6月7日「オードリーのオールナイトニッポン」、ゲストに小説家・西加奈子を迎えたトークの中で、若林がプロレスを見て価値観が変わったことについて話していました。ちなみに西加奈子のプロレスとの出会いトークはこちら。
若林:みんな完成されてくるから・・・こないだそれ思ってたんだけど、小松選手とかって、ヤングライオンとか言われて黒タイツで、あそこから・・・オレまだ6ヶ月しか見てない、いわばニワカだけど、小松選手とかが、あそこからなにか見つけてくるのかな
西:それ言ったらオカダ、オカダ最近やであれ
若林:黒パンツだったの?
西:黒パンツやったっけ・・・ホンマに全然ほんとにな、あんなんじゃなかったのよ、すごいカッコ良かったけどな。それが凱旋って「オカダ・カズチカ」で出てきて、うわかっこいい!って言ってたら「いや、西さんあの子あれやで、見た子やで」って言われて「うわ、マジか」って。
※ちなみに渡米前の岡田かずちかがこちら
帰国後のオカダ・カズチカがこちら
オーラがでてくんのかな~って言って
若林:それ不思議だよね、オーラだけはね~。レスラーって見に行くと面白いよね
西:シビれるよな~
若林:だから、要所要所でプロレスに助け・・・オレは、それまで上手に負けるというか、負けを自分の中で物語として昇華してっていう価値観なかったから。
若林:ほんとプロレス見るまでなかったからね。スベるならスベった、受けたなら受けたっていう二元論だったから
若林:だから20代の時知っといたらよかった~と思ったもん
西:でもな、若林さん20代で見てもハマらんかった気がすんねん。この時間必要だった気がすんねん。
西:メッチャ考える人やんか、だからこの長さ、この芸能界のキャリアがあって、いま出会ったっていうのがデカい気がすんねんな
若林:なるほどーそういうもんなのかな~
西:わからん、わからんけどな
若林:だから段々こう・・・レスラーもそうなのかな、見つけてくのが20台後半とかからだもんね、早い人は早いけどね
西:それも勇気出えへん?
若林:ああわかるわかる
西:だからこの年でもどんどん・・・(以降、小島、天山が年取って魅力的になったというお話)
若林:長く見てるとそういうのもあるんだ~
西:あるな~、あるある。
西:あの、凄いしんどい時あっても、三沢さんと蝶野さんの入場シーン見たらだいたい解決する!
若林:あ~でもね・・・。わかるわ~
白と黒の二元論からの脱却。確かに西加奈子が言うとおり、もっと尖っていたころにプロレスに出会っていてもこういう意識の変化があったかはわかりませんが、プロレスの「競技でありながら勝ち負けを越えたストーリーを作っていく」部分に対しての気付きがあったのではないか。
それが若林の今後の活動にどう影響するのかはわかりませんが、同じプロレスファンとして勝手に親近感を持ちつつ見守っていこうかと思います。プロレス頭を身につけた若林、プロレスラーっぽい肉体を手に入れた春日。オードリーは「プロレスお笑いコンビ」と言っても過言ではないでしょう!ノーフィアー!