男マンの日記

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野村直矢爆発!4・28全日本プロレス後楽園大会観戦記。優勝決定戦進出はジェイク・リー!

4月28日、後楽園ホールで行われた全日本プロレスを見に行きました。この日はチャンピオン・カーニバルBブロックの公式戦最終日。25日に優勝決定戦進出を決めている宮原健斗と29日に対戦するのは誰か決まることになります。

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ロビーには例によってバカデカいトロフィーと星取表、そして参加選手のデカいタペストリーが飾られていていやがおうにもチャンピオンカーニバル気分が盛り上がります。そしてなんで人がいない中写真撮れてるかと言うと第一試合に遅刻したから。油断しまくって昼寝してたら寝坊しました。というわけで早速試合を振り返っていきます。それではどうぞ・・・。

第一試合 8人タッグマッチ

大森北斗&ブラックめんそーれ&◯岩本煌史&大森隆男
(6分0秒 逆エビ固め)
✕田村男児&青柳亮生&丸山敦&秋山準

なんか家でダラダラしてたら見事に遅刻。ハッキリ言って見逃しましたが、最近新人選手が第一試合に出てるのは心強い限り。団体自体が活気がある感じに見えるので、これからも頑張ってください!応援します!という気持ちになります。田村男児が全体的に無骨な感じで気になります。あと青柳亮生見てると、青柳優馬分厚くなったなぁ、と改めて思います。今ならタイチに当たり負けしないんじゃないかなぁ。

第二試合 6人タッグマッチ

岡田佑介&◯青木篤志&石川修司
(8分48秒 腕固め)
TAJIRI&ジョエル・レッドマン&✕ギアニー・ヴァレッタ

第二試合はEvolutionVS外国人プラスTAJIRI、という組み合わせ。TAJIRIがヴァレッタ引き連れて色々反則攻撃をしていくけど紳士なレッドマンがそれに応じず正統ファイト。キャラクターが感じられます。こういうふうに試合を組み立てて組んでる選手の個性を出すのがTAJIRIは本当に上手い。ヴァレッタはもう全日本に定着しつつあるので、レッドマンはどうなるか。今回チャンピオンカーニバルに登場した選手は上手さを感じる選手が多かったので、

試合は終盤にヴァレッタを攻め込んだ青木が腕固めでギブアップ勝ち。正直このメンツで青木がヴァレッタから獲ると思って見てなかったので軽く驚き。そしてマイクを取って「チャピオンカーニバル敗退しちゃったけど・・・」と前置きしつつ岩本を呼び、マイク。

青木:ここでやり取りするわけでもないしやり合うことでもない。言いたいことはわかってるよな?後はしっかりお前の口で証明してくれ。以上

チャンピオンカーニバルは敗退したものの、後楽園での宮原戦で存在感を示し、新木場では崔領二に勝利するなどジュニアヘビーらしさを出して健闘した青木、5月20日の後楽園大会で岩本との世界ジュニア戦が決定。当日もですが、それまでの揺さぶりにも期待。「課題はジュニアヘビーの充実」と秋山社長が話していましたし、岩本も「他団体でハイフライヤーと戦いたい」とコメントしている中、どのように青木が闘うのか。色々考えさせてくれるタイトル戦を期待してます。

 

   

 

第三試合 タッグマッチ

ディラン・ジェイムス&◯ゼウス
(7分37秒 ジャックハマー)
✕青柳優馬&宮原健斗

第三試合はチャンピオンカーニバルAブロックに入っていた選手4人でのタッグマッチ。第一試合(見てない)の感想でも書きましたが、青柳が他の3人に見劣りしない分厚さになっていることに改めて気づきました。

ただ、どうしても力負けはしてしまう青柳。終盤スクールボーイ、逆さ押さえ込みと連発、再び丸め込もうとするもゼウスに力で引き戻されてジャックハマー炸裂!ゼウスが力で勝利してました。凄い。

