男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

AbemaTV「安保瑠輝也は誰とでも闘います」のPPVを買って北村克哉を見て感じたこと。

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AbemaTVでやっていた企画「安保瑠輝也は誰とでも闘います」という番組。K-1のPPVバラエティ番組ですが、これを買って見たので感想を書いていきます。基本的にAbemaのこの手の企画は

  • 煽って煽って番組が長い割に試合の時間が短い
  • 最初険悪っぽい空気だけ出して結果闘って握手して終わる
  • 「試合まで後○○分」という煽りの字幕がうるさい

という特徴があるため基本見ないようにしてたんですが、今回一つ惹かれたのは

元新日本プロレス・北村克哉が出ていた

という理由でした。

プロレスラー北村克哉

北村克哉はもともとレスリング、グレコローマンの選手でした。レスリングを引退してから格闘技イベント「巌流島」に出場してから新日本プロレス入団。

同時に入門し、格闘技の実績もあった岡倫之に注目が集まってましたが、北村はその肉体で一部のファンの人気をガっと掴むことに。2017年デビュー、この年のヤングライオン杯で優勝。無期限の海外修行が決まっていました。しかし2018年の「北村克哉七番勝負」の途中、試合中に脳震盪を起こしたという理由で欠場。そのまま欠場を続け、2019年2月、「練習中の怪我のため」という理由で惜しまれつつ新日本プロレスを退団しました。

その圧倒的な筋肉量とバネ、そしてどこか無軌道というか、まだ不器用ながらも瞬間的なスピード、パワーを見せつけることもあった北村のファイトはtwitterでも北村系アカウントの方々を生み出して渦を生み出すほど、今の新日本プロレスに少なくなってる「バカ強さ」、「ブレーキの壊れたダンプカー」的なオーラをバンバン出してた北村克哉。短いプロレスラー期間でしたが、強い印象を残す選手でした(いや、これからまた復帰するかもわかりませんが)

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YOUTUBER北村克哉

そして、引退後ボディビルダーを目指しつつYOUTUBEを始めます。「バルクアカデミー」というタイトルでチャンネルを始め、その圧倒的なバルクから筋肉系YOUTUBERと交流を深めたり、トレーニングを公開、コラボグッズ発売時には購入のためファンが長蛇の列を作る人気YOUTUBERとなります。

しかしそこから挫折が。もともと調子乗りというか、順調だと気が緩むのか。

インスタグラムでのコメントに暴言を吐いてしまって謝罪したり、満を持して大会に出るも減量が足りずに最終選考から落ちてしまったり、ボディビルの「師匠」、KODAMA SHIN氏に説教されて号泣したり。動画上で自分を(はからずも)さらけ出しつつ、しかし憎めない部分もある北村克哉。私も更新を毎回楽しみにしつつ追いかけていました。

しかしそこに極めつけのトラブルが。去年の年末あたり、「バルクアカデミー」のチャンネル内にトラブルがあり、動画がすべて消されてしまいます。理由は運営上のトラブルということですが、一時期更新が途絶えてしまいます。

しかし、その後新たに「バルクアカデミー2」としてチャンネル登録。一時期は動画自体超ダサくなりましたが、新たなスタッフが入ったのか春くらいからは着実に更新、トレーニングを積み重ね、師匠のSHIN氏にしっかりと指導を受けることでその肉体を研ぎ澄まし、11月の大会で優勝はならなかったものの2位としっかりと結果を出しました。

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突然のK-1企画参戦!

いろいろあったけど結果も出て、師匠にも認められてよかったね北村・・・。と思ってたところにYOUTUBEあさってTWITTER見てたらAbemaのK-1企画

確かに北村克哉が出てる!!

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師匠のSHINさんもなんか太鼓判推してて「身体能力はハンマー投げの室伏クラス」、「暴れたら危険なので自分が制御している状態」と煽る煽る。北村克哉、結果出て暴走したか?と思いましたが、SHINさんの「HERO GYM」のTシャツを着ていてジムでの撮影をしているということはジム公認の企画、ということか。どちらから話が行ったかはちょっとわかりませんが、 北村は「ボディビルダーとして闘う」、「ボディビルを広めたい」という抱負を述べてました。動画コメントで「売名ですか?」と言われたりしてましたが、「ボディビルを広める、という意味での売名です」とかわし、真面目なところを見せていました。

しかし、個人的にはもうプロレスラーが格闘技出て負ける、というのにはとっくに慣れてしまっていたし、私も格闘技好きで見ているので、いくら体重が50Kg違うといってもK-1ファイターにK-1ルールで闘うからには勝つのは難しいとは思ってました。そして試合に負けたからイコール弱い、っていうことでもない(もちろん勝って欲しいですが。それにしてもプロ禁止で相手募集しといてルールはガチガチのK-1ルールってどうなの?とは思いました)何かしら、一瞬でも北村の凄みとか、意地みたいなものを見せてくれればPPV買う価値あるかな、と考えながら当日を迎えました。 

 PPV購入!番組開始!

そして当日、先週導入の親日本プロレスのパチンコ打とうと思ったらまさかの満席(2台しか入ってなかったので)仕方ないんで北斗無双3を打って1万負け。でも5万投資から1万発出したので少しだけ気持ちを立て直しつつ帰宅して思い出したんでPPV購入。そしたらホストと安保が試合してました。

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2VS1!斬新かよ!

