男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

謹賀新年!あけましておめでとうございます!といいつつクリスマスの全日本、FREEDOMSレポ!

2023年、今年も「男マンの日記」をよろしくお願いします!

さて年明けて2023年、あけましておめでとうございます。

12月は仕事がたてこんでいてなかなか更新できず、久々の更新が年賀エントリになってしまいました。今年もまあまあな忙しさが続きそうなので、うまく仕事と付き合いつつ、自分が見たものを極力書き、描いていこうと思っていますのでお付き合いいただけると幸いです。

更新しなかった間にも12月25日の全日本プロレス後楽園大会、プロレスリングFREEDOMS後楽園大会と観戦し、大晦日はRIZINをPPV観戦、それぞれに面白い興行だったので、クリスマスの2つの興行を振り返ろうと思います。

ちなみに鈴木軍ラストマッチもまだ配信で見てません!オーマイガー!

プロレスのおもちゃ箱的興行だった全日本プロレス後楽園大会

12月25日の全日本プロレス後楽園大会はとにかく橋本千紘&優宇の「チーム200Kg」が石川修司と組んで参戦し、諏訪魔&尾崎魔弓&雪妃真矢と対戦するセミファイナル目当てで見に行きました。

しかし意外な激戦となったのが全日本プロレスと新日本プロレスの若手対決。大森北斗&井上凌&安齊勇馬vs中島佑斗&大岩陵平&藤田晃生。互いの意地がぶつかり合う熱戦。安齋雄馬が東スポのプロレス大賞新人賞を獲得したこともあって狙われ、しかし身長は一回り大きい安齋が迎え撃つような形。大森北斗も新日本勢を挑発し、コントロールするなど気持ちが前に出た攻防ながら、互いの色が出た好試合でした。

 

そしてセミは期待通りのど迫力。いきなり先発の諏訪魔と橋本千紘。アマレスの攻防からタックルで諏訪魔を倒し、スープレックスでブン投げる橋本千紘の規格外さがとにかく凄かったのと、優宇もその体重を生かしたファイトで諏訪魔をタジタジに。ミックスドマッチでは勝敗が見えてしまったり、女子レスラーが攻められていると心配になることもありますが、この二人なら大丈夫。諏訪魔に「当たり負けしない」のがとにかく凄かった。尾崎の毒霧から諏訪魔のバックドロップで石川が沈みましたがとにかくチーム200Kgの力強さが見れて大満足。11月に仙女に行ったときはチーム200KgVSウナギ・サヤカ一人の試合だったために十分に力強さを見れなかったのもあり、この日はチーム200Kgを堪能できました。凄かった!

その時のエントリはこちら。いや、ビックリしたのは確かです。確かですけど...。

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そしてメインのジェイク・リー所属最終試合。宮原健斗&青柳亮生&タイチ&金丸義信vsジェイク・リー&青柳優馬&SANADA&BUSHI。文句なく面白くならないはずのないこの試合。予想通りの面白さであっという間の30分。手練が集まり、ちょっとだけ肩の力を抜いて観客を楽しませたメイン。文句なく「いや~!おもしろかった!」って言える一戦でした。

 

この日は興行のテンポもよく、後半3試合は全部「色の違う」試合。クリスマス・スペシャルというちょっと特殊な大会でしたが、全日本プロレスのサービス精神とマッチメイクの多彩さが光った大会になりました。こういうちょっと肩の力を抜いた「お祭り」的興行をもうちょっと増やしてもいいのでは?と思わせる面白さでした。面白かった!

 

 

葛西純の覚悟を見た!BLOOD X'mas 2022!

そして夜は葛西純プロデュース「BLOOD X'mas 2022」恒例の葛西純プロデュース興行。目当てはもちろん葛西純VSドリュー・パーカーのガラス&蛍光灯マッチでしたが、セミファイナルのタッグ選手権試合、凶器持ち込みデスマッチに登場した山下りなが光ってました。GCWでは男子とデスマッチタイトルを争っている山下りな。

GCWのアレックス・コロンと組み、杉浦透&平田智也の持つタイトルに挑んだ山下りな。市販のクリスマスツリーを凶器として持ち込み、杉浦&平田の持ち込んだガジェットボードで流血しても笑いながら向かっていく力強さと狂気!アレックス・コロンがガジェットボード上で平田のムーンサルトを食らって敗北は喫しましたが、男子相手に違和感なく立ち向かっていく凄み、当たり負けない強さを思い知らせてくれました。

 

メインはいよいよキング・オブ・フリーダムズタイトルマッチ。王者のドリュー・パーカーに葛西純が挑むという構図。デスマッチのカリスマ葛西純ですが現在齢48歳。ドリュー・パーカーは25歳。23歳差のドリューと葛西が闘うクリスマスのデスマッチとなりました。

蛍光灯に囲まれて割り合う二人、リング上はガラス破片で埋め尽くされ、二人共流血。しかしそれじゃ全然足りないとばかりに椅子で殴り合い、ガラスボードをセッティングしてコーナーから投げつける。しまいには互いに蛍光灯の破片で胸を切り裂いてさらに流血、ほんとにクリスマスになにやってんだという不謹慎ファイト全開ですがもちろん観客は大盛りあがり。葛西のパールハーバー・スプラッシュが出てからもこれでもか、これでもかと葛西が攻め込みますがそのたびドリューが盛り返して24分、スワントーンボムでドリュー勝利。しかしどうしても葛西を中心に見てしまうメイン。でもきっちり葛西のマイクをうけてドリュー・パーカーが締め。「デスマッチの中心はドリュー・パーカーだ」と印象つけたメインイベントでした。

葛西純主演映画「狂猿」観戦レポはこちら。葛西より竹田がヒドイ目にあってました。

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世代交代を感じさせた葛西純プロデュース興行。しかし、どこまでも男としてかっこいい姿を見せたのは葛西純。「デスマッチのカリスマ」と呼ばれるのはただ過激なデスマッチをするだけじゃなく、その背中に人生の厚みを感じさせるから。葛西純の「分厚さ」を見せつけられ、生きるという事をつい考えてしまったこの日の興行でした。

私達はどう生きるか...。葛西純のように生きたい。でも痛そう...。

改めて、今年も「男マンの日記」をよろしくお願いします!

今年もこんな感じでプロレス見たりお笑い見たり、たくさんエンタメに触れる一年になれば、そしてそれをできるだけ書いて、描いて、その楽しさを伝えていこうと思ってます。ここまで読んでくれた方、改めて今年もよろしくお願いします!私自身も、読者の方々も良い一年になりますように!