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G1クライマックス29のMVPはKENTAだった!G1に大きな「ストーリー」を与えたKENTA

真夏の祭典、G1クライマックスは飯伏幸太の優勝で幕を閉じました、それからはや一ヶ月。改めて考えると一つの結論が導き出されてきました。私の脳に。それはつまり

G1クライマックスのMVPは
KENTAだった!

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いろんな方面からブーイングの声が聞こえそうな結論ですが、それについて語る前に、そもそものG1クライマックスの構造からおさらいしておきます。G1クライマックスが終了した瞬間から、1・4東京ドームが始まっているのです。

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 G1クライマックス~1・4東京ドームまでの流れ

G1クライマックスが終了すると、新日本プロレスは半月近い休暇からシーズン後半戦に入り、一気に「1・4東京ドーム」への助走に入る、と言っても過言ではないでしょう。というのは、基本的に後半戦のシングル戦線は2つのルートで進行していきます。それはざっくり言うとこんな感じ。

 

1:G1優勝者、飯伏幸太のG1で負けた相手へのリマッチ(権利書争奪戦)

※飯伏にリーグ戦で勝利したのはKENTA、EVIL

G1クライマックス優勝者には1・4東京ドームでIWGPチャンピオンに挑戦できる「挑戦権利書」が与えられ、それをかけた「権利書争奪マッチ」が行われます。先日KENTAを退けた飯伏、次はEVILの挑戦が決まっています。

 

2:IWGPチャンピオン、オカダカズチカのG1で負けた相手へのリマッチ(IWGPタイトルマッチ)

※オカダにリーグ戦で勝利したのは飯伏、SANADA

IWGPチャンピオンのオカダがリーグ戦で敗北したのはSANADAと飯伏。飯伏とは今の所1・4で当たることが決まっているのでSANADAとのIWGP選手権が行われる予定

 

この2つのルートで勝ち残った選手が1・4のメインでIWGPタイトルマッチ、というのがここ近年の新日本プロレスの流れ。そしてこの流れになってから例外なくG1優勝者vsIWGPチャンピオンのタイトルマッチになっています。つまり、後半戦はタイトルが動かない。近年の新日本プロレスは、結果的にG1終了時点で1・4のカードが決まっているのです。

何故かと言うと、G1の宣伝効果が大きなポイント。一年のうちにG1クライマックスの優勝者、1・4東京ドームタイトルマッチの勝者が新日本プロレスの2大ニュースであり、マスコミでも最も大きく報道される。つまり、そのG1の優勝者が1・4のメインに出ると周知されることで同時に1・4の宣伝にもなる。

8・12から1・4の宣伝活動が始まっている、というわけです。

 

なので、なんとなく覚めたプヲタ的には「後半戦はシングルの動き無いんだろうな~」みたいに思ってしまうわけですが、今回はなんといっても

1・4,1・5東京ドーム2DAYS!!

2日分のメインカードが必要になってくるわけで、新日本プロレスがこれからどうするのか。いよいよ例外はあるのか。今年はその部分にも注目したいところです。

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 掟破り!G1最終戦に起こった2つの事件!

 そういうこともあり、G1クライマックスの最終戦には大きな事件は起こらない、というのがここ最近の新日本プロレスの流れでした。一昨年は柴田がサプライズ登場しましたが、その後の展開に影響を与えるものではなかったし、去年は柴田が登場したのはG1決勝戦の棚橋のセコンドとして。メインの決勝戦にドラマ性を与える役割を担っていたのです。

しかし、今回は2つの事件が決勝戦前に起こったのです。まず1つは鈴木みのるがオカダ・カズチカからフォールを奪ったこと。 今年のG1クライマックスのメンバーから落選した鈴木みのるは虎視眈々と機会を狙っていましたが、最終戦のタッグマッチでオカダから直接フォール勝ち。IWGP挑戦につなげたのです。 

number.bunshun.jp

G1のメンバーから漏れたことに対し、新日本プロレス批判を繰り返していた鈴木みのるですが、ここでしっかり結果を出しました。その後のみのるのコメントも秀逸。

 「おい、オカダよ。G1にも出させてもらえない俺に負けて、だらしねえなあ! オカダ・カズチカ! そして新日本プロレス! そのIWGPヘビーのベルト、俺によこせ! 新日本プロレスよ、今度はごまかすなよ。今度は逃げるなよ。俺は逃げも隠れもしねえぜ。なんでかっていうと、俺はプロレス界の王だからな」

大きなインパクトを残した鈴木みのる。8・31ロンドンでのIWGP戦では敗れましたが、まだまだ「鈴木みのるここにあり」を見せつけた事件となりました。

 

そして、この事件を超えるインパクトを残した事件。これが

「KENTA、柴田勝頼を裏切ってBALLET CLUB入り!」

でした。

 この日の第六試合、石井智宏&YOSHI-HASHIとタッグを組んでいたKENTAが突然の裏切り。止めに入った柴田も蹴散らし、衝撃のBALLET CLUB入りを見せつけたのです。

ドヤ!このKENTAのイイ顔!

www.youtube.com

正直、このときの観客のリアクションは凄かった。特に柴田が登場してKENTAにドロップキックをカマしたときの大歓声、そこからKENTAがやり返し、客を煽ったときのブーイング!武道館が一体となった、と言っても過言ではない状態。 決勝戦を除けばこの日一番のインパクトを残した、と言っても過言ではない事件でした。

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G1クライマックスに大きな「ストーリー」を与えたKENTA

そもそもこのG1参加からして、大きな波紋を起こし続けたKENTA。まず新日本参戦発表時に柴田勝頼を伴い登場。しかしこの日、プロレスリング・ノアの後楽園ホール大会が行われていてそれが「三沢光晴メモリアル」だったことから一部のファンから批判を浴びました。

www.nikkansports.com

そしてG1クライマックス参戦。参戦当初はコンディションからか技のミスなどをファンに指摘されたりもしていましたが、徐々にチューニングを合わせてきたKENTA。初戦で飯伏幸太を降し、大田区大会で棚橋弘至に勝利したあとは帰還のマイクアピールをしっかりとこなして興行をシメる。 

otokoman.hatenablog.com

まあ今日、棚橋さんと試合して、新日本のファンの皆さんと棚橋さんが作り上げた信頼関係みたいなものをまざまざと感じて、それは長年、時間を割いてここまでの形にして来たんだろうなと、勝手に推測しました。

でも!俺もここに遊びに来たんじゃなくて

久しぶりにみんなに会いに来たわけでもなくて

それもあるよ。それもあるけど、俺は! G1クライマックス、優勝するためにここに来たんだよ!!

今の新日本のレスラーにはあまりない冷静かつ長尺で聞かせるマイク。試合コメントなどを聞いても「喋れるレスラー」であることも徐々に示していきました。 

 

そして、このG1最終日の裏切り行為。このことにより、KENTAはセンセーショナルなヒールターンを果たしたと同時に、はっきりと柴田勝頼を新日本のメインストーリーに参加させたことになりました。

一昨年のG1登場、去年の棚橋セコンドもどちらも「単発イベント」だったのに比べ、今回の柴田は、G1開催前からのKENTAとのストーリーがはっきり描かれていました。

そしてKENTA相手のドロップキック、という見せ場。湧く観客。リーグ戦以外でG1クライマックスに

  1. 開幕前から最終戦までのストーリーを与え
  2. そのストーリーに柴田勝頼を参加させ
  3. 歓声&ブーイングで日本武道館を一体にした

というわけで  

G1クライマックスのMVPは
KENTAだった!

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おあとがよろしいようで!!  

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