『KAMINOGE vol 50』読みました。目次はこちら。
[INTERVIEW]
■飯伏幸太[DDT/新日本プロレス]
■RENA[シーザージム]
■榊原信行[RIZIN実行委員長]
■大家健[ガンバレ☆プロレス代表]& 今成夢人[ガンバレ☆プロレス/DDT映像班]
■田島隆[漫画原作者/海事代理士/行政書士]
【2016KAMINOGE注目のニュージェネレーション】
■♯1岡倫之[新日本プロレス練習生]
■♯2神部建斗[総合格闘家]
■♯3浅倉カンナ[総合格闘家]
■マッスル坂井
変態座談会
■玉袋筋太郎「“宮戸優光”変態座談会」
祝・デビュー30周年
中学2年の夏休みから始まったプロレスの旅
“永遠のプロレス少年”のスタンド・バイ・ミー時代。連載記事
★『鈴木みのるのふたり言』
★カシン&アサシンズの『三者三様AKB』[COLUMN]
★バッファロー吾郎Aの『きむコロ列伝!!』
★プチ鹿島 『俺の人生にも、一度くらい幸せなコラムがあってもいい。』
★椎名基樹 『自己投影観戦記~できれば強くなりたかった~』
★田口隆祐『新日本プロレス・田口隆祐の日本全国 オヤァイ 奇行』
★兵庫慎司『プロレスとまったく関係なくはない話』
★いつみおママの『徳川15代を学び直そう』[COMIC]
★古泉智浩 『仮面サンクス』
今回KAMINOGEを購入した理由はなんといっても飯伏幸太インタビュー。去年の10月25日のDDT欠場から長期欠場を発表、現在休業中(芸能活動は継続中)の飯伏の今の声が聞ける貴重な機会。というわけで、去年の12月に行われたインタビューで飯伏が今の近況について語っていました。
飯伏のお母さんがKAMINOGE登場後に調子に乗っている、という話から最近どうしているかという話に。基本的には引きこもってYOUTUBEを見ている、ゲームはFallout4をやっていてプロレスはほぼ見ていない、という話。基本的には復帰はいつになるかわからない、という前提ではありますが、復帰前提に普通のトーンで話をしているのにホッとしました。
飯伏が今見ているのはラウェイ(ミャンマーで行われている素手で闘うキックボクシング)や地下化格闘技などで、人間が闘う原初的な衝動、闘っているファイターのバックボーンを想像するのが好きだそうです。
Lethwei Burmese Boxing [HD] - Tha Pyay Nyo ("Kayin Mike Tyson") K.O. Bare Knuckle Knockout 02/2015
ただ、もう一つ飯伏がハマっているのがKIWこと関西国際プロレス、という社会人プロレス団体だそう。ハマってる理由はぜひ本誌を読んで頂きたいところですが、古き良き、ゴツゴツとした社会人プロレス団体という印象でした。
と、元気に近況を語っていた飯伏。具体的に復帰についての話はとくにありませんでしたが元気にひきこもっているようで何より。もちろんインタビューで語っていない感情はいろいろあるんでしょうが、楽しみに待っていていいんだな、と思わせてくれるインタビューでした。
他にも胡散臭さが最後までつきまとう榊原氏インタビュー(RIZIN絡みはどうしても聞き手の接待感が拭えないわけですが)や、テンション高めの大家&今成インタビュー、単行本にしてもいいくらい濃い「カバチタレ!」、「極楽がんぼ」原作者の田島隆インタビューなど楽しめました。 ついに50号を迎えたKaminoge.このまま粛々と面白い記事を載せ続けて頂きたい。今回の飯伏インタビューも「独占」と謳うなど、いい意味でのスキャンダラスさも以前より増してきた印象。どんどん売れて、どこでも買える本になってください!