最近、私の落語に対するスタンスがわりと怠惰なので、立川流以外をあまり聞いてないんですが、ここで立川流期待の新人を紹介しておきます。
その名は立川吉笑。立川談笑の一番弟子で30歳、前座から一年半で二つ目に昇進し、異例の早さにより立川流の中で三年たたないと二つ目にしてはいけない、というルールが出来るほど。
「古典っぽい新作落語」を得意とし、江戸時代を舞台をしてるけど中身は短編小説のような、コントのような新作落語が面白いです。もともと構成作家経験があることもあり、より今のお笑い寄りの落語、構成になっているんじゃないかと思います。
「新ニッポンの話芸ポッドキャスト」で、入門の経緯~落語家生活について話しているので、ひととおり聞いてもらうとその不思議な存在感が なんとなく分かるのではないかと。
新ニッポンの話芸 ポッドキャスト 第64回 【ゲスト: 立川吉笑1(萬橘師匠不在)】 - YouTube
新ニッポンの話芸 ポッドキャスト 第65回 【ゲスト: 立川吉笑2(萬橘師匠不在)】 - YouTube
新ニッポンの話芸 ポッドキャスト 第66回 【ゲスト: 立川吉笑3(萬橘師匠不在)】 - YouTube
新ニッポンの話芸 ポッドキャスト 第67回 【ゲスト: 立川吉笑4(萬橘師匠不在)】 - YouTube
吉笑ゼミ、談笑一門会、談笑の弟子、といろんな会を行ってるので行ってみると不思議で面白い落語が聴けると思います。落語だけどコントっぽくもあり、SFの匂いがする噺もある。落語の幅を感じられることうけあい。スケジュールはこちらから。
個人的にはR-1とか出て欲しい。