日本時間の5月25日深夜~早朝にかけて、第99回インディアナポリス500マイルレースが行われます。インディカーシリーズの1戦として行われるのに加え、世界3大レースの1つに数えられる(他2つはF1モナコ・グランプリ、ル・マン24時間耐久レース)インディ500,いよいよ決勝を迎えるということで放送情報、そして状況を軽く予習しておきましょう。
- 放送時間
GAORA・ニコニコ生放送 5月25日 0:00~5:00
0:00から放送は始まりますが、セレモニー等あるためにレース開始時間は2:00近くからになると思われます。
- レース周回数、所要時間
周回数:200周
決勝タイム:2時間30~40分程
(ただしイエローフラッグの回数により変動)
レースは長丁場のため、最初の方はあまり無駄にバトルせず、後半に勝負出来る位置をキープすることに各車が務めることになります。周回遅れになると勝負出来ないために避けつつ順位を上げていく、かけひきが重要になってくるレースといえます。
- 予選順位
(C:シボレー、H:ホンダ)
226.760mph 1 : S.ディクソン (チップガナッシ/C)
226.350mph 2 : W.パワー (チームペンスキー/C)
226.145mph 3 :S.ペジナウ (チームペンスキー/C)
225.503mph 4 :T.カナーン (チップガナッシ/C)
225.504mph 5 :H.カストロネべス (チームペンスキー/C)
225.279mph 6 : J.ウィルソン (アンドレッティオートスポート/H)
225.193mph 7 : S.ブルデー (KVSHレーシング/C)
225.189mph 8 : M.アンドレッティ (アンドレッティオートスポート/H)
225.187mph 9 : J.ニューガーデン (CFHレーシング/C)
225.099mph 10 : JR.ヒルデブランド (CFHレーシング/C)
225.042mph 11 : C.ムニョス (アンドレッティ・オートスポート/H)
224.883mph 12 : E.カーペンター (CFHレーシング/C)
224.777mph 13 : O.セルビア (レイホール・レターマン・ラニガン/H)
224.743mph 14 : C.キンボール (チップ・ガナッシ/C)
224.657mph 15 : JP.モントーヤ (チーム・ペンスキー/C)
224.573mph 16 : R.ハンターレイ (アンドレッティ・オートスポート /H)
224.290mph 17 : G.レイホール (レイホール・レターマン・ラニガン/H)
224.233mph 18 : C.ヒュータス (デイル・コイン・レーシング/H)
223.838mph 19 : S.デ・シルベストロ (アンドレッティ・オートスポート/H)
223.790mph 20 : J.ジェイクス (シュミット・ピーターソン/H)
223.747mph 21 : T.ボーティエ (デイル・コイン・レーシング/H)
223.722mph 22 : A.タグリアーニ (AJフォイト・レーシング/H)
223.595mph 23 : S.カラム (チップ・ガナッシ/C)
223.519mph 24 : J.ヒンチクリフ (シュミット・ピーターソン/H)
223.482mph 25 : C.デイリー (シュミット・ピーターソン/H)
223.447mph 26 : T.ベル (ドレイヤー&レインボールド/C)
223.226mph 27 : 佐藤琢磨 (AJフォイト・レーシング/H)
223.104mph 28 : P.マン (デイル・コイン・レーシング/H)
222.916mph 29 : G.チャベス (BHA/H)
222.898mph 30 : S.サーベドラ (チップ・ガナッシ/C)
223.738mph 31 : J.ホークスワース (AJフォイト・レーシング/H)
222.001mph 32 : S.コレッティ (KVレーシング/C)
221.358mph 33 : B.クラウソン (KVSHレーシング/C)
220.153mph 34 : B.ラジアー (ラジアー・レーシング・パートナーズ/C)
今回心配なことは、練習走行で大きなクラッシュが4度起こっていること。
エリオ・カストロネベス
ジョセフ・ニューガーデン
エド・カーペンター
ジェームス・ヒンチクリフ
これはいずれもシボレー勢の予選用セッティングの車で起きており、決勝では別のセッティングを使用するのでこのような事故の可能性は減る予定です。
しかしこの事件を受けて予選のルールが変わり、予選用セッティングの車をシボレー勢のみならずホンダ勢も使用できなくなってしまいました。その上、エンジン出力も予選用のブーストした出力から決勝と同じ出力にダウンすることに。
事故ってるのはシボレーだけだしシボレー車だけ規制すれば・・・と思わなくもないですが、結果トップ5までがシボレー勢、トップ10台中8台がシボレー勢と、ホンダ勢劣勢になってしまいました。
好調だった佐藤琢磨も予選時のコンディションに合わせきれずに27位。インディ500は3列縦隊でスタートのため、9列目からのスタート予定。
ただ、ヒンチクリフがクラッシュの影響で出場できず、他にも出場出来ない選手がいるために出走順位は少し上がる予定です。
200周の長丁場なので、残り50周くらいまで(およそ午前3:00くらいと予想)は居酒屋実況を聞きながら軽く眺めるか、それとも明日に備えて睡眠を取るかしてラスト50周から真剣に見るというスタイルでいいかと思います。
ともかく、インディ500といえば頭によぎるのがこの映像
今年も夢を見せてくれ佐藤琢磨!そしてなにより大事故が起こらないことを祈りつつ、今年のインディ500を眺めたいと思います。あと12時間後!
Indy Racing - Road to the Indianapolis 500 (輸入版)
- 出版社/メーカー: ABC Interactive
- メディア: CD-ROM
- この商品を含むブログを見る
関連記事