男マンの日記

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4・29 全日本プロレス後楽園ホール大会観戦記。宮原健斗優勝!制覇!ワールド!

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 GW!というわけで、先日に続いて後楽園ホールへ。全日本プロレスチャンピオン・カーニバル2019優勝決定戦を観戦してきました。ハッキリいって先日のメイン、野村直矢VS諏訪魔の盛り上がりがかなり凄かったので、決勝戦の宮原健斗VSジェイク・リーでそれを超えられるのか・・・。と思いつつ後楽園ホールへ入場しました。

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試合開始10分前でこの客入り!パンパンやで!さすがチャンピオンカーニバル決勝!観客の期待感がビンビン伝わってきます。しかし逆にこれだけの期待感を受け止められるのかジェイク・リー。前日見た感想としては、ジェイク・リーより野村直矢に期待感を感じてしまったので、この日のジェイクの覚醒を期待したいところ。宮原ワールドを期待しつつ、それを覆すこともまた期待してしまいます。

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というわけで、奥田アナの「全日本プロレス後楽園大会~スタート!」の掛け声で大会スタート。まあ、正直メインイベント以外さほど興味ない状態で見てるのでそんな感じで進めます(まあ、当日会場で知りましたし・・・。)

第一試合

◯大森北斗
(5分14秒 逆エビ固め)
✕田村男児

オープニングは新人同士の第一試合。比較的シュっとしたグレーのコスチュームの大森北斗、ゴツゴツとした髪、コスチューム赤の田村男児。両者テーマ曲なしでの入場です。

そして繰り広げられたのは本当に基本的な技の攻防。ショルダータックルでぶつかりあい、アームホイップ、新人同士じゃないとなかなか見ないヘッドシサーズホイップ。

大森北斗が田村を逆エビで捕らえ、一旦ロープに逃げた田村、ショルダータックルで反撃、バックドロップはこらえられ、ドロップキック、ミサイルキックとたたみこまれ、ブレーンバスターからの逆エビ固めでギブアップ。5分という時間に基本の詰まった第一試合でした。大きくなれよ・・・。

第二試合

◯岩本煌史&佐藤恵一
(9分22秒 孤高の芸術→片エビ固め)
✕岡田佑介&佐藤光留

久々に後楽園ホールで見た佐藤恵一、以前岡田祐介と抗争してたのが思い出されますが、その印象通りに突っかかっていく岡田。佐藤はなんか、何考えて闘ってるかわからない怖さがありますな・・・。

と思っていたらコーナーに控えていた岩本にもエルボーをかましていく岡田。いきなり全面抗争的なテンションの高さ。そこで一旦光留、岩本のマッチアップに。

一転ローキックから寝技の攻防に、ここでは雰囲気がガラリと変わって違う緊張感が。アンクルホールドで岩本をとらえる光留、逃れる岩本、格闘技感が漂います

その後両者タッチし、佐藤が捕まる展開に。代わる代わる打撃を打ち込んで動きを止めていくも、なんとか岩本に佐藤がタッチ、光留が孤高の芸術を阻止して腕ひしぎ、という切り返しを見せ、タッチした岡田もヘッドバット連打からのダイビングヘッドバットで攻め込むも一本背負い、大外刈連発からの孤高の芸術、という柔道技フルコースで岩本が岡田から3カウントを奪いました。

敗れた岡田ですが、この試合で一番存在感を放っていたのも岡田だったように思います。テンションの高さ、向こう気の強さ。野村、青柳、ジェイクの世代がトップに駆け上がっている昨今、そろそろ岡田が来るんじゃないかと思ってます。ガンバレオカダ!

第三試合

大森隆男&◯ブラックめんそーれ
(6分15秒 キャメルクラッチ)
秋山準&✕青柳亮生

相変わらず「シャー!シャー!」やりながら入場してきたブラックめんそーれ。なんだかんだで観客に浸透しているのが怖い・・・。しかしやり続けるのが大事というか、最初にメゲなかったのが大きい・・・。大森、秋山がいるにもかかわらず会場が「シャー」に包まれる空間。しっかりと存在感を確立してました。

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試合内容も、亮生と基本技の攻防をしつつ、秋山のイジメから逃げ回り、場外ボディスラムを食らって悶絶するなど美味しい見せ場をつくりつつ、最後はしっかりと亮生からキャメルクラッチでギブアップを奪う、という、完全にブラックめんそーれの試合でした。秋山も大森もなんだか楽しそうでしたし、ほっこりとする試合でした。まあ、こういうのもいいね、というか、昔のSUSHI枠というか。そんな感じでした。

 

   

 

第四試合

◯ジョー・ドーリング&ディラン・ジェイムス
(7分37秒 フライングボディアタック)
✕サム・アドニス&ジョエル・レッドマン

去年の世界最強タッグ優勝チームであるジョー、ディランの「THE BOMBER」に、新参外国人コンビのアドニス、レッドマンが挑むという、外国人同士の挨拶的なマッチメイク。優勝戦線には残れなかったものの、存在感を見せて客の評価も高かったアドニスとレッドマン、この試合でもそれぞれの特徴を出していきます。

