男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

文・清野茂樹、絵・能町みね子「もえプロ~女子のための”萌える”プロレスガイドブック」を読んで。プ女子への入り口!

なぜ私がブログを書くか、みたいな事を書いてから結構間が空いてしまいましたが、「もえプロ~女子のための”萌える”プロレスガイドブック」を読みました。

もえプロ 女子のための

もえプロ 女子のための"萌える"プロレスガイドブック

 

 小生プロレス観戦暦25年程の男性であり、ことごとくこの本のターゲットから外れてるわけですが、発売日に購入して読みました。

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何故なら、清野茂樹アナといえば、あのラジオ日本「真夜中のハーリー&レイス」でどのようなゲストのプロレス話にも全て対応し、盛り上げ、受身を取る。まさに「相手がワルツを踊れば私もワルツを踊り、相手がジルバを踊る時はジルバを踊る。」という名言を吐いたニック・ボックウインクルのような見事なプロレスっぷりを見せている名プロレスアナウンサーなわけで(最近はももクロのライブの実況などもされてるということ)これは読むしかない、と。

真夜中のハーリー&レイス (大人のプロレス入門)

真夜中のハーリー&レイス (大人のプロレス入門)

 

 そして能町みね子さんのラジオ(久保ミツロウさんとのANN火曜一部)も聞いてたので、これは読むしかない、買うしかない、と思ったわけです。で、読んだ。 

 読んだ、というかパラパラーと目を通して眺め、それから細かいところを見ていく、という感じでした。思いのほか絵と写真が多く、まさにガイドブック、といった趣の本だったので、プロレスに詳しくない人も「ウッ」とこない情報量かと思います。

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そう、新しいことを始める時、新しい趣味を始める時に必要なのは適度な情報量。棚橋が女性に刺されてそのまま自力で病院行ったとか、ライガーが若手時代に道場で新弟子をエグい感じで可愛がってたとか、永田VSヒョードル戦とか、余計な情報は必要ないんです。その点でこの本は丁度いい塩梅、これ持って観戦に行くのにピッタリなサイズと情報量。さすがです。

というわけでこの本、まず言っておきたいのは「もえぷろ」と言うタイトルですが、正しくは「萌え新日本プロレス」というか、つまりは新日の事しか書いてません。

DDT好きの女子が知らずに買ってムキー!とならないよう、そこは配慮して欲しかったところです。

そして、ガイドブックとはいえ読みどころ満載。まず能町みね子さんのイラストがかなり選手のツボをとらえてて愛せるのと、清野アナによる解説。棚橋に「”タナ”もしくは”逸材”と読んであげると喜びます」という解説を入れたり、中邑を「プロレス界のセクスィー部長」と評し、あげくはスーパー・ストロング・マシンを「試合数が少ないので、会場で見れたら相当にラッキー、茶柱のような存在」と説明するなど下手したら小馬鹿にしてるような、プロレス専門誌ではあまり知れない情報が載っていて結構楽しめました。

個人的には本と言うよりはグッズとして手元に置いておきたい本でした。

というわけで、みんなこの本読んでプロレスファンになろう! 

底なし沼 活字プロレスの哲人 井上義啓・一周忌追善本 (kamipro books)

底なし沼 活字プロレスの哲人 井上義啓・一周忌追善本 (kamipro books)

 

  そして最終的には底なし沼に・・・。