本日いよいよDDT両国国技館大会!今年は国技館の事情もあったのか例年より二ヶ月ほど後ろに倒しての開催。そのおかげでKING OF DDT終わってからKO-Dタイトルが何度も入れ替わったりしましたが、揃いに揃ったアンダーマッチ含めて計12試合!12試合!!
ちなみに視聴手段は
- AbemaTV
- サムライTV
- DDT UNIVERSE
の三種類。お好きな手段で御覧ください。サムライTVだとテーマ曲がそのまま聞けます。AbemaとDDT UNIVERSEはたぶん一緒だと思います。
ちなみにAbemaTVの放送枠で確保してあるのは14:00~21:30!7時間半!まあギリギリまで使う予定ではないと思いますが、正直集中してずっと見てるのはしんどい長さなので、休み休みというか、途中ダラダラしつつ見るのがいいのではないかと思います。というわけで、カードごとの見どころを書いていきます。
第1アンダーマッチ
時間差入場バトルロイヤル 時間無制限勝負
<参加レスラー>ゴージャス松野、星誕期、伊橋剛太、島谷常寛、今成夢人、翔太、マイケル・ウルフ、5代目タイガーマスク(自称)、モンスター・ハロウィン、軍団ひとり
というわけで初っ切りはこのカード。いきなりバトルロイヤルなわけですが、高木大社長がどインディーレスラーを集めて開催するALLDOINの流れをくんで軍団ひとり、モンスター・ハロウィン、5代目タイガーマスク(自称)らも参加。ガンバレ☆プロレスからは翔太&今成夢人が登場。まあ最初ですし、まったりと「いろんなレスラーがいるんだな~」くらいのテンションで見るのをお勧めします。まだまだ先は長い。ガンプロユニバースはいきなりテンションMAXで見るべし!
第2アンダーマッチ
白川未奈DDT初参戦!女子プロレス6人タッグマッチ 20分一本勝負
山下実優&上福ゆき&白川未奈
vs
坂崎ユカ&瑞希&中島翔子
そして第二アンダーマッチは東京女子プロレス。正直、DDTと同じ会場でも観客動員で上回るようになってきている東女。そしてメインどころ出場の豪華6人タッグ。正直本戦のセミ前くらいでもいいカードなので正直この扱いは不満・・・。
グラビアアイドルの白川未奈さんDDTデビューですが、注目は上福ゆき。なんというか、コミュ力のみですべてを乗り切ろうとする独特すぎるプロレススタイルはあまり他にいないタイプ。というか、こんな人あんまり見たことない。
山下美優、坂崎ユカ、瑞希、中島翔子と「デキる」4人が入っているので東京女子プロレス入門としては最適。かなり個人的期待マッチです!
オープニングマッチ
KO-D6人タッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>高尾蒼馬&遠藤哲哉&マッド・ポーリー
vs
大鷲透&平田一喜&上野勇希<挑戦者組>
※第35代王者組は初防衛戦。
そしてここから本戦。KO-D6人タッグタイトルマッチから開始。まあ平田がどこで踊るかが注目、というかこの3人だとほぼT2ひーと変わらない気が。遠藤が記者会見で「タイトルマッチなのに第一試合、後ろに6人タッグもあるのに」と危機感を表明してましたが、ここは大鷲、上野、平田にも奮起して頂きたいところ。タイトルマッチらしい第一試合を期待してます。
第二試合
ガントレットタッグマッチ 各30分一本勝負
<出場チーム>マイク・ベイリー&アントーニオ本多、渡瀬瑞基&ジェイソン“ザ・ギフト”キンケイド、樋口和貞&梅田公太、KUDO&高梨将弘、タノムサク鳥羽&奥田啓介、松永智充&中澤マイケル
第二試合はガントレットタッグマッチ。ってことは多分、最初にこの中の2チームが入場してきて、決着がついたらまた1チームが出てきて・・・というように、次々とタッグマッチが行われるという形式のはず。なので、最後に出てきたチームが絶対的有利なんじゃないかと。まあ後は多分ごんぎつね出るだろうとか、巌流島トーナメント覇者の奥田がどう爪痕を残すのかとか、まあ色々と見どころは掘ればありますが、ここはまあボンヤリ見てても差し支えないのでは。多分長くなると思います!
第三試合
スーパー女子プロ大戦2018 30分一本勝負
里村明衣子&カサンドラ宮城
vs
赤井沙希&伊藤麻希
そして心のメインイベント!現在DDT総選挙暫定第一位の伊藤麻希、FGOの舞台参加が決まった赤井沙希がタッグを組み、女子プロレス回のレジェンド、WWEのメイ・ヤングクラシック参戦中の里村明衣子、TBS「オールスター後夜祭」の問題にもなったカサンドラ宮城の豪華6人タッグ。
とは書きましたが、正直プロレスラーとしての技量は里村&カサンドラ組が二枚も三枚も上だとは思うんで、赤井沙希&伊藤麻希がどこまで食い下がれるか。ただ、仲の悪さを前日会見で露呈した二人。ちゃんと成立するのか不安も・・・。
第四試合
ALL OUT vs #STRONGHEARTS!スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
T-Hawk&エル・リンダマン&トアン・イーナン
vs
彰人&勝俣瞬馬&飯野雄貴
そしてストロングハーツDDT参戦の6人タッグ。大将同士はセミファイナルで対戦するので、大将以外の6人タッグ。しかし、初参戦時にインパクトを残しまくったこのユニット同士の対戦なので、この試合も注目です。
おそらくハイスピードな面白い試合になるのは保証済なので、セミファイナルへの序曲としても注目してもらうことをお勧めします。
第五試合
The Worlds Crazy Couple決定戦 30分一本勝負
ジョーイ・ライアン&ローラ・ジェームス
vs
大石真翔&大畠美咲
そしてスピーディーな勝負のあとは、プロレスラー夫婦対決。ジョーイ・ライアンとローラ・ジェームスは、リング上のプロポーズということで一時期バズったりしてた有名夫婦。正直、キャンディス・レライと夫婦だと思ってた時期もあるんですが違いました。(キャンディスはジョニー・ガルガノと夫婦でした)
一方、大石真翔&大畠美咲の夫妻も、としまえんのDDT路上プロレスでプロポーズした夫婦。今年の12月29日での引退を表明している大畠、おそらくDDT最後の参戦となるでしょう。この試合も力を抜いて、夫婦タッグならではのやりとりを楽しむのが正しいスタンスかと思います。まあ、のんびり見ましょう!
