男マンの日記

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1・9 センダイガールズプロレスリング新宿FACE大会観戦記。橋本千尋VSアジャ・コング!

センダイガールズプロレスリング、新宿FACE大会を観戦してきました。どこ行くかいろいろ迷ってたんですが、そういえば生観戦したことないなとこちらに決定。早速向かいましたがFACEが入ってるビル前に入場列がずらりと。チケット買ってなかったんで心配でしたが、無事に入れました。

パッツンパッツンの超満員!入ってます!選手挨拶のあと試合開始。白姫選手、小波選手、今年で成人なんですね。フレッシュ!

 

 

第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負

◯白姫美叶&朱里vs ✕桃野美桜&小波
(12分18秒 後ろ回し蹴り→片エビ固め)

※白姫美叶初勝利
※朱里が試合後に里村に対してシングルマッチを要求。

新成人が二人、若い。と思ったらマーベラスの桃野選手は18歳なんですね。若すぎる。この桃野選手、ピンク一色の水着で声もデカく、全女の新人感がすごかった。最近ではなかなか新鮮なキャラクターで思わず注目してしまいました。試合は白姫選手がその桃野選手を回し蹴りからフォールして、自力初勝利を飾りました。成人の日におめでたい限り。まだ勝ってなかったのか。って感じの堂々っぷりですが、初勝利をきっかけにどんどん上に登っていって欲しい。

第2試合 シングルマッチ 15分1本勝負

✕カサンドラ宮城  vs 〇志田光 
(12分43秒 魂のスリーカウント→エビ固め)

こちらは志田とカサンドラのシングルマッチ。ヒップアタックを喰らいまくったカサンドラが志田のお尻を集中攻撃したり、竹刀をめぐる攻防で笑わせたりとコミカルなシングルマッチ。最後は志田がランニングニーからフォール勝ち。コンパクトで面白かったです。

第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負

✕アレックス・リー&里村明衣子  vs 〇松本浩代&アイガー 
(13分28秒 ラリアット→エビ固め)
※里村が朱里に対してシングルマッチ要求を受ける。
よって、3/11新宿FACE大会は里村明衣子VS朱里が決定した。

こちらもギャグ寄りなタッグマッチ。アイガーに対して本気で笑ってしまう里村選手が微笑ましい。とはいえ松本浩代と里村のぶつかり合いなど見せ場もあり。最後はアイガーのパウダー攻撃を食らった里村の蹴りがリーに誤爆、そこにラリアットを叩き込んだ松本勝利。

   

セミファイナル  木村響子 仙女ラストマッチ 30分1本勝負

〇DASH・チサコ&KAORU  vs ×木村響子&コマンド・ボリショイ 
(26分8秒 ホルモンスプラッシュ→片エビ固め)

今月末に引退を控えた木村響子。センダイガールズ出場はこれが最後ということで、ガンガンぶつかっていくDASH・チサコ。木村のフロントキックをガンガン喰らいながらも立ち向っていきます。キックがアゴのいいところにはいったのか途中グロッキーになりますがなんとか立ち上がり、立ち向かい、最後はKAORUの机攻撃からのアシストもあってホルモンスプラッシュ&ムーンサルトでチサコ&KAORUが同時フォールで3カウント。チサコが木村を押さえ、感謝のマイク&抱擁。途中ハラハラさせましたが、最後は感動のフィナーレ。いいもの見せてもらいました。

メインイベント  センダイガールズワールドチャンピオンシップ 30分1本勝負

×橋本千紘 vs 〇アジャコング 
(15分32秒 裏拳→片エビ固め)

試合開始後警戒し合う二人。何度かタックルを試みるも決めさせないアジャ、という緊迫感溢れる攻防に。何度目かのトライでタックルを決め、アジャを転がしていく橋本。しかしアジャも反撃して得意の場外戦で橋本を引きずり回すが、橋本も場外水車落としで反撃。リングに戻ってもアジャは蹴り、橋本は水車落としを決めるなど一進一退の攻防。そこからアジャの膝攻めが開始。カカト固めで橋本に悲鳴をあげさせてすかさず強烈な蹴り。そこから抜け出した橋本が後ろに回ってジャーマンの体勢に。アジャはそこに耐えて裏拳、一度はキックアウトした橋本ですが再び裏拳を食らって3カウント。王者移動!アジャ・コングが橋本千紘を降しました。そしてマイクを取ったアジャ。

アジャ「1年前の今日、この同じこのリングでてめえと初めてのシングルマッチをやって、その時にてめえの訳の分からないぐらい無限大の可能性をヒシヒシと感じたよ! だからあの時、1年後やったらどういう結果になってるかわからねえって言葉もこの同じリングで俺は吐いた。忘れちゃいねえ。そして、ちょうど1年、てめえがチャンピオンとして俺のまえにまた現れたんだよ。」

「でもな、言っとくぞ。てめえがチャンピオンになって、それ以降、タッグだなんだで当たったり、それ以外のてめえの試合も陰ながらずっと見て来てる。思ったよ、てめえのその無限大の可能性にジャーマンという武器がついたら、こんな脅威なことはねえと思ってたよ。でもな、その武器を得たオマエは本当に驚異的だったけれども!そのジャーマンという武器に翻弄されたてめえは…一つも怖くなかったよ!!俺が30年やってきたのはな、前回言った、泥水すすってボロボロになって立ち上がってきただけじゃない。そのたびに研究に研究に研究を重ねてんだよ!今でもな!!」

「いまジャーマンさえ決めれば勝てるっていうてめえのそのおごりの気持ちがある限りは、それさえ封じ込めば俺の勝ちは間違いなかったんだよ!だからその結果が今日なんだ。なんであのベルトが俺に巻かれたがってるって、オマエと対峙した時にオマエに挑戦しに行った時に言ったか意味がわかった。あのベルトはそれを見越してるから、オマエじゃない…俺に巻かれたがってる。だからきょう、このベルトは俺のところに来たんだよ!! 

「いいか、里村ぶっ潰して執念で勝ち取ったこの挑戦権、俺は一発でモノにしてきたから、いまのアジャ・コングがあるんだ。いいか、俺はずっとここにいる。ただ、てめえよりだいぶ高いところに上がったけどな! もし、このベルトがほしいんだったら、いいかきょう見てたヤツ全員わかるはずだ。コイツのジャーマン封じのお手本を俺は見せたはずだ。そういう全員を全部ぶっ潰して、登ってこいや!!」

橋本はノーマイクで「取り返してやる!」と叫んだ。

 

初めての仙女生観戦でしたが、面白く見れました。小波、志田、朱里とゲスト陣もよかったし、マーベラスの桃野がザ!全女の新人!って感じでぐっときました。白姫初勝利、カサンドラ宮城も面白かったし里村選手の人間味が見れて良かったしDASHチサコと木村響子の抱擁には感動したし。コミカル要素とシリアス要素が上手く混ざり合っていたので飽きずに見れました。

そしてなにしろアジャ・コングVS橋本千紘。初っ端からアマレスのムーブでアジャを転がす橋本。アジャが場外で暴れてもすぐ返していく橋本。本当に「アジャが一方的に攻め込んでる」という場面を作らせなかったのは凄い。負けたけど試合後のマイクで、アジャが橋本を本当に研究してたって言わせてたのが本当に橋本のただものではない感じが伝わってきました。 

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不不不、、、

不不不、、、

 

 あのマイクはアジャの橋本への愛の告白というか、あなたは強い、あなたに勝ちたい!あなたに勝つために私は努力した!ということを全部マイクで相手に伝えてた。橋本はアジャに選ばれたんだよ。。恐るべし橋本千紘。 

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