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男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

「ガンダム落語」でお馴染み?落語から飛び出す立川志らく師匠!

サンライズが管理、運営するガンダム情報を発信するサイト「GUNDAM.INFO」内において、「ガンダムと伝統芸能のコラボレーション」と銘打つ「ガンダム落語」が公開されていました。

www.gundam.info

 

この「ガンダム落語」を演じた立川志らく師匠は「立川流四天王」(立川志の輔・立川談春・立川志らく・立川談笑)と呼ばれる1人。特に立川談春との関係性が濃く、「赤めだか」でもかなり重要な役割で登場していました。ドラマ版では濱田岳が演じていた、と言うとピンと来る方もいるのではないでしょうか。 

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 「赤めだか」での名場面としては、談春に談志が語りかけるこの言葉。「嫉妬」という感情の説明としてよく引用されるくだり。

「お前に嫉妬とは何かを教えてやる」
 「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。

一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。本来ならば相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。しかし人間はなかなかそれができない。嫉妬している方が楽だからな。芸人なんぞそういう輩の固まりみたいなもんだ。

だがそんなことで状況は何も変わらない。よく覚えとけ。現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで仕方ない。現実は事実だ。そして現状を理解、分析してみろ。そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿と云う」

 魚河岸行きを拒否した挙げ句、落語への姿勢、センスで談志に褒められる志らく。談春が嫉妬するのもやむなしというところですが、談志のこの言葉から談春と志らくは良きライバルとして成長していくのです。 

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 そして今では古典落語はもちろん、ハリウッド映画を落語化する「シネマ落語」も定期的に発表し、落語世界を広げる試みを続けている志らく師匠。今回の「ガンダム落語」も、この「シネマ落語」の流れにある活動のように感じます。全てを落語にしていく、落語として語っていくという試み。

 「“白子坂”にある“木馬”という長屋に住んでいたのは大工の棟梁“アムロウ”さん。その長屋の大家は穀物問屋“ジオン家”の旦那で、“赤い半てんのシャア”、与太郎の”ヨハロウ”が大工道具を家賃のカタに取られて困っているところに話をつけに行ったアムロウが・・・。」

というわけで、ベースになっているのは「大工調べ」、そして後半は「三方一両損」と、2つの話を組み合わせた構成となっています。落語ファンもガンダムファンも注目のこのガンダム落語。私も聞きましたが楽しめました。落語でもありガンダムでもある。不思議な出来の噺となっています。個人的には、途中の言い立てのところも全部ガンダムにして欲しかった。例えば

「シャア!てめえは今は偉そうに赤い彗星なんて言ってやがるが、所詮キシリアに取り行って、ガルマを踏み台にしてのし上がっていったただのペーペーじゃねえか!ザビ家の温情を利用しやがって、一生ギレンの靴でも磨いてやがれ!」

とか。あと、全体的にカメラワークがうるさかったのが残念でした。そんな口のアップにしなくてもいいから・・・っていうね。「落語DVDあるある」ですが。

   

 ちなみに志らく師匠、大勢のお弟子さんを育てている一面もあり、真打も立川こしら、立川志ら乃、立川志らら、立川らく朝、立川志ら玉と5人輩出、こしら、志ら乃のお二人はこのブログでも何回か取り上げています、共通点としては二人共落語からはみだすような活動が多いこと。「落語の枠を広げる」という部分で師匠譲りの部分があるように思います。

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 と、色々な活動をし、落語の可能性を広げていく志らく師匠及び志らく一門。これからもこういう「落語を広げる」活動に期待したい。もっとのめりこんでもらって「Z」、「ZZ」、「F91」・・・。と、作品ごとにどんどん落語にしてもらって(志ら乃さんのほうが適任かもしれませんが)ジャンルとして「ガンダム落語」を確立して欲しい、そして「ガンダム落語の会」として日本を回るのもアリ!とりあえず第二弾、期待してます! 

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