男マンの日記

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11・11 大日本プロレス両国大会。鈴木秀樹VS関本大介、延べ45分!レスリングマッチの結末は?

11・11、両国国技館で行われた大日本プロレスの「両極譚~RYOGOKUTAN~2018」、サムライTVで視聴しましたが、今回特にセミファイナルで行われた鈴木秀樹VS関本大介のBJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合を取り上げていきます。

 

そもそもメインイベントでのストロングヘビー選手権にこだわっていた鈴木秀樹。結局デスマッチ王者、竹田との試合順決定タッグマッチに敗れてセミファイナルになってしまいましたが、関本戦への並々ならぬ意気込みがその試合順のこだわりにも出ていると言えるでしょう。

 

そして、この試合はタイトルマッチでもありますが、5月に横浜文体で行われたシングルのリマッチでもあります。そのときの試合結果は30分時間切れ引き分け。その後にタッグを組んで闘った2人。改めてこの両国という場所でベルトをかけてのタイトルマッチ。5月以来の決着戦となりました。そのときの感想はこちら。熱戦、という表現が似合うレスリングマッチでした。

 

 5・5 大日本プロレス横浜文化体育館大会

セミファイナル BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合

△鈴木秀樹【第12代王者】
(30分時間切れ引き分け)
△関本大介【挑戦者】

 

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 そして迎えたセミファイナル、試合前の煽りVで、「大日本プロレスのストロングには闘いはない」、「ストロングを一回壊す」など、現状への不満、挑発的な言動を繰り返す鈴木、一方「自分の戦いを貫くだけ」と静かに語る関本。互いに対象的なこの試合への姿勢が現れています。

白のロングガウン一丁で静かに入場してくる関本、一方いつものショートタイツにベルトを巻いただけの姿で入場、コーナーにもたれかかり片足をロープにかけるいつもの体勢。ベルトを返却し、緊張感の中で静かにゴング。

 

無造作に関本に近づき、ガッチリと組み合う鈴木。一度組んで離し、また組んだ途端に関本がヘッドロック。鈴木も逃れて再び腕のたぐり合いに。互いに様子を見ながら慎重な立ち上がりとなりました。

互いに定番の流れにはならずレスリングの攻防を続ける2人。腕をひねる関本、それを腕をくぐることで逃れる鈴木、ふたたび組んだ途端に背後に回り足をすくって倒し、バックを取る鈴木、すかさず腕をとって返す関本、体を入れ替えヘッドしサーズで締め上げる鈴木。互いの引き出しを開け合うような展開が続きます。

そして驚かされるのが関本のレスリングテクニック。その肉体からパワーファイターとしての面が強調されがちな関本ですが、鈴木とのレスリングの攻防を見ていると、地道な強さを持ったレスラーだと分かります。その引き出しを開けさせる鈴木の強さも際立ちます。

 

ヘッドシサーズを逃れた関本はグラウンドヘッドロックに。鈴木もこれを返し、再び四つの差し合いに。今度は鈴木が先手を取ってネックロック、エルボーを挟んで再びネックロック。じわりと締め付けていく鈴木。ボディスラムで投げられますが首を離さずフォール、返されても再びネックロック。一旦首に狙いを絞った鈴木秀樹のねちっこい攻撃が続きます。

再びボディスラムで投げる関本ですがネックロックを脱出できなかった関本、足をかけて半身に持っていってからのフルネルソン、脱出しようとした鈴木を背後からのアームロックで締め上げていきます。今度は関本が投げられても投げられても離さず、先程の鈴木のしつこさを返していくような責め。しかしここで鈴木が足をとって脱出、側転からのタックルで関本を倒してナックルパート。挑発していきます。

 

互角の展開の中、ここからあらためて手四つに。胸を合わせての力比べで最初に膝をついたのは関本。しかし互角に盛り返して胸を合わせての押し合いに。ここで鈴木が左手を掴んだまま回転して足をとって関本を倒す。力比べからさりげない技術を見せつけて主導権を握りにかかります。

