男マンの日記

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4月7日開幕!全日本プロレス チャンピオン・カーニバル2018。超豪華ラインナップ!

2018年のチャンピオン・カーニバルが4月7日の仙台大会で開幕します。秋山体制になってから最大規模、豪華ラインナップで開催されるシングル・リーグ戦。第一回は1973年。歴代チャンピオンには馬場、鶴田はもちろんブッチャー、ハンセン、三沢、健介、小島らが並ぶ伝統的なリーグ戦。近年は規模の縮小が見られましたが、去年あたりからまた拡大。今年は2リーグ全16人。G1もかくやという面子が揃いました。

 

そしてなんといっても注目なのは、動画サービス「全日本プロレスTV」が開設されたこと。つまりはやる気になれば全試合をチェック出来る。まだ開始直後のサービスですがこれは嬉しい。全日本プロレスとしても社運をかけたリーグ戦というわけです。

近年では新日本プロレスのG1クライマックスに水を開けられた感のあるチャンピオン・カーニバル。しかし復権の機運が高まってきた今年。まずは参加選手から紹介していきます。

【Aブロック参加選手】

石川修司(2年連続2度目/2017優勝)
196cm/130kg
・言わずとしれた大巨人。KING OF DDT2018優勝、一騎当千2016優勝等、DDT,大日本プロレスでも実績を残す。デカくて動けて歌える、と三拍子揃ったエイドリアン。強い!

宮原健斗(5年連続5度目/三冠ヘビー級王者)
186cm/108kg
・現三冠チャンピオン。「ザ・ナルシスト」宮原健斗。メインの後のマイク「宮原劇場」は圧倒的長さ!驚異的耐久力とシャットダウン・ジャーマンで優勝を目指す。

ジョー・ドーリング (2年連続8度目/2017準優勝)
196cm/135kg
・とにかくデカい!強い!三冠王座は陥落してしまいましたが、その威圧感は健在。遠近感がおかしくなるデカさ。135Kgは伊達じゃない。生で見ると圧倒されます。

野村直矢(3年連続3度目の出場)
185cm/110kg
・2014年デビュー、キャリア4年目の24歳。秋山全日本生え抜きとして活躍が期待されます。最近増量し、ヘビー級にも当たり負けしない体格の持ち主。カズレーザー似。

崔 領ニ(3年連続3度目/アジアヘビー級王者/世界タッグ王者)
190cm/105kg
・プロレスリング・ランズエンド代表。キック、膝蹴り、チョップと全部の打撃が重いという選手泣かせの選手。元あいのりレスラー

ボディガー(4年連続4度目の出場)
175cm/120kg

・ボディビル日本一経験のある49歳。日本人離れした肉体の持ち主。なにげなく秋山、関本にも勝利経験あり。 

火野裕士(初出場)
180cm/120kg

・元KAIENTAI DOJOエース。Fack'n ボムの破壊力は異次元級。とにかく分厚いボディーの持ち主。ネイルサロン経営。 

鷹木信悟(初出場)

178cm/96kg

・DRAGONGATEより参戦。ドラゲー随一のヘビー級パワーファイター。積極的に他団体に出場している。大仁田信者。

 三冠王者の宮原、そして石川修司、ジョー・ドーリングと2人の大型ファイターを中心に展開していくと思われるAブロック。ドラゴンゲートでは圧倒的ヘビー級の鷹木が小さく見えるラインナップ。初の全日本本格参戦の火野がどこまでいけるか。若手枠の野村直矢がどこまでやれるかにも注目です。

ちなみにAブロック8人の総体重は924Kg、平均体重は115Kg。平均身長は185cm。大型選手が揃うブロックとなっております。  

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 【Bブロック参加選手】

諏訪魔(2年連続13度目/2008年優勝/2006.2012.2015年準優勝)
188cm/120kg
・言わずとしれた暴走王。去年は石川とのタッグでプロレス大賞最優秀タッグ獲得。ラストライドはさすがの破壊力。Evolution総帥。

秋山準(2年ぶり14度目/2013年度優勝/1998.2014年準優勝/GAORA TV 王者/アジアタッグ王者)
188cm/110kg
・現全日本プロレス社長兼アジアタッグ、GAORA TVチャンピオン。去年のチャンカン不出場宣言を覆し、5年ぶりの優勝を狙う。

ゼウス(5年連続5度目/2016年準優勝)
181cm/105kg
・元ボディビルダー、フライパンを曲げる怪力の持ち主。そして元ボクサーという異色の経歴を持つレスラー。ジャックハマーを決め技にする、日本人には珍しいタイプのパワーファイター。

