本プロレスワールドのアカウント(@njpwworld)がtwitterで日々配信しているわけですが、その中でもKENTAのコメントがいちいち面白いので紹介させていただきます。まあ、半分以上は自分がツイートいちいち追うのが面倒なのでまとめておきたい、という理由からですが。
現在KENTAはNEVER無差別級王座。前シリーズで石井智宏の挑戦を退け、次回は後藤洋央紀の挑戦を受ける予定になっています。ワールドタッグリーグは裕二郎とタッグを組み、優勝の可能性はありませんがその代わり(?)充実したコメントを残してファン(私とか)を楽しませてくれています。というわけでツイートを紹介していきましょう。
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初日から乙女ゲー風(?)、イメージビデオ風(?)にカメラに向かって話しかけるKENTA。カメラマンもカメラを振って頷くなど阿吽の呼吸をみせてくれます。中西を「マナブくん」、永田を「ユウジくん」と呼び、「地元の先輩の呼び方かよ!」とセルフツッコミ。これからのコメントに期待をもたせてくれます。
「ってイメージビデオかよ!」ってツッコミが気に入ったらしい。
試合に負け、疲労困憊のKENTAがまさかのノーコメント。う~ん残念。
うってかわって今回は立ちトークならぬ座りトーク。石井智宏をTOMOと呼んだのにならって後藤洋央紀もHIRO呼ばわり。そして天然嫌い、ということでYOSHI~HASHIにも矛先が。「コメント聞けば聞くほど何言ってっかわからない」そしてついに「#HIRO」が発動の予感。そして締めは
「まあオレが何が言いたいかって言うと、YOSHI-HASHIはブスで天然なくせにシリーズ前に髪整えてきて結構美意識高いってこと!」
今回は例のイメージビデオ風、乙女ゲー風からスタート。そして先日の後藤のコメントをうけ、思い通りのエサに食いついてしてやってり風なところが天然、とこきおろし、いつでもやってやる、と上から目線を批判。そして「天然は真面目に語っても説得力もなにもないんだから今のままでいい」と失礼極まりないアドバイス。
そしてこの日の締めは
「で、オレが一体何を言いたいかというと、新日本のファンにはおなじみかもしれないけど、YOSHI-HASHIが持ってる棒って一体なんなのってこと!」
今回はカメラを手で隠しての「だーれだ」と昭和感溢れるスタート。そして後藤がコメントで自分に触れなかったことに残念がるという可愛げを見せるKENTA、そして
「ベテランと当たったときに、ベテランの底力が・・・って一番言っちゃいけないコメントだから」とガチアドバイス。
そして今回の締めは
「で、結局何を言いたいかというと、あのヘンな棒持ってかっこつけた顔できるYOSHI-HASHIのメンタルってどうなってるの?ってこと!」
そして今回は後藤のツイッターでの発言をうけて真摯に反省・・・。するわけもなく、その発言に対して痛烈な批判コメント!
オレは、この新日本に別に友達を作りに来たわけじゃないんだよ、自分のプロレス人生かけてここに来てんの。
それでお前のことをイジって、っていうか意識してやってんだよ。お前が来ない。お前だよプロ意識に欠けてんの。お前が甘ったれて現状に甘んじてるだけじゃねえかよ。違う?それだけのことだよ。
と痛烈な批判。そして的を射ている。本来チャレンジャーの立場である後藤がKENTAをあの手この手で揺さぶってその気にさせないといけないのに、現状はKENTAが全部お膳立てをしてる形になってしまっている。そのことを的確に言い当てているコメント。そしていつもはYOSHI-HASHIをイジって終わる締めの言葉も
「で、結局何が言いたいかというと、あいつはプロ意識語ってるようで、自分のプロ意識の未熟さを露呈してるだけだってこと!」
と後藤へのコメントに終始。いつになくシリアスモードのKENTAでした。
後藤の発言はたぶんこれ。ハッシュタグで語るスタイルで皮肉をきかせてる感を出してるのがなんというか後藤っぽい。
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そして一夜明けてまた後藤のツイッターについて、喋るの苦手だからってtwitterで強気な後藤に「そういうのメッチャ好きなんですけど!」とツンデレっぷりを発揮するKENTA。「ゴトヒロ、楽しもうじゃん!」と宣戦布告。そして何故か「twitter」をイチイチ言い直すムーブが開始。元ネタあるのかしら。
そしてこの日の締めは
「で、オレが何が言いたいかって言うと、初めてYOSHI-HASHIの曲聞いたけどなんか似合わねえなってこと!」
この日は後藤との乱闘に終始。盛り上がってまいりました!