しかしここまで技らしい技はヘッドロック、ボディスラムくらい。流れていくような試合ではなく、ゴツゴツとした、組んでは離れ、まだ組んでは離れの戦いが続きます。そして関本が再びヘッドロックで捕らえたところで10分経過。ここから一気に試合が動きます

 

ヘッドロックをかけ続ける関本をコーナーに飛ばし、ふたたびヘッドロックに来た関本をワンハンドバックブリーカーで叩きつけた鈴木、そして変形のストレッチ技、これを逃れてラリアットに来た関本をかわしてスリーパー。自分の土俵に持ち込む鈴木ですが、関本も体を捻って逃れアトミックドロップ、ロープに飛んでのラリアットはかわされますがすかさず延髄斬りからのジャーマン、スープレックスホールドはカウント2。

関本、エプロンに逃れた鈴木をロープ越しにブレーンバスターを狙いますが着地されてバックドロップホールドの逆襲を喰らい一転ピンチに。これはカウント2で逃れた関本ですが、すかさず卍固めでガッチリ捕らえられます、あやうし関本。ギリギリ締め上げる鈴木ですが、関本も苦悶の表情を浮かべながらも懸命に歩いてなんとかロープブレイク。ぐったりとする関本ですが、鈴木が「立て!関本さん立て!」と起こし、ロープに振ってドロップキック。しかしこれはかわされ、互いにロープに飛んでのラリアットは相打ち。再びラリアット相打ちから鈴木のドロップキックは関本のアゴをカチ上げる!すかさずツームストン・パイルドライバーを放つもカウント2,そして必殺、ダブルアーム・スープレックスでマットに叩きつける鈴木秀樹。決まったか・・・これも2で返す関本大介!

 

ゴツゴツしたレスリングから一気に大技の攻防。せき止められた川が一気に流れ出すようなスピーディーなプロレス。返した関本に蹴り、エルボーで攻めようとしたところを関本カウンターのラリアット、すかさず頭突き二連発!バックを取り、手首をロックしたままのジャーマン・スープレックスホールド!1・2・3!カウント3!BJWストロングヘビー級選手権試合、5月の時間切れ引き分けを合わせると45分40秒に渡る壮絶な闘いは、関本大介の勝利で幕を閉じました。

 

セミファイナル BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合 30分1本勝負

〇関本大介【挑戦者】
(15分40秒 リストクラッチ式ジャーマンスープレックスホールド)
✕鈴木秀樹【第12代王者】
※鈴木秀樹、6度目の防衛に失敗。関本が第13代王者となる

 

試合後、関本にベルトを巻き、解説席の岡林と握手、「負けちゃった」と声をかけて去っていった鈴木秀樹。どこか満足したような。しかしやはり勝敗を噛み締めているような表情を見せていたのが印象的でした。

 

   
ビル・ロビンソン伝 キャッチ アズ キャッチ キャン入門

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そして改めて王者になった関本大介。2016年に神谷が、2017年に橋本大地が巻いたりしましたが、結局関本大介のもとに戻ってきたこのベルト。タフなレスリングマッチの末にベルトを巻いた関本ですが、これからどういう風にストロング部門を引っ張っていくのか。鈴木秀樹とはこの日のようなレスリングの引き出しを開けていきましたが、現在の大日本の若手相手にこのような闘いをしていくのか。関本がどういうスタイルのチャンピオンになっていくのか。次の防衛戦は要注目といえるでしょう。

そして、丸腰になった鈴木秀樹がこれからどう大日本に絡んでいくのか。そして鈴木秀樹を突破できず、関本にベルトを取り戻させてしまった所属勢。神谷、橋本大地、中之上、宇藤、菊田らはどうするのか。ガラリと変わるであろう大日本ストロングBJの闘い。関本がどういう意思を持って引っ張っていくか。色々と注目せざるをえない大日本プロレスの闘い。凄い試合を見せてもらいました!!

 

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