男マンの日記

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東京スポーツ「2020年度プロレス大賞」発表!企業プロレス、攻めの姿勢。これからのプロレス界を考える。

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東京スポーツ制定「プロレス大賞」について

先日、東スポが毎年選出している「プロレス大賞」の発表が行われました。

この賞、東京スポーツが自社の記者、及び選考委員との会議で決める賞。ただ、「東京スポーツ」の選定ながら「プロレス大賞」という名前がついていることもあり、プロレス界の基準とされているふしもあります。例年豪華な受賞パーティーが行われる(今回は中止のようです。残念)それだけの権威を持った賞と言えるでしょう。

ただ、SNS等でファンの声が広まりやすくなり、いろんな団体のファンが声を上げるようになったこともあり、この選考に異論が出やすくなったのも確か。とか他人事みたいに言ってますが、自分もちょっと東スポの岡本記者にうざ絡みしてしまいました。

 いや、「文句くらい言わせてよ~」くらいのニュアンスで言えばよかったんですが、さっと返信したらちょっとキツめの口調になってしまいました・・・。すいません。ちなみに自分がプロレス大賞について思ってることは↓のエントリに書きましたのでご一読くだされば幸いです。 

otokoman.hatenablog.com

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2020年度プロレス大賞 結果発表

そして、発表された今年のプロレス大賞はこちらです。

東京スポーツ新聞社制定「2020年度プロレス大賞」受賞者

  • 【MVP】内藤哲也
  • 【ベストバウト】オカダ・カズチカ対内藤哲也(新日本1.5東京ドーム)
  • 【最優秀タッグ賞】杉浦貴&桜庭和志
  • 【殊勲賞】潮﨑豪
  • 【敢闘賞】高橋ヒロム
  • 【技能賞】遠藤哲哉
  • 【女子プロレス大賞】ジュリア

ちなみに、自分も一応プロレス大賞予想してました。それはこちら。

 MVPの内藤哲也、技能賞の遠藤哲哉が見事的中!というか2つしか当たらなかった。最優秀タッグ杉浦&桜庭、新人賞(該当なし)、女子プロレス大賞ジュリアが意外でした。、ちなみに新人賞は「団体ごとに試合数が大きく違うため来年にもちこし」というよくわかんない理由でした。だったらプロレス大賞ごと持ち越しすればいいのにと。

今回の選考結果、団体別で考えると新日本3,ノア2、DDT1、スターダム1となり、全日本、ドラゴンゲート、大日本は落選。もっと言うとブシロード系(新日本、スターダム)、サイバーファイト系(ノア、DDT)の2大企業プロレスに賞が集中した形となりました。 

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 熱血プロレスティーチャー・プロレス大賞詳細ツイート

そして、元週刊ゴング編集長、熱血プロレスティーチャー小佐野景浩氏が毎年このプロレス大賞の選定経過をツイートしていますのでここに抜粋します。

 候補者、票数まで出てくるのでいろんなことが分かります。技能賞の遠藤哲哉が圧倒的な票数だったこと、ベストバウトに諏訪魔&石川vs関本&アブ小が候補として入ってたこと、そして、何より今年は会議室でプレゼンする形ではなく、オンラインで開催、一時投票が事前形式だったこと。これにより、インディ系の選手や、選考委員の一人が強い思いを持つ候補が通りづらくなり、より団体の力が強く出た可能性もあるんじゃないか、と思いました。対面で話し合うよりオンラインの方が熱量が伝わりづらく、無難な結論になりがちのように思います。もちろん真相は審査委員にしかわかりませんが。

というわけで、この結果から感じた傾向について記しておきます。

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企業プロレスの台頭、攻めの姿勢への高評価

先程も書きましたが、今年のプロレス大賞の受賞者は全員ブシロード系、サイバーファイト系団体の所属選手となりました。今年は各団体、夏が過ぎるまで興行が行えない団体が多く、特に大日本プロレスは経営のためにクラウドファンディングを募集するなど苦しみました。その中で、ブシロード、サイバーエージェントと規模の大きな親会社を持つ団体は比較的資金に余裕があり(もちろん苦しいとは思いますが)苦しい中で攻めの戦略を取ることが出来ました。

新日本プロレスはG1クライマックスを時期をズラしながらも例年通りの規模で開催。スターダムも横浜武道館でのビッグマッチを行い、日本武道館大会を発表するなど積極的に興行を行っていきました。

また、プロレスリング・ノアは自粛期間中から積極的に無観客・配信マッチを行い、横浜武道館、代々木第二体育館大会を開催。こちらも来年の日本武道館大会を発表。DDTも大田区体育館大会を開催、東京女子プロレスも来年の大田区体育館大会を発表しました。

このように、今年前半の暗雲が立ち込めた空気から一転、各団体とも攻めの姿勢を示しました。一方、現状維持にとどまった団体、そして特にチャンピオン・カーニバル、最強タッグを例年の半分くらいの規模で行い、オオバコでの大会がなかった全日本プロレスが賞から漏れる結果となりました。「守り」に入ったことで、団体のインパクトが減り、いい試合も外に届きにくくなってしまったとも言えるかもしれません。

この賞の結果は忖度とかではなく、ベストバウトや選手の評価について、試合内容だけでなくそのイベントの規模感、それまでの盛り上げ方、という要素がどうしても入ってきているし、結果、大きな大会ほど大きく報道されるわけで、そこでの企業体力の差というものがどうしてもこのコロナ禍で顕になってしまった結果ではないか、という印象です。 

 以上、プロレス大賞の結果と感想でした。もう年末ですが、ブラックアイ3さんのネットプロレス大賞、そしてサムライTVのインディ大賞、この2つは投票制なので、興味ある方は投票してみても面白いんじゃないでしょうか。

ここまで書きましたが、プロレス大賞も、その他の賞もまあ所詮は他人の評価なので、それらの結果は「なるほどね~」くらいに眺めておくくらいがいいんじゃないでしょうか。プロレスファンとしてはあくまで自分の中でどの試合が印象に残ったか、心を動かされたか、っていうほうが大事だと思います。

 

そして今年のプロレス大賞、意外でしたが桜庭和志が賞をもらったのはPRIDE時代からのファン嬉しかったです。一度新日本に上がり、中邑真輔と凄い試合をしたものの、その後フェードアウトしてしまったときは、もうプロレス界には戻ってこないと思ってたんですがその後まさかのノア参戦、継続参戦してここまで結果を残すとは失礼ながら予想外でした。笑顔の桜庭にちょっとこっちもホロっときちゃいました。杉浦貴選手、桜庭和志選手、そして各賞を受賞した選手の方々、受賞おめでとうございます!