KAI(2年連続3度目/2013年準優勝)
180cm/108kg
・次世代エース34歳。武藤全日本時代のエース候補。ガンプロ参戦経験あり。W-1退団後、本格的に全日本プロレス参戦中。飛べるヘビー級ファイター。常にテンションは高め。

吉江豊(2年ぶり6度目)
180cm/150kg
・元新日本プロレスの超重量級ファイター。動けるアンコ型レスラー。とにかく圧倒的重量を活かした技を得意とする。なぜかマッチの昔の曲で入場する謎。

ヨシタツ(初出場)
185cm/105kg
・元新日本プロレス、WWE参戦後に新日本復帰。しかしAJスタイルズ戦で首を骨折という紆余曲折を経て全日本参戦でまさかのブレイク。今一番「ノッてる」レスラーです

ディラン・ジェイムス(初出場/現世界タッグ王者)
195cm/115kg
・元ZERO1参戦のジェームス・ライディーンが改名して参戦。マッチョなままデカいというアスリート系パワーファイター。

丸藤正道(初出場)
176cm/95kg
・言わずとしれたプロレスリング・ノアのエース。今年でデビュー20週年の節目の年に初のチャンピオン・カーニバル参戦。ノアから袂を分かった秋山準戦を強く意識する。 

こちらは諏訪魔が一つ頭が抜けた中、ゼウス、秋山、ヨシタツらがしのぎを削るBブロック。初出場のディラン・ジェイムス、再びチャンピオン戦線を狙うKAI、ここで一発トップ戦線に食い込みたい吉江、そしてなんといっても丸藤がどのように存在感を示すかに注目。
こちらは総重量908kg、平均体重113.5kg、平均身長は184.1cm。吉江のデカさと丸藤の小ささが目立ちます。 

参加選手の平均体重、身長で比較すると

チャンピオンカーニバル   :平均184.5cm 114.5kg

G1クライマックス(2017):平均182.4cm 104.8kg 

と、チャンピオンカーニバルの方が平均身長2cm、平均体重10.3Kg大きい、ということになります。これほどの大型選手が揃ったリーグ戦。現状でまさに日本で「最大」のリーグ戦、と言えるでしょう。

   

 そして公式戦、全15興行、公式戦56試合+優勝決定戦。今度は興行ごとに見どころを紹介していきます。


4月 7日(土) 宮城・仙台サンプラザホール

石川vs火野、秋山vsジェイムス、宮原vs鷹木、諏訪魔vsゼウス
・チャンピオンズリーグ開幕戦は仙台。石川VS火野の大型選手対決は注目。そしてゼウスが諏訪魔の壁を越えられるか。鷹木がいきなり三冠王者と対決。

4月 8日 (日) 16:00 秋田・秋田テルサ

ゼウスvsヨシタツ、諏訪魔vsKAI、石川vsジョー、宮原vs野村
・石川は前日の火野戦に続いてジョー戦と、大型選手との対決が続く苦しい日程。ヨシタツは世界タッグを奪われたゼウスとの初戦。雪辱を晴らせるか?

4月10日 (火) 18:30 新潟・アオーレ長岡

吉江vsジェイムス、ジョーvsボディガー、丸藤vsヨシタツ、秋山vsKAI
・丸藤正道初登場はヨシタツ戦。異次元対決!吉江とジェイムスの超大型対決も注目。ボディガーは初戦でいきなりジョーと激突。白星スタート出来ればワンチャンあるかも?

4月11日 (水) 18:30 石川・金沢流通会館

ヨシタツvsKAI、ジョーvs火野、ゼウスvsジェイムス、諏訪魔vs吉江
・火野がジョーと激突、ゼウスとジェイムスが激突、諏訪魔と吉江が激突と大型、パワーファイター選手同士の対戦が並ぶ今大会。チャンカーの醍醐味が詰まったカード。

4月12日 (木) 18:30 兵庫・豊岡市民体育館

野村vsボディガー、丸藤vsジェイムス、秋山vs吉江
・今大会、公式戦は3試合。今大会最も小柄な丸藤がジェイムスをいかに攻略するか。秋山が吉江をどう攻略するか。奇しくも丸藤と秋山が似たような課題を与えられた公式戦。

4月14日 (土) 18:00 広島・広島マリーナホップ

鷹木vsボディガー、野村vs火野、宮原vs崔、ゼウスvs吉江
・鷹木はボディガー戦。公式戦で初めて当たるパワーファイターにどう対応するか。崔の初戦は宮原。いきなりの難関を越えられるか。火野に野村がどう挑むか。 

4月15日 (日) 16:00 福岡・博多スターレーン

鷹木vs火野、宮原vs石川、ジョーvs崔、秋山vs諏訪魔
・前半の天王山。両国で闘った宮原と石川、一昨年の正月に三冠を掛けた秋山と諏訪魔と注目の勝負が続く。ジョー相手に崔のえげつない打撃が全開するかも見もの。

