男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

今年も開幕!インディカーレース観戦のススメ。佐藤琢磨参戦中!そして神実況!

今年もようやくインディカー・シリーズがスタート。3月頭のブラジルがキャンセルになったため、3月29日のセントピーターズバーグが初戦となり、ウィル・パワーとの接戦を制したファン・パブロ・モントーヤが優勝。チーム・ペンスキー移籍後いきなりの初優勝を成し遂げました。ちなみに佐藤琢磨は一時期4位を走行したものの接触によりフロントウイング損傷、一時最下位に転落しながらも粘りの走行を見せ、13位完走となりました。

 

とまあ、淡々と書いてきましたが、そもそもインディカーレースとは何ぞやという話になるわけで、まあ身も蓋もなく表現すると

アメリカのF1

ということになるかと思います。F1でもアメリカGPは開催されていますが、北米を中心に全16戦のサーキットを行うフォーミュラーカーレースがインディカーシリーズ。インディ500は世界3大レース(他2つはF1モナコGP、ル・マン24時間耐久レース)として有名です。

年間スケジュールはこちら。

第1戦 セントピーターズバーグ  [ストリート](3月29日)
第2戦 ニューオリンズ         [ロード]       (4月12日)
第3戦 ロングビーチ       [ストリート](4月19日)
第4戦 アラバマ            [ロード]       (4月26日)
第5戦 インディアナポリス            [ロード]       (5月9日)
第6戦 インディ500                        [オーバル]   (5月24日)
第7戦 デトロイトRace1                [ストリート](5月30日)
第8戦 デトロイトRace2                [ストリート](5月31日)
第9戦 テキサス                              [オーバル]   (6月6日)
第10戦 トロント          [ストリート](6月14日)
第11戦 フォンタナ                         [オーバル]   (6月27日)
第12戦 ミルウォーキー                 [オーバル]    (7月12日)
第13戦 アイオワ                            [オーバル]   (7月18日)
第14戦 ミッドオハイオ                 [ロード]       (8月2日)
第15戦 ポコノ                               [オーバル]   (8月23日)
第16戦 ソノマ                               [ロード]       (8月30日)

全16戦で北米を回るインディカー・シリーズ。今から8月末まで激しいレースが繰り広げられます。F1も見てる私ですが、今現在、エンターテイメントとして考えると絶対インディカーレースが面白い。というわけで、今何故インディ推しなのか。その理由をあげていきます。

  • 常に接戦が繰り広げられるレース、チャンピオン争い

一昨年、昨年とチャンピオンが決定したのは最終戦。基本的にシャシーはダラーラ製のワンメイク(今年からホンダ、シボレーそれぞれのエアロパッケージが導入されました)

、エンジンはシボレー、ホンダの二択なためにチーム間でのマシン性能差差がつきにくく、常に接戦が繰り広げられます。昨年チャンピオンのウィル・パワーもシーズン3勝。

ストリートコース(市街地特設コース)、オーバルコース(競輪みたいなただグルグル回るコース)が開催地の2/3を占めるインディカーレース。エスケープゾーンが少ないため、クラッシュするとすぐにイエローフラッグ、セーフティー・カー出動となります。大体1レースで3~4回イエローが出るために、そこでのピットイン戦略等でジャンプアップのチャンスもあり。まさかの展開で最下位スタートから優勝ということも。(去年のミッドオハイオ、スコット・ディクソンが最下位スタートからイエローフラッグ中のステイアウト作戦が成功し、優勝を遂げています)

  • 佐藤琢磨を応援できる

なんだかんだで日本人ドライバー参戦している、というのは大きい。F1では小林可夢偉が色々翻弄されながら参戦していましたが今年は日本人ドライバーゼロ。インディカーでは佐藤琢磨が参戦しており、今年もAJフォイト・レーシングからの参戦。2012年のインディ500では優勝目前まで迫りながらもクラッシュ、2013年ロングビーチで初優勝、去年の1カー体制から今年は2カー体制になり、さらなる飛躍が期待されてます。

  • 解説、実況が楽しい

GAORAで中継されているインディカー・シリーズ。実況はDDT等のプロレス中継でおなじみの村田晴夫、解説陣は松田秀士、松浦孝亮、武藤英紀と、インディ経験レーサーが交互に担当する構成となっています。

村田アナはやはり上手く、30名を超えるドライバーを全て把握していることはもちろん、度々入るイエローフラッグでレースが止まっている時も各レーサーの情報、解説陣の体験談などで話題を引っ張って盛り上げてくれます。一度中継開始後にレースが雨で延期になったことがありましたが、その時もいろんな話題で盛り上がり結局最後まで見てしまったことがあります。「居酒屋実況」と揶揄半分、敬意半分で言われることもありますが、レースについての的確な指摘も多く、勉強になることも多い。スポーツ実況の中ではトップクラスのクオリティだと思います。

正直、F1実況のギスギスムード(川井ちゃんと局アナの距離感といったら・・・。)に比べると雲泥の差なので、F1実況もこのチームにやって欲しいくらいです。

   
  • どうやって見ればいいか?視聴方法について

というわけでインディカーの面白さについて書いてきましたが、どうやって見ればいいかというと、現状手段は2つあります。ひとつは

スカパ-、光TVなどでGAORAスポーツチャンネルを見る

スカパーや光TV,ケーブルテレビでGAORAスポーツチャンネルに加入して試聴する方法。これがまっとうな流れだと思います。GAORAは他にも全日本プロレス、ドラゴンゲート、ZSTなども中継しているので、プロレスファンにもおすすめです。

www.gaora.co.jp

ニコニコ動画で「インディカー・シリーズ・チャンネル」に加入する

ニコニコ動画の「インディカー・シリーズ・チャンネル」に加入すると、GAORAでの中継がそのままニコニコ生放送で視聴できます。毎レース購入も出来ますが、4月から8月まではコストパフォーマンス的にもチャンネル入会がオススメ。毎回レースの前半までは無料放送なので、一度そこまで見てみてから考えてもいいかと思います。

ch.nicovideo.jp

主に手段はこの2つ。海外放送をなんとかして見たりする方法もあるかと思いますが、日本語実況、解説がつくのでこれらの手段がオススメです。有料放送になるので手をだしにくいところもあるかと思いますが、無料放送分でもいいので一度見てみて、インディカーレースの魅力に触れて欲しい。1990年台、2000年台の「あのころのF1」が好きな方ならハマる要素はたくさんあると思います。

関連記事

otokoman.hatenablog.com