私事ですが（まあ、このブログ全部私事なんですけど）私最近ダイエットをはじめましてそうすると必然的に自炊することが増えるわけですが、そんな関係で最近刺さった自炊系漫画をふたつご紹介します。
西川魯介「まかない君」（白泉社）
3人の従姉妹と同居中の大学生、浩平くんが一家の「料理係」としていろんな料理を従姉妹たちにふるまうお料理漫画。基本的には事件は起こらず、日々過ごしていく上で家での朝食、夕食を浩平くんがつくる、それをみんなで食べる、という構成が続きます。ゆえに本格的な料理漫画というよりも家庭料理寄りの料理がたくさん出てきます。
家庭料理ゆえに手に入りにくそうな食材は手近なもので代用したり、面倒な過程は省略したりとあくまで「簡単でおいしい」というところを重視してるところに親近感が。夕食の残りをアレンジして朝食に、というパターンが時々あるのも実用的というか。ちなみに三姉妹の長女以外がメガネ、浩平くんもメガネなところが作者の趣味的な所でしょうか。ちなみに長女の凛さんはクール系ショートヘア、次女の佳乃さんはほんわか系ソバージュ、三女の弥生さんは天真爛漫系ショートヘア。時々三姉妹がエロい顔して食べるのも見所です。
恒例の弥生さんつまみぐいシーン。うらやま系・・・。
ちなみに、最新話数話分は「ヤングアニマルDensi」で読めます。お得！
小林銅蟲「めしにしましょう」講談社
人気漫画家、广大脳子とそのアシスタント青梅川おめが。广大先生はおおむね原稿が修羅場ってます。そういうときに必要なのは脳汁ブシャーと放出される、テンション上がる「めし」ということでアシスタント青梅川さんが普段おめにかかれないくらいの特殊な「めし」を作り続ける漫画です。そのラインナップは
- 風呂でつくるローストビーフ＆バターまるごとマッシュポテト
- スマホ的厚さの超絶カツ丼
- スッポンまるごとフルコース
- カエル・ザリガニ・フジツボ入りブイヤベース
- うに
- 豚肉の炒め物で優勝
後半おかしい感じになってますがとにかく凄い。なんというか、普通の料理の概念というより「脳汁出すための食物を製造する漫画」と表現したほうが正しいかもしれません。変なテンションになることうけあい。相当な覚悟がないと真似出来ない料理ばかりですが、読むとアガります。素晴らしいです。
※料理漫画です
ちなみに作者の小林銅蟲さんのブログはこういう料理を実際につくっている光景が集められていてテンション上がるのでぜひ御覧ください。独特の心地よい言語感覚も素晴らしいです。はい。
メシ漫画というよりメシ作り漫画二作紹介しました。ダイエットに関しても何らかの形で発表したいと思いますので少々お待ちを。がんばります。
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