11月7日、新日本プロレス大阪府立体育館大会を新日本プロレスワールドで観戦しました。久々にテレ朝シフトでの実況・解説。懐かしさすら感じつつの観戦でした。というかちゃんと新日本プロレスワールドで試合見たの一月ぶり。そろそろ解約してもいいかな・・・。とか頭をよぎる今日この頃です。
第一試合
◯タイガーマスク&マスカラ・ドラダ&田口 隆祐&獣神サンダー・ライガー
[07分46秒]雪崩式ダブルアームスープレックス→エビ固め
✕デビッド・フィンレー&ジェイ・ホワイト&田中 翔&小松 洋平
普通に試合が始まり、普通に試合が終わった後にライガーがタイガーのNWAジュニアヘビーのベルトへ挑戦表明。しかもライガーが対戦相手の4人と握手⇒田中だけ手をはねのける⇒ライガーマイク取る⇒タイガーへの挑戦表明⇒ズコー!っていう。そこは普通田中に何か言うのかなと思うでしょう。まあ、NWAジュニアヘビー自体にあんまり興味持てないんでどうでもいいっちゃいいんですが。
第二試合
◯タマ・トンガ&コーディ・ホール&ドク・ギャローズ
[07分53秒]ヴェレノ→体固め
✕キャプテン・ニュージャパン&ジュース・ロビンソン&真壁 刀義
これもまああっさり目の試合。ジュース・ロビンソンは動きもいいし結構いい選手だと思いました。珍しくタマ・トンガがフィニッシュを取る流れ。うーん、そんなとこですかね。
第三試合
◯後藤 洋央紀
[08分53秒]反則※内藤の乱入により
✕ “キング・オブ・ダークネス”EVIL
内藤の「パレハ」こと渡辺ことEVILの凱旋試合。個人的に「ダークネス」で思い浮かぶのはマジ歌のマキタスポーツなんですが。
8分くらい試合して、EVILが攻めこまれてから内藤乱入で反則負け。どうせなら最初から全開で後藤をボコボコにして内藤乱入、のほうが悪さと強さをアピールできたような気もしますが、真面目なんでしょうか、結構普通に試合していました。後藤とはタイプが似てそうなので、試合後に救出に来た柴田を交えて内藤&EVILVS後藤&柴田とかだとわりといい試合になるんじゃないでしょうか。
とりあえず試合前の「中途半端なレスラーがアメリカから中途半端に帰ってきて」という言葉も、IWGPコンチから落ちて現在無冠の後藤に言われるとちょっとしたブーメラン感を感じるというか、しみじみするものがありました。
第四試合
◯KUSHIDA&アレックス・シェリー&ボビー・フィッシュ&カイル・オライリー
[08分53秒]ホバーボードロック
✕チェーズ・オーエンズ&ケニー・オメガ&ニック・ジャクソン&マット・ジャクソン
前半戦にReDragon、ヤングバックスを揃えた豪華8人タッグ。シリーズで呼んでるとはいえ豪華なメンバー呼んだわりには前半戦というこの無駄遣い感・・・。試合は凄い連携がバンバン飛び出し、ケニーとヤングバックスもターミネーターっぽいアクションからトペ・コンヒーロを決めたりとノリノリの試合に。最後はKUSHIDAがフィニッシュを取りましたが、楽しくめまぐるしい攻防を楽しんでるうちに試合終了。面白かった!
しかしケニーはホウキで歌いながら入場してきたり、帰る時もKUSHIDAに大げさなアクションしてみたりとイキイキと楽しんでいるようで、DDT時代のノリを取り戻してきたように見えます。
ここでJrヘビーはKUSHIDAに任せてヘビー級戦線に乗り込んでいって欲しい、というかここに出てるタッグチーム全員ヘビーでもやれるメンバーなんで、いっそIWGPジュニアタッグとか廃止して全員入れてIWGPタッグリーグとかやってください。
第五試合 Super Jr. Tag Tournament決勝戦
◯マット・サイダル&リコシェ
[16分06秒]エアー・サイダル→片エビ固め
✕バレッタ&ロッキー・ロメロ
そしてこの流れからスーパーJrタッグリーグ決勝戦。サイダル&リコシェは今回も飛びまくり。と思いきや、前半戦はしっかりと足攻めを見せて、後半に飛ぶというメリハリをつけるところがさすが。しかし前転して相手に飛びついてからのDDTとか、二人同時のその場飛びムーンサルトとか、ちょっとしたところにオリジナルのムーブ入れてくるところにぐっと来ました。
ゆっくりとしたテンポからスピードアップしていき、最後はシューティングスター・プレスの共演でビシっと決める。いい試合というか、正直これでこの興行一回締めたくらいの感じがありました。そして試合後はIWJPJrタッグへの挑戦表明。そしてリングにはReDragon、ヤングバックス、六本木ヴァイスが上がり、この4組でやってやるか!的な空気で終了。しかしサイダル&リコシェは優勝してるし、ヤングバックスと六本木ヴァイスには直接勝ってるのでほぼチャンピオンでいいかと思うんですが・・・。
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と、前半ここまで。正直ここまでの試合で1興行分出来る面子使ってると思うんですが、これが前半戦というところに新日本プロレスの今の勢いを感じます。中西、永田、天山、小島が出場しなくても28人のレスラーを前半戦で使ってしまう贅沢さ。このメンバーで後楽園くらいだったら全然埋めれるくらいの贅沢さなんですが、ただ詰め込んでいるせいかあんまり良さが出きっていないところがちょっと惜しいなと。Jrタッグリーグのメンバーをメインにしてもっとグチャグチャに好きなことやってる興業が見たい。そう思わせる前半戦でした。EVILはなんというか頑張れ。
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