男マンの日記

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あれから一年。8・15 全日本プロレス後楽園ホール大会観戦記。青木篤志よ永遠に。

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8・15 全日本プロレス後楽園ホール大会を観戦してきました。この大会は全日本プロレスのシリーズ開幕戦であると同時に、去年逝去された青木篤志選手の追悼大会。というわけで、現在参戦していない選手も戻ってきたり、セミファイナルではヤンキー2丁拳銃VSイザナギ&ゼウスがあったり、メインでは諏訪魔&石川&入江VS宮原&岡林&ジェイク・リーという豪華6人タッグがあったりと、追悼興行らしいいラインナップになっていました。 

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週刊プロレス 2020年 9/2 号 [雑誌]

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 去年の青木篤志逝去後の後楽園大会でメインを張った岡田佑介。今回はヨシタツと組んでアンファン・テリブルの芦野祥太郎&児玉裕輔と対戦。フォールは奪われましたが、気合溢れるファイトを見せていました。上の方で闘えなかった悔しさはあるでしょうが、気持ちは伝わってきました。頑張れオカダ!

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 これが去年の後楽園観戦記エントリ。岡田佑介は佐藤光留とメインで激闘を繰り広げました。エボリューションを離脱した岡田、再び這い上がる姿を見たいところです。

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 そして、青木篤志のためにDDTレンタル移籍中の秋山準、現在フリーのSUSHIも参戦。渕のナックル攻撃からのレフェリーへのアピール「パー」を一緒に。SUSHIへのパワハラを繰り返す秋山ですが、息のあったところも見せてくれました。最近は試合出場がレアになりつつある渕正信。元気な姿を見せてくれました。

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そして青木篤志といえば佐藤光留。そして親友だった和田拓也。今回二人がタッグを組んで青木の学生時代の後輩、KAGETORAとGOSAMARUのタッグと対戦。しっかり勝利を奪い二人で勝ち名乗り。このあと佐藤光留は天を仰いでいました。

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 去年、青木逝去直後のハードヒットでは二人共青木を偲んで闘う姿を見せてくれました。そして今月末にまたハードヒット、そして佐藤光留20周年興行が予定されています。アジアタッグへの挑戦意欲も見せていたこの二人。全日本プロレスでまたみたいタッグ。ワダタク本格参戦なるか。注目したいです。

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そしてセミファイナルのアジアタッグ選手権。互いにコンビネーションを駆使したアジアタッグらしい闘いでしたが最後はイザナギがイサミを丸め込んで勝利!イザナギ&ゼウス組がベルトを巻きました。

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試合が決まったときのイザナギのこの喜びかた!ほんとうに喜びを爆発させていました。正直、迷走シていた時期もあったパープルヘイズ。しっかりと結果を出してみせました。

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そしてゼウスのこの笑顔!推せる!大阪プロレスの先輩・後輩だった二人。単なるストーリー、ユニット抗争のための関係性ではなく、歴史のある二人だからこそのこの表情。推せる!いい光景を見せてもらいました。

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そして豪華メンツのメインイベント。宮原健斗&岡林裕二&ジェイク・リーvs諏訪魔&石川修司&入江茂弘。クセのあるメンツが集まった6人タッグマッチ。青木篤志追悼マッチ、と銘打たれているものの、もちろん普通には進まない。いきなり入場にたっぷり時間を取った宮原に岡林がキレて一触即発に。そして呆れるジェイク・リー。 

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一方諏訪魔はパープルヘイズ所属の入江にインネンをつけていく始末。味方なのに!両チームともに不穏な空気を漂わせながら試合開始。追悼マッチなのにギスギス!

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しかし試合が始まればド迫力の肉弾戦!岡林のチョップ、入江のエルボーが乱れ飛ぶさすがの迫力!いい顔!

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負けじと石川修司とジェイク・リーも打撃の打ち合い。今回はサポートに徹していた印象の二人ですがさすがにデカいだけあってド迫力! 

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ウザがられながらも懸命に岡林を鼓舞する宮原。相変わらずコーナー大気中もずっと喋ってました。さすがです。青木篤志に「うるせえなぁ」と言われそう。 

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そしてラストライドの体勢に宮原を捉えた諏訪魔が天を指す。しかしそのせいか一度持ち上げすぎてラストライド失敗。改めてもう一度、今度はしっかり宮原健斗を投げつけてカウント3。諏訪魔が青木に捧げる勝利を挙げました。

試合後のコメントでは「あれ(技の失敗)は青木のイタズラだよ!あんなことないんだから!」とちょっと嬉しそうに話していた諏訪魔。ニヤリと笑う青木の表情が浮かぶようでした。

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そして3人で勝ち名乗り。一番喜んでるのが入江なのが草。 

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そして、試合が終わった後は追悼セレモニー。パネルを持ちながら何かを考えているような諏訪魔。

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そして「今日は青木に免じて仲良く」記念写真。リング上に秋山準がいないのが全日本プロレスの変化を感じさせます。10カウントゴングが改めて打ち鳴らされました。

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 と、このように終わった青木篤志追悼大会。諏訪魔が、佐藤光留が天を指した姿にはやはりぐっとくるものがありました。こうしてお盆にしっかりと追悼興行を行うことはこれからも続けていってほしい。改めて青木篤志という人間が全日本プロレスに。特に諏訪魔、佐藤光留、岡田佑介そして和田拓也、新人たちの心に、そして観客の中にも残っていることが伝わった興行でした。

※2020・8・22追記

乗せ忘れてましたが、この興行の試合後コメント。諏訪魔、佐藤光留のコメントが泣けるし、いい話というか。青木篤志への思いが伝わってくるし。良い映像・・・。改めてほんとに泣ける。プロレスラーっていいな、と改めて思います。

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