そして二人相手だとまあまあ苦戦する安保。さすがにクリーンヒットは食らわないものの、一人を殴ろうとしたらもう一人が思いっきり後頭部ブン殴ってきたりして(反則)これはこれで面白かったです。

そして一人はダウン取りますがもうひとりを倒せずに試合終了。ちなみに試合は3分2ラウンドです。そして爽やかに相手を称える安保。握手に応じるホスト。なんというか、まあ結局健闘称えるよね的な。Abemaの倒す系企画ってまあそうなるよな的な。ここでだいぶテンション下がりました。

北村克哉登場!

そしていよいよ北村登場!!とはならず長めのインターバルタイムに。YOUTUBE見て時間つぶしてたらいよいよ北村の紹介に。

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きっちり「元新日本プロレス」として紹介された北村。Abema独特の、ビタイチ面白くないパラメーター表示。個人的には筋力とかよりクレイジー度がMAXだと思うんですけどこの人。そして司会席の土田がときおり見せる「無」っぷりが凄かったです。元井美貴さんとか呼んでー!

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そして私が最も脱力&爆笑したのがこのシーン。ちゃぶ台置いてる控室で申し訳程度にシャドーしている北村克哉!いや、ミット持つ人とかいないの?セコンドは?そもそも北村、煽りだとヒーロージムでの筋トレしかしてなかったけどこういうのってK-1戦士に短い時間でも特訓してもったりしないの?そういう人がセコンド付いて作戦アドバイスとかしないの?とかこう、疑問が滝のように湧いてくるこのシーン。なんというかジワジワ来ます。こういう所はまがりなりにも格闘技の試合をする番組としてしっかりとディティールを作ってほしかった。

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そして両者入場。ちなみにリングアナはWrestle-1でもおなじみの櫻田愛実アナ。かわいいルックスながら低音の効いた、迫力あるコールでした。

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北村ー!!!
 職業:ボディビルダー!!堂々と入場し、腕を突き上げて吠える!まさにレスラー時代のアクション!ここでちょっと「おお!」と思いました。そして向かい合った時の体格差!身体の厚みが違いすぎる!

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そして試合開始!緊張した面持ちの北村、前蹴りを放ちながら前に出ていきます。しかし安保もかなりそれを警戒して左のジャブで動きを止めてボディへのヒザ!さらにミドルを放ち、全部当たっている。しかしそれにも関わらす前に出続ける北村。安保も少し焦ったのか、コーナーに詰められかけたところをフットワークで逃げる場面も。そして追いかけてきた安保に北村のパンチが当たります

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下がりながらだったのでダメージがどれほどか、というところですが、ここから安保は一旦距離をとってジャブからミドル。そして踏み込んでワンツー、キックと打ち込みますがとにかく倒れない北村。パンチを受けて下がりながらもなんとか殴り返そうとする北村。2発ほどパンチが当たったように見えましたが、安保の連打から左フックでダウン!

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ここはなんとか立ち上がったものの、すぐさま安保が飛び込んでいき前蹴り。これは交わしたものの、突っ込んでいこうとしたところに左ジャブを合わせられてダウン。レフェリーストップで北村の負けとなりました。

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まとめ

試合後は握手して健闘をたたえ、最後に北村がマイクで喋ってこの試合は終了しました。この試合、初見だとあっけなく見えましたが、改めて見返すとパンチを食らいまくっても倒れずになんとか反撃する北村、安保も1ラウンドで勝負を決めようとするモードに入っていたようで、そのスイッチを北村が入れたようにも見えます。

出来れば大振りのパンチが当たって安保がぐらつく、みたいなわかりやすい反撃シーンを見たかったし、ドサクサでタックル行って相手を投げる、みたいなシーンを見たかったのも確か。しかし北村の頑丈さ、最後まで前に出る気持ちを見ることが出来た試合ではありました。

PPV購入ページはこちらから↓↓↓

abema-ppv-onlinelive.abema.tv

もちろん、やるんだったらちゃんと特訓とかしてもうちょっと作戦とかもしっかりしてほしかったし、Abemaの番組の立て付けもちゃんと闘う方向でやってほしかった。

とにかく上がる土俵が不利過ぎたし、勝つための条件が整ってなさすぎた。「元新日本プロレス」という肩書が客寄せに使われた上で負けてしまったことに対しては、北村自身も反省するべきだと思います。上がる土俵を選ぶのも強さのひとつ。

もともと凄く応援していた人は「こんなもんじゃない」と言うと思いますが、私は「前に出続ける北村克哉」、「規格外な北村克哉」の片鱗を見せてもらった満足感がありました。

実際この入場ポーズに海外からかなり反応がありましたし、いろんな意味で「規格外」な男、北村克哉。とりあえずしばらくはYOUTUBEチャンネルのほうをチェックしていきたいし、一年練習して来年の大晦日、RIZINでスダリオ剛と闘う未来もあるんじゃないか。そんなことも思わせる試合でした。以上!試合終了後はもっとボロクソ言おうと思ってましたが、ちゃんと見たら面白かったです!