4月16日 (月) 18:30 鹿児島・オロシティーホール

石川vs野村、宮原vsボディガー、KAIvs吉江、ヨシタツvsジェイムス
・チャレンジマッチの石川対野村。何度も石川に叩き潰されてきた野村が一矢報いることが出来るか?増量し、当たり負けしなくなってきた野村に期待。

4月18日 (水) 19:00 愛媛・松山市総合コミュニティセンター

崔vs火野、KAIvsジェイムス、丸藤vs吉江、秋山vsヨシタツ
・互いにバチバチ行きそうなのが崔と火野の一戦。エグい打ち合いが見れそうで楽しみ。秋山は以前ヨシタツにシングルで負けた借りを返せるか。

4月20日 (金) 18:30 大阪・エディオンアリーナ大阪 第2競技場

野村vs崔、ジョーvs鷹木、火野vsボディガー、ゼウスvs丸藤
・大阪二連戦初日。ドラゲー勢より下手したら倍くらい重そうなジョーに鷹木がどう対応するか。火野とボディガーのパワーファイター同士の対戦も注目。

4月21日 (土) 17:00 大阪・エディオンアリーナ大阪 第2競技場

石川vsボディガー、鷹木vs崔、秋山vsゼウス、諏訪魔vs丸藤
・大阪二連戦の二日目はなんといっても諏訪魔と丸藤の顔合わせに注目。初対決の2人が果たしてどんな闘いになるのか。手は合うのか。顔合わせだけでワクワクする対戦。 

4月22日 (日) 17:00 愛知・名古屋国際会議場

石川vs崔、ジョーvs宮原、丸藤vsKAI、諏訪魔vsヨシタツ
・ジョーと宮原の三冠戦を闘った組み合わせが再び。ジョーが雪辱するか。武藤全日本のKAIが丸藤相手に爪痕を残せるかも注目。ヨシタツロックが諏訪魔に炸裂か 

4月25日 (水) 18:30 東京・後楽園ホール

野村vs鷹木、ヨシタツvs吉江、ゼウスvsKAI、諏訪魔vsジェイムス、秋山vs丸藤
・この大会はなんといっても秋山VS丸藤。6年前の秋山ノア脱退以来の対戦。すでにB指定席が売り切れの報道も。諏訪魔とジェイムスのど迫力対決もあり。

4月29日 (日) 18:30 東京・後楽園ホール

崔vsボディガー、石川vs鷹木、ジョーvs野村、宮原vs火野
・後楽園二連戦中日。リーグ戦としては最後となるこの大会。ここまでの星取りがどうなっているかで状況も変わってきますが、宮原と火野の対決は注目。三冠王者を食えるか?

4月30日 (月・祝) 18:30 東京・後楽園ホール【優勝決定戦】

優勝決定戦(Aブロック一位vsBブロック一位)
・ そして優勝決定戦の最終日。誰が来るか全くわかりませんが、熱い戦いになるのは確実。GW前の祝日ですし、やはり決勝は期待しか無い。ここもチケット売り切れに注意です。

 と、軽くそれぞれの日程を紹介しまいたが、やはり注目は秋山VS丸藤、諏訪魔VS丸藤と諏訪魔絡みのカード。そして火野、ジェイムスらの初出場勢と全日本勢の絡み、となってくるでしょう。チャンカーによって全日本の構図がどう変わるのか。熱い戦い必至のチャンピオンカーニバル。要注目です。 

巨星を継ぐもの

巨星を継ぐもの

 

 そして、ついに始まった動画サービス「全日本プロレスTV」で全カード中継が決定。一部録画中継になりますが、基本的にはLIVE配信なのが嬉しい。月額900円なので、興味を持った方はこのチャンピオンカーニバル開催期間中だけでも加入してみてはいかがでしょうか。正直900円でこのリーグ戦が全部見られるのはお得過ぎる! 

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 そしてチャンピオンカーニバル中継予定はこちら。仙台、博多、大阪、名古屋、そして後楽園ホールでの3試合がLIVE中継予定です。

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 とりあえずざっと駆け足で紹介してきましたが、伝統あるチャンピオンカーニバル、全日本プロレスがその基本理念に立ち返って大型選手を集めてきた今年の大会。「リーグ戦と言えばG1」という昨今ですが、今回のメンバーは掛け値なくG1並、と言えるメンバーが揃っていると言える。この全日本プロレスの気合が感じられるチャンカー、デカくて強い男達が闘う、というベタなリーグ戦。いよいよ明日開幕です!楽しみ!

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