ベスト・オブ・ザ・スーパーJr25が開幕する、ということで参加選手、日程について軽くまとめてみました。まず参加選手はこちら。
Aブロック
ウィル・オスプレイ(3年連続3回目)
185cm/86kg 25歳
言わずと知れたハイフライヤー、IWGPJrチャンピオン。押しも押されぬ優勝候補といえるでしょう。首のケガの具合がどうなのかが気がかり。
フリップ・ゴードン(初出場)
178cm/88kg 26歳
2015年デビュー、ROH所属の26歳。まだデビュー3年目とキャリアは浅いですが、すでにROHで高橋ヒロム、ウィル・オスプレイとの対戦を実現しており今回満を持しての新日本上陸。インパクトを残せるかが勝負。
4代目タイガーマスク(17年連続17回目)
173cm/85kg
ライガーがスーパーJrを卒業した今、次はタイガーじゃないか?と言われないためにもある程度の成績を収める必要があるタイガーマスク。ハイフライヤー揃いのAブロック内で、あえてサブミッション中心のスタイルで光明を見出すか?
ACH(2年連続2回目)
175cm/95kg 30歳
新日本に上がる前にはノアの常連外国人だったACH、ノア時代には、石森太二とタッグを組んでいたこともあり、元同門対決にも注目。このAブロック内では図抜けた体格の持ち主なので、そのアドバンテージで勝ち進むのか。
金丸義信(2年連続2回目)
173cm/85kg 41歳
全日本プロレス、プロレスリング・ノアと、日本のJrヘビー級を牽引してきたもはやレジェンド的な存在の金丸。スーパーJrもIWJPJrもとっくに取っていておかしくない存在。今までは陰に隠れたバイプレイヤーでしたが、Jrタッグ戴冠を期に、一気にタイトルへの色気を出してくるのか。石森との「元ノア対決」にも注目。
BUSHI(3年連続6回目)
172cm/83kg 35歳
絶賛大人気中のロスインゴメンバーのBUSHIですが、自身はタイトルから遠ざかっている現状。ここを打破するためにもぜひこのスーパーJrは取っておきたいところ。実力は十分なので、あとは風が吹くのか、といったところか。
YOH(3年ぶり2回目)
171cm/85kg 29歳
凱旋帰国以来、IWGPJrタッグを失って勢いが落ち気味のYOH、ここでなんとか実力を示しておきたいところ。ただ、シングルではまだ未知数。
石森太二(8年ぶり2回目)
165cm/75kg 35歳
そして今回最も物議をかもした石森。ノア離脱以後、PWG出場をはさんでの新日本プロレス登場、という流れに「引き抜き?」という言われ方もしてますが、まずは結果で黙らせたいところ。順当に行けば優勝決定戦は狙えるはずなので、金丸、BUSHIらに足を救われないか?とACH,オスプレイ戦がカギになるか。ともかくいきなりつまずきたくないところ。ちなみに開幕戦はいきなりオスプレイ戦。いきなり天王山。
Bブロック
KUSHIDA(9年連続9回目)
175cm/85kg 35歳
説明不要の新日本Jrのアイコン的存在のKUSHIDA。もはやJrという階級内での争い、というよりヘビー級との闘いを視野に入れ始めたKUSHIDA。どのようなスタンスでこのリーグ戦に挑むのか。要注目です。
SHO(初出場)
173cm/93kg/28歳
こちらもYOHと同じく勢いに陰りを感じ始めているところを払拭したい。とにかく結果を出したいところ。
クリス・セイビン(初出場)
177cm/81kg/36歳
元TNA、全日本プロレス、ZERO-ONE、新日本プロレスに参戦経験ありの36歳。正直未見なので、どんな選手か見たいと思います。
田口隆佑(13年連続15回目)
180cm/91kg/39歳
最近は”カントク”として前半戦でコミカルファイトを行うことの多い田口。しかしもともとはJrの実力者なので、このリーグ戦でどんな闘いを見せるか。正直温度感がわかりません。意地を見せるか?