そしてこの日は久々の乙女ゲーパートが。今回は裕二郎を絡めた三角関係を演出しはじめたKENTA。どこまでいくのかKENTA劇場。面白いけど。
そしてこの日は石井&YOSHI-HASHI組と対戦したKENTA、敗れはしたものの充実というか満足感を表明しましたがYOSHI-HASHIに対しては「遠くで見ても近くで見てもブス」と一蹴。そして抗争に乗ってきた後藤にも満足げ。なんというか色々レールに乗ってきた、という実感を感じました。
この日の締めは
「で結局、オレが何が言いたかったかって言うと、YOSHI-HASHIの棒を近くで見たけど謎は深まるばかりってこと!」
そしてこの日は乙女ゲーモード全開のKENTA。KENTAファンの女性がこういうのを求めてるのかはちょっとわかりませんが・・・。今回はカメラマンと指切りするサービス(?)っぷり。「指切りげんまん嘘ついたら入場のときにYOSHI-HASHIの棒持ーたす!」とここでもYOSHI-HASHIイジリ。そして後藤のパートナー、カール・フレドリックス批判と言いたい放題状態に。(まあ、KENTA組は後藤組に負けてますが...。)
そしてこの日のシメは
「結局オレが何が言いたかったかって言うと、YOSHI-HASHIがコメントするときにイチイチ前髪直すしぐさにイラっとするのオレだけ?ってこと!」
冒頭KENTAを「ケンさん」と呼んで「同じイケメンだから気が合う」と称える裕二郎。そしてKENTAが登場し、裕二郎と話していたカメラマンを乙女ゲーモードで責めるという図式。何を構成に凝ってるんだよ!そして三角関係を強めに演出していくKENTAが。その中の架空の会話でも「オレがあげたYOSHI-HASHIのTシャツは一回も着ないでぞうきんにしてたくせに」とYOSHI-HASHIディスは忘れないKENTAの悪口の繊細さ。
そして後藤が、自分が仕掛けない限り何もしてこないことにイラつくKENTA。まあそりゃそうだ。ついでに後藤ファンも批判。「もっと来いよ!待ってんだから!」
そして今回のシメは
「オレが結局何が言いたいかって言うと、YOSHI-HASHIがコメントするときに眼の瞳孔開いちゃうの、別の意味で怖さ感じるのオレだけ?ってこと!」
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と、今回はここまで。最終戦までにあったら追記していきます。
しかし、今の新日本でここまで喋れるのはKENTAとザック・セイバーJrくらいと言っても過言ではない。あとタイチ。全員外様ですが。「試合してればいい」っていっても、試合で違いを見せられるのはよっぽどの選手しかいないので、こういうコメント力含めてのプロレス。これからもKENTAのコメントは楽しみでしかないし、できれば対等に言い返せる選手が生え抜きの新日本レスラーから出てきてほしいもの。
コメントではキレキレ、twitterではクソリプおじさんの過去ログを遡って晒し、レスラーのコラまで作ってアップするなどやりたい放題のKENTA。とりあえず毎日twitterでのKENTA検索を欠かせない私でした。これからも楽しみにしてます!
