もうすぐゴング!那須川天心と堀口恭司の歴史的一戦が行われます!どれくらい歴史的かというとこの試合が決まったことでRIZIN.13 さいたまスーパーアリーナ大会のチケットがバカ売れ。久々のアリーナレベルまで客席開放という事態に。そして歴史的すぎたのか、台風直撃、本日20:00から首都圏のJR在来線がストップするという事態に。それによって試合順の変更が行われ、本来メインイベント(第13試合)だったはずの那須川VS堀口戦が第9試合となり、18:00試合開始目標(榊原代表談)でしたが、判定試合が多いこともあり、おそらく18:30開始くらいになりそうです(17:20の時点での予想)
ちなみに↓試合順変更後の試合順表。いわゆる「逆取り」というやつで、プロレスでも野外会場で天候が怪しいときにはよく行われていた手法。
堀口恭司
堀口恭司は5歳から伝統派空手を始め、高校卒業と同時に山本KID徳郁に憧れてKRAZY・BEEに入門。修斗で頭角を現してUFCへ。UFCでも7勝1敗という日本人では驚異的な戦績(しかも唯一の敗北がUFCフライ級タイトルマッチのデミトリアス・ジョンソン戦のみ)を残しながら試合数、扱いへの不満から契約解除。そして2017年4月の元谷友貴戦からRIZIN参戦。その後も所英男、石渡伸太郎、イアン・マッコール、扇久保博正らを破り続けて7戦全勝。向かう所敵なし状態でこの一戦に臨んでいきます。
那須川天心
一方、那須川天心はジュニア時代から注目を浴び、16歳でプロデビュー。その後は順調にRISEバンタム級チャンピオンに。RISEが行ったBRADEトーナメント優勝、ムエタイ、ルンピニー王者にもKO勝ちなど華やかな戦歴を経てブシロードのキックイベントKNOCKOUT参戦、RIZINでも総合格闘技デビュー。なんといってもキックボクシングでは26戦無敗、総合格闘技でも4戦無敗。ミックスルールも入れると31戦無敗!恐るべき天才、「神童」、「天才」の名をほしいままにする時代の主役というべきキックボクサー。とにかく凄いんです!
試合ルール・分析・煽り番組
そしてMMA選手とキックボクサーの対決、ということで気になるルールの方はこちら
・58Kg契約のRIZINキックボクシングルール
・3分3ラウンド、1ラウンド延長あり。
・6オンスグローブ着用
・延長判定はドローあり
キックボクシングなので天心有利とも思いますが、堀口も打撃には定評あり。特にRIZIN参戦後は7戦中打撃でのKO勝ちが4試合。どちらが勝つのか・・・。ということで、RIZINの事前番組では練習に密着し、トレーナーの意見なども効いて予想しています。事前番組はこちらから。出来れば試合を見る前に見ておいていただきたい。
山田トレーナの予想も「キックボクシングをしないほうが堀口に勝機がある」、「 堀口のほうが距離が遠い。」と指摘。堀口も「キックボクシングは練習しているがいつものまま闘う」と宣言。
一方那須川天心サイドも堀口対策の様子を公開し、「秘密の必殺技がある」と豪語。どちらも勝利への自信を覗かせています。
殺るか殺られるか!(判定あるけど)泣いても笑ってももうすぐゴング!フジテレビでのRIZIN中継は7:57から。日本の格闘技、渾身の大勝負!刮目して見よ!
ちなみに私は3Rで堀口勝利予想です!楽しみ~。
2018・10・03追記
試合動画、GYAO!で無料公開中
フジでの中継を見逃した方、GYAO!で現在(2018・10・3)無料で動画公開されているのでぜひ一見を。いや~、白熱の名勝負でした。素晴らしかった!