もうGWも終わってしまいましたが、このタイミングで先日クラウドファンディングに参加した「ローカルプロレスラー図鑑２０１５」が無事届きました！全国のローカル団体を回ったたこやきマシンさんの労作です。やったー！でっかい！
これが表紙。見まごうことのない「ローカルプロレスラー図鑑２０１５」の文字が。サイズの大きさもあって結構なインパクトです。作者のたこ焼きマシン氏が「ニコニコプロレスチャンネル」に出演した際、「誰かの写真を使ってしまうと不公平になってしまうので文字だけにするか全員載せるか」と話をされていましたが、文字だけの表紙、インパクト満点です。
そして協力団体一覧。北海道から沖縄、というか台湾、中国まで。本当に日本全国の団体を網羅している状態です。こうして並ぶと壮観！全２３団体！ただ、フリーの選手がいたり、団体内の別興業（スポルティーバエンタテイメントの「水曜カレープロレス」ってなんだろう？）もあったりと、掘っていくとキリがない世界が広がっています。
構成としては１ページにレスラー４人。団体ごとに見知らぬレスラー達がまとめられています。しかしたまに知っているレスラー（富豪２夢路、趙雲子龍、マンモス半田など）が登場するので「おお！」となったり、素顔になったマスクマンの意外な進路にほっこりしたりします。しかし普段の仕事との兼ね合いもあるのか、ローカルレスラーのマスクマン率の高さ！
あ、エル・サムライ！今はスポルティーバ所属なんですな。しかもタバコ吸ってるし。というような楽しみ方も。あと、ミスター６号成長したな～。初見のとき４～５歳だったのに今や中学生・・・。そんなこと思いながらパラパラとめくる楽しみ。なんつーか、染みるな～。いちいち人生を感じます。元新日の大矢が北都プロレスのコーチをしてるのとかもほっこりします。
そしてレスラーだけでなくレフェリー、リングアナと関係者も載ってます。「あの」北都プロレス代表、クレイン中條氏もしっかりと。カテクイーンズ？レッドシューズ海の家？ローカルプロレス界の懐の深さを感じます・・・。
他にも各団体の広告が入っていたり（ニコニコプロレスチャンネルと鈴木健.txtの広告が入っていたところにちょっとぐっときました）、協賛者のリストもあり、色々と楽しめます（大分プロレスがジ・アッチィーの３Dフィギュア発売しているとか、無駄な情報も満載）機会があったらほんとに旅行してローカル団体観戦にいきたい、そういう気持ちに十分させてくれる本。ほんとに旅行雑誌で「ここにこんな美味しいものがあるんだ」みたいな感じで「ここにこんなレスラーがいるんだ」という、想像する楽しみがある本です。
５月１７日、名古屋で開催されるスポルティーバエンターテイメント主催の『愛プロレス博2015～光～』で一部２０００円で頒布されるらしいので、興味の有る方は手にとってみることをお勧めします。いや、ほんとにこれ２０００円で手に入る情報じゃないですよ。旅費だけでどんだけかかるんだ、という話ですし。とにかくこの本を編纂されたたこ焼きマシン氏に敬意を表しつつ、ニヤニヤしながら眺めて週末を過ごそうと思います。ローカルプロレスに光あれ！
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