第四試合 2019 Champion Carnival公式戦Bブロック

◯サム・アドニス【3勝5敗=6点】
(8分3秒 ダイビング・ボディプレス)
✕橋本大地(大日本)【4勝4敗=8点】

そしてここからは公式戦。この時点で勝ち点8点なのは橋本大地、ヨシタツ、ジェイク・リー、ジョー・ドーリング、諏訪魔、野村直矢の5人。直接対決なのはジェイクVSジョー、野村VS諏訪魔でしたが、もちろん大地、ヨシタツも勝てば決勝進出のチャンスあり。そして最初に登場したのは橋本大地でしたが、なんか以前見たときよりお腹出てるというか、お父さん似の体型になってきたような。

サム・アドニスはもう決勝進出の権利はありませんが、大型選手らしからぬクレバーな試合運び。サーフボードストレッチから背中ひっかきなど、ズルして頂き、的スタイルでなかなか大地にペースを握らせません。

大地もハイキック、ファルコンアローなどで攻め込みますが、シャイニングウィザードが二度ガードされたのが痛かったか、デスバレーボムからコーナーからのスプラッシュで3カウント。アドニス勝利により大地脱落。わりと普通に負けたのが大地としては痛いところ。一方のアドニスはのらりくらりとしながらも大事なところではしっかり入れてくる試合巧者っぷりを見せつけて勝利。こういうタイプの外国人は今全日本プロレスにいないのでぜひレギュラー参戦して欲しい。いい選手でした。

第五試合 2019 Champion Carnival公式戦Bブロック

◯吉田隆司(DRAGON GATE)【4勝4敗=8点】
(10分39秒 パイナップルボンバー)
✕ヨシタツ【4勝4敗=8点】

ドラゴンゲートから参戦の吉田を倒せば優勝決定戦参戦の権利を得れるヨシタツ。しかし、吉田の老獪かつダーティー気味な試合運びに苦しめられることに。

試合序盤でプランチャを決めるヨシタツですが、リングに戻る時にロープをまたいだところをロープを蹴られて金的状態に。他にもサミングから鼻つまみ、テーピングを利用しての首締めなどでペースを握られていきます。

それでも決勝進出したらヨシケン対決となるためか気合の入っているヨシタツ、ビッグブーツ連発、スワンダイブ式ドロップキックと攻め立て、フィッシャーマンでカウント2、しかし吉田も地獄突き連打、串刺しラリアットで反撃。一進一退の工房が続きますが、ヨシタツがコンプリートショットからのヨシタツ幻想でギリギリ締め上げますが技を解いてのフォールはカウント2。

すかさずコードブレイカー狙いのヨシタツですがそのままコーナーに叩きつけられて串刺しラリアット。そこから怒涛の串刺しラリアットからのパイナップルボンバー連発でムリヤリ抑え込んだ吉田が3カウント。ヨシタツの夢はここで破れる結果となりました。

客を煽りつつのダーティーファイトで存在感を示した吉田。フィニッシュでもパワーを見せつける結果となりました。客に好かれるヒール的ファイトというか。また全日本で見てみたい、そんなレスラーでした。ヨシタツはこの日あまりいいところが出なかったというか、その前に負けてしまった印象。ちょっと残念でした。 

KAMINOGE 89

KAMINOGE 89

 

 ヨシタツ絶賛連載中のKAMINOGE。毎回波乱万丈で面白いです。そろそろ単行本化?

セミファイナル 2019 Champion Carnival公式戦Bブロック

◯ジェイク・リー【5勝3敗=10点】
(9分3秒 バックドロップ)
✕ジョー・ドーリング【4勝4敗=8点】

前の試合の結果により、セミ、メインそれぞれ決着が着いた場合は勝者同士のブロック優勝決定戦に。どちらか引き分け、どちらか決着が着いた場合はどちらかの勝者が明日の優勝決定戦に進出が決まることになりました。

相変わらず圧倒的観客支持率のジョー、そして野村に三冠戦で先を越されたこともあり、気合を込めて入場してきたジェイク・リー。ジェイク特有の静かな気迫を感じます。

その気迫に乗せていきなりジェイクが攻め込みます。膝蹴りでコーナーに押し込み、ビッグブーツでジョーを場外へ。スロースターターのジェイクですが、さすがにこの大一番、主導権を握りにいきます。

