オカダ二連覇!オスプレイ届かず!そして団体への要求!
G1クライマックス32,今年は従来の2ブロックから4ブロックに分かれた新システムで開催。準決勝ではタマ・トンガを降したオカダ・カズチカ、決勝では内藤哲也を倒して勝ち上がってきたウィル・オスプレイをと対戦し、30分超えの熱戦を制して勝利。去年に続いてのG1クライマックス優勝、ニ連覇を果たしました。
そしてオカダは勝利のマイクで、「1・4ドームでのIWGP挑戦権利書」及び「権利証をかけた防衛戦」の廃止を要求しました。
そもそも権利証システムは2012年、G1優勝を果たしたオカダに当時の新日本プロレス菅林社長が提案、1・4ドームでの挑戦権を与えるかわりにそれまでIWGP王者と同等の「防衛戦」を課すことを宣言したことから始まってます。
権利書システムはその後、G1クライマックスから1・4ドームまでの期間、新日本プロレスの一年の後半戦の軸になり、9年間続いています。そのシステムの廃止を唱えたオカダ。あとは団体がどう判断するかですが、そうなるとIWGPのベルトだけ防衛戦がやるのか。権利書が動かない中、後半戦の軸が一つ減ってしまうのは大丈夫か。そのへんオカダになにか考えはあるのか。その分KOPW2022のタイトルマッチが増えたりするのか?色々と考えることはありそうですが、今までの流れだとなんとなくその意見が通って、他のレスラーが文句言ってわちゃわちゃしそう。わりとそこらへんの揉め事で9月くらいは過ごしそうな気もしますがどうなるか、注目です。
ちなみに三森すずこ、オカダ・カズチカ夫妻に第一子となるお子さんが誕生されたそうです、おめでとうございます!まさか自分のサイトに三森すずこのブログを貼ることになろうとは。
おまけといってはなんですが、二人の熱愛報道があったときのエントリを貼っておきます。注目は三森すずことニコニコ写真撮ってたオーカーンの仮の姿の人でしょうか。
しかし、個人的には決勝戦自体はオスプレイに目が行く試合でした。試合前からの意気込みも「自分が新日本プロレスを背負う」という気概に溢れていましたし、オカダに対してスタイルズクラッシュ、Vトリガー、片翼の天使(未遂)と、オカダに勝った選手たちの得意技を繰り出していくなど、魔王を倒す主人公的なラーニングを魅せていったところに痺れました。
そのオスプレイに対して普段の技のレパートリーで勝利したオカダ。最後のレインメーカーはさすがの迫力でした。
ただ少し話はズレますが、この三連戦、オカダを見ていてひとつ物足りなかったのは一日目のランス・アーチャー戦。フィニッシュのオカダのレインメーカーよりランス・アーチャーのレインメーカーの方が迫力があった(体格的にどうしてもそうなるとは思いますが)あっさりと試合が終わったように見えました。例えばオカダが絞め技や関節技。レッドインクやマネークリップを軸に闘ったらどうなったか、というのも見てみたかった気がします。
.@LanceHoyt "Rainmaker"
— njpwworld (@njpwworld) 2022年8月16日
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しかし、なにはともあれ三日目はオカダがしっかりと締めくくったG1クライマックス32、全選手がケガやコロナでの欠場がなく、完走したのが素晴らしい。外国人選手も多く、8月になって感染も拡大、いろんな団体で欠場者が続出している中、全員完走した、というところにも新日本プロレスの意気込みを感じました。
新日本プロレスG1climax無事終了しました。猛暑、コロナ禍の中、1人の脱落者も無しに走り抜けました。レスラー、スタッフの皆さんお疲れ様でした。応援して頂いたお客さま、本当に感謝しております。ありがとうございました。メインは感動的でした。#njpw
— 木谷高明 (@kidanit) 2022年8月18日
G1参加のレスラーの皆さん、本当にお疲れさまでした!
重大発表!ドームニ連戦終了!1・5大田区体育館大会!
そして今回一つ重大発表が。すでに恒例となっていた1・4,1・5連日の東京ドーム大会ですが、今年の1・5は大田区体育館大会になることが発表されました。
上記エントリで触れましたが、今年の1・5東京ドームの集客は6379人。1・5ドームが開始した2020年(2019年の1・5は後楽園ホール大会でした)こそ30063人の観客を集めましたが、その後はコロナ禍、また1・5が平日だったこともあって集客に苦戦していました。来年の1・5も平日、またコロナの影響が計れないところもあり仕方ない決断だと思います。今は大田区に戻り、そしていつの日かまたドームに戻れればいいんじゃないでしょうか。妥当な決断だと思います。
しかし、一つ気になるのは1・5のドームを新日本がもともと確保していたのか?ということ。例年通り確保していたけど使わない、という決断をしたのであれば、一つの選択肢が浮かび上がってきます、それは
スターダム1・5東京ドーム大会開催!
というサプライズ。あったら凄いことだとは思うんですが、どうでしょうか。
なにはともあれ成功で終わったG1クライマックス32、そしてオカダの発言から、今までとは違う新日本プロレスの下半期が見れることは必至。いよいよ変わりゆくか?新日本プロレス、という視点で後半戦は注目したいと思います。というわけで新日本プロレスには
カネの雨が降るぞ~!多分!
おあとがよろしいようで。以上です!