第六試合
総研ホールディングス presents 食うか食われるか!? ジャイアント・スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
アンドレザ・ジャイアントパンダ
vs
スーパー・ササダンゴ・マシン
すっかりお茶の間にも届いた「アンドレザ・ジャイアントパンダ」に挑むはわれらがスーパー・ササダンゴマシン。ジャイアントパンダはすでにDDT参戦済。ゴージャス松野を撃破しています。さすが。
一方、スーパー・ササダンゴ・マシンも得意のパワーポイントですでにアンドレザ対策を公表。この試合に向けての気合を見せています。「会場大爆笑」って言っちゃってますけども。
とにかくパワポプレゼンからの爆笑展開は必至のこの試合。試合というか、一つのパッケージとしてプレゼンから楽しめると思います。この試合は肩の力を抜いて見ていただければよいかと思います。まあ、深く考えずに・・・。
第七試合
年の差27歳! 代表取締役社長(48歳)と所属選手(21歳)による血で血を洗う抗争劇・最終決着ウェポンランブル! 30分一本勝負
MAO
vs
高木三四郎
所属選手のMAOと高木三四郎のウエポンランブル。とにかく三四郎を車で轢くでおなじみのMAO。そこからのウエポンランブルマッチ。というわけで、多分武器を駆使したワチャワチャの試合が繰り広げられるはず。
まあ見ればわかる、というような試合。深く考えることもなく楽しめるはず。ウエポンランブルは武器の準備などで長くなりがち。そして、ウエポンと言いつつ大社長の奥さんが登場したりとおかしな展開が用意されてるのもDDTのウエポンランブルの特徴。シリアスに楽しむというより、どういう展開になるかとかMAOの飛び技など、ハチャメチャさに期待です。
第八試合
入江茂弘壮行試合 30分一本勝負
入江茂弘&石井慧介
vs
HARASHIMA&坂口征夫
そして入江茂弘壮行試合。元チーム・ドリフの相棒石井慧介とタッグを組み、何度も対戦したHARASHIMA、坂口征夫との壮行試合。DDTで次入江が見れるのがいつかわかりませんが、ここはしみじみと送り出していきたい。ちなみにガンバレ☆プロレスでの壮行試合はすでに行われていましたが、これもいい試合。いい試合、というかいい空間が広がってました。
みんなに好かれ、癒し系笑顔の入江。最近DDTではキャラクター的にしかめっ面が多かったですが、この試合では明るく激しい入江を見せて欲しいところ。とりあえずさようなら入江茂弘!また会う日まで!
セミファイナル
ドラマティック・ドリームマッチ 30分一本勝負
CIMA
vs
竹下幸之介
そしてセミはALLOUTとストロングハーツ対抗戦第二弾。大将同士のシングルマッチとなります。DDTに乱入してきた時のマイクでもさすがの非凡さを見せつけたCIMA。「竹下のファイトからは人間性が感じられない」と一刀両断しているだけにどのような試合を竹下とするのか。そしてこれは勝敗だけでなく、試合後にどちらがファンの心を掴んだか、という闘いにもなるはず。
長期政権時代にもDDT総選挙で上位にいけなかった竹下。強いけどファンの支持がイマイチ伸び悩んでいる中、CIMAとの闘いで何かしらを掴むのか。それともCIMAが完膚なきまでに勝利し、DDTでの居場所を掴むのか。メインイベントとの闘いも含め、どのような試合になるのか。DDTの未来を左右する試合。要注目です。
メインイベント
グッドコムアセット presents KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
男色ディーノ<王者>
vs
佐々木大輔<挑戦者>
※第67代王者は初防衛戦。勝者はグッドコムアセット様より賞金200万円が贈呈されます。
そしていよいよメインは男色ディーノと佐々木大輔の一騎打ち。この二人の試合が両国のメインということで、ベテラン同士の対決となりました。
男色ディーノという選手はやはり男色殺法に目が行きますが、しかしながらプロレスも巧い選手。一方佐々木大輔はディック東郷の弟子でもあり、試合運びには定評がある選手。巧い同士のメインイベント。プロレス頭の対決にもなるでしょうし、セミのおそらくハイスピードな試合とは対象的なかけひきが重視される試合となるでしょう。
また、これからのDDTを考えると、両国大会の勝者が団体のトップ。主役となる流れになるのでその点でも注目。この試合が「今のDDTの一番推したいカード」ということなのでいい試合になるのは確実、というかなってもらわないと困る。長丁場の興行のラストで観客が疲れ切ってないか心配ですが・・・。
というわけで色々書いてきましたが、なにしろ7時間半の長丁場。会場観戦の方もどこかで席を立って休憩、トイレタイムも確保して水分補給も適度に行ってください。
TV観戦(自分もそうですが・・・。)の方もまあ、集中力持たないと思うので休み休みでも最後まで観戦してもらえれば。とにかくDDT、年に一度のプロレス祭り。深く考えずに楽しんでください!