しかし、場外ではジョーのタックル、エルボーが炸裂し形勢逆転。リングに戻っても逆エビ固めでギリギリと締め上げていきます。逆エビ固めという基本技もジョー・ドーリングがやるとそれだけで必殺技感がすごい。なんとかロープに逃れるジェイクですが、エルボードロップ、チョップ、そしてドロップキック炸裂!シンプルな技の説得力が相変わらず半端ない。

そしてコブラツイスト、フェイスロックで締め上げられるジェイクですが、なんとか膝蹴り、蹴りをメインに反撃。ビッグブーツ、DDTと畳み込むもそこはジョー。なかなか崩れませんがあくまで今日は攻めの姿勢を崩さないジェイク、エルボー連打、エルボーで反撃されるもジャンピングニーで返してのDDT、そして一気に決めにいきます

走り込んでジャイアントキリングを狙うジェイク、しかしキャッチしたジョーがデスバレーボムからのラリアット、そしてさらにラリアットを狙うもかわしたジェイクが必殺バックドロップ一閃!3カウントを奪いました。

 

苦戦しながらもバックドロップでなんとか押し切った、という印象の試合、さすがに押されていたジェイクですが、しかしバックドロップはジョーをフォールするだけの説得力があるものでした。なによりジョー・ドーリングにシングルで勝った、というのが大きい。9分と短い決着のためあっさり感はありましたがなにはともあれ勝利したジェイク。これにより、最低でもブロック優勝者決定戦、メインが引き分けだったら明日の優勝者決定戦に進出することになりました。

メインイベント 2019 Champion Carnival公式戦Bブロック

◯野村直矢【5勝3敗=10点】
(22分31秒 マキシマム)
✕諏訪魔【4勝4敗=8点】

そしてメインイベント。野村、諏訪魔、どちらが勝ってもジェイクとこのあとブロック決定戦、引き分けになってしまうとジェイクがそのまま明日の優勝決定戦に行ってしまうため、ここはなんとか勝敗はつけたい、そして勝たなければ行けない、という試合。そして諏訪魔、野村ともに今年、宮原健斗の三冠ヘビー級選手権に挑戦して敗れている選手。ここはなんとしても優勝して、再チャレンジの権利がほしいところ。そのためか、試合は互いの気合が静かにぶつかりあう滑り出しになりました。

ロックアップ、ロープに押し込んだ野村がブレイク、ヘッドロックに捕らえた諏訪魔をヘッドシサーズで返す。ありふれた序盤の展開から、最初に弾けたのは野村でした。

諏訪魔をコーナーに押し込んでエルボー、ショルダータックルで倒してエルボードロップ連発、スリーパー、首四の字。とにかくスキを見せずに攻め込んでいきます。

しかしそこでやられっぱなしにならないのが諏訪魔。野村をスリーパーに捕らえてブンブン振り回す!拷問感あるスリーパーホールドで力が抜けていく野村。なんとかロープにたどりつく野村ですが全然離さない諏訪魔、和田京平と揉み合ってなんとか話すと力なく場外に落ちる野村。いままでの攻勢をチャラにする諏訪魔の恐ろしさ。怖い!

なんとか戻った野村ですが、ダブルチョップを喰らい、パイルドライバーはリバースして場外に諏訪魔を落としますが、追いかけたところをフロントスープレックスで場外マットに叩きつけられる。「野村の受難」という言葉が観客の頭をよぎります

リングに戻っても高々と持ち上げられてのバックドロップ、反り返る勢いの逆エビ、ダブルチョップ連発、頑丈になってきた野村ですが、そろそろ「大丈夫・・・?」という感じに。

しかし野村もブレーンバスターを返して串刺しエルボーからのノーザンライトという定番の連携に持ち込んで反撃、諏訪魔のジャンピング・ショルダータックルからの「投げるぞオイ!」も返してみせます。

やられっぱなしの時間から、いつのまにか五分に戻している野村。前回の後楽園での宮原戦、そしてこのチャンピオンカーニバルで明らかにたくましくなっている。投げ捨てジャーマンの打ち合いも互角で両者ダウン、ダブルチョップからバックドロップ狙いの諏訪魔を返して最近切り札にしている中腰状態での拷問コブラに。ギリギリ締め上げてフォール連発で徐々に「いけるかも・・・。」という空気を作り出していく野村。諏訪魔相手にこれは凄い・・・。

