男マンの日記

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Indy500終了!ファン・パブロ・モントーヤ優勝!佐藤琢磨、奇跡の13位フィニッシュ!

さて、一週間空いてしまいましたがインディ500終了しました。今回もいろいろあって面白かった!結果はこちら。

1: JP.モントーヤ (チームペンスキー/C)
2: W.パワー (チームペンスキー/C)
3: C.キンボール (チップガナッシ/C)
4: S.ディクソン (チップガナッシ/C)
5: G.レイホール (レイホール・レターマン・ラニガン/H)
6: M.アンドレッティ (アンドレッティオートスポート/H)
7: H.カストロネべス (チームペンスキー/C)
8: JR.ヒルデブランド (CFHレーシング/C)
9: J.ニューガーデン (CFHレーシング/C)
10: S.ペジナウ (チームペンスキー/C)
11: S.ブルデー (KVSHレーシング/C)
12: R.ブリスコ (シュミット・ピーターソン/H)
13: 佐藤琢磨 (AJフォイト・レーシング/H)
14: T.ベル (ドレイヤー&レインボールド/C)
15: R.ハンター-レイ (アンドレッティオートスポート/H)
16: G.チャベス (BHA/H)
17: A.タグリアーニ (AJフォイト・レーシング/H)
18: J.ジェイクス (シュミット・ピーターソン/H)
19: S.デ・シルベストロ (アンドレッティオートスポート/H)
20: C.ムニョス  (アンドレッティオートスポート/H)
21: J.ウィルソン (アンドレッティオートスポート/H)
22: P.マン (デイル・コイン・レーシング/H)
23: S.サーベドラ (チップガナッシ/C)
24: J.ホークスワース (AJフォイト・レーシング/H)
25: S.コレッティ (KVレーシング/C)
26: T.カナーン (チップガナッシ/C)
27: J.デイビソン (デイル・コイン・レーシング/H)
28: T.ボーティエ (デイル・コイン・レーシング/H)
29: O.セルビア (レイホール・レターマン・ラニガン/H)
30: E.カーペンター (CFHレーシング/C)
31: B.クラウソン (KVSHレーシング/C)
32: S.カラム (チップ・ガナッシ/C)
33: C.デイリー (シュミット・ピーターソン/H)

 ダイジェスト動画はこちら

sports.yahoo.co.jp

 結局予選で危惧されたように浮き上がるマシンもなく、無事にフィニッシュを迎えたインディ500。C・デイリーがスタート出来なかったり、デイルコイン同士のピットでの接触事故があったり、多重クラッシュがあったりといろんな事が起こったインディ500ですが、最後のW.パワーとJP.モントーヤの手に汗握る接近戦は素晴らしい物でした。

   

トップに立つと空気抵抗で後ろに抜かれやすくなるため、どこでトップに立つか、どうやってスリップに入られるのを避けるかの手に汗握る攻防が繰り広げられ、残り15周でのリスタートからW.パワー、S.ディクソン、W.パワー、S.ディクソン、W.パワーと次々とトップが入れ替わり、残り10週でついにJP.モントーヤがトップに。一度はW.パワーに抜かれるものの、残り3週で再びトップに返り咲いたJP.モントーヤがそのままトップを守りゴール。見事な優勝を成し遂げました。

  • ジェットコースター、佐藤琢磨!

そして、「無駄にドラマチック」でおなじみの佐藤琢磨。表面上は13位という平凡(それでも予選27位からの13位なので、14台抜いたことになりますが)な順位ですが、これがかなりのミラクルな順位。スタートからの流れをおさらいすると

 

1周目:S.カラムと接触してピットイン。フロントサスの修理なので2周遅れの最下位に転落。しかしフロントサス交換して2周遅れで済んだのはピットワークの速さによるもの。

54週目:トップのS.ディクソンに追いつかれ3周遅れに。ここでもうほぼ絶望的な感じに。

 64週目:B.クラウソンのクラッシュによりイエロー。1周ステイアウト、他チームがピットインしたことによりラップバックしてからピットイン。2周遅れに。

114周目:E.カーペンターがO.セルビアをインから刺そうとして締められ接触したことによるイエロー。琢磨ステイアウトして1周遅れに。

168週目:コース上にデブリが落ちたことによるイエロー。64週めと同じ手法でラップバックしてからピットイン。これでついに!ついに同一周回にカムバック。

175週目:S.サベードラ、J.ホークスワース、S.コレッティの多重クラッシュによりイエロー。この時点で19位に。

佐藤琢磨終わらない夢―F1との決別、もうひとつの戦場ヘ (SAN-EI MOOK)

佐藤琢磨終わらない夢―F1との決別、もうひとつの戦場ヘ (SAN-EI MOOK)

 

 そして最終的に6台抜いて13位。この起伏の激しさが琢磨の魅力であり欠点でもあるわけで。勝手にハンデを追ってそれを不屈の走りで挽回。「あれがなければ・・・。」という展開ではあるんですが、ただ、「あれ」があるのも攻めている証拠。さすがにベテランなんだし冷静な走りを、とも思いますが、しかし今の琢磨には余人に代えがたい魅力があることも確か。なんとか上手く回っていい結果を出して欲しいと同時にこの戦う姿勢をキープして欲しい。インディ500は終わったとはいえシリーズはこれから。これからも私は佐藤琢磨を応援します!

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