男マンの日記

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「KAMINOGE vol 41」を読みました。飯伏幸太インタビューが凄かった。滾る内藤哲也話!他にも鈴木みのる、葛西純、小島聡兄弟、藤井健太郎も登場

「KAMINOGE vol 41」を読みました。今回はただただ飯伏インタビューが凄~く面白かったので、飯伏ファンと内藤ファンは全員買うといいと思います。

[INTERVIEW]

■ 鈴木みのる×葛西純
■ 飯伏幸太
■ RYO[鉄アレイ]×小島聡
■ 藤井健太郎(『水曜日のダウンタウン』演出)×大井洋一(『水曜日のダウンタウン』構成作家)
■ 中野巽耀
■ 青木真也×澤田敦士
■ 玉袋筋太郎“サムライ・シロー”越中詩郎変態座談会
■ マッスル坂井×九龍ジョー[編集者/ライター]

変態座談会

■ 玉袋筋太郎 “ミスター・プロレス” 天龍源一郎 変態座談会
連載記事

★ 『鈴木みのるのふたり言』
★ カシン&アサシンズの『三者三様AKB』
★ 岡倫之の『オカロード番外編』
[COLUMN]
★ バッファロー吾郎Aの『きむコロ列伝!!』
★ プチ鹿島 『俺の人生にも、一度くらい幸せなコラムがあってもいい。』
★ 椎名基樹 『自己投影観戦記~できれば強くなりたかった~』
★ 九龍ジョー 『ワカとモモと池田屋へお散歩。』(最終回)
[COMIC]
★ 古泉智浩 『仮面サンクス』第13話

 

今号はなんといっても飯伏幸太インタビュー。わりと何度か出演していてすでに結構なロングインタビューをしている飯伏、今回はあんまり聴くことないんじゃないかなーと思ってたら凄い爆弾を炸裂させていました。

 
KAMINOGE〈vol.41〉中邑真輔の描く絵が好き

KAMINOGE〈vol.41〉中邑真輔の描く絵が好き

 

 新日本とDDTのダブル所属となった飯伏、それぞれの団体内での雰囲気はどうか、という話から飯伏が新日にも溶け込めていないしDDTでは浮いているという話になり、そこから新日の組織論から気になる選手の話に。そこから飯伏から出てきたのは

「パッと思いつくのはやっぱり内藤さんですよ」

と、「やっぱり」の意味がよくわからない意外な回答に。

理由としては、飯伏がスポット参戦し始めた頃からジェラシーのこもった目線を感じたという理由。これをスルっとインタビューで話す飯伏の天然というか悪魔っぷりも恐ろしいところですが、そこから具体的なエピソードを話し始めます。

・自分(飯伏)の試合が終わった時に合うと、互いに互いの試合の欠点を探して指摘しあう

・内藤が丸め込みで勝った飯伏に対して「僕がそんなことやったらブーイング」と突っかかる

・飯伏は内藤が試合に負けて悔しがっている時にだけ優しく声をかける

 互いのナチュラルな性格の悪さと不思議な関係性が浮き出るインタビューは、後半に結構衝撃的なエピソードと飯伏の容赦無い内藤へのぶった斬りが待っていて、非常に楽しく読めました。私も以前の記事でブレイクしない内藤の今後について書いたりしましたが、ブレイクしない理由も飯伏がバッサリと言ってくれていて、ここは非常に溜飲の下がる展開でした。飯伏すごい。そして敵にしたくない存在・・・。

 ちなみに過去記事はこちら。

otokoman.hatenablog.com

とにかく飯伏の内面からにじみ出る凄さが存分に堪能できるインタビュー。ヘタしたら内藤に人気がでる可能性もある記事でした。とにかく私は以前よりほんの少し内藤が好きになりました。「こういう人なのか・・・」とちょっと軽く引いた部分もありますが。

そしてこれは今後内藤も記事に登場してもらって(対談のほうがいいかもしれません)思いをぶちまけてもらい、その後対戦、共闘みたいな流れになれば内藤の上がり目も出てくるかもしれないので、新日フロントには一考してほしいものです。

   

他にも葛西、鈴木みのる対談、小島聡、RYO(鉄アレイ)の兄弟対談、マッスル坂井、九龍ジョー対談、元Uインター中野インタビュー、そして話題の「水曜日のダウンタウン」製作陣の藤井健太郎も登場しています。

 藤井健太郎は「クイズ☆タレント名鑑」も手がけており、個人的大好物な番組の製作者かつTBS社員。そのみなぎる悪意とチャレンジ精神の源や松本人志との関係性、そして「なんで社員なのにこんなに大振りで面白い番組作れるの?」みたいな質問にもしっかりと答えていて、かなり読み応えのあるインタビューでした。

 「水曜日のダウンタウン」これも面白かった。

otokoman.hatenablog.com

カシン&アサシンズも面白かったし、色々と乗っていて面白い「KAMINOGE」、以前は「昔話ばっかりだな・・・」と思ってましたが、最近は今をがっちり掴んで流れに乗ってきているように見えます。

あまりプロレスに詳しくない、新日本プロレス見始めの人が買ってもメインの記事は楽しめるし、他にもプロレスの知らない世界が広がっている。一見さんを引き込んで拒絶しない雑誌になっているので、一度手にとってみてほしい。そんな感想を抱きました。面白かった!

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