ジョーと対峙したレッドマンはヨーロッパスタイルの寝技で翻弄、アドニスもディランにSTOを見舞うなど見せ場を作りますが、そこはパワーで全てを解決できるTHE BOMBER。レッドマンをジョーが逆エビで締め上げてスタミナを奪っていくと、アドニス・レッドマンの連携をかわしてからアドニスへのディランのラリアットからロープに振り、ジョーのクロスボディが炸裂。あっさりと3カウントを奪いました。

THE BOMBERに比べると流石に小さいアドニス、レッドマンでしたが、今日も試合巧者ぶりを発揮。デカくて上手いガイジンレスラーとしてまた来日して欲しいところです。

第五試合

野村直矢&◯崔領二
(8分58秒 赤川鉄橋)
✕青柳優馬&ヨシタツ

昨日、キャリアに残る名勝負を残した野村直矢。今日は崔と組んで元盟友の青柳、そしてヨシタツとの対戦です。青柳は崔にチャンピオンカーニバル公式戦で勝利しており、崔としては雪辱したいところです。

しかし試合は四者が短いタッチで入り乱れるめまぐるしい展開に。どこか個々の因縁が際立つ展開にはあまりなりませんでしたが、中盤には野村と青柳のエルボー合戦に。すると崔が青柳に強烈なサッカーボールキックを叩き込み、相変わらずすごい音に観客からどよめきが。ヨシタツがスワンダイブ式ドロップキックで介入してから串刺し連携で崔を攻め立てますが、野村のスピアーから崔の赤川鉄橋が炸裂し青柳から3カウント。両者の勢いの差が出る結果となりました。

今回負けてしまった青柳とヨシタツ。野村直矢と差がついてしまった青柳と、ヨシケン対決を実現できなかったヨシタツ、今後の奮起が必要な状況、何を仕掛けていくのか。今後の二人を注視していこうと思います。

セミファイナル 

諏訪魔&◯石川修司&青木篤志&吉田隆司
(10分13秒 ランニングニーリフト)
ゼウス&岡林裕二&橋本大地&✕ギアニー・ヴァレッタ

なんというか、とりあえず全員入場するだけでスゴさが伝わるこの8人タッグマッチ。この「管理のユルいサファリパーク感」というか、全日本プロレスならではの大型選手~小柄な選手まで入り乱れた8人タッグマッチ。期待度満点です。

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試合は、吉田とゼウスのマッチアップからめまぐるしく選手が入れ替わる展開に。諏訪魔VS岡林、青木VS橋本大地と入れ替わってから場外乱闘に!ただでさえデカい人たちの場外乱闘、マジメな試合が続いていた中、いきなり空気が変わって観客がザワつく大騒ぎに。自分の席のところにもデカい二人がやってきて大乱闘に!近い近い!

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その後ヴァレッタVS石川に、二人の攻防に諏訪魔が介入し、ヴァレッタをロープにもたれかけさせての交互のラリアットが炸裂、諏訪魔のフロントスープレックス&石川のランニングニーの連携もゼウスがカット、そのゼウスを吉田が地獄突きで排除、青木が場外の大地、岡林にトペ、そのスキにヴァレッタが急所攻撃からのチェーン攻撃と、チャンピオンカーニバルで石川をフォールしたパターンを狙うもかわした石川、バックドロップ→カミゴェ→ランニングニーの凶悪コンボで3カウント。石川組が勝利をあげました。

10分程度の試合時間でしたが、シンプルにおお!とかああ!とか言いながら楽しめるセミファイナルでした。メインが控えている中、観客をほぐすような、かつ凄みを見せつけるような試合。シングルのじっくりした試合もですが、こういう試合も全日本らしさ。カラっと明るく楽しめる試合でした。

 

   

 

メインイベント 2019 Champion Carnival 優勝決定戦

◯宮原健斗【Aブロック優勝】
(27分23秒 シャットダウンスープレックスホールド)
✕ジェイク・リー【Bブロック優勝】
※宮原が2019 Champion Carnival優勝

そしていよいよメインイベント!これで今年のチャンピオンカーニバル覇者が決まる!というわけで、いつものように宮原健斗が先入場。相変わらずの欲しがりっぷり。ナルシストっぷりを発揮していきます。いつもとおりの宮原健斗!