マーティー・スカル(2年連続2回目)
175cm/83kg/29歳
バレット・クラブからの参戦ですが、実力的には十分優勝を狙える選手。試合運びのうまさから、長期のリーグ戦にも向いてるんじゃないでしょうか。優勝候補の一人。
ドラゴン・リー(2年連続2回目)
171cm/75kg
ヒロムのライバル、として新日本では認識されているドラゴン・リー。日本のJrヘビー、という枠ではかなり軽量になりますが、その部分がどう出るか。空中技は天下一品なので、それを生かして優勝を狙えるか。わかりやすいハイフライヤーのいないBブロック。注目です。
エル・デスペラード(2年連続3回目)
不詳
長い不遇の時代を経て、ようやく光が当たりつつあるエル・デスペラード。Jrタッグチャンピオンとして挑むこのBOSJ、シングルの足掛かりにもしたいところ。そしてKUSHIDA、ヒロムと宿敵二人とのリーグ戦。何が何でも勝ちに来る姿勢で結果を残せるか。個人的に応援したい選手です。がんばれデスペ!
高橋ヒロム(2年連続4回目)
171cm/88kg/28歳
鮮烈な帰国から大分経ち、現在無冠のヒロム。しかしシングル、タッグと一度はベルトを巻いている実力者なので、さらなる浮上の足掛かりをつかめるか。この人も風に乗れるかどうか、というだけだと思います。優勝候補。
そして試合日程はこちら。全14大会!長い!基本的にAブロック、Bブロック交互に組まれていますが、6月3日の後楽園大会は両ブロックの公式戦が全8試合!ジュニア三昧!というカードになっています。
5月18日(金)東京・後楽園ホール
Aブロック
〇タイガーマスク【一勝】
(首固め)
✕金丸 義信【一敗】〇ACH【一勝】
(ビッグバン・アタック)
✕フリップ・ゴードン【一敗】〇YOH【一勝】
(ファイブスタークラッチ)
BUSHI【一敗】〇石森 太二【一勝】
(ブラディクロス)
✕ウィル・オスプレイ【一敗】
【結果・寸評】BOSJ公式戦初戦はタイガーマスクが金丸のヒール殺法に攻め込まれるもフィニッシュを狙われたところをクルリと丸め込んで3カウントで渋さを見せる。ACHとゴードンは両者とも際立ったハイフライヤーを発揮して観客を沸かせまくるがACH勝利。ただゴードンがブレイクした、という印象。YOHはBUSHIを丸め込んで勝つもインパクト残せず。メインの石森オスプレイは、石森のポテンシャルを新日本ファンに見せつける結果で勝利。ただマイクで滑る石森。今後に課題。
セミファイナル以外は各選手の持ち味をいかんなく発揮して観客を沸かせた。YOH、BUSHIは勝敗、内容ともに今後に課題を残す試合。
5月19日(土)東京・後楽園ホール
Bブロック
◯ドラゴン・リー【1勝】
(デスヌカドーラ)
✕ SHO【1敗】◯エル・デスペラード【1勝】
(エル・エス・クレロ)
✕田口 隆祐【1敗】◯クリス・セイビン【1勝】
(オール・ヘイル・セイビン)
✕KUSHIDA 【1敗】◯高橋 ヒロム【1勝】
(D)
✕ マーティー・スカル【1敗】
【結果・寸評】BOSJ二日目はBブロック初日。ドラゴン・リーはSHOの腕攻めに苦戦するも順当に勝利。デスペラードは田口のコミカルワールドに巻き込まれつつもレフェリーを利用して金的から丸め込む。KUSHIDAvsセイビンは噛み合った攻防の熱戦となったが、噛み合いすぎたのが仇となったがKUSHIDAが敗戦スタート。ヒロムVSスカルは結構ガチャガチャしたというか、海外インディーっぽい試合の末、ヒロムがスカルを絞め落として勝利。このBブロック、田口とKUSHIDAがカギを握りそう。
5月20日(日)静岡・キラメッセぬまづ
