男マンの日記

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大晦日・RIZIN26メインカード決定!勝敗予想前半戦!浜崎朱加vs山本美憂

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12月2日、RIZINの記者会見が行われ、大晦日に行われるRIZIN.26のカード発表が行われました。この日発表されたのは、既に決定してるこれ

バンタム級タイトルマッチ
朝倉海vs堀口恭司 

とこれ

スペシャルワンマッチ 61Kg契約
所英男 vs. 太田忍 

の他、追加6カードが発表されました。カードは以下の通り。

女子スーパーアトム級タイトルマッチ
浜崎朱加 vs. 山本美憂

スペシャルワンマッチ 49Kg契約
浅倉カンナ vs. あい

スペシャルワンマッチ 61Kg契約
元谷友貴 vs. 井上直樹

スペシャルワンマッチ 

佐々木憂流迦 vs. 瀧澤謙太 61Kg契約 

スペシャルワンマッチ

ミノワマン vs. スダリオ剛  120Kg契約

スペシャルワンマッチ

萩原京平 vs. 平本蓮 68Kg契約

 他、会見で榊原代表が明らかにしたのは以下の通り。

 

・会場のさいたまスーパーアリーナ。アリーナバージョン(キャパ2万人)をソーシャルディスタンスで使用し、一万人収容予定。

・興行開始は14:30,フジテレビの中継は18:00~23:45の5時間45分。長丁場!ということは興行終了も23:00過ぎると思ってたほうが良さそう。そもそも年末に電車って終日動くんでしょうか。

・興行は全15~17試合。ということは後10試合くらいあるってことか。う~ん、大ボリューム。二日間開催が出来なかったしわ寄せでしょうか。とりあえず現地観戦したらひたすら疲れそう。

・他に出場予定なのは那須川天心、朝倉未来、皇治、ムサエフ、RENA。来週には発表予定というところにもRIZINの並々ならぬ気合を感じます。

 

まあ、RIZIN存続、日本の格闘技界のためにもフジテレビである程度視聴率を獲ってもらわないと困るわけですが、外国人選手が呼びづらい環境の中かなり強いカードが揃ってると思います。5000円するRIZIN LIVEも、このクオリティのカードが揃ってなおかつ全17試合あるんだったらまあ払ってもいいか、という気になります。なんといっても14:30開始でフジテレビが後半生中継だったら23:45分くらいまで興行が続くということ。9時間超えも見えてくる超ボリュームなわけで、とりあえず選手、観客からクラスタが生まれない、コロナでの欠場がないことを祈るのみです。

 

というわけで、ただボンヤリ見るよりも予想してから見るほうが楽しいというもの。簡単にではありますが、私の個人的感情を大いに交えた決定済カードの勝敗予想、見どころなどを簡単に綴っていこうと思います。今回は前半戦として4試合をピックアップして予想していきますのでしばしお付き合いください。

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萩原京平 vs. 平本蓮 68Kg契約

地下格闘技のチャンピオンとしてRIZIN登場、初戦で白川陸斗に勝利、二戦目では芦田崇宏に敗北。しかし11・21のRIZIN.25ではパンクラスを主戦場とするベテラン、内村洋次郎に衝撃の22秒KO勝利!


Full Fight | 内村洋次郎 vs. 萩原京平 / Yojiro Uchimura vs. Kyohei Hagiwara - RIZIN.25

対する平本蓮はK-1を主戦場にしていたものの2019年に離脱して年末のBELLATOR JAPANにキックボクシングルールで参戦。このたび初の総合格闘技での試合となります。BELLATOR JAPANでは萩原が苦杯をなめた芦田崇宏にKO勝ちをおさめているものの総合初戦でいきなり強敵を迎えることに。24歳の萩原と22歳の平本。どちらも記者会見では威圧感を見せてキツいトラッシュトークをカマすなどワルくて楽しみ。

スタンドでのKOが多い萩原に対し、もともとキックボクサーの平本。打撃のみで比較すれば平本に軍配が上がりそうですが、テイクダウンもある総合だとまた勝手が違いそう。しかし、K-1を辞めてから一年間総合格闘技のために準備してきた平本。倒されなければ打撃で分があるはず。ということでここは

スタンド打撃でのKOで平本蓮勝利

と予想します。どちらにしても激しいドつきあい、ワルさと度胸のぶつかり合いが見れるはず。楽しみです!

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ミノワマン vs. スダリオ剛  120Kg契約

不祥事により相撲を引退した元・貴ノ富士ことスダリオ剛がMMAデビューしたのは今年の9月27日に行われたRIZIN.24。その総合初試合でプロレスラー、ジェームス・ライディーンことディラン・ジェイムスと対戦し、相手の負傷により1Rドクターストップ勝利。MMA二戦目は44歳のベテラン・ミノワマンとの対戦となりました。


Full Fight | スダリオ剛 vs. ディラン・ジェイムス / Sudario Tsuyoshi vs. Dylan James - RIZIN.24

正直、一時期格闘技ファンを熱狂させたミノワマンも44歳。最後の試合は2017年7月の近藤有己戦。それも互いに見合うような試合で、往年のファイトからは遠い、切なさを感じるような試合となりました。

体重差も、スダリオ剛は前戦の計量だと112キロ。ミノワマンは80キロ台後半。さすがに不利な条件が多すぎる。正直、傍から見たら試合を受けただけでも奇跡に近いというか。