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そして一方のジェイク・リーは静かな入場。胸に手を当てて目を閉じ、気高い感じで入場してきます。二人のコントラストが凄い。

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この静かな入場からいかに殺気を叩き込んでいくか。否応なしにジェイクに注目が集まる中でゴング。そして、いきなりジェイクがかましていきます。

まずはロックアップから互いの得意技を避け合う展開になって一旦離れてインターバル。そして再び組みあい、宮原をロープに押し込んでからのジェイク、いきなりハイキックを宮原の顔面にブチこみます!どよめく観客、すかさずビッグブーツで場外に叩き出していきます。

そこからの場外乱闘でもすごい音のミドルキック!ついにリミッターを外したか、というエグい蹴りっぷりで早くもグロッキーの宮原、エプロンに寝かせてのヒザ、膝蹴りの連打で場外に叩き出します。

なんとかリングに戻る宮原、エルボーの連打もジェイクが制し、ロープに振ってのヒザ連発。しかしなかなかそのまま終わらない宮原、カニバサミからの低空ドロップキックでジェイクを場外に叩き出してのヘッドバット連発。一気に試合の主導権を取り戻しにいきます。タフネス!

ここからは一進一退の攻防に。ジェイクはエルボー、キチンシンク、サッカーボールキックとあくまで蹴り中心に攻め込んでいくも、宮原も打ち負けずに対抗、エプロンの攻防を制して場外へのジャーマンという無茶技も!

リングに戻った二人、ジャーマンとブレーンバスターの攻防で両者ダウン、そしてここで再び覚醒したジェイクが宮原を追い込んでいきます。掌底からのミドル連打、串刺しビッグブーツからヒザを叩き込み、サッカーボールキックからのフォール!これはカウント2。

ここで逆エビにいったジェイク、これで勢いを止めてしまったか、ブレイクした宮原がジェイクの串刺し攻撃を避けてのブラックアウト!ジャーマンスープレックスホールド!これはカウント2,ここでとどめのシャットダウンを狙っていく宮原。しかしこれはジェイクがこらえて膝蹴り、そしてなんとドクターボム!カウント2もこれは観客がどよめきます。

続いてのバックドロップは潰されてブラックアウトからのジャーマンを食らうもカウント2、シャットダウンは返し、走り込んできた宮原にカウンターのヒザ!これで宮原完全にダウン!ここで一気にジェイクの勝ちが見えてきます!

何とか立ち上がろうとする宮原を引きずり起こしてヒザ連打!ジャイアントキリング!そしてついにバックドロップ炸裂!1・2・・・返した!

 

このバックドロップを返されたジェイク、こんどはヒザのサポーターを外してのジャイアントキリングを狙うもブラックアウトをカウンターで喰らい、続いて狙ったブラックアウトもカウンターでのブラックアウト、両者ダウン状態!観客大歓声!

ジェイクへのコールも起き、ひょっとしたら・・・の空気が漂うもしかしここはさすがに宮原健斗、ブラックアウトを叩き込み、シャットダウンスープレックス狙い!ジェイクの腕を巻き込み、抵抗するジェイクの胴をしっかりとクラッチ!シャットダウンスープレックスで投げきり、1・2・3!カウント3を奪い、2019年チャンピオンカーニバル優勝に輝きました!宮原凄い!f:id:otokoman:20190505065434p:plain

立ち上がったジェイク、宮原と頭を付けての睨み合いの末に引き上げ、これからの関係を感じさせました。健闘し、バックドロップも決め、あわやとも思わせましたが及ばなかった。しかしチャンピオンカーニバルの決勝戦として十分誇れる試合だったと思います。ジェイクの凄さ、しかしまだ片鱗のような気もします。いつかジェイクの「静かな狂気」が全開になるとき。そのときがトップを取る時のように思います。

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例のバカデカいトロフィーを受け取って思わず抱きしめる宮原カワユス・・・。マイクを持った宮原はジェイク・リーをライバルと認め、「平成最後のリング」のこの日、そして堂々と「令和のエース」を宣言、次のチャレンジャーは誰だ?と問いかけつつもいつもの「全日本プロレス、最高ですか~!」へ、もちろん「最高~!」との観客の歓声に「聞こえないなぁ~」かと思いきや、「今までで一番聞こえる~!」と喜びを表現。全日本プロレス、最高!で締め。充実のチャンピオンカーニバル優勝決定戦を終了しました。

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こうして宮原ワールドで幕を閉じた全日本プロレス後楽園大会。決勝戦までのお膳立てもいい雰囲気だったし、その中でもいろんな選手の凄さを感じさせてくれました。そして何よりメインイベント。ジェイク・リーの恐ろしさを垣間見せつつ、最後はしっかり宮原健斗が締め。ワールドを見せつけてくれました。しかし、驚き、ワクワク、という点では前日の諏訪魔VS野村直矢のほうが上だったような気もします。

そしてなにはともあれ野村、ジェイクとしっかりとメインを務められる選手になっている全日本プロレス。青柳はどうするか?そして次期挑戦者の石川、そして諏訪魔、ジョー、ゼウス、ヨシタツらもいる。いつの間にか充実のヘビー級戦線が出来上がっているのに気付きます。充実の全日本プロレス。底力を感じさせてくれた興行でした。全日本プロレス、最高! 

週刊プロレス 2019年 5/15 号 [雑誌]

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