Aブロック
◯タイガーマスク【ニ勝】
(タイガースープレックスホールド)
✕YOH【一勝一敗】◯フリップ・ゴードン【一勝一敗】
(フォーフリッピースプラッシュ)
✕金丸 義信【二敗】◯石森 太二【ニ勝】
(ブラディークロス)
✕BUSHI【一勝一敗】◯ウィル・オスプレイ【ニ勝】
(ストームブレイカー)
✕ACH【一勝一敗】
【結果・寸評】新日本ワールドの配信がまだなので結果のみ。タイガー、石森、オスプレイが連勝、金丸が連敗、という結果に。感想は試合見たらまた追記します。
5月22日(火)東京・後楽園ホール
Bブロック
◯SHO【一勝一敗】
(ショックアロー)
✕クリス・セイビン【一勝一敗】◯ドラゴン・リー【ニ勝】
(デスヌカドーラ)
✕田口 隆祐【二敗】◯KUSHIDA【一勝一敗】
(バックトゥザフューチャー)
✕マーティー・スカル【二敗】◯ エル・デスペラード【ニ勝】
(ピンチェ・ロコ)
✕高橋 ヒロム【一勝一敗】
【結果・寸評】所用でまだ見てないので結果のみ。ドラゴン・リー、デスペラードが二連勝、田口、マーティー・スカルが連敗。感想はまた見たら追記します。
5月24日(木)滋賀・滋賀県立体育館
Aブロック
◯タイガーマスク【三勝】
(タイガースープレックスホールド)
✕BUSHI【三敗】◯金丸 義信【一勝二敗】
(ディープインパクト)
✕ACH【一勝二敗】◯フリップ・ゴードン【二勝一敗】
(オコーナーズ・レッグロール・クラッチホールド)
✕石森 太二【二勝一敗】◯ウィル・オスプレイ【二勝一敗】
(ストームブレイカー)
✕YOH【一勝二敗】
【結果・寸評】所用でまだ見てないので結果のみ。どんどん未見が溜まっていく・・・。タイガーマスクがまさかの三連勝。一方三連敗のBUSHIは優勝戦線に残るのは厳しいか。金丸が初日、石森が初黒星、と混戦になってきたAブロック。BUSHIがどこで初日を出すか、タイガーのいきおいはどこまで続くのか。26日は石森VS金丸の元ノア対決。要注目!
5月25日(金)大阪・大阪市中央体育館・サブアリーナ
Bブロック
◯マーティー・スカル【一勝二敗】
(ブラックプレイグ)
✕クリス・セイビン【一勝二敗】◯田口 隆祐【一勝二敗】
(首固め)
✕KUSHIDA【一勝二敗】◯SHO【二勝一敗】
(ショックアロー)
✕エル・デスペラード【二勝一敗】◯ドラゴン・リー【三勝】
(ドラゴンドライバー)
✕高橋 ヒロム【一勝二敗】
【結果・寸評】こちらも混戦のBブロック。ドラゴン・リーのみが三連勝で他選手は団子状態。その中でSHOが勝ち先行するという健闘。KUSHIDAはここで田口に負けたのが痛すぎる。27日はKUSHIDAvsSHO,田口vsヒロムという日本人対決二連戦に注目。田口、連日の番狂わせなるか?
5月26日(土)愛知・名古屋国際会議場・イベントホール
Aブロック
◯フリップ・ゴードン【三勝一敗】
(フォーフリッピースプラッシュ)
✕タイガーマスク【三勝一敗】◯ACH【ニ勝ニ敗】
(ソウルバスター)
✕YOH【一勝三敗】◯金丸 義信【ニ勝ニ敗】
(首固め)
✕石森 太二【ニ勝ニ敗】◯BUSHI【一勝三敗】
(MX)
✕ウィル・オスプレイ【ニ勝ニ敗】
【結果・寸評】連日混戦のAブロック。タイガーがゴードンに負けたことで全勝がいなくなり、BUSHIがオスプレイに勝ったことで全敗がいなくなる展開。現状、一敗が二人、二敗が四人、三敗が二人。残り三試合、ということを考えると、四敗してしまうと決勝進出はなさそう。二敗で踏みとどまれば決勝進出は濃厚。BUSHI、YOHは既に厳しいか?
