何というか、デカすぎる余韻を引きずったまま次の試合へ、と思いきや来年の両国大会の発表へ。何と次の両国は
-
2016年3月21日開催!春に両国!
-
両国国技館全面使用!
の二点が発表されました。めでたい!行きます行きます。
▼第七試合 KO-Dタッグ選手権試合
<王者組>●関本大介&岡林裕二vs飯伏幸太○&佐々木大輔<挑戦者組>
21分33秒 片エビ固め※フェニックス・スプラッシュ。関本組が5度目の防衛に失敗、飯伏組が第52代王者組となる
今回は写真中心に。どんどん行きますよ! 写真提供してくれた世良敬氏に感謝しつつ。
試合開始!しかし改めて関本、岡林の肉体は凄い。以前と比べて少し絞っているようで、より筋肉のシルエットがわかるだけに凄さがより強調されてます。飯伏の背中も結構凄いんですが、さすがにこの二人の前だと霞んでしまう。
序盤はじっくりとした攻防。腕の取り合い、バックの取り合いから入るオーソドックスな展開に。ここまでは普通のプロレスだと思っていたんですが、その考えは早速裏切られます。
と!思いきやいきなり脱線!花道で岡林を荷台に乗せた飯伏が疾走!佐々木が捕まえた関本に激突すると思いきや!
急カーブして地面に落とす!危ない!ってーかコントか!
関本も餌食に。なんだかちょっとかわいい。というか段々面白くなってきてしまったこの試合、どうなることか。
勢いに乗る挑戦者組、飯伏、二人まとめて場外へのバミューダ・トライアングル!相変わらず綺麗なフォームです。結構体重増やしているはずの飯伏ですが、飛び技のキレは相変わらず素晴らしい。
しかしここからが大日本組の反撃が。岡林のラリアットが炸裂。肩と大胸筋凄い!なぎ倒すラリアット!
二人同時のアルゼンチン・バックブリーカー。関本・岡林組は日本一アルゼンチン・バックブリーカーの似合うタッグ。パワー殺法で挑戦者組を追い詰めていきます。デッドリフトは裏切らない!
そして佐々木への眉山!いつみても凄い!
しかし飯伏への眉山は着地!さすがの運動神経!
飯伏、佐々木からの反撃を受けますが、関本はそれを受け止め、飯伏をコーナーに投げつけてからの・・・。
綺麗なジャーマン!しかし佐々木がカット。今回の佐々木は技を受けまくって試合を作り、要所要所で試合を締める活躍。この試合の主役は佐々木と言っても過言ではない活躍でした。
ここからが圧巻。反撃に出た飯伏、佐々木組。佐々木が岡林を肩車。そこに飯伏がトップロープに走り寄って上ってからの
ジャーマン・スープレックス!すげえ!すげえとしか言いようのない技!会場がいっせいにどよめきました。一瞬おお・・・となってからのうおおおおお!という歓声!凄すぎた!
そして最後は飯伏のフェニックス・スプラッシュでフィニッシュ!
王座奪還!20分超えの試合でしたが全然長くなかった!凄い試合を見せてもらいました!単純にクオリティの高さと狂った発想が同居したプロ・レスリング!ひとつ前の6人タッグ選手権と同様、DDTのクオリティの高さを見せてくれました。
飯伏、佐々木の発想力、コンビネーションのすばらしさはもちろん、二人のくりだす頭のおかしい攻撃を全部受け切り、パワーで倍返ししていく関本、岡林ももちろんよかった。ガッチリと噛み合った、素晴らしい試合をありがとう!
あと2試合ありますが、両国でなければもちろんメイン級だったこの試合。タッグのベストバウトと言っても過言ではない興奮度でした。疲れた~。
さあ、そしていよいよ次はあの試合・・・。
関連記事