というわけで試合ですが、そんな逆境を跳ね返してこそミノワマン。スタンドでの圧では押されますが、いちかばちかで足関節を取りにいく。しかしそこを潰されてからの

グラウンドパンチ連打のKOでスダリオ剛勝利

じゃないかな・・・。と。しかし、私はなんとかミノワマンが一矢報いる、何かしらの足跡をスダリオにつけてくれると期待してます。というか、正直リングにミノワマンが立っただけで泣いてしまうかも。私にとってミノワマンはもはや勝ち負けではなく、PRIDE、DREAMを思い起こさせる象徴であり、それでも闘い続けている、「やりつづける」という象徴。ただ見届ける、そんな試合・・・。でもやっぱり勝ってほしい。

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佐々木憂流迦 vs. 瀧澤謙太 61Kg契約 

www.youtube.com

去年の10月に行われたRIZIN.19で朝倉海と闘い、顎の骨を骨折。14ヶ月ぶりの復帰戦となる佐々木憂流迦の相手は「空手王子」こと瀧澤謙太。9月27日のRIZIN.24で金太郎に勝利、しかし11月27日のRIZIN.25では扇久保博正に敗北。RIZIN24,25,26連続出場となります。

佐々木憂流迦はUFCでは4勝5敗でリリースされましたが、RIZIN参戦してからはマネル・ケイプに勝利。しかしその後は石渡伸太郎、朝倉海に連敗。RIZINでの立ち位置を確保するためには負けられない一戦となります。

滝澤はRIZINでは一勝一敗。空手をバックボーンとした打撃が持ち味。一方の佐々木憂流迦は寝技に定評がある選手。得意分野に持ち込みあうという展開が予想されます。


瀧澤謙太KO集②

いかに憂流迦がテイクダウンを奪うか。それを滝澤が打撃で封じ込めてKO出来るか。わかりやすいジャンケンに見えますが、いかに互いのゲームプランを実行できるか。スタンドでどちらが優位に立てるか(打ち合い、という意味ではなく、テイクダウン含めてどちらが相手をコントロールできるか)という勝負。ということで接戦が予想されます。かたや連戦、かたや復帰戦、と予想しづらい試合ではありますが

佐々木憂流迦、テイクダウンから寝技の展開に持ち込んで判定勝ち

と予想します。正直カンですが、現状のRIZIN見てると滝澤はある程度打撃を入れれると思いますが、ギリギリKOまでいけないんじゃないか、という気がするので。でもわからん!つきなみではありますが、どちらに転んでもおかしくない試合です。 

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女子スーパーアトム級タイトルマッチ
浜崎朱加 vs. 山本美憂

女子スーパーアトム級チャンピオン、ハム・ソヒがタイトル返上したために、チャンピオン決定戦となった浜崎朱加vs山本美憂。アメリカに渡り、INVICTAチャンピオンとなった浜崎朱加と女子レスリングで世界選手権優勝、総合格闘技でも結果を残す山本美憂。今の女子総合格闘技で頂点のカードと言えるでしょう。

日本に戻り、RIZIN参戦してからの浜崎朱加はハム・ソヒ以外には連戦連勝。

まずはこの試合を見ていただきたい。


Full Fight | 浅倉カンナ vs. 浜崎朱加 / Kanna Asakura vs. Ayaka Hamasaki - RIZIN.14

それからこれを見てもらえると浜崎朱加をみんな好きになるはず!私はこれを見て浜崎朱加に惚れました。カッコイイ!強い!そして魅力的!


【番組】RIZIN CONFESSIONS #30

そして一方山本美憂。こちらも浅倉カンナ戦ですが、浜崎とは対象的に打撃とタックルを組み合わせてレスリング力で圧倒していくスタイル。42歳で総合格闘技を初め、今46歳とは思えないフィジカルの強さが特徴的です。


Full Fight | 浅倉カンナ vs. 山本美憂 / Kanna Asakura vs. Miyuu Yamamoto - RIZIN.16

この試合もどちらも強く、予想しにくいカードですが、スタンドでのパンチのコンビネーション、選択肢の多さは浜崎が上回っている用に思います。寝技になると、極めの強さは浜崎ですが、ポジショニング、タックルでは山本に軍配が上がりそう。一進一退の攻防が予想されますが、鍔迫り合いの結果

浜崎朱加が腕を決めて勝利

と予想します。

スタンドでの主導権を徐々に浜崎が握り、苦し紛れのテイクダウンを処理した浜崎が関節技を極めて勝つのではないかと。それくらい打撃のスキルには差があるんじゃないか、と思ってます。でも山本美憂のパワーでのワンパン、パンチを「見てしまってあたってしまう」クセのある浜崎。山本美憂の倒せるくらいのパンチがヒットする可能性はあるかとも思います。今からどうなるか楽しみ。いろんな想像するだけで楽しめます。

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というわけで、とりあえず四試合予想しました。のちほど残りを予想する予定です。色々妄想しながら大晦日を迎えてまた楽しみたい。この大晦日で、また一人でも格闘技を好きになってほしい。そんなチャンスを全格闘技業界で「獲りに」いかないといけない。大事な大晦日決戦、RIZIN.26まであと28日。期待度上げていきましょう!