男マンの日記

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4・2 オカダカズチカVSザック・セイバーJr. ほろ苦い勝利。薄氷の防衛。

4・2新日本プロレス両国大会で行われたオカダカズチカVSザック・セイバーJrのIWGP選手権試合を先程新日本プロレスワールドで見ました。生で見たかったんですが、会社の草野球大会があったのと、どうしてもオールスター後夜祭のことを記しておきたかったので、見るのが遅くなってしまいました。

 

ざっくりと気がついた所を書いていくと、まず入場でのTAKAのトーク。昔、もう10年ほど前に武藤体制の全日本プロレスにTAKAみちのくが参戦していたとき、R.O.Dという外国人チームのスポークスマンをやっていたことを思い出します。明確に、日本の団体で試合開始前にトークコーナーを持っていたのはTAKAが最初じゃないでしょうか。元になっているのはWWEのポール・ヘイマン等のマネージャだったり、ストロングマシンを率いた将軍KYワカマツだったりするんでしょうが、悪いことをして客をアジるだけではなく、外国人レスラーの特徴や脅威、心情を通訳のように観客にトークで伝える、というスタイルはTAKAみちのくが一つ完成させた形のように思います。とりあえず、「外道のパクリ」ではないということは言っておきたい。

試合自体は、正直、本当に最後の最後までザックのペースで試合が進んだように見えました。いつものように流れるような関節技を繰り出すザック。序盤はある程度切り返していたオカダでしたが、段々と一方的に攻められて何とか逃れる、という展開になってしまっていました。オカダは4~5回ロープエスケープをしていましたが、結局ザックは一度もエスケープしていないことを考えると、寝技ではやはりレベルの差があったと言わざるを得ない。棚橋ほど圧倒はされなかったにせよ、SANADAほど渡り合えなかった、というふうに見えました。

そういう印象になったのは、寝技での攻防の切れ目。関節技の流れが途切れた点でオカダが優勢になって終った、という場面が無かった。一時的に切りかえしたり、ジャベを仕掛けたりする場面はあったんですが、ことごとく切り替えされて最後はザックが優勢になっていました。

そして結局オカダが活路を見出したのはエルボースマッシュ、ドロップキックなどの打撃技、そこからのツームストン。3月のオスプレイ戦などでは、じっくりと寝技で落ち着かせてからの攻撃で沸かせたオカダですが、そこで自分がコントロールできないとなるとリズムはやはりザックになってしまいます。それまでの疲れからか、ドロップキックもいつもの高さはなく、試合は消耗戦となっていきます。そして試合は20分経過。

 ザックは寝技、オカダは打撃、立ち技での削り合いになりましたが、レインメーカーを狙ったオカダにザックが飛びつき腕ひしぎから三角締めに。オカダはこれを外してレインメーカーを狙うも、ザックは卍固め、そこから両腕を決めた所をオカダが返して旋回式ツームストンパイルドライバー。さらにレインメーカーで一回転させて3カウントを奪い、なんとかタイトルを防衛しました。ただ最後は少し体制が崩れ、きれいな形でのレインメーカーではありませんでしたが、何とか抑え込んだ形。かなりスタミナを消耗していたことが伺えます。

 

そしてマイクを取った外道。

外道:ザック・セイバーJr、おめーはレインメーカーをタップアウトさせることは出来ねぇ。なんでかわかるかオイ!レェェェェヴェルが違うんだよこの野郎!

といつものように吠えますが、オカダはいつものマイクでザックについて

ザック・セイバーJr.、レベルの違う関節技でした。でも、お前と闘ったことによって、オカダ、もっと強くなりました。 

 と、暗に関節技では自分より上だというようなニュアンスの発言。外道とは裏腹に、相手を認めるコメントをしています。

 

バックステージで次のような感想を吐いています。

だって、内藤もあの関節地獄から逃げられなかった、飯伏も、SANADAも、棚橋も逃げられなかった。俺は逃げた。強いでしょう。

あくまで「逃げた」と発言。関節では上回れなかった、ということを素直に認めた発言でした。

   

こうして勝利を収めたオカダ。しかし、ニュージャパンカップからのシリーズを振り返ると明らかに主役はザック・セイバーJrでした。新日本ヘビー級の主力を総なめし、しかも明らかに巧さ、強さを見せつける形での勝利。今回のIWGP戦でも、オカダがザックを叩き潰した、という形ではなく、存分にザックが自分のストロングポイントを見せつける結果となりました。 

これで一旦ザックの新日参戦頻度は減るでしょうが、海外での試合が詰まってるから定期参戦はしないで今まで通りのペースでの参戦になるんでしょう。でも、今回なんというか、ザックに軽々と飛び越えられたのは新日本プロレスだったような気がします。美味しい所を持っていかれ、団体は背負わずにハクだけ付けてまた他に行ってしまう。これに「悔しい」という声が他の選手から上がらないのが少し不思議です。若手が「俺がリベンジする」と言ってくれたら面白いんですが。

週刊プロレス 2018年 4/18 号 [雑誌]

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 そして来週はレッスルマニア34が行われますが、その裏で沢山の興行が行われます。

その中でもザックは

現地時間4月5日 EVOLVE 102
EVOLVEチャンピオンシップ   ザック・セイバーJr vs マット・リドル

 

現地時間4月6日、WWN Supershow Mercury RISING 2018
EVOLVEチャンピオンシップ ザック・セイバーJr vs 澤宗紀 

その他にも数試合する可能性があるなど、売れっ子っぷりを発揮しています。

そしてオカダは再び棚橋とタイトルマッチへ。オカダがザックを見て、世界に羽ばたきたい、新日本プロレスを辞めて、色んな土地でいろんな試合をして技術を磨きたい、と思ってもおかしくないんじゃないか、と思わせる今回のオカダVSザックでした。 

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