しかし諏訪魔もさすがにスパート。ドロップキック、投げっぱなしジャーマン、ローリングラリアット、野村のケリをキャッチしてのパワーボム、一気にたたみかけていき、野村もグロッキー状態に。ラリアット待ちの諏訪魔を前になかなか立ち上がれない野村。ここまでかな・・・と思わせますが、しかしここから踏ん張れるのが今の野村直矢。ラリアットから雪崩式ブレーンバスターを喰らいますが、ロープに振られたところをランニングエルボー、スピアー、ジャーマンスープレックスと返していき、そして逆襲のフロッグスプラッシュ2連発!

諏訪魔も最後の逆襲、投げっぱなしジャーマンを繰り出しますが、その後のラリアットをかわした野村がスピアーからの丸め込み、これはカウント2でしたが、その後怒涛のエルボー連打!2~30発は連打したかという気合のエルボー連打、観客も一気にここで引き寄せた野村、ノーザンライトボム!カウント2!そして担ぎ上げてマキシマム!カウント1・2・3!!野村直矢が諏訪魔を降してジェイクとの決定戦に駒を進めました!

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試合が終わると同時に倒れ込み、しばらく立ち上がれない二人。この試合はチャンピオンカーニバルの一戦、というだけではなくデビュー5年、25歳の若者が全日本プロレスの強さ、怖さを象徴してきた諏訪魔からきっちりと勝利を奪った重要な試合だったと言えるでしょう。いや、見ていて野村直矢というレスラーへの期待感がどんどん膨らんでいく試合でした。

いや、凄い試合。凄い試合だったんですが、正直このあと試合できるのか・・・。そして、メインに比べたらセミが普通の試合に見えてしまう凄さ。とりあえず10分の休憩をはさんで優勝決定戦が行われるはこびになりました。

 

   

 

2019 Champion Carnival Bブロック優勝決定戦

◯ジェイク・リー
(12分25秒 ジャイアントキリング)
✕野村直矢
※ジェイク・リーがBブロック優勝。決勝戦に進出決定

10分の休憩後に開始した優勝決定戦。しかしさすがに諏訪魔に散々喰らいまくった野村は疲労困憊の様子。それでも振り絞ってタックル合戦からスピアーを放っていきますがカウント2。場外戦になってもなかなかリングに戻れずにジェイクに戻され、PK、ミドル、ヒザなどを喰らい、スリーパーで締め上げられる展開に。

しかしスピアーで反撃した野村、コーナーに登ったジェイクをジャーマンで投げ捨て、エルボー合戦からフロッグスプラッシュ二連発もカウント2、ここでジェイクが一気にたたみかけ、ランニングニー連発から、ニーパッドを外してのジャイアントキリング狙い、ここは野村がエルボーで迎撃、一気にエルボー連打で諏訪魔戦の再現を狙った野村ですがバックドロップを食らって両者ダウン、起き上がったところをジェイクのジャイアントキリングを食らって力尽きた野村、あえなく3カウントを許しました。

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勝ったジェイクは野村に握手を求めますが野村はそれを拒否して退場、かくして29日に宮原健斗と向かい合うのはジェイク・リーに決定しました。

締めのマイクで「宮原健斗を倒してチャンピオンカーニバルを優勝、三冠挑戦権を得ることができるか・・・・Yesか、Noか、皆さんどちらだと思いますか?」と観客に問いかけ、「Yes!」コールの中、「そう、答えはひとつ、Yesだ!」で締めたジェイク。大歓声の中で全日本プロレス、後楽園大会は終了しました。

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ジェイク・リーの優勝決定戦進出で幕を閉じたこの大会でしたが、MVPは明らかに野村直矢でした。諏訪魔との魂を削り合うような戦いは後楽園ホール全体を掴み、野村への期待感をふくらませる試合でした。

結果、ジェイクが勝って終わりましたが、正直野村VS宮原を見たかった、という感想を持ってしまいました。それだけ野村が凄かったし、末恐ろしさを感じた。そんな可能性を感じる大会になりました。いや~凄かった。野村も諏訪魔も凄かった。