男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

8・10 新日本プロレス西武ドーム大会について。

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結局ニコニコ動画でPPV購入して見ました。2000円。

タイムシフトで見たのでざっとした感想を。

 

第一試合

田口 隆祐&タイガーマスク&小島 聡&天山 広吉

(06分15秒、どどん)

エル・デスペラード&×TAKAみちのく&デイビーボーイ・スミスJr.&ランス・アーチャー

一試合目にテンコジという、前座としては豪華な面子。セコンドにタイチが居たので謹慎解けたんだ~という印象。 

 第二試合

高橋 裕二郎&ドク・ギャローズ&バッドラック・ファレ

(8分23秒、マイアミシャイン)

中西 学&永田 裕志&初×BUSHI

永田が8分の試合の中でもしっかりと白目を炸裂させてました。流石。 何の盛り上がりかもはや不明だけど客もしっかり盛り上がってました。謎だ。

 

第三試合

YOSHI-HASHI&○桜庭 和志&矢野 通

(09分42秒、反則)

シェルトン・X・ベンジャミン&飯塚 高史&×鈴木 みのる

ちょっとだけ注目してた試合。桜庭と鈴木の対戦は鈴木がらしさ、強さを見せた上でロープを使ったスリーパーで反則負け。こういうところですべてを持っていく鈴木はさすが。桜庭はなんで新日上がってるかよくわからなくなってる印象。

あと、実況席が飯塚飯塚うるさかった。そこじゃねえよ、と思いながら聞いてましたが。 

第四試合

マイケル・ベネット○&アダム・コールWITH マリア・ケネリス

(10分56秒、パイルドライバー)

×キャプテン・ニュージャパン&獣神サンダーライガー

なんか女マネージャーがキャプテン・ニュージャパンをぱふぱふしてた気が。ここまであっさり風味の試合が続き、さすが前半戦。

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 第五試合

IWGP・Jrタッグ選手権試合

アレックス・シェリー&○KUSHIDA

(14分21秒、ホバーボードロック)

ボビー・フィッシュ&カイル・オライリー×

 いわゆるJrのいい試合。タイムシフトでざっくりとしか見てないのですが完成度は高かったような。ボンヤリしててすいません。

 調印式

新日本プロレスとGFWの提携が正式発表。ジェフ・ジャレットが入場し、菅林社長と契約書類に調印。これが後への伏線になっていようとは・・・。

ここで休憩。集中力が切れたので、

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第六試合

○内藤哲也

(8分56秒、スターダストプレス)

本間朋晃×

 第七試合

カール・アンダーソン

(09分39秒、ガンスタン)

×石井智宏

二試合飛ばしてまいました。後で見返そうと思ってたら視聴期限が切れてた・・・。

第八試合

柴田勝頼

(11分16秒、PK→片エビ固め)

×後藤洋央紀

 途中から柴田が胸を押さえて苦しんでたので怪我したっぽかったけどしっかり勝利。ただこの対戦何回やるんだよ、感があるのは事実。

第九試合・セミファイナル

○棚橋弘至

(16分24秒、回転エビ固め)

×AJスタイルズ

 AJに追い込まれた棚橋が丸め込んで勝利。ただそこからバレット・クラブが乱入しボコボコにされる棚橋。そこに助けに入ったのは調印式に登場したジェフ・ジャレット、しかし持参したギターをケースから出すとそこにはバレット・クラブのロゴが!ギターで棚橋を一撃してジェフ・ジャレットのバレット・クラブ入りが判明。

メイン前に試合以外の裏切り展開を入れてきたあたりが今の新日のニクいところ。いわゆる「いい試合」のシングルマッチが続いた後に軍団抗争の面白さを見せて目先を変え、一度リセットしてメインに向かって集中出来る流れを作ってきました。お見事。

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第十試合・メインイベント

オカダ・カズチカ

(23分18秒、レインメーカー→片エビ固め)

×中邑真輔

 ケイオス同士の対戦、相変わらずクネクネしながら余裕を持って攻める中邑に対してオカダもドロップキック等で対抗する一進一退の攻防、レインメーカーを二度・三度と切り返して背後から、コーナーから、そして正面からボマイエを叩き込む中邑の攻撃に耐え、最後はラリアット連発からのレインメーカーで勝利。G1決勝に相応しい試合でオカダ・カズチカが優勝を決めました。凄い試合でした。

 

結果的にメインの後のマイクで中邑への敬意を表し、AJスタイルズへの挑戦表明し、最後、レインメーカーポーズで締める。理想的なオカダ・カズチカの大会になり、満足度の高い興行でした。

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オカダは行動・言動自体はかなり好青年的なんだけど、時々見せる邪悪な笑み、ふてぶてしさが少しのヒールっぽさを感じさせて、それが人間性にもつながってるんだろうなと。外道を時折イジるかわいげのある後輩っぽさもあり、まさしく今の若者的なナチュラル・ヒールで、この人が西武ドームの主役なのが今の新日本なんだろう、と感じました。

 

私は昔のプロレスラーの匂いをまとっている柴田、格闘技を感じさせる鈴木、強いながらもマイケル・ジャクソンをディフォルメしたようなキャラに突っ走る中邑などに目が行ってしまうんですが、オカダは「レインメーカー」としてのパッケージはスターなんだけど、本人は普通でつかみきれない。でも当然の顔をして主役を張っている。周りに強いキャラがいるからこそ、鏡のように周りを映すオカダのようなタイプが主役に相応しいのか・・・。

 そんなことを考えつつ、まだしばらく新日を見ていようか。ってのが今回の結論でした。面白かった。