世界サンボ選手権大会、11月21~23日の日程で行われました。
私は用事などありまして、三日目の午後から観戦に行きました。
ちなみに、大会通じて日本人選手の主な結果は以下の通りでした。
一日目
【女子スポーツサンボ60kg級】
1位. 藤村 美和 (日本・山梨学院大学)
2位. PRAKAPENKA Katsiaryna (BLR)
3位. REPIDA Ana (MDA) & SAYKO Olena (UKR)
二日目
【男子スポーツサンボ57kg級】
1位. CHIDRASHVILI Vakhtangi (GEO)
2位. ATKUNOV Aimergen (RUS)
3位. 荒木 将徳(日本・日本体育大学)& KARIMOV Akmaliddin (TJK)
【女子スポーツサンボ52kg級】
1位. TURMAKHANOVA Gauhar (KAZ)
2位. KHARITONOVA Anna (RUS)
3位. 黒木 美晴(日本・環太平洋大学)& OSTAPIUK Mariia (UKR)
【女子スポーツサンボ80kg級】
1位. 濱田 尚里(日本・自衛隊体育学校)
2位. ORYASHKOVA Mariya (BUL)
3位. SMAL Nataliya (UKR) & TSIMASHENKA Sviatlana (BLR)
三日目
【女子スポーツサンボ68kg級】
1位. Louisa GAINUTDINOVA (UKR)
2位. Dildash KURYSHBAEVA (KAZ)
3位. 榎谷 有里 (日本・山梨学院大学) & Johanna YLINEN (FIN)
【女子スポーツサンボ+80kg級】
1位. Anna BALASHOVA (RUS)
2位. 村瀬 晴香 (日本・(株)千葉薬品)
3位. Nina CUTRO-KELLY (USA) & Svetlana YAROMKO (UKR)
女子68キロ級、榎谷選手銅メダル獲得! pic.twitter.com/NluTwB0Gft
やっぱりロシア、グルジア、ウクライナ、リトアニア、ラトビア等、旧ソ連の国々が強かったですが、フランス、ドイツ、日本など、柔道の強豪国も健闘してました。
正直、会場やパンフにトーナメント表とか掲示してなかったんで、どのリングでどの試合をやってるのかがサッパリでしたが投げ技中心の攻防は迫力があり楽しめました。
戦いとしては現代柔道よりは組んでから、またタックルでの立ち技をじっくり見れるのと、寝技での一本が多く、投げ技でのポイント争いが分かりやすいのが特徴でしょうか。俵返しみたいな豪快な技も出て歓声が上がってました。
公式にハイライト動画が上がってました。
※2021/7/30追記
今回の東京オリンピック、柔道女子78Kg級で金メダルを獲得した濱田尚里選手。ネット見てたらサンボ経験者、ということだったので確認してみたらサンボワールドカップで優勝してました。このときの決勝戦がサンボ連盟のYOUTUBEチャンネルにアップされていました。
最近の国際競技の柔道は寝技の「待て」がかかるまで時間をかけるため、寝技の攻防が重要になっていてそのためにナショナルチームも柔術の練習を取り入れたりしています。ただ、ちょっとかじったことのあるサンボがちょっと脚光を浴びるのは嬉しいもの。これをきっかけにサンボの魅力に気付く人達が増えて貰えるとありがたい。とにかく濱田選手、金メダルおめでとうございます!