男マンの日記

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11・7新日本プロレス大阪大会・KOPW2021 矢野通vsグレート-O-カーン。アマレスマッチと道場論について考えた

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矢野通、グレート-O-カーン。アマレスマッチを見て残ったモヤモヤ。

11月7日、新日本プロレス大阪大会で行われたアマレスマッチ。試合は矢野通が試合終盤にスロイダーで投げてポイント差で勝利。敗れたグレート-O-カーンは矢野を喉輪落としで投げ捨てて去っていきました。

 

それを見てした自分のツイートを貼っておきます。もちろん矢野がアマレス出身であり、アマレスに恩返ししたい、というコメントをしていたのも知ってはいましたが、それでもちょっと感じたことがありました。

矢野がどちらかというと仕事としてしっかりプロレスの中で役割をこなすタイプであり、そこにプロ意識を持っているというのはよくわかってるんですが、それでもプロレスのリングの中でアマレスをすることについての違和感はどうしても感じてしまいました。

アマレスの強さをここで競うことになにか意味があるのだろうか?どうしてこうなってるんだろう的な。試合自体はアマレスの要素を盛り込んだ山あり谷ありで面白かったし、最後のオーカーン暴走も含めてこれは二人のプロ意識の賜物だと思いますが、何かモヤモヤが残ったのも事実。

まあ、私はオリンピックとかのアマレスは好きで見る方なので、ターゲットはそこじゃないよ、っていうのはわかるし、矢野の言う通り、これを見てアマレスという競技に興味を持つ観客がいるならばそれで目的は達成されてるんだと思います。ただ、できればルール説明はアマレス兄弟にしてほしかった。

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そもそもKOPWはオカダ・カズチカが提唱して設立したタイトル(ベルトではなくあくまでトロフィー争奪、という形)で、プロレスの色んなルールを追求していこう、というスタンス。DDTでいうEXTREMEというとわかりやすいかと思います。

今までにもハードコアだったりサブミッションマッチだったり必殺技禁止だったりと色んなルールで行われてきたこのタイトル。ただ今まではあくまでプロレスの範疇だったんですが、今回はまじりっけのないアマレスルール。矢野のアマレス愛爆発、ということでしょうが、少し前に行われた柴田勝頼とザック・セイバーJrのグラップリングマッチを見た後だったので違和感を感じてしまったのだと思います。

 

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素晴らしかった柴田勝頼VSザック・セイバーJr、そこに無かった”道場”

10月21日に行われた柴田勝頼VSザック・セイバーJrのグラップリングマッチは二人の技術を5分間に凝縮した素晴らしいものでした。脳の手術の後欠場を続けている柴田、しかしその技術が錆びついていない(というより進化している)ことを充分に見せつけてくれた、そしてザックもその技術に対応し、互いに引き出し合っていました。詳しくはこのエントリをご参照ください。

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私はプロレス界に入ってから鍛え上げた技術を競い合ったこの試合が素晴らしかっただけに、プロレス入り前のバックボーンを披露したこのKOPWアマレスマッチに物足りなさを感じてしまったのだと思います。

そして、柴田がグラップリングマッチを行った相手が新日本生え抜きではないザック・セイバーJrだったことも新日本プロレスの道場論、KING OF SPORTを標榜する新日本プロレスとしては市松の寂しさもありました。もとから他団体出身のレスラーが増え、新日本の道場幻想が薄れてはいましたが、最高のプロレスの寝技、関節技の技術を表現するために生え抜きのレスラーが選ばれなかったことで道場幻想が消えたように思ってしまいました。

 

ジャンボ鶴田、長州力ら、アマレスで実績を残したレスラーはプロレスに対して一線を引くというか、強さへの幻想が無い分どこか醒めた部分があるように思います。しっかり仕事としてこなしているのが透けて見える瞬間があり、観客としてはすっと醒めてしまう。

矢野についても完全にアマレスとプロレスを分けているように見えるので、今回のように「アマレスマッチ」を行うよりは、その技術をプロレスに落とし込んでトップを取ってほしい。今のように「実は実力者」みたいな言われ方でいいのかな、と思ってしまいます。一時期はヒールとしてゴリゴリにトップを狙っていた時期もあった矢野、今の人気であれば逆に支持されるだろうし、アマレスの技術を盛り込んでしっかり強さを見せつけて貪欲にトップを狙って欲しい、そのほうが一回アマレスマッチをやるよりはアマレスの普及に貢献するんじゃないか?と今回の試合を見て思いました。

こちらからは以上です!

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矢野通のオイシイ生活

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