5月27日(日)愛知・名古屋国際会議場・イベントホール
Bブロック
◯マーティー・スカル【ニ勝ニ敗】
(クロスフェース・チキンウイング)
✕エル・デスペラード【ニ勝ニ敗】◯クリス・セイビン【ニ勝ニ敗】
(クレイドル・ショック)
✕ドラゴン・リー【三勝一敗】◯KUSHIDA【ニ勝ニ敗】
(バック・トゥー・ザ・フューチャー)
✕SHO【ニ勝ニ敗】◯高橋 ヒロム【ニ勝ニ敗】
(D)
✕田口 隆祐【一勝三敗】
【結果・寸評】ドラゴン・リーについに土が付き、こちらも全勝がいなくなったBブロック。ちょっと混沌としすぎていてもう誰が決勝進んでもおかしくない状況。さすがに三敗の田口は厳しいですが、その他の誰にも可能性があると言っていいでしょう。30日はドラゴン・リーVSマーティー・スカル、KUSHIDAVSデスペラードが大勢を決めていきそう。
5月29日(火)栃木・栃木市総合運動公園体育館
Aブロック
◯石森 太二【三勝ニ敗】
(ブラディークロス)
✕タイガーマスク【三勝ニ敗】◯BUSHI【二勝三敗】
(MX)
✕ACH【二勝三敗】◯YOH【二勝三敗】
(ファイブスタークラッチ)
✕フリップ・ゴードン【三勝ニ敗】◯ウィル・オスプレイ 【三勝ニ敗】
(ストームブレイカー)
✕金丸 義信【二勝三敗】
【結果・寸評】完全に二勝三敗と三勝二敗の二択となったAブロック。31日のタイガーVSオスプレイは三勝同士なので、どちらかが勝てば四勝となり、現在三敗の選手が負けるとその時点で脱落となります。とりあえず金丸VSYOHでどちらかが負けると負けたほうが、引き分けると両方脱落。全日本派としてはここで金丸に踏ん張って頂きたい。ようやく明暗がみえてきつつあるAブロックです。
5月30日(水)福島・ビッグパレットふくしま
Bブロック
◯マーティー・スカル【三勝ニ敗】
(クロスフェースチキンウイング)
✕ドラゴン・リー【三勝ニ敗】◯田口 隆祐【二勝三敗】
(郡山スープレックスホールド)
✕SHO【二勝三敗】◯高橋 ヒロム【三勝ニ敗】
(D)
✕クリス・セイビン【二勝三敗】◯KUSHIDA【三勝ニ敗】
(バックトゥザフューチャー)
✕エル・デスペラード【二勝三敗】
【結果・寸評】こちらも二勝三敗と三勝二敗の二択となったAブロック。2日の公式戦ではKUSHIDAVSドラゴン・リーの試合があるので、こちらでどちらかが勝った場合、現在三敗の選手が脱落。なのでセイビンVSデスペラードの敗者は脱落となります。それ以外は団子状態のBブロック。KUSHIDAがドラゴン・リーと、ヒロムと違うベクトルでの名勝負を残せるかにも期待です。
5月31日(木)青森・八戸市東体育館
Aブロック
◯BUSHI【三勝三敗】
(MX)
✕フリップ・ゴードン【三勝三敗】◯石森 太二【四勝ニ敗】
(ブラディークロス)
✕ACH【二勝四敗】◯ウィル・オスプレイ【四勝ニ敗】
(ストームブレイカー)
✕タイガーマスク【三勝三敗】◯YOH 【三勝三敗】
(ファイブスタークラッチ)
✕金丸 義信【二勝四敗】
【結果・寸評】いよいよ大詰めになってきたBOSJ、Aブロック、公式戦は残り一試合。そして二敗がオスプレイ、石森。四敗が金丸、ACHということで、金丸とACHは脱落。う~ん、金丸残念。そして3日はオスプレイがゴードンと、石森がYOHと対決。どちらかだけ勝てば勝ったほうが決勝進出。両方勝った時は決勝進出者決定戦なのか、直接対決で勝っているのは石森なので、石森が決勝進出なのか。ちょっとルールがパッと見れるところに載ってないのでわからないですが、現実的にはこの二人のどちらかが決勝進出になりそう。さすがに石森かなあ・・・?
