男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

スターダムのメインがケンカマッチというか喧嘩になったことについての単なる野次馬的感想。

2月22日、後楽園ホールで女子プロレス団体、スターダムの興業が今少しばかり話題になってます。

メインイベントのタイトルマッチ、ワールド・オブ・スターダム選手権試合 世Ⅳ虎VS安川惡斗戦が試合開始早々顔面にパンチを入れ合う殴り合いとなり、レフェリーの和田京平が注意するも世Ⅳ虎が安川を抑えこんで顔面にパンチを連打。ボッコリと安川の顔が腫れ上がり試合は7分45秒、レフェリーストップで終了。騒然とした雰囲気に。

スターダム安川は頬骨など骨折で手術へ/ファイト/デイリースポーツ online

 そして週刊プロレスが試合後の安川の顔を表紙にして絶賛炎上中。レスラーからも避難のツイートされたりしております。閲覧注意。

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 週プロボロカスですが、特に同情する気になれないのは何故だろうか。ただ、正直わりと気を使った写真ではあると思います。もっとヒドい事になってる写真もあったので。

ちなみに私は昼のスターダムをスルーして、夜のノアを見に行っておりました。メインのXとして登場した矢野通がある意味大活躍し、丸藤とのタッグで悪の鈴木軍を倒して勝利。ハッピーエンドで終わってました。ノアもたまに見ると面白いな~と帰ってネットなど見ていると大変なことになっていた、というわけです。

一部ごにょって動画見ましたが、通常のプロレス部分はほぼ無く、ただ殴りあって終わったという印象でした(一部しか見ていないので詳しくは分かりませんが)ツイッターなど見ていると、こんなのはプロレスではないとかスターダムは素人団体だとかプロレスと喧嘩は違うとかこんなのを表紙にしたらファンを失うとか色んな意見やら罵声やらが飛び交っている状態です。

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私がこの試合、反応を見て思うことといえば、自分が好きなプロレスはこの試合の延長線上にあるものだということ。

もちろん喧嘩になってしまって失敗した試合だとは思いますが、この試合もしっかりとしたプロレスになった可能性はあるわけだし、逆に今いろんなところで行われているプロレスの試合もひとつ歯車を掛け違えるとこの試合のようなことになる可能性もある。

仲の悪い同士のマッチメイクのためにこうなった、という意見もあります。

しかし、だからといって人間関係の改善を行い、信頼関係を築いた者同士しか試合をしないということになってしまえばプロレス、格闘技の醍醐味を思い切り削いでしまうことは確実。特に女子プロレスは全日本女子プロレス全盛時代、感情を表に出して戦うさまが人気を博したという一面もあるわけで、ハプニング要因を全て取り除いて行われるクリーンなプロレスというのも退屈極まりないものになっていくでしょう。

「喧嘩マッチ」という言葉が試合の煽りに使われ、ハプニングを起こすためにわざわざ試合前に口喧嘩させたりリング上に蛍光灯を置いたりするのもプロレスの一面、今回のような凄惨な試合(というか事件に近いとは思いますが)もプロレスの一面なのだろうと思います。

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とりあえず無責任な感想としては二人共レスラーを続けて欲しいし、いつかリマッチして凄い試合をやれる環境になれればいいなとも思いますが、その前に安川は怪我を直してこれからの人生を考えればいいと思うし、世Ⅳ虎はこの件を受け止めても受け止めなくてもいいと思いますが、スターダムは二人をしっかりと守って欲しい。団体がしっかりと二人をフォローしてこれからにつなげていくのが今は大事なんだと思います。

ちなみに次のスターダムの興業は3月8日、12:00から新木場1stRing。渦中の二人は出ない可能性高いですが、気が向いたら見に行こうかと思ってます。気が向いたら、程度ですが。  

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 以上、野次馬的感想でした。ノアの感想もいずれ書きます。