otokoman.hatenablog.com
※2019/12/8追記
新日本プロレスのWTLもいよいよ最終日。とりあえずKENTA&裕二郎組には優勝の可能性はないわけですが、そんなことも関係なくKENTAのコメントを拾っていきたいと思います。
このコメント動画の時間は3分15秒。順調にKENTAのコメントだけが長くなっていくわけですが、今回も乙女ゲー風の寸劇からスタート。KANTAの彼女(?)が裕二郎に乗り換えると言われて戸惑いながら復縁を迫るストーリー。「誰も気になんねえわこのストーリー」と言いつつこの日もノリノリです。
この日は試合で対戦したTMDKのマイキー・ニコルズについて「自分も同じ環境でやっってたから思い入れがある」と同じWWE退団組ならではの気持ちを吐露。そして返す刀で前回と同じくゴトヒロ批判。ファンももっと言ってやれって!面白くなるんだからと。この煽りが次の日の伏線となっていました。
この日のシメは
「結局オレが何が言いたいかって言うと、天山・小島とやった時のYOSHI-HASHIのインタビューマジで意味わかんないからみんな聞いてみてってこと!」
そして次の日試合中に後藤を襲撃したKENTA!なかなか「来ない」後藤にしびれを切らして行動で試合は後藤組の反則勝ちで観客は大ブーイング。そしてその日のコメントは
今回のコメント尺は4分!長い!後藤を襲撃した後にも関わらず長めの「乙女ゲーパート」YOSHI-HASHIディスを含め、「彼女」の家に勝手に上がり込んでしまったていになっていて軽くホラー風味も加えてみました。
と思ってたらまさかの裕二郎も参加。KENTAから裕二郎を救うストーリーでまさかの本人登場。なんなんやこれ。
「行ったよオレ仕掛けたよ!?あとはあいつの返答を待つだけ、なんか面白いことしてくれるのかな?」と改めて宣戦布告。
そしてYOSHI-HASHIにとことんブス呼ばわりしてディスしたあげくにシメのコメント
「ま、結局オレが何が言いたいかって言うと、YOSHI-HASHIって結局ああは言われてるけどオレ結構イケてるしって思ってるタイプの人間だってこと!これ間違いない」
乙女ゲーパートが最終回を迎え、12・8タッグリーグで何をKENTAが言うのか?乞うご期待!
※2019/12/13追記
見事なオチ!
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そして抗争の舞台はネット空間に。KENTAが東スポで後藤を挑発!
www.tokyo-sports.co.jp
そこから仁義なきtwitter抗争へ発展!
面白い。ただただ感想書く後藤に比べ、きっちりと画像引用、引用RTを駆使して一見さんにもわかりやすく書いているKENTA。そのままSNS講座にも使えそうな感じですが、新日本がフリーのKENTAに後藤の教育を任せてるようにも見えるこの抗争。面白いのでまだしばらくNEVERのタイトルマッチは延期でいいです!ちなみに本番のNEVER戦は1・5東京ドームです。試合とそれまでの煽りあいに乞うご期待。
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2020/1/8追記
その後、歴史的乱入によりドーム中からブーイングを受けたKENTA
otokoman.hatenablog.com
その翌日1月6日、新日本プロレス大田区大会「NEW YEAR DASH」のバックステージコメントが今までの流れをふまえたものだったので貼っておきます。
まず久々の「乙女ゲーパート」で終電を気にしてからのまずは内藤イジり。テツヤつながりで武田鉄矢のモノマネしながら「バカチンが~」、そしてこの日のブーイング量に不満を表明してから最近話題のクソリプ晒しに話題転換。
「SNSで直接選手に文句を言えるなんていい時代に生まれたな!でも見てみたらオッサン多い!あのなぁ。子持ちも居たぞプロフィール見たら。自分の親がそんなんだったら恥ずかしいわ。二度と送ってくるなよ!」と念押し。はっきり正論なのがまたニクい。ただ「二度と送ってくるなよ」を三回繰り返すあたり押すな押すなパターンか?という感じもあり。
そしてゴトヒロ問題に。「オレはプロレス人生をかけるとは言ったけど命をかけるとは言ってない!」
確かに11月24日のコメントで「プロレス人生をかけてここに来てる」とは言ってます。そしてコメント内でも「命をかける」とは言っていない。そこにこだわりがある、ということは、どうしても三沢のことがあるのか、と思ってしまいます。
そして最後の締めは
「結局俺が何を言いたいかって言うと、毎回毎回言いたいことなんて無いってこと!」
おあとがよろしいようで。
内藤との二冠戦も決まったKENTA。2月9日まで一ヶ月、色々とSNSでもコメントでも楽しませてもらえそうで楽しみです!