6月2日(土)群馬・ニューサンピア高崎
Bブロック公式戦
◯クリス・セイビン【三勝三敗】
(クレイドル・ショック)
✕エル・デスペラード【ニ勝四敗】◯マーティー・スカル【四勝ニ敗】
(スモールパッケージホールド)
✕田口 隆祐【ニ勝四敗】◯高橋 ヒロム【四勝ニ敗】
(D)
✕SHO【ニ勝四敗】◯KUSHIDA【四勝ニ敗】
(バックトゥザフューチャー)
✕ドラゴン・リー【三勝三敗】
【結果・寸評】こちらも公式戦は明日を残すのみ、となったBブロック。明日対戦するヒロム、KUSHIDAともに二敗。この二人のどちらか勝利したほうが決勝戦進出が決定します。公式サイトに引き分けのときの点数が見当たらないのでどうなるかわかりませんが、引き分けてもこの2人で決勝進出者決定戦かと思います。Bブロックはこの一戦に焦点が絞られた、といっていいでしょう。
※6・4修正。すいません、マーティー・スカルの勝敗表示が間違っていました。マーティー・スカルがSHOに勝利すればヒロム、KUSHIDAの勝者と同点となり、直接対決の結果で勝っている方が決勝進出となります。
6月3日(日)東京・後楽園ホール
Aブロック
◯ACH【三勝四敗】
(エビ固め)
✕タイガーマスク 【三勝四敗】◯ウィル・オスプレイ【五勝ニ敗】
(ストームブレイカー)
✕フリップ・ゴードン【三勝四敗】◯石森 太二 【五勝ニ敗】
(YesLock)
✕YOH【三勝四敗】◯金丸 義信【三勝四敗】
(ディープインパクト)
✕BUSHI 【三勝四敗】
Bブロック
◯高橋 ヒロム【五勝ニ敗】
(D)
✕KUSHIDA【四勝三敗】◯田口 隆祐【三勝四敗】
(オーマイ&ガーアンクルホールド)
✕クリス・セイビン【三勝四敗】◯エル・デスペラード【三勝四敗】
(エビ固め)
✕ドラゴン・リー【三勝四敗】◯SHO【四勝三敗】
(ショックアロー)
✕マーティー・スカル【四勝三敗】
【結果・寸評】Aブロックは石森、オスプレイともに勝利するも、直接対決で石森がオスプレイに勝っているので石森太ニが決勝進出決定。他の選手が全員三勝四敗、というなかなかの混戦でした。石森は決勝進出ということで、ノアからの移籍初シリーズとしては最低限のノルマを達成した、という印象。
BブロックはKUSHIDAとの直接対決を制したヒロムが、スカルの敗北もあって決勝進出。リーグ戦の決まり手が全部D,というヒロム。YeslockとDの絞め技が勝負の鍵を握りそう。ちなみにデスペラードがリーのマスクを剥ぎ取って去る、という結末だったため、遺恨が発生しそうです。
ちなみに、この日の休憩時間に本間朋晃が復帰を発表。このあいだの結婚発表といい、おめでたい話が続きます。ただ、復帰した後の「こけし」の扱いをどうするのかが個人的には気になります。頭部を打つ技なので封印してモデルチェンジするのか?安全を考えるとそこは封印してほしいところですが・・・。
6月4日(月)東京・後楽園ホール<優勝決定戦>
優勝決定戦
◯高橋ヒロム(Bブロック一位)
(TIME BOMB)
✕石森太ニ(Aブロック一位)
【結果・寸評】5月18日に開始したBEST OF THE SUPER Jr25もいよいよ最終戦。代々木第二競技場から後楽園ホールに舞台を移した分、密度の高い空間となっていた気がします。これまでの公式戦をすべてDで勝ってきたヒロム、決勝戦はTIME BOMBで勝利。それまででも、ヒロムの階段落ちなどのハイライトを挟み、Dで締め上げ、石森のファイヤーバードをかわし、デスバレーボムからTIMEBOMBに繋いで35分の熱湯を制したヒロム、勝利した後はオスプレイの持つIWGPジュニアへの挑戦を表明しました。凱旋帰国直後のインパクトをなかなか越えられなかった印象のあるヒロム、ここでついにジュニアの頂点に立ってみせました。
また、初登場の石森。まあ、ノアからすぐに新日本、という移籍ルートはいろいろ言われていますが、今回はっきりと新日本で通用することは見せつけました。ノア見てた人からしたら「そりゃそうだろ」って話ではありますが。今後、いろいろ内部でゴチャっとしているBALLETCLUBの中でどう立ち回っていくのか。ヘビー級とどう絡んでいくのか。普通のシリーズでどのようにインパクトを残していくのか。これからが石森の真価を問われることになるでしょう。
さて、このように熱戦が予想されるBOSJ25、個人的にはAブロックは石森、金丸、オスプレイ。BブロックはKUSHIDA、デスペラード、マーティー・スカルの争いになるかとふんでます。KUSHIDAの2連覇はあるのか?ベルトにどう絡んでくるのか。全世界注目のベスト・オブ・ザ・スーパーJr。いよいよ開幕です!
と、開幕当初はこのように書きましたがノーマークだった高橋ヒロムが優勝。とにかく今回、公式戦終盤まで脱落者が出ない大混戦。KUSHIDA、オスプレイ両者が脱落し、石森とヒロムの決勝になったことで、ジュニアヘビーの勢力図がガラっと変わった印象。そして、この結果を受けてKUSHIDAがどうするか。ジュニアヘビーの中から抜けてヘビーを目指すのか。そしてヒロムとオスプレイのIWGPの結果によってまた流れが決まってくるでしょう。とにかく盛り上がった印象の強いBOSJ25終了。選手の皆さんお疲れ様でした!